Warudo は、VRM などの3D のアバターを動かして配信できる、Windows 用の VTuber のソフトです。
- Steam で配布。条件を満たす個人の配信は無料(企業所属などは有料の Warudo Pro)
- 読み込めるのは .vrm と .warudo(VSeeFace 用の .vsfavatar は不可)
- はじめは「Onboarding Assistant → Basic Setup → Get Started」に従う
- OBS へは Spout がおすすめ。透過は OBS 側を Premultiplied Alpha に
この記事は、Warudo の公式ハンドブック(docs.warudo.app)と Steam のページ(2026年10月24日に確認)にもとづいています。
当方ではソフトを入れて試しておらず、画面の名前は公式の英語の表記です。
公式ハンドブックには日本語版もあります。
入手と料金
Steam で配布されていて、Windows だけに対応します。
Steam の最低の環境は、64bit の Windows 10、Core i5-9400F、GeForce GTX 1660、DirectX 11、空き容量6GBです。配信やゲームを同時実行できる性能の保証ではありません。
| 使い方 | 料金 |
|---|---|
| 配信以外(モデルの確認・スクショ・SNS 用のポーズなど) | Warudo利用料は無料。モデル・素材の利用許諾は別途確認 |
| 条件を満たす個人の配信(VTuber IPの著作権と配信アカウントを本人が所有し、所定時間の配信義務がない。主要配信プラットフォームとの直接契約には例外あり) | 無料 |
| 企業所属の VTuber などの配信 | 配信にはWarudo Proが必要。Steam版の無期限の評価・テストは配信許可とは別 |
Steamには2026年6月30日の0.15.0通常ブランチ更新の案内があります。ストア上は早期アクセスで、通常ブランチへの更新を正式製品版の完成と混同しないでください。利用中の版と更新履歴はSteamで確認します。録画済みのWarudo映像を配信する場合も、無料利用条件上は配信活動として扱われます。
キャラクターを読み込む
- Warudo を起動する(メインの画面とエディターの画面の2つが開く)
- 「Onboarding Assistant → Basic Setup → Get Started」を選ぶ
- 「Open Characters Folder」を押し、開いたフォルダーに .vrm を置く
- 案内に従って、モデルの読み込み・モーションキャプチャの設定・VRM の表情の取り込みを済ませる
- Warudo のアイコンの「Save Scene」で保存する(自動では保存されない)
VRM以外の対応モデルは、元のUnityプロジェクトなどからMod SDKで.warudoへ書き出します。MMD・VRChat向けというだけで無調整で変換できるとは限りません。元データの入手と改変・配信の許諾を確認してください。
エディターを閉じてしまったら、メインの画面で Esc を押すと出てきます。
トラッキング
| 方法 | 必要なもの |
|---|---|
| MediaPipe(はじめはこれ) | Web カメラだけ。顔と手を追える |
| OpenSeeFace | Web カメラ |
| iFacialMocap / FaceMotion3D | Face ID の iPhone(iPhone 12 以降を推奨)と有料のアプリ |
| RhyLive | iPhone |
| そのほか | SteamVR・Leap Motion・mocopi・Rokoko・VMC 対応のソフトなど |
MediaPipeは初期設定ではGPUで動きます。ゲームとGPU負荷が競合する場合は、MediaPipe TrackerのGPU Accelerationをオフにした場合と比較します。追跡中は顔と手がカメラの範囲に入るようにしてください。
顔の補正は「Character → Motion Capture → Quick Calibration → Calibrate MediaPipe」で行います。
iFacialMocap では、アプリの「Destination IP address」にパソコンの IP を入れます(パソコンの IP は iFacialMocap Receiver の設定で確かめられる)。
OBSに取り込む
| 出力 | 特徴 |
|---|---|
| Spout(初期設定で有効・おすすめ) | 同一PC内の映像受け渡しに公式が推奨。操作用の矢印は出力しない。実際の遅延・負荷は環境で確認 |
| NDI | 別のパソコンへ送るとき。音は出ない |
| 仮想カメラ | Settings → Output で有効にする |
| ウィンドウ/ゲームキャプチャ | 負荷が高いのですすめられていない |
- 使用中のOBSに対応するSpout2 Plugin for OBS Studioを公式配布元から導入し、OBSを再起動する
- 「Spout2 Capture」のソースを足し、送り元に「Warudo」を選ぶ
- Warudo のカメラの「Basic Properties → Transparent Background」を有効にする
- OBS の Spout2 Capture の Composite Mode を「Premultiplied Alpha」にする
ブループリント
ブループリントは、ノードをつないで「X が起きたら Y をする」を作る、目で見るプログラムです。
VRM の表情は「Import VRM Expressions」で取り込み、「Generate Key Binding Blueprint」でキーで切り替えるブループリントを作れます。
MIDI・Stream Deck から操作したり、Twitch・YouTube と連携して、視聴者が物を投げる演出を作ったりもできます。
ほかのソフトとの比べ方は、VTuberトラッキングソフト5本の比較で紹介しています。
まとめ
- 無料条件を満たす個人配信かを確認。企業所属などの配信はWarudo Pro
- Onboarding Assistant の Basic Setup から始め、Save Scene で保存
- はじめの追跡は Web カメラの MediaPipe
- OBS へは Spout。透過は Transparent Background と Premultiplied Alpha
参照:公式の無料利用条件、初期設定とOBS出力、MediaPipe、iPhone連携、Steamの動作要件。今回、実機の追跡・OBS録画・画面表示は未検証です。
よくある質問:Warudoの使い方
Warudoとは何ですか? 対応OSと動作環境は?
VRMなどの3Dのアバターを動かして配信できる、Windows用のVTuberのソフトです。Steamで配布されています。Steamの最低の環境は、64bitのWindows 10、Core i5-9400F、GeForce GTX 1660、DirectX 11、空き容量6GBです。配信との同時動作は実環境で確認します。
料金はかかりますか?
使い方によって違います。配信以外のモデル確認や静止画作成などではWarudo利用料は無料ですが、モデル・素材の権利条件は別途確認します。個人配信は、VTuber IPの著作権と配信アカウントを本人が所有し、所定時間の配信義務がないなどの条件を満たす場合に無料です。主要配信プラットフォームとの直接契約には例外があります。録画済み映像の配信も対象です。企業所属などの配信にはWarudo Proが必要で、Steam版の無期限の評価・テストとは区別します。最新の条件は公式で確認してください。
どんなモデルを読み込めますか?
読み込めるのは.vrmと.warudoです。VSeeFace用の.vsfavatarは不可です。対応する元モデルはMod SDKで.warudoに書き出します。元データと利用許諾が必要で、モデルごとの調整が生じる場合があります。
最初は何から始めればよいですか?
Warudoを起動し(メインの画面とエディターの画面の2つが開きます)、「Onboarding Assistant → Basic Setup → Get Started」を選びます。「Open Characters Folder」を押して開いたフォルダーに.vrmを置き、案内に従ってモデルの読み込み・モーションキャプチャの設定・VRMの表情の取り込みを済ませます。Warudoのアイコンの「Save Scene」で保存してください(自動では保存されません)。エディターを閉じてしまったら、メインの画面でEscを押すと出てきます。
トラッキングはどの方法がありますか?
MediaPipe(はじめはこれ)はWebカメラだけで顔と手を追えます。OpenSeeFaceはWebカメラ、iFacialMocap/FaceMotion3DはFace IDのiPhone(iPhone 12以降を推奨)と有料のアプリ、RhyLiveはiPhoneが必要です。ほかにSteamVR・Leap Motion・mocopi・Rokoko・VMC対応のソフトなどがあります。MediaPipeは初期設定ではGPUで動き、顔の補正は「Character → Motion Capture → Quick Calibration → Calibrate MediaPipe」で行います。iFacialMocapでは、アプリの「Destination IP address」にパソコンのIPを入れます。
OBSには、どの方法で取り込むのがよいですか?
Spoutがおすすめです(初期設定で有効)。同一PC内の映像受け渡しに公式が推奨し、操作用の矢印も出力しません。配信全体の遅延ゼロや全環境での最小負荷を保証するものではありません。NDIは別のパソコンへ送るときで音は出ません。仮想カメラはSettings → Outputで有効にします。ウィンドウ/ゲームキャプチャは負荷が高いのですすめられていません。
OBSで背景を透過するには?
OBSに「Spout2 Plugin for OBS Studio」を入れ、「Spout2 Capture」のソースを足して、送り元に「Warudo」を選びます。Warudoのカメラの「Basic Properties → Transparent Background」を有効にし、OBSのSpout2 CaptureのComposite Modeを「Premultiplied Alpha」にします。なお、記事は公式ハンドブックとSteamのページ(2026年10月24日に確認)にもとづき、当方ではソフトを入れて試していません。最新の版や手順は公式で確認してください。
