自分でLive2Dモデルを作るとなると、まず必要になるのがペンタブレットです。
ただし、いきなり高価な液タブを買う必要はありません。
結論を先に書きます。
まずは6千円程度の板タブで始めて、続けられそうなら液タブに移行する。
この順番が最も無駄がありません。
効くかどうか判断がつかない場合は、借りて試す方法があります。
液タブは本体7万円前後に対して、2週間6,210円から試せます。
詳しくはペンタブは買う前に借りて試せるにまとめました。
板タブと液タブ、どちらから始めるか
ペンタブレットには2種類あります。
| 板タブ | 液タブ | |
|---|---|---|
| 描く場所 | 手元の板/画面はモニター | 画面に直接描く |
| 価格 | 3千円〜1万円 | 5万円〜12万円 |
| 慣れやすさ | 最初は違和感がある | 紙に近い感覚 |
| 設置スペース | 小さい | 机の上を占有する |
| 向いている人 | まず試したい人 | 続けると決めた人 |
液タブのほうが直感的なのは事実です。
ただし価格差が10倍あるため、続くかどうか分からない段階で買うにはリスクがあります。
板タブの違和感は、多くの人が数週間で慣れます。
まず板タブで作ってみて、制作が習慣になってから液タブを検討してください。
最初の1台:板タブ
約5,800円:XPPen Deco01 V2|まず試すなら
入門用として広く使われている板タブです。
ペイントソフトも付属するので、これだけで描き始められます。
Live2D用のパーツ分けイラストを作るには十分な性能です。
約6,300円:Wacom Intuos Medium|定番を選ぶなら
ペンタブレットの定番メーカーであるワコムの入門機です。
ドライバの安定性や情報の多さで選ぶなら、こちらが安心できます。
困ったときに検索して解決策が見つかりやすいのは、初心者には大きな利点です。
次の段階:液タブ
制作が続くようになったら、液タブへの移行を検討してください。
とくにLive2Dのパーツ分けでは、細かい輪郭をなぞる作業が多くなります。
画面に直接描けると、この工程が楽になります。
約5万円:XPPen Artist 163rd(15.4インチ)|液タブの入門
液タブとしては手を出しやすい価格帯です。
スタンドが付属し、ショートカットキーも8個あるので、追加投資なしで使い始められます。
約6万円:XPPen 16インチ(2.5K / 左手デバイス付)|解像度重視
解像度が2.5Kと高く、細かい作業がしやすい構成です。
左手デバイスが付属するのも実用的で、ショートカット操作をまとめて任せられます。
約11.9万円:Wacom Cintiq 16|長く使うなら
ワコムの液タブは、描き味と安定性で評価されています。
価格は上がりますが、本気で制作を続けるなら投資に見合う選択肢です。
業務で使う人が多く、トラブル時の情報も豊富です。
制作PCに必要なスペック
Live2Dのモデル制作は、配信ほど高いスペックを要求しません。
ただしイラスト制作の工程では、キャンバスの解像度がメモリを消費します。
| 用途 | メモリの目安 | GPU |
|---|---|---|
| Live2Dのモデリング作業 | 16GB | 内蔵GPUでも動く |
| 高解像度のイラスト制作 | 32GB | 内蔵GPUでも動く |
| 制作と配信を同じPCでする | 32GB | NVIDIA製GPU |
制作だけなら、配信用のような高いGPUは要りません。
ただし同じPCで配信もするなら、配信側の要件が上乗せされます。
配信PCの要件はVTuber配信PCの選び方、機種はVTuber配信PC比較にまとめました。
あると作業が速くなるもの
左手デバイス
Live2Dのパーツ分けは、拡大・縮小・移動・元に戻すの繰り返しです。
これらを手元のダイヤルとボタンに割り当てると、作業のテンポが変わります。
実際に使った感想はTourBox Lite レビューにまとめています。
ソフトは何を使うか
必要なのは2つです。
- イラストソフト:パーツを分けたイラストを描く
- Live2D Cubism:パーツに動きを付ける
Live2Dには無料版があり、個人で始めるなら無料版でもモデルは作れます。
違いはLive2Dの無料版と有料版の違いで解説しました。
イラストソフトの定番であるCLIP STUDIOは、グレードが3つあります。
選び方はDEBUT、PRO、EXの違いをご覧ください。
作ったモデルを配信で動かす手順はVTube Studioの使い方にまとめています。
買う順番のまとめ
- 板タブ(6千円前後)で始める。
続くかどうか分からない段階で液タブは要りません - Live2Dの無料版で作ってみる。
費用をかけずにモデル制作を体験できます - 制作が習慣になったら液タブへ。
パーツ分けの作業が楽になります - 左手デバイスは余裕が出てから
配信側の機材についてはVTuberの配信機材【優先度順】にまとめています。
※本記事に掲載した価格・仕様は2026年9月3日時点の調査に基づきます。
最終調査日:2026年9月3日。
価格は変動するため、購入前に販売ページで最新の情報をご確認ください。
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