After EffectsでPSDシーケンスをコンポジションとして読み込む際の手順と仕様を解説します。
レイヤー構造の崩れを防ぐ注意点や、カンバスサイズによる影響などの要点をまとめました。
PSDシーケンスをコンポジションとして読み込む手順
連番PSDのレイヤー構成をあらかじめ統一しておきます。

- 01.psd(背景/キャラ/効果)
- 02.psd(背景/キャラ/効果)
- 03.psd(背景/キャラ/効果)
プロジェクトパネルの空白部分をダブルクリックして、読み込みウィンドウを開きます。


ファイル名が連番でない場合の読み込み挙動

- あ.psd(背景/キャラ/効果)
- い.psd(背景/キャラ/効果)
- う.psd(背景/キャラ/効果)

連番表記の「{01-03}.psd」が付かないため、フッテージの順序管理が難しくなります。
読み込み方法を選んで3フレームを確かめる練習
01.psd・02.psd・03.psdを、同じ640×360のカンバス、同じ背景・キャラ・効果のレイヤー構成と並びで作成します。
各フレームのキャラの位置や色を変え、読み込み後に順序を見分けられるようにします。
元のPSDは保持し、練習プロジェクトへ読み込みます。
ファイル→読み込み→ファイルで先頭のPSDを選び、Photoshopシーケンスを有効にします。
読み込み方法の選択でフッテージなら統合された連番、コンポジションならレイヤーごとの連番、コンポジション-レイヤーサイズを維持なら各レイヤーの寸法を保つ方式を比較します。
| 目的 | 読み込み方法 | 確認する結果 |
|---|---|---|
| レイヤーを分けたい | コンポジション | コンポとレイヤー素材のフォルダー |
| 絵のレイヤー寸法を保ちたい | コンポジション-レイヤーサイズを維持 | アンカーとレイヤー寸法 |
| 統合した連番でよい | フッテージ | 1つの連番素材 |
読み込んだ素材のフッテージを変換→メインでフレームレートを確認します。
3フレームを30fpsなら0.1秒として扱い、違うfpsでは同じ長さになりません。
欠番の警告やカラーバーが出る場合はファイル名の数字と欠番を先に確認します。
アルファベット順を強制する場合は欠番も連続して読み込む設定になるため、番号どおりの時間配置を保ちたい場合と区別します。
単独のPSDを読みたい場合はシーケンスを無効にします。
以下のサイズ・スタック順・カラーバーの説明は旧版での観察記録です。
現在のAdobe公式本文で確認できる「先頭画像の設定で解釈する」「レイヤー形式の連番をコンポとして読み込める」という範囲と分けています。
旧記録の細部は現行AE実機では再検証していません。
現行版で比較する場合は別の練習コピーで、後続フレームのレイヤー名だけを変える、順序だけを変える、サイズだけを変える、の3条件を1つずつ試します。
元の3PSDと保存プロジェクトへ戻せる状態を保ちます。
読み込まれるレイヤーサイズの仕様
1番目のPSDのカンバスサイズに依存します。
1番目のカンバスサイズが後続より小さい場合
例:
- 512×512px
- 640×360px
- 360×640px
コンポジション全体が512×512pxで読み込まれ、より大きい他フレームのレイヤーは512×512pxにトリミングされます。
1番目のカンバスサイズが一番大きい場合
例:
- 2048×2048px
- 640×360px
- 360×640px
基準となる2048×2048pxで読み込まれ、他のレイヤーも切り取られずに実際のサイズで保持されます。
注意点:1番目のPSDのカンバスサイズを最大にしておく必要があります。
レイヤー名が一致しない場合の読み込み挙動
後続のPSDにのみ存在するレイヤーがある場合
03.psdにのみ「効果2」というレイヤーを追加して読み込んだ場合、そのレイヤーは除外されます。
先頭の01.psdにのみ存在するレイヤーがある場合
レイヤー自体は読み込まれますが、後続に同名レイヤーがないフレームはカラーバーとして表示されます。
各PSDでレイヤー数が異なる場合
- 01.psd(背景/体/表情)
- 02.psd(表情)
- 03.psd(表情)
同名レイヤーの「表情」は連番で読み込まれますが、02・03に存在しない「体」のフレームは欠番となりカラーバーが表示されます。
一方、「背景」のレイヤーは各ファイルの同階層にあるレイヤー(背景→表情→表情)として連結されます。
これは、レイヤー階層の並び順(インデックス位置)に基づいて連番化されるためです。
レイヤー名が異なりレイヤー数のみ一致している場合
- 01.psd(体)
- 02.psd(足)
- 03.psd(表情)
名前が異なっていても同一レイヤーの連番として連結されます。
つまり、名前ではなくレイヤー階層の位置関係(スタック順)を基準に連番化されます。
同一レイヤー名が複数存在する場合
レイヤー名の一致よりも階層順が優先され、同じスタック位置にあるレイヤー同士が連番として処理されます。
After Effectsのほかの操作方法は、関連記事一覧から確認できます。

フッテージ素材の読み込みやパスの修正に関する記事は、ほかにもあります。




戻し方と未確認の範囲
読み込みをやり直すときは元のPSDと練習前のプロジェクトを開き、別のコピーで設定を比較します。
AE実機での3フレーム・サイズ差・名前差・スタック差の表示は未検証です。
元記事の旧画面を今回撮影した画像とは扱いません。
確認資料(2026年10月3日):Adobe公式 静止画・シーケンス読み込み。
まとめ
PSDシーケンス読み込みの重要ポイント:
- ファイル名が完全な連番でなくても読み込み可能
- 名前と階層順の対応は旧版の記録と区別し、練習コピーで確認する
- 旧版のスタック順の観察を現行版の実測と混同しない
- 3PSDのレイヤー構成を揃え、後続にだけあるレイヤーは別条件で確認する
- 先頭画像の設定で解釈されるため、最初の練習は全PSDを同じカンバスサイズにする
同じカンバス・レイヤー構成・並びで用意し、読み込み方法とシーケンス設定を確認すると、レイヤーごとの連番を管理できます。
2026年10月3日にAdobe公式の読み込み手順を確認しました。
表情差分など一部のパーツのみをアニメーションさせたい場合は、該当パーツのみを別PSDに切り分けてシーケンス化して読み込む方法が効果的です。
