Unityは、Unity Hub というアプリでエディタのバージョンやプロジェクトを管理します。
まず Unity Hub を入れ、その中からエディタと、書き出したい機種のモジュールを入れます。
- エディタの追加:Unity Hub の「インストール」→「エディターをインストール」
- Android・iOS などはモジュールとして一緒に、またはあとから足す
- あとから足す:Hubで入れたEditorのManage(歯車表示の場合あり)→Add modules
- 旧Hub CLIのコマンド例も掲載(新規の自動化ではUnity CLIを確認)
この記事の手順は、2026年9月29日に Windows 11 に Unity Hub 3.21.3 を入れ、Unity Hub のコマンドで確かめた結果にもとづいています。
エディタそのものは入れておらず、Unity Hub の画面の写真は載せていません。
画面の手順の項目名は英語版(Installs・Install Editor・Add modules)を訳して書いているため、日本語の表示と少し違うことがあります。
Unity Hubを入れる
Unity公式のダウンロードページからUnity Hubのインストーラーを入手して実行します。
当方は Windows のパッケージ管理(winget)で入れました。
winget install --id Unity.UnityHub -eUnity Hub を起動したら、Unity のアカウントでサインインし、利用条件を満たすライセンスを有効にします。
Personalは「個人なら必ず使える」という条件ではありません。
売上・資金調達などの条件を公式のPersonal案内で確認してください。
エディタを追加する
- Unity Hub の左の「インストール」を開く
- 「エディターをインストール」を押す
- 教材・チーム・アセットの対応条件とサポート期限を確認し、入れるバージョンを選ぶ
- 書き出したい機種のモジュールにチェックを入れる
- 「インストール」を押す
どのバージョンを選ぶかは、Unityのどのバージョンを使うべきかで詳しく紹介しています。
利用可能なバージョンの確認と過去の取得例
以下は2026年9月29日に取得した一覧の記録です。
editors -rは利用可能なリリースを表示するコマンドで、表示された全項目が推奨版という意味ではありません。
ベータも含むため、正式版と区別してください。
& "$env:ProgramFiles\Unity Hub\Unity Hub.exe" -- --headless editors -r6000.7.0b2
6000.3.25f1
6000.0.84f1
6000.6.3f16000.x は Unity 6 のことで、6000.3 が Unity 6.3、6000.0 が Unity 6.0 です。
末尾の b はベータ版、f は正式版を表します。
エディタの入る場所は、初期値で次のフォルダーでした。
C:\Program Files\Unity\Hub\EditorCドライブが足りないときは、Unity Hub の設定か、コマンドの install-path で入れる場所を変えられます。
Android・iOSのモジュールをあとから足す
Hubからインストールしたエディタには、あとからモジュールを追加できます。
公式のモジュール追加手順ではInstalls → Manage → Add modulesを案内しています。
Hub以外で入れてLocateで登録しただけのエディタは対象外です。
Add modulesがない場合は導入方法を確認し、必要なプロジェクトと設定を保全したうえでHub経由の再インストールを検討します。
- Unity Hub の「インストール」を開く
- モジュールを足したいエディタのManage(管理。版によって歯車表示)を開く
- 「モジュールを加える」を選ぶ
- 足したいモジュールにチェックを入れて「インストール」を押す
インストールを押すとダウンロードが始まり、進捗はHubのDownloadsウィンドウで確認できます。
ボタンを押しただけでは完了ではないため、対象版とモジュールの処理結果を確認してからEditorで試してください。
Android に書き出すなら、Android Build Support に加えて、その下の Android SDK & NDK Tools と OpenJDK も入れます。
iOS Build SupportはWindowsでもXcodeプロジェクトを生成するために使えます。
ローカルでの最終ビルドにはmacOSとXcodeが必要です。
手元のMacを使わずにビルドする選択肢としてUnity Build Automationもあります。
公式のiOSビルド手順で要件を確認してください。
旧Hub CLIのコマンド例
以下は従来のHub CLIの例です。
2026年10月24日に確認した公式Hub CLIリファレンスでは、Hub 3.18.0以降は非推奨とされています。
新規の自動化ではUnity CLIを確認し、両者の引数を混ぜないでください。
以下のPowerShell例は既定のインストール先を使うため、場所が違う場合は実際のパスへ変更します。
先頭の&は引用符で囲んだ実行ファイルを呼び出す記号です。
& "$env:ProgramFiles\Unity Hub\Unity Hub.exe" -- --headless help| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| 利用可能なリリースの一覧 | editors -r |
| 入れてあるエディタの一覧 | editors -i |
| エディタを入れる | install --version 6000.3.25f1 |
| モジュールを足す | install-modules --version 6000.3.25f1 -m android |
| 子のモジュールもまとめて入れる | --childModulesを付ける |
| 入れる場所を見る・変える | install-path -g / install-path -s フォルダー |
--headless help の出力をもとに作成表のinstall --versionだけで指定できるのは、リリース一覧にある版です。
editors -rにない版を指定するときは、公式リファレンスに従って--changesetも指定します。
記事中の過去の版番号を、そのまま導入可能だとは判断しないでください。
旧Hub CLIは、標準では一部のエラーをコンソールに出しません。
導入できない理由が表示されない場合は--errorsを付けて確認します。
エラーが出ないことだけで成功とは判断せず、editors -iで対象の版が登録されたかも照合してください。
コマンドのヘルプに出ていた主なモジュールの名前です。
| モジュール | 名前(-m に書くもの) |
|---|---|
| Android Build Support | android |
| Android SDK & NDK Tools | android-sdk-ndk-tools |
| OpenJDK | android-open-jdk |
| iOS Build Support | ios |
| WebGL Build Support | webgl |
| Windows Build Support (IL2CPP) | windows-il2cpp |
| Mac Build Support (Mono) | mac-mono |
| Linux Build Support (IL2CPP) | linux-il2cpp |
| 日本語のエディタ表示 | language-ja |
次はHub経由でインストール済みのEditorにAndroidと子モジュールを追加するPowerShell例です。
6000.3.25f1は過去の説明用番号で、現在の推奨版ではありません。
対象のインストール済みEditor番号に変更してください。
この修正版コマンドによる導入は本記事では再実行していません。
& "$env:ProgramFiles\Unity Hub\Unity Hub.exe" -- --headless install-modules --version 6000.3.25f1 -m android --childModulesヘルプには、使えるモジュールはバージョンによって違うと書かれています。
エディタを日本語にする
Hub自体を日本語にする設定と、Editorの言語パックは別です。
Hubの表示言語はSettings → Appearance → Languageで変更します。
Editorを日本語にする場合は、次の言語パックとEditor側の設定が必要です。
language-ja のモジュールを入れると、エディタの表示を日本語にできます。
言語パックを入れたあと、WindowsのEditorではEdit → Preferences → Languagesを開き、Editor Languageを有効にして日本語を選び、Editorを再起動します。
表示名は版により異なります。
公式の言語設定手順も確認してください。
ネットの情報は英語の表示で書かれていることが多いので、慣れるまでは英語のままにしておくのも手です。
まとめ
- Unity Hub を入れて、「インストール」からエディタとモジュールを入れる
- Hubで入れたEditorのモジュールはManage → Add modulesから追加できる
- Android は Android Build Support・SDK & NDK Tools・OpenJDK の3つを入れる
- 旧Hub CLIでも操作例はあるが、非推奨のため新規の自動化はUnity CLIを確認する
参考:Unity Hub 3.21.3 のコマンドのヘルプ(2026年9月29日に確認)。
2026年10月26日に公式のHub CLI・モジュール追加・言語設定の資料を再照合しました。
今回、Editorやモジュールの導入、CLIの実行、言語変更は行っていません。
既存の2026年9月29日の出力は、当時の記録として残しています。
