3DCG用のPCを、使い方とメモリ容量で絞り込める比較表にまとめました。
「使い方で選ぶ」フィルタを入れているのが、この表の特徴です。
GPUレンダラーはVRAM容量、CPUレンダラーはコア数、ZBrushはクロックとコア数と、重視すべきスペックが用途ごとに異なるためです。
詳しい選定基準は3DCG用PCの選び方で解説しています。
比較表(絞り込み・ソート対応)
※ 表の製品名を選ぶと、該当機種の解説と購入先へ移動します。
5件を表示中
| 製品名 | CPU | メモリ | GPU | SSD | 実売価格 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB (Ryzen 7 5700X / 32GB)GPUレンダ向き | Ryzen 7 5700X 8コア/16スレッド | 32GB | RTX 5060 Ti VRAM 16GB | 512GB | 284,000円 | GPUレンダの入門。VRAM 16GB |
| ゲーミングPC RTX 5070 Ti (Ryzen 7 9800X3D / 32GB)GPUレンダ向き | Ryzen 7 9800X3D 8コア/16スレッド | 32GB | RTX 5070 Ti VRAM 16GB | 2TB | 546,000円 | GPUレンダ+ZBrushも快適 |
| ゲーミングPC RTX 5080 (Ryzen 7 7700 / 64GB)GPUレンダ向き | Ryzen 7 7700 8コア/16スレッド | 64GB | RTX 5080 VRAM 16GB | 512GB | 621,000円 | メモリ64GB。大きなシーン向け |
| ゲーミングPC RTX 5080 (Ryzen 7 9800X3D / 64GB / 2TB)ZBrush向き | Ryzen 7 9800X3D 8コア/16スレッド | 64GB | RTX 5080 VRAM 16GB | 2TB | 708,000円 | ZBrushにも効く高クロック |
| NEWLEAGUE (Ryzen 9 9950X3D / RTX 5080 / 64GB)CPUレンダ向き | Ryzen 9 9950X3D 16コア/32スレッド | 64GB | RTX 5080 VRAM 16GB | 2TB | 699,800円 | 16コア。CPUレンダ向き |
※価格は2026年9月3日時点のAmazon.co.jp実売価格(変動します)。「向き」の判定は、GPUレンダラーはVRAM容量、CPUレンダラーはコア数、ZBrushはクロック×コア数を重視する前提で付けています。
GPUレンダラーを使う場合
約28.4万円:RTX 5060 Ti 16GB|入門ライン
この価格帯でVRAM 16GBを確保できる点が利点です。
GPUレンダリングではシーン全体のデータがVRAMに収まるかが処理上限になるため、容量の確保が重要です。
上位機種より演算速度は劣りますが、メモリ不足によるレンダリング停止を防ぎやすくなります。
約54.6万円:RTX 5070 Ti|性能と容量の両立
VRAM容量は16GBと同等ですが、レンダリング速度が向上します。
X3DシリーズCPUを搭載しており、CPU処理主体のZBrushでの作業にも効果があります。
複数のソフトを併用して制作する環境に向いています。
約62.1万円:RTX 5080+メモリ64GB|大規模シーン向け
メインメモリ64GBを標準搭載している点が強みです。
高解像度テクスチャや大量のポリゴンを扱う際、VRAMの容量を超過したデータはメインメモリから読み出されます。
メインメモリに余裕があれば、超過時の大幅な速度低下を軽減できます。
CPUレンダラーを使う場合
約70万円:Ryzen 9 9950X3D(16コア)
16コアCPUの処理能力により、Arnoldなどのレンダリング時間を短縮できます。
CPUレンダリングはコア数が直接処理速度に直結するため、CPUレンダラー主体の作業で真価を発揮します。
メモリ64GBとRTX 5080も搭載しているため、GPUレンダラーへの移行や併用にも対応可能です。
ZBrushを中心にする場合
約70.8万円:RTX 5080+Ryzen 7 9800X3D
ZBrushはビューポート描画や演算にGPUを活用しないため、ZBrush単体では高性能GPUを必要としません。
ただし他のDCCツールやレンダラーも併用する場合は、高クロックCPUとメモリ64GBの構成が有効に機能します。
ZBrush専用機として検討する場合は、GPUグレードを下げて予算をCPUやメモリに配分する構成も有効です。
選定時の注意点
- 使用するレンダラーを事前に決める。
GPUレンダラーかCPUレンダラーかによって、優先すべきパーツが変わります。 - ZBrush中心ならGPUへの過度な投資を避ける。
GPU性能に依存しない設計のため、CPU性能やメモリ容量を優先してください。 - デスクトップPCならメモリは後から増設できる。
空きスロットがあれば初期導入を32GBに抑え、制作規模の拡大に応じて増設する運用も可能です。 - グラフィックボードのVRAMは後から増設できない。
GPUレンダラーを扱う場合は、購入段階で必要なVRAM容量を確保してください。
まとめ
表を確認する際は、まず制作スタイルや使用ソフトで絞り込んでください。
GPUレンダラー向けなら28万円台から、CPUレンダラー対応やメモリ64GB構成を求める場合は60万円以上が目安です。
スペック選定の詳細は3DCG用PCの選び方で解説しています。
※本記事に掲載した価格・仕様は2026年9月3日時点の調査に基づきます。
最終調査日:2026年9月3日。
価格は変動するため、購入前に販売ページで最新の情報をご確認ください。
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制作PCの構成と増設の選び方
候補機種を比較する際は、作業内容に応じた要求スペックと、将来的な増設可否を確認してください。
運営メディア「デザノマ」の制作PCの構成と増設の選び方で確認できます。
