VTube Studio では、笑顔や怒り顔、衣装替えなどを、キーや画面のボタンで切り替えられます。
- 表情は Hotkeys タブで直接作れる(Live2D Cubism Viewer でも作れる)。保存すると .exp3.json ができる
- ホットキーの種類を「Set/Unset Expression」にして表情ファイルを選ぶ
- キーは2つまでの組み合わせ。VTube Studio が前に無くても効く(macOS では効かない)
- 表情は、顔の追跡やアニメーションより優先される
この記事は、VTube Studio の公式マニュアル(GitHub の wiki、2026年9月29日に確認)にもとづいています。
当方ではソフトを入れて試しておらず、画面の名前は公式の英語の表記です。
表情ファイル(.exp3.json)を作る
表情は、Live2D のパラメーターを、キーを押したときに決まった値にする仕組みです。
VTube Studio の「Hotkeys」タブで、表情を新しく作ったり、直したりできます。
保存すると、モデルのフォルダーに .exp3.json のファイルができます。
Live2D Cubism Editor に入っている無料の「Live2D Cubism Viewer」でも作れます。
表情のファイルは、モデルのファイルと同じフォルダーか、その下のフォルダーに置かないと一覧に出ません。
物理演算の出力のパラメーターは物理演算に上書きされるので、表情には使えません。
パラメーターのモード
| モード | 働き |
|---|---|
| Overwrite(初期値) | 決めた値で上書きする |
| Add | 今の値に足す |
| Multiply | 今の値にかける(-1 にすると追跡の値を反転できる) |
ホットキーに割り当てる
- Hotkeys タブで新しいホットキーを作る
- 種類を「Set/Unset Expression」にする
- 表情のファイルを選ぶ
- キー(2つまでの組み合わせ)か、画面のボタンを割り当てる
表情のエディターの「Turn Expressions on/off」で、キーボードのアイコンからキーを割り当てると、ホットキーが自動で作られます。
全部の表情を消すには、「Remove all Expressions」のホットキーを使います。
重なったとき
同じパラメーターを複数の表情が変えるときは、最後にオンにした表情の値が使われます(Add と Multiply は全部かかる)。
「Model Customization Expression」にした表情は、「Clear all Expressions」でも消えず、一覧に⭐が付きます。
同じグループの中で1つだけをオンにする「Expression Groups」は、2026年9月29日の時点では公開ベータ版だけの機能です。
キーと画面のボタン
- キーボードのホットキーはパソコン(Windows・Mac)だけ。マウスのボタンも使える
- ゲーム中など VTube Studio が前に無くても効くが、macOS では効かない
- 画面のボタン(On-Screen Button)は8個まで。スマホで押したボタンを「Send hotkeys to PC」でパソコンに送れる
- フェードの時間、何秒後に止めるか、ボタンを離したら止めるかも決められる
アニメーションを再生する
| ホットキーの種類 | 動き |
|---|---|
| Play Animation (.motion3.json) | 1回再生し、顔の追跡を上書きする |
| Change Idle Animation | 待機中にくり返すアニメーションを変える |
アニメーションは Live2D Cubism Editor の Animator で作り、「File → Export for Runtime → Export motion file」で .motion3.json に書き出して、モデルと同じフォルダーに置きます。
「stop on the last frame」にすると、最後のコマで止まり、もう一度押すまでそのままになります。
iPhone での追跡の設定は、VTube StudioのiPhone接続と精度の設定で紹介しています。
まとめ
- 表情は Hotkeys タブで作って .exp3.json に保存する
- Set/Unset Expression で表情ファイルをキーに割り当てる
- Overwrite・Add・Multiply で値のかけ方を選ぶ
- アニメーションは .motion3.json を Play Animation で
参考:VTube Studio 公式マニュアル(github.com/DenchiSoft/VTubeStudio/wiki、2026年9月29日に確認)。
