After Effectsは、操作を覚えても作れるものが増えないという壁があります。
機能は分かるのに、何を作ればいいか分からないという状態です。
この記事では、その段階ごとに1冊ずつ紹介します。
段階別・読むべき1冊
| いまの状況 | 読むべき本 | 得られること |
|---|---|---|
| これから始める | モーショングラフィックス入門 | 基本の動かし方を身につける |
| 操作は分かるが作れない | 演出テクニック100 | 表現の引き出しを増やす |
| 手を動かして覚えたい | よくばり入門 | 作例を追いながら進める |
| Illustratorから来た | イラレユーザーのための入門 | 既存の知識から橋渡し |
| 映像制作全体を知りたい | 映像制作はじめましょっ | 撮影から編集までの流れ |
1. これから始めるなら:モーショングラフィックス入門
1冊目に選ぶならこれです。
After Effectsの中心的な用途であるモーショングラフィックスを、基本から扱っています。
After Effectsはできることが多すぎて、独学だと迷子になりやすいソフトです。
最初に代表的な作り方を通しで学ぶと、その後の応用が効きます。
- 「付属のURLでレッスンできるので、毎日1科目ずつクリアしていけば必ずできるようになります。基本が完璧に書かれています」
- 「動画のダウンロード素材などもあって、分かりやすい内容でした」
- 「初心者向けとありますが、はじめての入門者が本書の内容に入り込むのは難しいと感じます。完全なレッスン形式ではないので、ある程度After Effectsの世界観が必要です」
2. 操作は分かるが作れないなら:演出テクニック100
ここが一番よくある悩みです。
機能は覚えたのに、いざ作ろうとすると手が止まる。
原因は表現の引き出しが少ないことにあります。
テクニックが100個並んでいるので、こういう見せ方があるのかを知るために使えます。
作業中に手が止まったとき、めくって探す使い方もできます。
- 「100ものエフェクトが載っているので、迷ったときに開くとアイデアが浮かびます。制作で手詰まりのときに参考になります」
- 「入門書を読み終えた人が次に読む本です。基本操作は習得したが、次のステップとして演出テクニックを身につけたい人向けだと思います」
- 「リストのようにどこからでも学べます。仕事で使っていると表現がパターン化するので、その解消に役立ちました」
- 「解説の端折りが多く、初学者には完成できません。動画も操作が速すぎて、スローにしないと追いつけません」
- 「1つのテクニックに見開き1ページしか割かれていないので要点しかありません。本だけ見てもその通りに作れないものが多く、aepファイルを自分で開かないとできません」
- 「重複が少なくないので、実質的な内容はテクニック100ではなく50くらいだと思っておいたほうがいいです」
同じ役割の本として、レシピ集も選択肢になります。
定番のパターンを覚えると、案件で応用しやすくなります。
- 「困ったときに逆引きできるので助かります。構造が書いてあって分かりやすく、実用的で応用にも使えそうです」
- 「チュートリアル動画だと構造を理解できないまま忘れてしまいますが、この本は辞書や図鑑のように調べられるので頭に残ります」
- 「入門者です。別の本を買って全く分からず断念したあとにこちらを購入したら、右も左も分からない私でもいろんな効果を作れました」
- 「表紙の作りに対して中身のレイアウトが初心者っぽく、構成も分かりにくいです。印刷の質も良くありません」
- 「トランジションの説明に出てくるアルファ反転などがAfter Effects 2022以前の対応で、2023以降だと項目がない(操作が変わっている)ものがあります」
- 「ショートカットの表記になっていません」
3. 手を動かして覚えたいなら:よくばり入門
読むだけでは身につかないという人向けです。
作例を追いながら進める形式なので、完成物が残ります。
- 「実際にファイルを操作しながら勉強できるのがとても良いです。細かい知識を何度も繰り返し教えてくれるので、前のページに戻って覚え直す必要がありません」
- 「分かりにくいです。同じシリーズのPremiere Proはよくできているのに、これは微妙でした」
4. Illustratorから来たなら
すでにIllustratorを使える人は、そこを起点にすると早く進めます。
パスやレイヤーの考え方は共通しているので、既存の知識が活きます。
イラストを動かしたい、という目的がはっきりしている場合にも合います。
- 「この書籍の説明どおり作業すれば、一通りAfter Effectsのことは覚えられます。グラフィックデザイナーにAEを覚えてもらう教科書として選びました」
- 「イラストをAfter Effectsで動かしたい人向けです。数年前の本はテレビアニメ寄りで応用できませんでしたが、これは丁寧に説明されています」
- 「一通りの動きを出す方法をつかむのに最適です。サンプルが分かりやすく、サクサク進められます」
- 「説明を省略している部分がかなりあり、工程どおりにやってもできないことが非常に多いです」
- 「後半になるほど端折っているところが多くなります。アンカーポイントを動かす説明が飛んでいて何度も困りました。ある程度Illustratorが操作できる人でないと厳しいです」
- 「これ1冊だと足りないので、別のタイプの本も必要になります」
5. 映像制作全体を知りたいなら
After Effectsは映像制作の工程の一部です。
撮影、編集、音の扱いまで含めた流れを知っておくと、自分の作業の位置づけが分かります。
仕事として受けるなら、周辺工程の知識も求められます。
- 「会話方式で進むので読みやすく、初心に帰れる感じも良かったです。困ったときに読み返すと得られるものがありそうです」
- 「著者自身の失敗談も包み隠さず語られていて、これから始める人が知っておいて損はない内容です」
- 今回集めた範囲では見当たりませんでした
本を選ぶときの注意点
- 1冊目は網羅型より、作りながら学ぶ本を選ぶ。
機能の説明だけでは、何を作ればいいか分からないままになります - 2冊目はテクニック集。
操作を覚えた後は、表現の引き出しが足りなくなります - バージョン表記を確認する。
画面が違うと初心者はつまずきます
まとめ
- 1冊目は作りながら学ぶ入門書
- 2冊目はテクニック集。
作れない状態を抜けられます - Illustratorが使えるなら、そこからの橋渡し本
- 仕事にするなら映像制作全体の本も
作業環境についてはAfter Effectsに必要なPCスペックにまとめています。
※本記事に掲載した価格・仕様は2026年9月3日時点の調査に基づきます。
最終調査日:2026年9月3日。
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