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After Effects│使用しているエフェクトを探す方法|標準機能とスクリプト

目次

プロジェクト全体のエフェクトを読み取り専用で一覧にする

プロジェクト内で使われているエフェクトをまとめて調べるには、下の一覧用スクリプトを使います。無効にしたエフェクトも拾い、コンポ名・レイヤー名・表示名・matchName・個別のON/OFFを表示します。

別名保存した練習プロジェクトにコンポジションを2つ作り、それぞれのソリッドに「ブラー(ガウス)」を1つ追加します。

一方のエフェクトのスイッチをOFFにし、下のコードをlist-effects.jsxとしてUTF-8で保存して「ファイル」→「スクリプト」→「スクリプトファイルを実行」から実行します。

QUERYが空文字なら、プロジェクト内のコンポジションを走査し、ON/OFFを含めてエフェクトを一覧表示します。

この練習でほかにエフェクトがなければ、Matches: 2と2行の結果が期待値です。

コンポ名が同じでもID、レイヤー番号、エフェクト番号で場所を区別できます。

特定の種類を探す場合は、最初の一覧に出た角かっこ内のmatchNameをQUERYへ入力して再実行します。

一致条件はエフェクトの表示名またはmatchNameとの完全一致で、表示名を変更していてもmatchNameで探せます。

(function () {
    var QUERY = ""; // Empty: list all effects. Otherwise exact name or matchName.
    var project = app.project, lines = [], found = 0, unreadable = 0;
    var comps = 0, layers = 0, effects = 0, stopped = false;
    if (!project) { alert("Open your practice project."); return; }
    for (var i = 1; i <= project.numItems && !stopped; i++) {
        var comp = project.item(i);
        if (!(comp instanceof CompItem)) { continue; }
        if (++comps > 500) { stopped = true; break; }
        for (var j = 1; j <= comp.numLayers && !stopped; j++) {
            if (++layers > 10000) { stopped = true; break; }
            var layer = comp.layer(j);
            try {
                var group = layer.property("ADBE Effect Parade");
                if (!group) { continue; }
                for (var k = 1; k <= group.numProperties; k++) {
                    if (++effects > 20000) { stopped = true; break; }
                    var effect = group.property(k);
                    if (QUERY && effect.name !== QUERY && effect.matchName !== QUERY) { continue; }
                    found++;
                    if (lines.length < 200) {
                        lines.push("Comp #" + comp.id + " " + comp.name + " / Layer " + j +
                            " " + layer.name + " / Effect " + k + " " + effect.name +
                            " [" + effect.matchName + "] " + (effect.enabled ? "ON" : "OFF"));
                    }
                }
            } catch (error) { unreadable++; }
        }
    }
    alert((stopped ? "PARTIAL: scan limit reached.\n" : "Scan finished.\n") +
        "Matches: " + found + "; unreadable layers: " + unreadable +
        "; showing first " + lines.length + " rows.\n" + lines.join("\n"));
}());

表示は先頭200行までですが、一致件数はその後も数えます。

500コンポ、10,000レイヤー、20,000エフェクトを超えた時点で走査を止め、PARTIALと表示するため、全件確認済みとは扱わないでください。

読めないレイヤーはunreadable layersの件数へ記録します。

プラグインが欠落して開けないプロジェクトや、内部エラーの原因をこの一覧だけで特定することはできません。

設定・選択・キュー・外部ファイルを書き換えず、実行後は結果ダイアログを閉じて戻れます。

2026年10月14日、Windows 11 Pro(10.0.26200)・After Effects 26.5(Build 89)で本文のコードを実行しました。960×540・24fps・4秒のコンポを2つ作り、各平面にブラー(ガウス)を1個追加。一方をOFFにした結果、Matches: 2、unreadable layers: 0となり、ONとOFFの両方が表示されました。

ON側の表示名をRenamed_Blurに変更しても、QUERYに「ADBE Gaussian Blur 2」を指定すると2件見つかりました。「Gaussian」だけでは0件です。検索は部分一致ではないため、0件なら最初にQUERYを空にして、出力された角かっこ内の文字列を省略せずコピーしてください。

本文スクリプトの実行結果。Matches 2、未読レイヤー0。TEST_OFFのガウスはOFF、TEST_ONのRenamed_BlurはON
本文のコードをAEで実行した結果。改名済みのRenamed_Blurも含め、2コンポのエフェクトが各1件、合計2件表示されています。 2026年10月14日、Windows 11 Pro・AE 26.5(Build 89)で撮影。

ONは、そのエフェクト単体のスイッチの状態です。レイヤーの表示をOFFにしても一覧のエフェクトはONのままでした。最終映像に見えているエフェクトだけの一覧ではありません。描画への寄与を調べる場合は、該当コンポを開き、レイヤーの表示や時間範囲も確認してください。

実行前後でコンポの尺、レイヤーの選択・表示・開始終了点、エフェクト名・ON/OFF、レンダーキュー件数、プロジェクトの変更済み状態が変わらないことも確認しました。結果を閉じるだけで作業に戻れます。大量データの走査上限、欠落プラグイン、第三者製エフェクトは今回の実機検証範囲に含めていません。

入力・条件操作・結果確認する点
空のQUERYON/OFFを含む一覧練習2コンポで2行
名前またはmatchName完全一致だけを一覧改名した効果はmatchNameで照合
PARTIAL/読取不能上限/失敗件数を表示全件確認とは扱わない

APIの参照名はコミュニティ管理のエフェクトmatchName一覧とProperty参照で照合しました。

プロジェクトで使われているエフェクトを把握したい

古いプロジェクトを開くとき、エフェクトプラグインの不具合がクラッシュの原因になる場合があります。使用場所を調べる一覧と、起動不良の切り分けは分けて進めます。

どのコンポのどのレイヤーに使われているのか?スクリプトで把握出来ないか?調べてみました。

目的によって、見る場所が変わります。

知りたいこと見る場所
このレイヤーに何が付いているかエフェクトコントロールパネル
特定のエフェクトを使っている箇所タイムラインパネルの検索フィールド
プロジェクト全体の一覧スクリプト(この記事の本題)

1つのコンポの中を確かめるだけなら、スクリプトは要りません。

プロジェクト全体を横断したいときにスクリプトが効きます。

練習用に作ったプロジェクトで、スクリプトの結果をダイアログで表示した画面です。

表示されたのは、コンポジション「UsedEffects17842」の2行でした。

レイヤー「FillBox17842」に「塗り」[ADBE Fill]、レイヤー「BlurBox17842」に「ブラー(ガウス)」[ADBE Gaussian Blur 2]が付いていると出ました。

スクリプトが実プロジェクトから取得した使用エフェクトと使用レイヤーの一覧
2026-10-13撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。実機画面、原寸保存。

この画面の表示形式は、記事のlist-effects.jsxの出力とは異なります。

記事のコードは、コンポのIDとON/OFFも表示します。

標準機能で探す

タイムラインパネルの検索フィールドには、エフェクト名も入れられます。

入力すると、そのエフェクトを持つレイヤーとプロパティだけに絞り込まれます。

コンポジションをまたがないので、1つのコンポの中を確かめる用途です。

レイヤーごとに見る場合は、エフェクトコントロールパネルが確実です。

同じエフェクトをもう一度当てたいときは、最後に使ったエフェクトの適用が使えます。

操作WindowsmacOS
最後に使ったエフェクトを適用Ctrl + Alt + Shift + ECommand + Option + Shift + E
最後に使ったアニメーションプリセットを適用Ctrl + Alt + Shift + FCommand + Option + Shift + F

エフェクトコントロールパネルで、レイヤー「BlurBox17842」のエフェクトを確認した画面です。

レイヤーに適用されたブラーをエフェクトコントロールで確認したAfter Effects画面
2026-10-13撮影。Adobe After Effects 26.5.0 (Build 89)、Windows 11 Pro (10.0.26200)。実機画面、原寸保存。

タイムラインでは、1番が「FillBox17842」、2番が選択中の「BlurBox17842」でした。

「ブラー(ガウス)」の「ブラー」は18.0、「ブラーの方向」は「水平および垂直」でした。

落ちる原因のプラグインを切り分ける

古いデータでAfter Effectsが落ちる場合、プラグイン側が原因のことがあります。

プラグインを一時的に無効にして起動できるかを確かめてください。

環境設定の「起動と修復」からセーフモードを開始すると、一時的な初期設定で切り分けられます。サードパーティ製プラグインをそのセッションで無効にする確認が出た場合は、目的に応じて選択します。

セーフモードで改善する場合は、環境設定の破損や不安定なプラグインが候補になります。個別の原因は追加の切り分けが必要です。

入っているプリセットの場所も確認しておくと切り分けやすくなります。

種類場所
付属のプリセット(Windows)Program Files\Adobe\Adobe After Effects\Support Files
付属のプリセット(macOS)Applications/Adobe After Effects

なお、名前が括弧で始まり括弧で終わるフォルダーの中身は読み込まれません。

一時的に外したいプリセットは、フォルダー名を括弧で囲む方法もあります。

エフェクト&プリセットパネルが閉じていると、そもそもプリセットは初期化されません。

無料のスクリプトを使う場合

下記のスクリプトを実行して、.txtで保存すると一覧が出力されます。

ダウンロード:http://www.openspc2.org/projectX/AfterEffects/0019/index.html

無料のスクリプトを実行して使用しているエフェクトの一覧をテキスト出力する手順。

有料のスクリプトを使う場合「pt_EffectSearch 3」

ダウンロード:https://aescripts.com/pt_effectsearch/#support

Searchボタンで一発で使用されているエフェクトがリスト化されます。

有料スクリプトのpt_EffectSearch 3で検索ボタンを押し使用中のエフェクトをリスト化した画面。

かつてLive2Dプラグインのリンク切れで、AEが落ちまくることがあって、いつかエフェクト名検索を自作しようと思ってたのですが、あまり必要ではなくなってきたので一応メモ書きとして残して置きます。

After Effectsのほかの操作は、まとめからご覧いただけます。

スクリプトランチャーの導入方法はこちらです。

※ 操作と仕様は、Adobe公式ヘルプ「エクスプレッションを編集」「After Effects のエフェクトおよびアニメーションプリセット」「After Effects での環境設定」で2026年9月19日に確認しました。

プロジェクト内の素材やフォルダを整理するスクリプトは、ほかにもあります。

よくある質問:After Effectsでプロジェクト全体のエフェクトを調べるとき

プロジェクト全体で、どのエフェクトが使われているかを調べるには?

1つのコンポの中を確かめるだけなら、スクリプトは要りません。プロジェクト全体を横断したいときに、スクリプトが効きます。記事の読み取り専用の一覧用コード(list-effects.jsx)は、QUERYが空文字なら、プロジェクト内のコンポジションを走査し、ON/OFFを含めてエフェクトを一覧表示します。

1つのコンポの中だけで探すときは?

タイムラインパネルの検索フィールドに、エフェクト名も入れられます。入力すると、そのエフェクトを持つレイヤーとプロパティだけに絞り込まれます。コンポジションをまたがないため、1つのコンポの中を確かめる用途です。レイヤーごとに見る場合は、エフェクトコントロールパネルが確実です。

特定の種類のエフェクトを探すには?

最初の一覧に出た角かっこ内のmatchNameをQUERYへ入力して再実行します。一致条件は、エフェクトの表示名またはmatchNameとの完全一致で、表示名を変更していても、matchNameで探せます。

一覧のコードは、プロジェクトを書き換えますか?

設定・選択・キュー・外部ファイルを書き換えません。実行後は、結果ダイアログを閉じて戻れます。

一覧が途中で止まったり、PARTIALと出たりしたら?

表示は先頭200行までですが、一致件数はその後も数えます。500コンポ、10,000レイヤー、20,000エフェクトを超えた時点で走査を止め、PARTIALと表示するため、全件確認済みとは扱わないでください。読めないレイヤーは、unreadable layersの件数へ記録します。

プラグインが欠落して、プロジェクトが開けないときは?

プラグインが欠落して開けないプロジェクトや、内部エラーの原因は、この一覧だけで特定することはできません。

古いデータでAfter Effectsが落ちるときは?

プラグイン側が原因のことがあります。環境設定の「起動と修復」からセーフモードを開始すると、一時的な初期設定で切り分けられます。サードパーティ製プラグインをそのセッションで無効にする確認が出た場合は、目的に応じて選択します。セーフモードで改善する場合は、環境設定の破損や不安定なプラグインが候補になります。個別の原因は追加の切り分けが必要です。入っているプリセットの場所も確認しておくと、切り分けやすくなります。

プリセットを一時的に外したいときは?

名前が括弧で始まり括弧で終わるフォルダーの中身は読み込まれません。一時的に外したいプリセットは、フォルダー名を括弧で囲む方法もあります。なお、エフェクト&プリセットパネルが閉じていると、そもそもプリセットは初期化されません。一覧用コードは、上記の2コンポ・標準エフェクトの条件でAE本体による検索結果を確認済みです。外部の無料・有料スクリプトは、配布元で最新の対応状況を確認してください。

起動と修復の仕様はAdobe公式の環境設定ガイドを参照しています(2026年10月14日確認)。今回の検証では環境設定のリセットやプラグインの無効化は実施していません。

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学習を続けたい方や、作業環境を整えたい方は、目的に合うガイドをご覧ください。

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