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After Effects│動画から静止画を効率よく抜き出す方法

After Effectsで動画から静止画を効率よく抜き出す際に役立つショートカットをまとめました。

1枚だけ必要なら、目的の時刻へ移動して「フレームを保存」を使うと、レイヤーを複製せずに出力できます。

複数の時刻をまとめて扱う従来の手順は、その下で紹介します。

目次

1フレームだけを保存する基本手順

別名保存した練習コンポジションで、書き出したいフレームへ現在の時間インジケーターを移動します。

コンポジション→フレームを保存→ファイルを選び、レンダーキューに追加された1フレームの項目を確認します。

出力モジュールでPNGやPSDなどの必要な形式を選び、未使用の保存先ファイル名を指定してレンダリングします。

ほかのキュー項目が有効なら一緒に出力されるため、今回の対象だけを確認します。

Photoshopレイヤーで保存する操作は、統合した画像として保存する操作とは異なります。

動画のコンポジションで、現在の時間インジケーターを0:00:01:10に置き、「コンポジション」メニューの「フレームを保存」を開いた画面です。

サブメニューには、「ファイル…」(Ctrl+Alt+S)、「Photoshopレイヤー…」、「ProEXR…」が並んでいます。

After Effectsで動画の指定フレームを保存するメニュー
2026-10-13撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。実機画面、原寸保存。

フレームを保存すると、レンダーキューに項目が追加されます。

この画面の2番目の項目は、コンポジション「StillFromMovie395」で、レンダリング設定は「現在の設定」、出力モジュールは「Photoshop」、出力先は「StillFrame395.psd」でした。

ステータスは「完了」、レンダリング時間は0秒でした。

1番目は、サンプル動画「MovieSample395」の書き出しで、こちらも「完了」でした。

ほかの項目が有効だと一緒に出力されるので、今回の対象だけか確認してください。

PSD形式の1フレーム出力が完了したレンダーキュー
2026-10-13撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。実機画面、原寸保存。

撮影したサンプル動画は、1280×720、25 fps、3秒でした。

本文の練習例(640×360、30 fps)とは設定が異なります。

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30fpsの1枚と番号付きマーカーで確かめる練習

640×360・30fps・3秒の練習コンポで、1秒のフレームを保存します。

出力した1枚を開き、寸法640×360、時刻1秒の内容、保存形式を確認します。

単独フレームの出力と、3秒全体を90フレームの連番として出力する設定を区別します。

WindowsではメインキーボードのShift+1で1番のコンポジションマーカーを置き、別の時刻から1で戻る練習をします。

同じ番号を使うと既存のマーカーが移動するため、練習用コンポだけで試します。

レイヤーマーカーへ数字キーで移動する説明ではありません。

対象操作確認する位置
番号付きコンポマーカー1メインキーボードの11番の時刻へ移動
レイヤーのイン点・アウト点I・O選択レイヤーの範囲へ移動
前後の表示項目J・Kキー・マーカー・ワークエリア端など

番号付きマーカーのキーは、Adobe公式のキー一覧の記載に基づきます。

2026年10月15日の確認では、Shift+1でマーカーが置かれたことを、画面で確かめられませんでした。

キー入力の送り方による影響を除けていないため、After Effectsの不具合かどうかは判断していません。

数字キーでマーカーへ移動する操作と、同じ番号を使ったときにマーカーが移動するかどうかも、確かめていません。

練習前のマーカーとキュー設定を記録し、終了後は保存したプロジェクトへ戻します。

2026年10月3日にAdobe公式のフレーム出力・キー・マーカー資料を確認しました。

AE本体では、フレームを保存するメニューとPSDの1フレーム出力を、撮影した画面で確認しました。

2026年10月15日には、Alt+[・Alt+]・Home・[ のキー操作と、シーケンスレイヤーの操作を確かめました(次の節の最後)。

番号付きマーカーのキー(Shift+1と1)は、確かめられていません。

練習の前に保存したプロジェクトを開き直し、レイヤー1つ・イン点0秒・アウト点3秒・マーカーなしの元の状態に戻ることも確かめました。

出力した「StillFrame395.psd」を読み込んだ画面です。

プロジェクトパネルに「StillFrame395.psd」が加わり、フッテージパネルには、青い背景にオレンジの四角が表示されました。

動画から抽出したPSD静止画のプレビュー
2026-10-13撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。実機画面、原寸保存。

保存したときの画面と、オレンジの四角の位置が同じです。

保存先の静止画を開いて、時刻の内容を確かめます。

動画から静止画を効率よく抜き出す手順

  1. 動画のキャプチャしたい時刻に番号付きのコンポジションマーカーを配置する
  2. 元の動画レイヤーも含めて、マーカーと同じ数の抽出用レイヤーを用意する(3枚なら元をCtrl+Dで2回複製して合計3レイヤー)
  3. 抽出用レイヤーを1つ選択し、キーボードで移動先マーカーの番号キーを押す
  4. 対象フレームの時刻でAlt+[とAlt+]の両方を使い、選択レイヤーを1フレームへトリムする。一方だけでは不要な前後を両方取り除けない
  5. コンポジションのタイムラインにフォーカスを置いてHomeまたはCtrl+Alt+←で先頭へ移動し、[ キーでトリム済みレイヤーのインポイントをその時刻へ揃える
  6. 手順3〜5を元のレイヤーも含むすべての抽出用レイヤーで繰り返す
  7. 1フレームずつにした抽出用レイヤーだけを目的の順に選び、「アニメーション」→「キーフレーム補助」→「シーケンスレイヤー」でオーバーラップなしに並べる。選択順と各レイヤーの長さを確認する
  8. ワークエリアを並べたレイヤーの範囲に合わせ、出力範囲をワークエリア、形式をPNGシーケンスなどにして書き出す。想定した枚数と時刻の画像になっているか確認する

30fpsの練習コンポで確かめた結果(2026年10月15日)

2026年10月15日に、Windows 11 Pro(10.0.26200)のAfter Effects 26.5.0(Build 89、日本語表示)で、手順4・5・7と、書き出した画像の中身を確かめました。

素材は、640×360・30fps・3秒の自作のコンポジションで、動画ファイルではありません。

中身は、動くオレンジの四角と、元のフレーム番号を表示する文字です。

練習用のコンポに入れたレイヤーの伸縮は100%で、タイムリマップは使っていません。

1秒15フレーム(45フレーム目)でAlt+[を押すと、イン点が1.5秒になりました。

アウト点は3秒のままで、この時点では後ろが残っています。

続けてAlt+]を押すと、アウト点が1フレーム後になり、レイヤーの長さは1フレーム(1/30秒)になりました。

1秒15フレームの位置でAlt+[とAlt+]を押し、レイヤーを1フレームの長さにしたAfter Effectsのタイムライン
2026-10-15撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。640×360・30fpsの自作の練習コンポで、1秒15フレーム(45フレーム目)にAlt+[とAlt+]を押したあとの実機画面。レイヤーは1フレームの長さになり、元の45フレーム目が表示されている(ウィンドウのタイトルバーのみ切り取り)。

次に、Homeで0秒へ移動し、[ を押すと、レイヤーの先頭が0秒へ移りました。

0秒の表示は、元の45フレーム目のままでした。

Homeで0秒へ移動し、[ でレイヤーの先頭を0秒へ移しても、元の45フレーム目が表示されているAfter Effectsの画面
2026-10-15撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。Homeで0秒へ移動し、[ を押してレイヤーの先頭を0秒へ移した実機画面。0秒の表示は、元の45フレーム目のまま(ウィンドウのタイトルバーのみ切り取り)。

同じように、0.5秒(15フレーム目)と2.5秒(75フレーム目)からも、1フレームずつのレイヤーを作りました。

3つのレイヤーを上から15・45・75フレーム目の順に重ね、Ctrl+Aですべて選んでから、シーケンスレイヤーをオーバーラップなしで実行しました。

1フレームずつにした3つのレイヤーを選び、シーケンスレイヤーのダイアログでオーバーラップをオフにしたAfter Effectsの画面
2026-10-15撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。元の15・45・75フレーム目を1フレームずつにした3つのレイヤーをCtrl+Aで選び、「シーケンスレイヤー」のダイアログでオーバーラップをオフにした実機画面(ウィンドウのタイトルバーのみ切り取り)。

上のレイヤーから順に、0・1・2フレームの位置へ、すき間も重なりもなく並びました。

それぞれのレイヤーは、元の15・45・75フレーム目を表示したままでした。

シーケンスレイヤーで、3つの1フレームのレイヤーが0・1・2フレームの位置に並んだAfter Effectsのタイムライン
2026-10-15撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。シーケンスレイヤーを実行したあとの実機画面。元の15・45・75フレーム目のレイヤーが、上から0・1・2フレームの位置に1フレームずつ並んだ(ウィンドウのタイトルバーのみ切り取り)。

この3フレームの範囲(0〜0.1秒)をTIFFの連番で書き出すと、640×360の画像が3枚だけできました。

3枚の中身は、元の15・45・75フレーム目を1枚ずつ別に書き出した画像と、全画素で一致しました。

書き出したTIFF連番の2枚目をAfter Effectsで開き、SOURCE FRAME 45と表示された画面
2026-10-15撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。TIFFの連番で書き出した2枚目(extract_00001.tif)をAfter Effectsで開いた実機画面。元の45フレーム目と同じ内容。レンダーキューの2〜4番目は、比べるために元のフレームを1枚ずつ書き出した項目。書き出しの設定と実行はスクリプトで行った(ウィンドウのタイトルバーのみ切り取り)。

書き出しの範囲・形式・保存先の設定とレンダリングの実行は、スクリプトで行ったため、GUIの操作としては確認に含めていません。

3つのレイヤーの追加と、0.5秒・1.5秒・2.5秒への時刻の移動もスクリプトで行いました。

そのため、手順2の複製(Ctrl+D)と、手順1・3の番号付きマーカーは、この確認に含みません。

手順5のCtrl+Alt+←、選ぶ順番を変えたときの並び方、PNGやPSDでの連番の書き出しも試していません。

実際の動画ファイル、30fps以外の素材、伸縮やタイムリマップのあるレイヤー、Macでの操作も、確認に含みません。

タイムライン操作で役立つショートカット一覧

  • Ctrl+Alt+←:タイムラインの先頭へ移動
  • Ctrl+Alt+→:タイムラインの末尾へ移動
  • I:選択レイヤーのインポイントへ移動
  • O:選択レイヤーのアウトポイントへ移動
  • J:前のキーフレームやマーカーへ移動
  • K:次のキーフレームやマーカーへ移動
  • 数字キー:対応する番号付きコンポジションマーカーへ移動(メインキーボード)。Adobe公式の記載で、この記事の実機の確認には含まない
  • Alt+[:現在の時間インジケーター位置でレイヤーのインポイントをトリム
  • Alt+]:現在の時間インジケーター位置でレイヤーのアウトポイントをトリム
  • [:レイヤーのインポイントを現在の時間インジケーター位置へ移動
  • ]:レイヤーのアウトポイントを現在の時間インジケーター位置へ移動
  • ;:タイムラインの最大ズームイン・ズームアウト切り替え
  • Ctrl+Shift+D:現在の時間インジケーター位置でレイヤーを分割
  • ワークエリアバーの中央部をダブルクリック:選択状態に応じた範囲へ設定(レイヤーなしならコンポ全体)。連番出力前に実際の範囲を確認

After Effectsの基本的な操作や応用テクニックは、関連記事でも詳しく解説しています。

タイムラインまわりの操作は、ほかにも書いています。

確認資料(2026年10月3日):Adobe公式 単一フレーム出力、Adobe公式 キー一覧。

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まとめ

  • マーカーとレイヤー複製を活用して必要なフレームを抽出できる
  • トリムや移動のショートカットを使うことで編集工数を削減できる
  • シーケンスレイヤー機能を使えば1フレームずつ順番に並べて一括書き出しできる
  • 30fpsの練習コンポでは、1フレームにした3つのレイヤーが0・1・2フレームに並び、3枚の画像として書き出せた(2026年10月15日に確認)

参考:http://www.ayatoweb.com/ae_lab/lab73.html

参考:http://www.ayatoweb.com/ae_lab/lab74.html

よくある質問:After Effectsで動画から静止画を抜き出すとき

動画から静止画を1枚だけ保存するには?

目的の時刻へ現在の時間インジケーターを移動し、コンポジション→フレームを保存→ファイルを選びます。レイヤーを複製せずに出力できます。レンダーキューに追加された1フレームの項目を確認し、出力モジュールでPNGやPSDなどの必要な形式を選び、未使用の保存先ファイル名を指定してレンダリングします。

保存したら、ほかの項目も一緒に出力されました。

ほかのキュー項目が有効なら一緒に出力されるため、今回の対象だけを確認してください。

Photoshopレイヤーで保存するのと、統合した画像で保存するのは同じですか?

異なります。Photoshopレイヤーで保存する操作は、統合した画像として保存する操作とは異なります。目的に合わせて選んでください。

1フレームの出力と、連番の出力は、どう区別しますか?

単独フレームの出力と、3秒全体を90フレーム(30fps)の連番として出力する設定を区別します。連番にする場合は、出力範囲をワークエリアにし、形式をPNGシーケンスなどにして、想定した枚数と時刻の画像になっているか確認します。

複数の時刻をまとめて静止画にするには?

記事の従来の手順では、マーカーとレイヤー複製を活用して必要なフレームを抽出します。1フレームずつにした抽出用レイヤーだけを目的の順に選び、「アニメーション」→「キーフレーム補助」→「シーケンスレイヤー」でオーバーラップなしに並べ、ワークエリアを並べたレイヤーの範囲に合わせて書き出します。

コンポジションマーカーを使った移動は、どうしますか?

メインキーボードのShift+1(Windows)で1番のコンポジションマーカーを置き、別の時刻から1で戻れます。同じ番号を使うと既存のマーカーが移動するため、練習用コンポだけで試してください。レイヤーマーカーへ数字キーで移動する説明ではありません。

この操作は、Adobe公式のキー一覧の記載です。

2026年10月15日の確認では、Shift+1でマーカーが置かれたことを確かめられず、1で戻る操作も確かめていません。

よく使うタイムラインのショートカットを教えてください。

記事の一覧では、I・Oで選択レイヤーのイン点・アウト点へ移動、J・Kで前後のキーフレームやマーカーへ移動、Alt+[・Alt+]で現在の時間インジケーター位置でレイヤーのイン点・アウト点をトリム、Ctrl+Shift+Dで現在の位置でレイヤーを分割、などを紹介しています。ワークエリアバーの中央部をダブルクリックすると、選択状態に応じた範囲へ設定され、連番出力前に実際の範囲を確認します。

この記事の操作は、実機で確認済みですか?

2026年10月3日にAdobe公式のフレーム出力・キー・マーカー資料を確認しました。

AE本体では、フレームを保存するメニューとPSDの1フレーム出力を、2026年10月13日に撮影した画面で確認しています。

2026年10月15日には、After Effects 26.5.0(Build 89、日本語表示)で、Alt+[・Alt+]で1フレームにする操作、Homeと[ で先頭へ移す操作、シーケンスレイヤーで並べる操作を確かめました。

並べた3フレームを書き出した画像が、元のフレームと同じ中身であることも確かめました(書き出しの設定と実行はスクリプト)。

番号付きマーカーのキー(Shift+1と1)は確かめられておらず、Adobe公式の記載に基づきます。

練習前に保存したプロジェクトを開き直すと、元の状態に戻ることも確かめました。

練習前のマーカーとキュー設定を記録し、終了後は保存したプロジェクトへ戻してください。

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