Visual Studioで文字を入力すると、そこにあった文字が消えてしまう現象の原因と解消方法を紹介します。
文字を入力すると、カーソルの右にある文字が消えていく。
これは上書きモードになっているためです。
Insertキーをもう一度押すと元に戻ります。
Visual StudioとVS Codeで、切り替わらないようにする設定の場所が違います。
| 使っているもの | 解除 | 誤って切り替わらないようにする |
|---|---|---|
| Visual Studio | Insertキー | ツール → オプション → キーボード |
| VS Code | Insertキー | キーボードショートカット(Ctrl+K Ctrl+S) |
原因
Insertキーを押してしまうと、「挿入モード」と「上書きモード」が切り替わります。
「上書きモード」になっていると、文字を入力した際にカーソル位置の文字が上書きされて消えてしまいます。
解消方法
再度Insertキーを押すと「挿入モード」に戻ります。
Visual Studioで切り替わらないようにする設定
誤ってInsertキーを押しても切り替わらないように、ショートカットを無効化できます。
- メニューバー → ツール → オプションを開く
- キーボードを選択
- 入力欄に「上書き」と入力して検索
- 「編集.上書きモード」を選択
- ショートカットを削除

これでInsertキーを誤って押しても、上書きモードに切り替わらなくなります。
VS Codeで上書きモードを解除する
VS CodeもInsertキーで切り替わります。
上書きモードのあいだは、画面右下のステータスバーにOVRと出ます。
これが出ていたら上書きモードです。
コマンドパレットから切り替えることもできます。
コマンド名は「View: Toggle Overtype/Insert Mode」です。
Insertキーで切り替わらないようにする
Visual Studioと同じく、キーの割り当てを外しておけます。
- File > Preferences > Keyboard Shortcuts を開く(Ctrl+K Ctrl+S)
- 検索欄に「Overtype」と入力する
- 「View: Toggle Overtype/Insert Mode」の割り当てを削除する
これでInsertキーを押しても上書きモードにならなくなります。
上書きモードの見た目と貼り付けの設定
上書きモードのときだけカーソルの形を変えることもできます。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
editor.overtypeCursorStyle | 上書きモード中のカーソルの形を変える |
editor.overtypeOnPaste | 上書きモード中の貼り付けで上書きするか挿入するか。既定は挿入 |
なお、VS Codeに上書きモードが入ったのはバージョン1.96(2024年11月)からです。
それより前のVS Codeには上書きモードがなく、Vimのキーマップを入れない限り切り替わりませんでした。
古いまま使っていて文字が消える場合は、別の原因を疑ってください。
※ VS Codeの仕様は、公式リリースノート v1.96 と公式ドキュメント「Keyboard shortcuts for Visual Studio Code」で2026年9月19日に確認しました。
ほかの記事はUnityの使い方まとめからご覧いただけます。
Unityのほかの記事は、まとめからご覧いただけます。

環境設定の記事は、ほかにもあります。




