MayaのUndo(元に戻す)やRedo(やり直し)が遅いときは、別名保存後に新規シーンでも同じ症状が出るか確認します。
以下の手順はMaya 2016・2017向けの記録で、現行版すべてに当てはまる解決策ではありません。
MASHを使っている制作中のシーンでは、そのままプラグインを解除しないでください。
別名保存したうえで新規の検証用シーンに切り替え、解除前後を比較し、確認後は元の設定へ戻します。
Maya 2016・2017でCtrl+Zの反応が遅かった際に調べた、2017年の操作記録です。
当時の環境ではMASHプラグインを外して切り分けました。
Maya 2016・2017でMASHを切り分けた手順
Window > Settings/Preferences > Plug-in Managerを開きます。
Windows版の MASH.mll について、現在の Loaded の状態を控えてからチェックを外します。
解除できない場合は強制解除せず、検証を中断してください。
Autodeskの解除コマンド解説では、強制解除により使用中のノードがUnknownになり、正常に動作しなくなると警告しています。
当時のフォーラムには改善した報告と、改善しなかった報告の両方があり、原因は一つとは限りません。
解除前後で同じ簡単な操作を行い、UndoとRedoの反応を比較します。
改善の有無を記録したら Loaded を元に戻し、MASHを使う制作シーンは復元後に開いてください。
現行版で最初に確認すること
次の項目はMaya 2026の公式資料を基にした確認点で、今回の実機試験による解決結果ではありません。
- 新規シーンでは軽い:制作シーンの複製で、どの操作から遅くなるかを記録します。
- 新規シーンでも遅い:Mayaの版、OS、読み込んだプラグイン、再現する操作を整理します。
- Undoできない:PreferencesのUndoカテゴリで
UndoがOnか確認します。 - 履歴を無制限にしている:
Infiniteはメモリを多く使うため、作業保存後の検証シーンでFiniteと履歴上限を検討します。
公式Undo設定の既定値は Finite・50回ですが、これが全シーンの推奨値という意味ではありません。
設定を変えても消えた操作履歴は復元できず、履歴上限の調整で遅延が解消する保証もありません。
履歴消去と強制解除を復旧手順にしない
公式のプラグイン解除解説では、Undo履歴内の参照も解除を妨げると説明されています。
ただし、flushUndo は操作履歴全体を消すコマンドです。
元に戻したい作業が残っている状態では実行せず、解除できなかった状況を記録して切り分けを止めてください。
調査を続ける場合は、版・OS・シーンの違い・再現操作・変更した設定を添えてサポートへ相談します。
更新時の確認事項
2026年10月26日にAutodeskのUndo設定・プラグイン解除仕様と、当時の利用者報告4件を照合しました。
掲載画像は旧版の操作記録で、今回、旧版・現行版の遅延測定や解除・復元を実機では確認していません。
参考資料:当時の利用者による報告(Autodesk Community)。
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