以下は保存されていた過去原稿をもとにした操作記録です。
掲載画像やメニューは当時のもので、現行版での再現試験は行っていません。
Maya LTは販売を終了しています。
月間・年間サブスクリプションの新規購入と更新は2022年12月7日に終了しており、以下は当時使った機能と制限の記録です。
Maya LTについての所感と仕様のまとめです。
Maya LT について
一部の機能を制限したMayaの廉価版として提供されていました。
現在の購入候補や料金比較としては使わないでください。
.mb形式で保存できない
専用の拡張子である.mlt形式で保存されます。
当時はFBX経由で通常版Mayaとのデータ連携を試しました。
FBXですべてのリグ、制約、シェーダーがそのまま移るとは限らないため、メッシュ・骨・アニメーションを分けて確認する必要があります。
なお、通常版MayaからMaya LTへのデータ変換については、執筆時点では問題なく行えています。
レンダリング機能がない
ビューポート上のUI表示をすべて非表示にし、プレイブラスト機能で画面を出力します。
Pythonが使用できない
スクリプトはMELで記述します。
コンポーネントエディタがない
代替となるMELスクリプトが公開されています。
公開されているスクリプト制作者の方に感謝いたします。
http://bochituku.jugem.jp/?eid=1
リファレンスエディタがない
小規模なアセット制作であれば、大きな支障にはなりにくい印象です。
UI上にLambertマテリアルがない
初期状態のUI上ではPhongマテリアルのみが表示されます。
ただしノード自体は内蔵されており、createNode lambert;コマンドを実行して生成でき、DAGオブジェクトのみの表示を解除したOutlinerなどからモデルへの割り当ても可能です。
キャラクターセット機能がない
UI上には見当たりませんが、内部的には機能が用意されているようです。
character -name "CharacterSet1" -excludeVisibility -excludeScale;
Mayaの記事は、ほかにもあります。




Maya LTのまとめ
当時のゲーム用アセット制作では、必要な機能が揃っていると感じました。
不要な機能が削ぎ落とされている分、動作も軽快に感じられます。
新しく環境を選ぶ場合は、MayaやMaya Creativeの現行の提供条件を公式サイトで確認してください。
Maya CreativeはMaya LTと同じ制限やファイル形式の製品ではありません。
3DCGのほかの記事は、まとめからご覧いただけます。

