Warudo は、VRM などの3D のアバターを動かして配信できる、Windows 用の VTuber のソフトです。
- Steam で配布。条件を満たす個人の配信は無料(企業所属などは有料の Warudo Pro)
- 読み込めるのは .vrm と .warudo(VSeeFace 用の .vsfavatar は不可)
- はじめは「Onboarding Assistant → Basic Setup → Get Started」に従う
- OBS へは Spout がおすすめ。透過は OBS 側を Premultiplied Alpha に
この記事は、Warudo の公式ハンドブック(docs.warudo.app)と Steam のページ(2026年9月29日に確認)にもとづいています。
当方ではソフトを入れて試しておらず、画面の名前は公式の英語の表記です。
公式ハンドブックには日本語版もあります。
入手と料金
Steam で配布されていて、Windows だけに対応します。
Steam の最低の環境は、64bit の Windows 10、Core i5-9400F、GeForce GTX 1660 です。
| 使い方 | 料金 |
|---|---|
| 配信以外(モデルの確認・スクショ・SNS 用のポーズなど) | 誰でも無料 |
| 個人の配信(VTuber の権利が本人だけのもので、配信時間などの契約がない) | 無料 |
| 企業所属の VTuber などの配信 | 有料の Warudo Pro(Steam 版は期限なく試せる) |
最新の正式版は 0.15.0(2026年6月30日)です。
キャラクターを読み込む
- Warudo を起動する(メインの画面とエディターの画面の2つが開く)
- 「Onboarding Assistant → Basic Setup → Get Started」を選ぶ
- 「Open Characters Folder」を押し、開いたフォルダーに .vrm を置く
- 案内に従って、モデルの読み込み・モーションキャプチャの設定・VRM の表情の取り込みを済ませる
- Warudo のアイコンの「Save Scene」で保存する(自動では保存されない)
VRM 以外(MMD や VRChat のモデルなど)は、Mod SDK で .warudo に書き出してから読み込みます。
エディターを閉じてしまったら、メインの画面で Esc を押すと出てきます。
トラッキング
| 方法 | 必要なもの |
|---|---|
| MediaPipe(はじめはこれ) | Web カメラだけ。顔と手を追える |
| OpenSeeFace | Web カメラ |
| iFacialMocap / FaceMotion3D | Face ID の iPhone(iPhone 12 以降を推奨)と有料のアプリ |
| RhyLive | iPhone |
| そのほか | SteamVR・Leap Motion・mocopi・Rokoko・VMC 対応のソフトなど |
MediaPipe は、初期設定では GPU で動きます。
顔の補正は「Character → Motion Capture → Quick Calibration → Calibrate MediaPipe」で行います。
iFacialMocap では、アプリの「Destination IP address」にパソコンの IP を入れます(パソコンの IP は iFacialMocap Receiver の設定で確かめられる)。
OBSに取り込む
| 出力 | 特徴 |
|---|---|
| Spout(初期設定で有効・おすすめ) | 遅れがなく、いちばん軽い。移動用の矢印も映らない |
| NDI | 別のパソコンへ送るとき。音は出ない |
| 仮想カメラ | Settings → Output で有効にする |
| ウィンドウ/ゲームキャプチャ | 負荷が高いのですすめられていない |
- OBS に「Spout2 Plugin for OBS Studio」を入れる
- 「Spout2 Capture」のソースを足し、送り元に「Warudo」を選ぶ
- Warudo のカメラの「Basic Properties → Transparent Background」を有効にする
- OBS の Spout2 Capture の Composite Mode を「Premultiplied Alpha」にする
ブループリント
ブループリントは、ノードをつないで「X が起きたら Y をする」を作る、目で見るプログラムです。
VRM の表情は「Import VRM Expressions」で取り込み、「Generate Key Binding Blueprint」でキーで切り替えるブループリントを作れます。
MIDI・Stream Deck から操作したり、Twitch・YouTube と連携して、視聴者が物を投げる演出を作ったりもできます。
ほかのソフトとの比べ方は、VTuberトラッキングソフト5本の比較で紹介しています。
まとめ
- 個人の配信なら無料。企業所属などは Warudo Pro
- Onboarding Assistant の Basic Setup から始め、Save Scene で保存
- はじめの追跡は Web カメラの MediaPipe
- OBS へは Spout。透過は Transparent Background と Premultiplied Alpha
参考:Warudo Handbook(docs.warudo.app)、Steam のストアページ(2026年9月29日に確認)。
