Live2Dで髪や服を揺らすには、物理演算の設定を使います。
Cubism Editorの公式マニュアルから、設定の場所と項目を整理しました。
- 場所は、モデリング、物理演算設定
- 計算FPSは15、30、60、120、または任意の値。用途が未定なら既定の60から始める
- 構成は、グループ、入力、出力、物理モデル(振り子)
- 出力先のパラメータには、値を動かすと髪や服の形が変わるように、あらかじめ揺れの変形を作っておく
2026年10月24日に公式マニュアルを再確認しました。Cubism Editorや配信アプリでの実機検証は行っていません。
仕様や数値は変わることがあるので、最新は公式ページで確かめてください。
設定の構成
まず出力先のパラメータを手動で動かし、髪や服が変形することを確認します。ここで必要なのはモデル側の変形設定です。アニメーション用のモーションファイルを先に作る必要はありません。
- グループ:まとまりの単位
- 入力:揺らすきっかけになる動き(位置Xか角度)
- 出力:揺らしたいパラメータ
- 物理モデル:振り子の性質
計算FPSの既定は60です。
[モデリング]から[物理演算設定]を開き、[物理演算]タブの[追加]でグループを作成します。入力と物理モデルのプリセットを選び、[出力設定]の[追加]から揺らしたいパラメータを指定します。グループ作成前は入力・出力を操作できません。[有効]をオンにし、入力パラメータを動かして揺れを確認します。
入力
入力の種類は、位置Xか角度です。
同じ種類の入力の影響度は、合計が100%を超えられません。
正規化の既定は、角度と位置Xの両方で、-10.0、0.0、10.0です。
プリセットの既定の入力は、角度X、角度Z、体の回転X、体の回転Zです。
振り子の項目
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 長さ | 小さいと揺れが速く、大きいと遅い |
| 揺れやすさ | 目安は0.7〜0.99 |
| 反応速度 | 1が標準 |
| 収束の速さ | 1が標準 |
出力
- 倍率:計算結果に掛ける値。大きくすると揺れも大きくなる
- 最大出力(%):実際に動かした際の出力の大きさを確認する表示。先に入力を動かして測る
- 出力調整:揺れが小さい場合はアップ、パラメータの範囲を超えてカクつく場合はダウンで倍率を調整し、再び動かして確認する
揺れ方はモデルの変形範囲や入力の動きにも左右されます。プリセットから始め、入力・振り子・倍率を一項目ずつ調整してください。多段の振り子を使う場合は、出力の[振り子No]と対応する段が合っているかも確認します。
編集用の設定は.cmo3に保存されるため、モデルを閉じる前に保存します。配信アプリなどへ渡す組み込み用の物理演算設定は.physics3.jsonです。モデル本体の書き出しに加え、物理演算設定も書き出し、利用先が読み込んでいるか確認してください。
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まとめ
- 場所は、モデリング、物理演算設定
- 既定の計算FPSは60
- 出力先のパラメータに、あらかじめ揺れの変形を作っておく
- 細かい数値は、動かしながら調整する
参考:Live2D公式の物理演算の設定方法、設定項目と計算FPS、ファイルの種類と拡張子。
よくある質問:Live2Dの物理演算設定
Live2Dの物理演算の設定は、どこにありますか?
[モデリング]から[物理演算設定]を開きます。出力先のパラメータに髪や服の変形を作成してから、物理演算のグループを追加してください。
物理演算の設定は、どんな部品でできていますか?
4つの部品です。グループ(まとまりの単位)、入力(揺らすきっかけになる動き。位置Xか角度)、出力(揺らしたいパラメータ)、物理モデル(振り子の性質)で構成されます。
計算FPSはいくつにしますか?
15、30、60、120から選ぶほか、任意の値も入力できます。用途が未定なら60から始め、アニメーションでは使用するシーンのFPSに合わせます。計算FPSを変えると揺れの結果も変わるため、変更後に再確認してください。
入力にはどんな決まりがありますか?
入力の種類は位置Xか角度です。同じ種類の入力の影響度は、合計が100%を超えられません。正規化の既定は、角度と位置Xの両方で-10.0、0.0、10.0で、プリセットの既定の入力は、角度X、角度Z、体の回転X、体の回転Zです。
振り子の項目は何を意味しますか?
長さは、小さいと揺れが速く、大きいと遅い揺れになります。揺れやすさの目安は0.7〜0.99です。反応速度と収束の速さは、1が標準です。
髪や服など、部位ごとの推奨値はありますか?
すべてのモデルにそのまま使える数値はありません。入力を動かし、揺れが小さいのか、反応が遅いのか、止まるまでが長いのかを分けて、対応する項目を調整してください。
設定はどこに保存されますか? 記事の内容はいつ時点ですか?
編集用は.cmo3、組み込み用の書き出しは.physics3.jsonです。公式情報の確認日は2026年10月24日です。実機での設定再現や配信アプリへの読み込みは未検証です。
