Mayaでよく使うショートカットは、視点の操作がAlt+マウスの3つのボタン、移動・回転・スケールがW・E・R、選んだものを画面に収めるのがFです。
macOSでは、AltをOption、CtrlをControlに読み替え、保存や取り消しなどのファイルと編集の操作は⌘でも使えます。
割り当ての全体は、Mayaのメニューの[ウィンドウ]→[設定/プリファレンス]→[ホットキー エディタ]で確かめられます。
この記事では、ナビゲーション・選択・変形・編集・表示・アニメーションの順に、よく使うキーをWindowsとmacOSの両方で作業別の表にまとめました。
キーは2026年11月1日にAutodesk Maya 2027 ヘルプ:All Maya Hotkeysで確かめたもので、編集部の実機では押していません。
初期設定のホットキー(Maya 既定)を前提にしています。
ナビゲーション(視点)のショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 視点を回す(タンブル) | Alt+左ドラッグ | Option+左ドラッグ |
| 視点を平行に動かす(トラック) | Alt+中ドラッグ | Option+中ドラッグ |
| 寄る・引く(ドリー) | Alt+右ドラッグ | Option+右ドラッグ |
| 選んだものを画面に収める | F | F |
| 全体を画面に収める | A | A |
| すべてのビューで選んだもの・全体を収める | Shift+F・Shift+A | Shift+F・Shift+A |
| 複数画面と1画面を切り替え | Space(短く押す) | Space(短く押す) |
| ホットボックスを出す | Space(押したまま) | Space(押したまま) |
| 視点の変更を戻す・やり直す | [・] | [・] |
1ボタンや2ボタンのマウスを使うmacOSでは、[インタフェース]プリファレンスの[マウス トラッキング]を合わせて設定するよう、公式ヘルプが案内しています。
選択のショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 選択ツール | Q | Q |
| オブジェクトとコンポーネントの切り替え | F8 | F8 |
| 頂点・エッジ・フェース・UVを選ぶモード | F9・F10・F11・F12 | F9・F10・F11・F12 |
| 頂点フェースを選ぶモード | Alt+F9 | Option+F9 |
| 選択範囲を広げる・狭める(ポリゴン) | >・< | >・< |
| 階層やコンポーネントを順にたどる | ↑・↓・←・→ | ↑・↓・←・→ |
| 選択を変換 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 頂点に | Ctrl+F9 | Control+F9 |
| エッジに | Ctrl+F10 | Control+F10 |
| フェースに | Ctrl+F11 | Control+F11 |
| UVに | Ctrl+F12 | Control+F12 |
macOSでは、F9〜F12がExposéのショートカットと重なることがあります(Autodesk Maya 2027 ヘルプ:MacOS 対応 Maya のホットキー)。
効かないときは、Mayaのホットキーか、macOSのシステム環境設定のExposéのキーを変えます。
変形(移動・回転・スケール)のショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 移動ツール | W | W |
| 回転ツール | E | E |
| スケールツール | R | R |
| マニピュレータを表示 | T | T |
| ユニバーサル マニピュレータ | Ctrl+T | Control+T |
| 直前に使ったツール(選択・移動・回転・スケール以外) | Y | Y |
| マニピュレータを大きく・小さく | =(+)・− | =(+)・− |
ピボットとスナップ
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| ピボットを動かす | Dを押しながらドラッグ | Dを押しながらドラッグ |
| ピボットの移動とオブジェクトの移動を切り替え | Insert | Dを押しながらドラッグで代用 |
| グリッドにスナップ | X | X |
| カーブにスナップ | C | C |
| ポイントにスナップ | V | V |
| 移動・回転・スケールのスナップ(相対はShift+J) | J | J |
InsertやHomeのキーが無いMacのキーボードでは、Dキーでピボットを動かせると公式ヘルプに書かれています。
移動した後にトランスフォームの値を0に戻す方法は、Mayaのフリーズトランスフォームで説明しています。
編集・モデリングのショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 元に戻す | Ctrl+Z | Control+Z または ⌘+Z |
| やり直し | Ctrl+Y | Control+Y または ⌘+Y |
| 直前の操作を繰り返す | G | G |
| 複製 | Ctrl+D | Control+D |
| 変換を含めて複製 | Shift+D | Shift+D |
| 特殊な複製 | Ctrl+Shift+D | Control+Shift+D |
| グループ化 | Ctrl+G | Control+G |
| 親子付け・解除 | P・Shift+P | P・Shift+P |
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| コンポーネントを押し出す | Shift+マニピュレータをドラッグ | Shift+マニピュレータをドラッグ |
| コンポーネントをエッジに沿って滑らせる | Ctrl+Shift+マニピュレータをドラッグ | Control+Shift+マニピュレータをドラッグ |
| マルチカット ツール | Ctrl+Shift+X | Control+Shift+X |
| 四角ポリゴン描画(Quad Draw) | Ctrl+Shift+Q | Control+Shift+Q |
押し出しと滑らせる操作は、コンポーネントを選んでいるときに使います。
モデリングの途中でたまった履歴の消し方は、Mayaのヒストリを削除する方法をご覧ください。
表示のショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| ワイヤフレーム | 4 | 4 |
| シェーディング | 5 | 5 |
| シェーディングとテクスチャ | 6 | 6 |
| すべてのライトを使う | 7 | 7 |
| ワイヤフレームとシェーディングを切り替え | Alt+5 | Option+5 |
| スムーズ メッシュ プレビュー:なし・ケージ付き・あり | 1・2・3 | 1・2・3 |
| スムーズの分割レベルを上げる・下げる | Page Up・Page Down | Page Up・Page Down |
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 選んだものを隠す | Ctrl+H | Control+H |
| 選んだものを表示 | Shift+H | Shift+H |
| 最後に隠したものを表示 | Ctrl+Shift+H | Control+Shift+H |
| 選んでいないものを隠す | Alt+H | Option+H |
| 背景の色を切り替え | Alt+B | Option+B |
| パネルを全画面にする | Ctrl+Space | Control+Space |
公式の一覧では、1・2・3はポリゴンメッシュの表示(display)の切り替えとして載っています。
アニメーションのショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| キーを設定 | S | S |
| 移動・回転・スケールにだけキーを設定 | Shift+W・Shift+E・Shift+R | Shift+W・Shift+E・Shift+R |
| 再生・停止 | Alt+V | Option+V |
| 最小フレーム(通常は0)へ | Alt+Shift+V | Option+Shift+V |
| 1フレーム進む・戻る | Alt+.・Alt+, | Option+.・Option+, |
| 次のキー・前のキーへ | .・, | .・, |
| タイムスライダーをスクラブ | Kを押しながら中ドラッグ | Kを押しながら中ドラッグ |
キャラクターのアニメーションの流れは、MayaのHumanIKのアニメーション方法で扱っています。
ファイル・画面のショートカット
| 操作 | Windows | macOS |
|---|---|---|
| 新規シーン | Ctrl+N | Control+N または ⌘+N |
| シーンを開く | Ctrl+O | Control+O または ⌘+O |
| シーンを保存 | Ctrl+S | Control+S または ⌘+S |
| 名前を付けて保存 | Ctrl+Shift+S | Control+Shift+S または ⌘+Shift+S |
| アトリビュート エディタとチャネル ボックスを切り替え | Ctrl+A | Control+A |
| メニュー セット:モデリング・リギング・アニメーション・レンダリング | F2・F3・F4・F6 | F2・F3・F4・F6 |
| メイン メニュー バーの表示・非表示 | Ctrl+M | Control+M |
ファイルと編集のキーは、macOSではControlのほかに⌘でも使えると公式の一覧に書かれています。
それ以外のCtrlのキーは、macOSではControlに読み替えます。
ホットキーを変える・確かめる
ホットキーの割り当ては、[ウィンドウ]→[設定/プリファレンス]→[ホットキー エディタ]で見られます。
初期設定のMaya 既定(Maya Default)は編集できないので、複製したセットを作ってから割り当てを変えます(Autodesk Maya 2027 ヘルプ:ホットキー エディタ)。
Ctrl+Wのように、OSが使うために割り当てられないキーもあります。
変えたホットキーが次の起動で戻るときは、Mayaのショートカットが保存されないときの対処を確かめてください。
つまずきやすい所と対処
| つまずき | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| macOSでCtrlのキーを⌘で押す | 割り当てと違うキーになる | ファイル・編集以外はControlで押す |
| macOSでF9〜F12を押す | 選択モードが変わらない | Exposéのキーか、Mayaのホットキーを変える |
| Insertの無いキーボードでピボットを動かす | ピボットの編集に入れない | Dを押しながらマニピュレータをドラッグ |
| 1・2ボタンのマウスで視点を動かす | 中・右ボタンを使う操作がそのままでは押せない | [マウス トラッキング]のプリファレンスを合わせる |
| Maya 既定のまま割り当てを変えようとする | 編集できない | セットを複製してから変える |
よくある質問:Mayaのショートカット
macOSではCtrlと⌘のどちらを使いますか?
基本はControlで、AltはOptionに読み替えます。
新規・開く・保存と、取り消し・やり直し・切り取り・コピー・貼り付けは⌘でも使えます。
ショートカットの全体を見るには?
[ウィンドウ]→[設定/プリファレンス]→[ホットキー エディタ]を開きます。
Autodeskのヘルプの「All Maya Hotkeys」でも一覧を検索できます。
この一覧は何版のMayaのものですか?
2026年11月1日時点で公開されている、Maya 2027のヘルプで確かめました。
BlenderやMaxから移ってきた場合は?
Blenderとの操作の違いはBlenderをMaya風の操作にする方法、3ds Maxとの違いは3ds MaxとMayaの違いで扱っています。
まとめ
視点はAlt+マウス、変形はW・E・R、収めるのはF、選択モードはF8〜F12、キーの設定はSから覚えると、作業の大半をキーで進められます。
macOSではAltをOption、CtrlをControlに読み替え、ファイルと編集の操作だけは⌘でも使えます。
割り当てを変えるときは、Maya 既定を複製したセットで変えてください。
