3ds MaxとMayaは、どちらもAutodeskの3DCGソフトで、2026年11月1日時点の日本の価格は同じです(1か月44,000円・1年345,400円・3年1,037,300円)。
違いは得意分野と対応OSで、Autodeskは、Mayaをキャラクターのアニメーションと視覚効果に、3ds Maxをモデリングと建築などのビジュアライゼーションに向くソフトとして説明しています。
3ds MaxはWindowsだけで動き、MayaはWindows・macOS・Linuxで動きます。
この記事では、2つの違いを表で比べたうえで、料金、Indie版の条件、作りたいもの別の選び方を、Autodeskの公式ページをもとにまとめました。
Mayaのよく使うキーはMayaのショートカット一覧で作業別に引けます。
3ds MaxとMayaの違い(比較表)
| 項目 | Maya | 3ds Max |
|---|---|---|
| Autodeskの位置づけ | 映画・テレビ・ゲーム向けの3Dアニメーションと視覚効果のソフト | ゲームとデザインビジュアライゼーション向けの3Dモデリング・アニメーション・レンダリングのソフト |
| 得意分野(Autodeskの説明) | キャラクター制作、アニメーション、リギング、Bifrostによるシミュレーション | モデリング、テクスチャ・シェーディング、Arnoldでのレンダリング、建築のビジュアライゼーション |
| 対応OS | Windows・macOS・Linux | Windows 11・Windows 10 |
| 価格(1年契約) | 345,400円 | 345,400円 |
| Indie版 | あり(収入などの条件つき) | あり(収入などの条件つき) |
| 学生・教員 | 認定教育機関なら1年間無償 | 認定教育機関なら1年間無償 |
| インストールできる台数 | 3台まで(同時に使えるのは1台) | 3台まで(同時に使えるのは1台) |
位置づけと得意分野はAutodesk:Maya vs 3ds Max(英語)、対応OS・価格・台数は日本の製品ページのよくある質問(Maya・3ds Max)によります。
どちらも、モデリング・アニメーション・レンダリングの機能はひと通り持っています。
違うのは、Autodeskがどの作業に力を入れていると説明しているかです。
料金(2026年11月1日確認)
| 契約 | Maya | 3ds Max |
|---|---|---|
| 1か月契約 | 44,000円 | 44,000円 |
| 1年契約 | 345,400円 | 345,400円 |
| 3年契約 | 1,037,300円 | 1,037,300円 |
価格はAutodesk日本公式の製品ページのよくある質問に書かれている金額です。
Mayaの購入欄では、1年契約を月あたり28,784円と表示しています。
1か月契約を12か月続けると528,000円になり、1年契約より182,600円高くなります。
使う頻度が低い人向けに、使った日数に応じてトークンを消費する従量課金(Autodesk Flex)もあります。
価格は変わることがあるので、契約の前に公式ページで確かめてください。
両方使いたい場合
Mayaと3ds Maxは、どちらもMedia & Entertainment Collectionに含まれています。
Autodeskの比較ページによると、3ds Maxは同社の業種別のコレクションすべてに標準で含まれます。
Indie版の条件
Mayaにも3ds Maxにも、個人や小さな制作者向けのIndie版があり、日本は提供対象の国に入っています(Maya Indie・3ds Max Indie)。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 収入 | クリエイティブ制作による年間の総収入が1,500万円未満 |
| 案件の規模 | 10万米ドルを超えるプロジェクトには使えない |
| 本数 | 1ユーザーまたは1組織につき1本まで |
条件を満たしていないと判断された場合、Autodeskはサブスクリプションを一時停止または終了することがあると書いています。
Indie版の価格は製品ページには書かれていないので、購入画面で確かめてください。
作りたいもので選ぶ
| したいこと | 向くソフト | Autodeskの説明 |
|---|---|---|
| キャラクターを動かしたい(アニメーション・リギング) | Maya | アニメーションとリギングの機能でキャラクターや生き物に命を吹き込む |
| 爆発や布などのエフェクトを作りたい | Maya | Bifrostで物理的に正確で複雑なシミュレーションを作れる |
| 建築やインテリアのパースを作りたい | 3ds Max | 建築の高品質なレンダリングと細かい小物のモデリングに使う |
| ゲームの背景や小物を大量に作りたい | 3ds Max | 広い世界と細かい小物を作るモデリング機能 |
| ゲーム開発全般 | どちらも使える | Mayaはキャラクター、3ds Maxは世界づくりに強いと説明 |
| MacやLinuxで使いたい | Maya | 3ds MaxはWindowsだけに対応 |
会社や学校、参加するチームで使うソフトが決まっているなら、それに合わせるのが先です。
データのやり取りにFBXを使う場合は、MayaからFBXを書き出す方法も参考にしてください。
Mayaから3ds Maxへ移るとき
Mayaに慣れた人が3ds Maxを使うと、視点の操作や選択の方法が違って戸惑います。
3ds MaxをMayaに近い操作にする設定はMayaユーザーのための3ds Maxの操作と設定にまとめています。
各ソフトの最近の変更点はMayaの新機能まとめと3ds Maxの新機能まとめで確かめられます。
買う前に試す
どちらの製品ページにも無償体験版のダウンロードがあります。
体験版から有料のサブスクリプションへは、体験版の画面の[購入する]から切り替えられます(体験版のサインインと同じメールアドレスで購入)。
認定教育機関の学生と教員は、Autodesk Education Communityから1年間無償で使えます(Mayaの製品ページのよくある質問)。
Maya用のPCの条件はMaya用PCの選び方で解説しています。
つまずきやすい所と対処
| つまずき | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| Macで3ds Maxを使おうとする | 3ds MaxはWindows 11・10にしか対応していない | Mayaを選ぶか、Windowsの環境を用意する |
| 1か月契約を長く続ける | 12か月で528,000円になり、1年契約より182,600円高い | 1年以上使うなら1年契約を比べる |
| Indie版を条件を超えて使う | サブスクリプションが止められることがある | 年間の総収入1,500万円未満などの条件を確かめる |
| 2台のPCで同時に使う | 同時にサインインして使えるのは1台 | インストールは3台まで、使うのは1台ずつ |
| 機能の有無だけで比べる | どちらも主要な機能を持っていて差が見えない | 作りたいもの(キャラクターか背景・建築か)で選ぶ |
よくある質問:3ds MaxとMaya
3ds MaxとMayaの価格は違いますか?
2026年11月1日時点の日本の価格は同じです。
1か月44,000円、1年345,400円、3年1,037,300円です。
初心者はどちらから始めればいいですか?
Autodeskは難しさで分けておらず、作りたいもので選ぶソフトとして説明しています。
キャラクターを動かすならMaya、建築や背景を作るなら3ds Maxが候補です。
Macで3ds Maxは使えますか?
使えません。
3ds Maxの対応OSはWindows 11とWindows 10です。
無料で使う方法はありますか?
認定教育機関の学生・教員は1年間無償で使えます。
それ以外は無償体験版で試すか、無料のオープンソースソフトのBlenderを検討します。
まとめ
3ds MaxとMayaは、2026年11月1日時点で価格が同じで、違いは得意分野と対応OSです。
キャラクターのアニメーションやエフェクトならMaya、建築や背景のモデリングとレンダリングなら3ds Maxが、Autodeskの説明に沿った選び方です。
Macで使うならMayaを選び、迷うときは無償体験版で両方を試してください。
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