After Effectsで動画から静止画を効率よく抜き出す際に役立つショートカットをまとめました。
1枚だけ必要なら、目的の時刻へ移動して「フレームを保存」を使うと、レイヤーを複製せずに出力できます。
複数の時刻をまとめて扱う従来の手順は、その下で紹介します。
1フレームだけを保存する基本手順
別名保存した練習コンポジションで、書き出したいフレームへ現在の時間インジケーターを移動します。
コンポジション→フレームを保存→ファイルを選び、レンダーキューに追加された1フレームの項目を確認します。
出力モジュールでPNGやPSDなどの必要な形式を選び、未使用の保存先ファイル名を指定してレンダリングします。
ほかのキュー項目が有効なら一緒に出力されるため、今回の対象だけを確認します。
Photoshopレイヤーで保存する操作は、統合した画像として保存する操作とは異なります。
30fpsの1枚と番号付きマーカーで確かめる練習
640×360・30fps・3秒の練習コンポで、1秒のフレームを保存します。
出力した1枚を開き、寸法640×360、時刻1秒の内容、保存形式を確認します。
単独フレームの出力と、3秒全体を90フレームの連番として出力する設定を区別します。
WindowsではメインキーボードのShift+1で1番のコンポジションマーカーを置き、別の時刻から1で戻る練習をします。
同じ番号を使うと既存のマーカーが移動するため、練習用コンポだけで試します。
レイヤーマーカーへ数字キーで移動する説明ではありません。
| 対象 | 操作 | 確認する位置 |
|---|---|---|
| 番号付きコンポマーカー1 | メインキーボードの1 | 1番の時刻へ移動 |
| レイヤーのイン点・アウト点 | I・O | 選択レイヤーの範囲へ移動 |
| 前後の表示項目 | J・K | キー・マーカー・ワークエリア端など |
練習前のマーカーとキュー設定を記録し、終了後は保存したプロジェクトへ戻します。
2026年10月3日にAdobe公式のフレーム出力・キー・マーカー資料を確認しました。
AE本体での出力・キー操作・復元は未検証です。
動画から静止画を効率よく抜き出す手順
- 動画のキャプチャしたい時刻に番号付きのコンポジションマーカーを配置する
- マーカーを配置した数だけレイヤーを複製する(Ctrl+D)
- 複製したレイヤーを1つ選択し、キーボードで移動先マーカーの番号キーを押す
- 対象フレームの時刻でAlt+[とAlt+]の両方を使い、選択レイヤーを1フレームへトリムする。一方だけでは不要な前後を両方取り除けない
- コンポジションのタイムラインにフォーカスを置いてHomeまたはCtrl+Alt+←で先頭へ移動し、[ キーでトリム済みレイヤーのインポイントをその時刻へ揃える
- 手順3〜5を複製したすべてのレイヤーで繰り返す
- 1フレームずつにしたレイヤーを目的の順に選び、「アニメーション」→「キーフレーム補助」→「シーケンスレイヤー」でオーバーラップなしに並べる。選択順と各レイヤーの長さを確認する
- ワークエリアを並べたレイヤーの範囲に合わせ、出力範囲をワークエリア、形式をPNGシーケンスなどにして書き出す。想定した枚数と時刻の画像になっているか確認する
タイムライン操作で役立つショートカット一覧
- Ctrl+Alt+←:タイムラインの先頭へ移動
- Ctrl+Alt+→:タイムラインの末尾へ移動
- I:選択レイヤーのインポイントへ移動
- O:選択レイヤーのアウトポイントへ移動
- J:前のキーフレームやマーカーへ移動
- K:次のキーフレームやマーカーへ移動
- 数字キー:対応する番号付きコンポジションマーカーへ移動(メインキーボード)
- Alt+[:現在の時間インジケーター位置でレイヤーのインポイントをトリム
- Alt+]:現在の時間インジケーター位置でレイヤーのアウトポイントをトリム
- [:レイヤーのインポイントを現在の時間インジケーター位置へ移動
- ]:レイヤーのアウトポイントを現在の時間インジケーター位置へ移動
- ;:タイムラインの最大ズームイン・ズームアウト切り替え
- Ctrl+Shift+D:現在の時間インジケーター位置でレイヤーを分割
- ワークエリアバーの中央部をダブルクリック:選択状態に応じた範囲へ設定(レイヤーなしならコンポ全体)。連番出力前に実際の範囲を確認
After Effectsの基本的な操作や応用テクニックは、関連記事でも詳しく解説しています。

タイムラインまわりの操作は、ほかにも書いています。


確認資料(2026年10月3日):Adobe公式 単一フレーム出力、Adobe公式 キー一覧。
まとめ
- マーカーとレイヤー複製を活用して必要なフレームを抽出できる
- トリムや移動のショートカットを使うことで編集工数を削減できる
- シーケンスレイヤー機能を使えば1フレームずつ順番に並べて一括書き出しできる
