本記事では、Live2Dの概要や初心者向けの始め方を詳しく解説します。
VTuber市場の拡大に伴い、Live2Dのスキルを身につけて副業につなげる方も増えています。
Live2Dとは?
株式会社Live2Dが開発した、2Dイラストに立体的な動きをつけるためのソフトウェアです。
内部的には3Dの技術を応用していますが、2Dイラストの質感を保ったまま動かすことに特化したソフトウェアのため、一般的な3Dモデリングソフトに比べて直感的に習得できます。
公式チュートリアルに沿って1体制作すれば、約2週間ほどで基本的な操作手順を習得できます。
株式会社Live2D概要
開発元である株式会社Live2Dの基本情報は以下のとおりです。
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社Live2D |
| 代表取締役 | 中城 哲也 ( Tetsuya Nakajo ) |
| 住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-20-2 小池ビル7F |
| 設立 | 2006年7月31日 |
| 事業内容 | Live2D関連ソフトウェアおよびサービスの開発、グラフィックス制作 |
| HP | http://www.live2d.jp/ |
Live2Dの採用事例
主にVTuberのモデルやゲームの立ち絵、アニメーション映像作品などに幅広く採用されています。
VTuber「月ノ美兎」
バーチャルYouTuberの普及には、手描きイラストの魅力をそのまま動かせるLive2Dの扱いやすさが大きく貢献しています。
スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」
ゲーム内のキャラクターイラストに自然な息づかいや表情の変化をつける用途でも、Live2Dは多用されています。
映像作品 Live2D Original Short Animation『HERO BETA』
Live2D社とアニプレックスによる長編アニメーション制作プロジェクトなど、映像表現の分野でも活用が進められています。
Live2Dは、イラストやアニメ・ゲーム分野の表現手法を大きく広げているソフトウェアです。
現在では多彩なコンテンツで活用されており、2Dイラストを動かす技術全般の代名詞として浸透しています。
Live2Dモデルの制作手順

Live2Dモデルの基本的な作り方は、大きく分けて4つの工程があります。
- イラストを描く
- パーツごとにレイヤーを分ける(目・口・輪郭・髪などを個別に分離)
- Live2Dに取り込み、専用のテンプレートに適用する
- 各可動パーツのパラメーターを微調整する

Live2D チュートリアル記事紹介
詳細な制作手順や実践的な設定方法については、別記事で解説しています。


Live2Dの必要PCスペックについて
公式の動作環境は以下のとおりですが、目安としてメモリ8GB以上を搭載したグラフィックス制作用PCを用意すれば快適に作業できます。
※軽量なモデルであれば、標準的なスペックのPCでも動作可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| Windows | Windows8.1~ |
| Mac | Sierra~ |
| CPU | Intel® Core™ i7以上推奨 |
| メモリ | 8GB推奨 |
| ハードディスク | 1GB以上推奨 |
| GPU | OpenGL3.3以上推奨 |
| ディスプレイ | 1,920×1080px推奨 |
| 入力対応フォーマット | PSD、PNG、WAV |
| 出力対応フォーマット | PNG、JPEG、GIF、MP4、MOV |
| インターネット接続環境 | ライセンス認証のため必須 |

Live2Dのバージョンについて
記事執筆時点の最新版はLive2D Cubism 4.0です。
基本的には機能が充実している最新版の導入をおすすめします。
僕は2016年に「Live2D Cubism 2.1」から使い始めました!ものすごい勢いて進化している国産ソフトです。
- 2013年:Live2D Cubism 1.0 正式リリース
- 2014年:Live2D Cubism 2.0 正式リリース
- 2015年:Live2D Cubism 2.1 正式リリース
- 2017年:Live2D Cubism 3.0 正式リリース
- 2019年:Live2D Cubism 4.0 正式リリース
※Live2D Cubism 3.0以降、グラフィックエンジンが刷新されています。
※Live2D Cubism 3.0と4.0の間には互換性がありますが、2.0系との互換性はありません。
受託案件や既存プロジェクトの都合により、現在でも旧バージョンの「Live2D Cubism 2.1」が指定されるケースがあります。
旧バージョンをダウンロード・利用したい場合は、Live2D社への問い合わせが必要です。
Live2DのPRO版とFREE版の違い
無料のFREE版でも、基本的なLive2Dモデルを制作することは可能です。
※商用案件や本格的なモデリングを目指す場合は、最初からPRO版を利用するのが確実です。
PRO版とFREE版の主な違い
- FREE版はパーツ数やデフォーマ数に上限があり、複雑なモデルの制作には向きません。
- メッシュのコピー&ペーストに対応していないため、編集作業の効率が下がります。
- デフォルトのフォームをロックできないため、意図せず元絵の形状が崩れるリスクがあります。
機能制限や詳しい比較については、下記の解説記事をご参照ください。

Live2Dの料金体系について

個人・一般ユーザー向けの料金プランをまとめました。
※法人向けのライセンス価格については公式サイトをご確認ください。
一般ユーザー・小規模事業者(直近の年間売上高1000万円未満)向けプラン
長期的に運用する場合は、月額換算が安価になる3年プランが経済的です。
導入を迷っている場合は、まず42日間の無料トライアル版を活用して、実際にモデルを1体制作してみることをおすすめします。
| プラン | 単月プラン | 1年間プラン | 3年間プラン |
|---|---|---|---|
| 総費用 | ¥2,080 | ¥14,280 | ¥36,720 |
| 1か月あたりの費用 | ¥2,080 | ¥1,190(1年目) | ¥980(2年目) ¥890(3年目) |
お得情報としては「公式書籍」を買うか、「公式イベント」に行くと割引券が手に入ることも!
Live2Dソフトウェアの導入手順
ソフトウェアは公式サイトより入手可能です。
下記のリンクからトライアル版およびPro版をダウンロードできます。
※対象リンクから購入時に利用できる10%OFFクーポンも配布されています。
※Windows版とmacOS版の両方が提供されています。
42日間はPro版で利用できます!期限が切れてもフリー版としても使えます。また学生など教育機関にはライセンス無償貸与の支援プログラムを提供しています

Live2D用のペイントソフト
Live2Dモデリングには、元となるイラストの描画やパーツ分けを行うペイントツールが必要です。
個人的には用途の広いPhotoshopを勧めますが、イラストを伸ばしたいならクリスタがおすすめです!
CLIP STUDIO PAINT PRO は買い切りダウンロード版が5,000円です。

Adobe Photoshopは単体プランなら月額2,480円(税別)から利用できます。
Live2Dの案件・受注に対応したプラットフォーム
クラウドソーシングやスキルマーケットは多数ありますが、Live2D案件を受注するなら公式運営のnizima(にじま)が有力な選択肢です。
nizimaでオーダー・制作依頼を受注する
nizimaはLive2D公式が運営する、イラストやLive2Dデータの売買、オーダーメイド制作の取引が行えるマーケットプレイスです。
完成したオリジナルモデルの販売だけでなく、オーダーメイド制作の受注も行えます。
Live2Dの操作に慣れてきたら、作品の出品や受注に挑戦してみるのがおすすめです。
ちなみにモデル販売してます


ココナラやSKIMAでオーダーを受注する
ココナラやSKIMAといった一般的なスキルマーケット・コミッションサービスでも、Live2D制作の出品や受注が可能です。
Live2Dでのモデル制作は、ほかにも書いています。




Live2Dの始め方まとめ
Live2Dの概要と始め方のポイントを振り返ります。
Live2Dを習得すると、イラストをレイヤー分けして自然なアニメーションを付与し、オリジナルのVTuberモデルを自身で動かせるようになります。
スキルを高めることでゲームや映像制作、VTuberモデリングの案件受注など、個人・法人を問わず副業や仕事の幅を広げられる点も大きな魅力です。
本格的に盛り上がってまだ4,5年のソフトなので、全然いまからでも遅くないです!

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