この記事は2020年にiPhoneと旧PC版を使った導入記録です。
2026年9月19日に公式資料を確認し、対応カメラと有料版の説明を訂正しました。
現在のSteam版はWebカメラによる顔トラッキングに対応し、この使い方ではスマートフォンは不要です。
新しく導入する場合は公式の導入手順を参照してください。

[はじめに]VTube Studioの注意点!
https://youtu.be/AssUd6EtFXw
現在はスマートフォンまたはWebカメラで顔をトラッキングできます。
以下の画像と端末一覧は、2020年の執筆時点の記録です。
iPhone X系の端末は必須ではありません。
現在の対応状況は公式マニュアルで確認してください。
iOS: iPhone X以降(Face IDをサポートする必要があります) iPhone X、iPhone XR、iPhone XS(レギュラーおよびマックス)、iPhone 11(レギュラー、プロおよびプロマックス)、 iPad Pro(第3、第4世代以上) Android(開発中): ARCoreをサポートするすべてのAndroidデバイス
アプリとSteam版は無料で試せます。
スマートフォンからPCへの送信を5分を超えて使用する場合はアプリのPRO版、Webカメラ使用時の透かしを消す場合はSteamのDLCが必要です。
用途別の購入条件と商用利用条件は公式FAQで確認してください。
アプリ版VTube Studioの導入方法

- ストアで「VTube Studio」と検索してインストールします。
- アプリを起動し、画面左メニューのアバターアイコンからモデルを選択します。
- カメラアイコンをタップすると表情のトラッキングが始まります。 キャリブレーションしたいときは右上のサムネイルをタップすると、表情の基準が再計算されます。

旧PC版VTube Studioの導入記録(2020年)
現在のWindows・macOS版はSteamの公式配布ページから導入します。
以下のZIP展開、保存先、JSON編集は旧版の記録です。
現在の設定ファイルへ、そのまま転記しないでください。

ダウンロードしたZIPファイル(VTube_Studio_Windows_x_x_x.zip)を展開します。
展開先にある「VTube Studio.exe」を実行すると、PC版のVTube Studioが起動します。
VTube Studioでの自作Live2Dモデルの表示方法

VTube Studioでの自作Live2Dモデルのデータ格納
VTube Studioのフォルダ内にある「Live2DModels」フォルダを開きます。
VTube_Studio_Windows_1_0_1WindowsVTube Studio_DataStreamingAssetsLive2DModels
フォルダ内にLive2Dの書き出しデータを配置します。

VTube Studioでの自作Live2Dモデルの表示設定
一度アバターデータを開くと、アイコン画像や待機モーションが設定されていない状態になります。
その際「モデル名.vtube.json」という設定ファイルが自動生成されるため、このファイルを編集して設定します。
まずは「モデル名.vtube.json」をテキストエディタで開き、アイコン画像と待機モーションのファイル名を指定します。

"Version": 1,
"Name": "neko",
"FileReferences": {
"Icon": "ico_neko.png",
"Model": "neko.model3.json",
"IdleAnimation": "idle.motion3.json"
※アニメーションのフォルダ名は「animations」に変更してください。
VTube Studioでの自作Live2Dモデルの表示確認

最後にVTube Studio画面左メニューのアバターアイコンをクリックし、登録した自作モデルのアイコンを選択するとモデルが表示されます。
VTube Studioでの背景画像の表示方法
下記のフォルダに背景データを配置します。
VTube_Studio_Windows_1_0_1WindowsVTube Studio_DataStreamingAssetsBackgrounds

JPGやPNGなどの静止画だけでなく、MP4などの動画形式も背景として表示できます。
PC版VTube Studioとアプリ版VTube Studioを連動させる設定
ここからは、2020年にiPhoneのトラッキングデータをPCへ送信した際の手順記録です。
Webカメラを使う場合は、このスマートフォン接続手順は不要です。
PC版VTube Studioでの設定手順
- まずPC版の左メニューにある歯車アイコンをクリックし、設定画面を開きます。
- 次に「Start Server」にチェックを入れます。
- アクセス許可を求めるダイアログが表示された場合は、許可を選択します。

- 表示されたIPアドレスを控えます。
例:192.xxx.x.xx
アプリ版VTube Studioでの設定手順
- スマートフォンでアプリ版を起動します。
- 当時は設定画面からPRO版を購入しました。掲載の2820円は当時の価格で、現在の価格ではありません。購入前に無料版で接続とトラッキングを確認してください。

- アプリ版の左メニューにある歯車アイコンをタップして設定メニューを開きます。
- 「Connect to PC」にチェックを入れます。
- 最後に先ほどPC側で控えたIPアドレスを入力します。
以上で接続準備は完了です。
PC版の「Start Server」とアプリ版の「Connect to PC」の両方にチェックが入っていれば、iPhoneとPC側のモデルが連動します。

[memo title=”ポイント”] 接続がうまくいかない場合は、以下の項目を確認してください。
情報提供:★LOLO★さま(@LOLO_vtuber)
- Windows側のネットワーク設定でプライベートネットワークの探索(ネットワーク検出)が有効になっているか。
- PC側のセキュリティ対策ソフトによって、iPhone版VTube StudioからのIPアクセスがブロックされていないか。
[/memo] 実際に検証したところ、FaceRigと比較してVTube Studioのほうがフェイストラッキングの精度が高く感じられました。

VTube StudioのTIPS
- 当時のPC版はデフォルトでフルスクリーン表示でしたが、「Alt + Enter」を押すとウィンドウ表示へ切り替えてサイズ変更が可能になります。
- 表情の設定はパラメータごとに細かく調整できます。

まとめ:VTube Studioの使い方とPC版での自作モデルの表示方法
実際に試した範囲でも、iPhone X系のフェイストラッキング精度が高く扱いやすい印象です。
注意点として、長時間使用する場合はiPhoneのバッテリー消費が激しいため給電環境を確認してください。
スマートフォン単体でLive2Dモデルを動かしたい場合は「2DR」などのアプリも選択肢になります。

公式のLive2Dモデル販売サイト「nizima」の解説記事も公開しています。

アバターを表示するソフトは、ほかにも紹介しています。




