MayaユーザーがBlenderを導入する際、操作体系の違いが大きなハードルになります。
現在のBlenderでは、まずIndustry Compatibleキーマップを試す方法があります。
この記事の後半はBlender 2.7時代の設定記録で、現在の画面や設定項目とは異なります。
現在のBlender:Industry Compatibleキーマップを使う
PreferencesのKeymapでIndustry Compatibleを選びます。
Alt+左ドラッグで回転、Alt+中ドラッグで平行移動、Alt+右ドラッグでズームする操作体系です。
Mayaの全操作が再現されるわけではなく、Blender標準キーマップを前提とする解説とはキーが異なる点に注意してください。
以下の投稿は当時の設定例です。
https://twitter.com/cg_method/status/1280111375667171328?s=20
Blender v2.7以前:日本語化
まずはUIを日本語表示に設定します。
File > User Preferenceを開き、「System」タブを選択します。
「International Fonts」にチェックを入れます。
表示されたメニューで「Interface」と「Tooltips」にチェックを入れ、「ユーザー設定の保存」をクリックします。
Blender v2.7以前:プリセットをMayaに
「入力」タブの左上にあるプリセットから「Maya」を選択します。
なお、もう一箇所あるプリセットについては、変更せずにBlenderのままにしておくことを推奨します。
過剰に変更すると、Blenderのチュートリアルや操作方法を調べる際に混乱が生じやすくなります。
Blender v2.7以前:テーマカラーをMaya風に変更
以下はBlender 2.7向けに使用していたテーマの記録です。
現在のバージョンでの互換性は確認していません。
当時は下記のコードを「MayaThemeColor.xml」として保存していました。
「テーマ」タブで「テーマをインストール」ボタンを押し、保存したxmlファイルを読み込みます。
参考
Blender v2.7以前:カメラ操作をMaya風に変更
「入力」タブ >「3Dビュー」>「3D View(Global)」を開きます。
- ビューを回転:中クリック ▶ Alt + 左クリック
- ビューを移動:Shift 中クリック ▶ Alt + 中クリック
- ビューをズーム:Ctrl 中クリック ▶ Alt + 右クリック
- 選択部分を表示:Ctrlテンキー ▶ F
Blender v2.7以前:設定データの保存場所
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\<バージョン>\config\userpref.blend
上記はWindowsでの設定ファイルの保存先です。
ユーザー名とバージョンは利用環境の値に読み替えます。
設定を変更する前にバックアップを作成しておくことを推奨します。
Blender v2.7以前:まとめ
- 変更したショートカットの項目にRestoreボタンが点灯。さらにショートカットには×ではなく←の矢印が点灯するので、そこで変更箇所を確認できます。
- 根本的にソフトの思想が違うので、まずはカメラ操作だけに変更をとどめ、使いながらショートカットを変更することをおすすめします。理由としては機能を検索した時に変更しすぎるとショートカットでメニューが表示されなくなる等弊害が出る恐れがあります。
Blender v2.7以前:変更しておくと便利なショートカット
何もないところをクリックして選択解除
検索バーに「アクティブ/選択」と入力して検索します。
ショートカットがマウス選択になっている項目を展開します。
「view3d.select」を「view3d.select_or_deselect_all」に変更し、Enterキーを押します。
これにより、何もない場所のクリックで選択解除(または全選択解除)が実行されるようになります。
参考
http://nandemo-bibouroku.blogspot.com/2016/06/blender.html
移動・回転・拡大縮小
「入力」タブ >「3Dビュー」>「3D View(Global)」から設定します。
移動:G ▶ W 回転:R ▶ E 拡大縮小:S ▶ R
マニピュレーターは下部メニューのアイコンをクリックして表示を切り替えられます。
Blender v2.7以前:変更しなくてもよいショートカット
四分割表示
- スクリーン>四分割表示のショートカットを「スペース」にかわりに検索メニューのショートカットを「Ctrl+Alt+Q」にして入れ替える ※その先、ビューが実際他のビューに切り替えることはできません。
Blender v2.7以前:個人的なメモ
スケール。比率を保ったまま拡縮する時は中心ではなく、白いリングあたりをドラッグする。
グリッドにスナップ 下側のメニューの磁石アイコン。ショートカットはShift+Tab
3DCGに関するその他の記事は、まとめページから確認できます。

BlenderやUnreal Engineの記事は、ほかにもあります。


