VRoid Studioの基本的なキャラクター作成と、Unityへ読み込んで動かす手順をまとめました。
マウスがないと操作に一部制約があったため、先行して出力とUnity連携を検証しました。
マウスが無いので、先に出力から検証。
①VRoidからVRMを出力
②UnityにUniVRMをインストール
③いくつかコンポーネントをアタッチ(下記参照)https://t.co/0Qybd8L5iq
で、20分もかからずUnityで操作できるように!#Vroid #vroidstudio pic.twitter.com/xALNJNd7I4
— すいみん@CGメソッド (@cg_method) 2018年10月13日
VRoidのインストール
下記リンクからVRoid Studioをダウンロードします。
ZIPファイルを解凍して実行ファイルを起動します。
今回はVRoidStudio-v0.2.13-p1-winを使用
VRoidの起動
画面解像度などを指定し、モデル名を入力してソフトを起動します。
全画面表示解除
全画面表示になっている場合は、Alt+Enterを押すとタイトルバーが表示され、ウィンドウの位置やサイズを変更できます。
もう一度Alt+Enterを押すと全画面表示に戻ります。
VRoidのカメラの操作
- カメラの回転 → 右ドラッグ
- カメラの移動(ドリー) → Shift(Space) + 左ドラッグ
- カメラのズーム → マウスホイール
マウスがない環境ではホイールによるズーム操作が難しいため注意が必要です。
なお、ペンタブレットのホイールやタッチ機能にスクロールを割り当てて代用することも可能です。
VRoid用の参考画像を配置
造形時の目安とするため、全身と顔のイラストを用意します。
今回は自作したVTuber「睡井眠子」のLive2D用イラストを使用しました。
ウインドウを最前面で固定するフリーソフト「最前面でポーズ」
参考画像を表示したウィンドウを常に前面へ表示するため、ツールを起動します。
対象ウィンドウを選択してPauseキーを押すと最前面に固定されます。
もう一度Pauseキーを押すと解除されます。
VRoidの編集作業
各タブを切り替えながら、キャラクターの各部位を作成していきます。
体型編集
上部メニューから「体型編集」タブを選択します(矢印キーでもタブを切り替えられます)。

参考画像と見比べながら、各スライダーのパラメーターを調整して体型を合わせます。
衣装編集
衣装編集タブで衣装を設定します。
今回は標準プリセットの制服を使用します。
顔編集

顔編集タブで参考画像を見ながら各スライダーを調整し、目や輪郭の形状を整えます。
顔編集メモ
- 瞳サイズを縮小すると寄り目に見えやすくなるため、全体のバランスを見ながら極端な数値を避けて調整するのがおすすめです。
髪型編集
髪型は「手描き」と「プロシージャル」の2種類の方法で作成できます。
手描きガイド
前髪などの細部を手描きツールで作成します。

- 手描きガイドを追加して、ブラシで髪の毛を作成。(ある程度好みのパラメーターを調整してから描く)
選択ツールに切り替えることで、描いた毛束のパラメーターを後から調整できます。

- 「調整ブラシ」や「制御点」で形状の微調整もできます。
プロシージャルヘアー

生やす範囲のガイドを決める
全体の毛長やボリューム感をイメージしながら、髪を生やす基準となるガイドを作成します。
間隔で髪の毛の「範囲」を決める
今回は後頭部と左右サイドの計3グループを作成し、「間隔」パラメーターで配置範囲を設定しました。
位置で髪の毛の「位置」を決める
「位置」パラメーターを調整し、頭部に対する髪束の生え位置を合わせます。
本数で髪の毛の「隙間を埋める」
「本数」パラメーターで毛束の密度を調整し、地肌が見える隙間を埋めます。
中心点で「つむじの位置」を決める
つむじの基準位置を決め、「中心点」パラメーターをオフセットして放射状の流れを整えます。
あとは細かいパラメーターで微調整
毛先の広がりや流れを各パラメーターで整えて仕上げます。
髪型編集メモ

暗い髪色では形状が把握しにくいため、一時的に明るい色にしておくと頭部との隙間や重なりを確認しやすくなります。
VRoidの撮影・エクスポート
モデルが完成したら、「撮影・エクスポート」タブでポーズや表情を確認します。
「ポーズ&アニメーション」でモーションを再生したりボーンを直接操作したりして、右下の撮影ボタンから画面キャプチャを保存できます。


確認後、右上のエクスポートボタンを押して、VRoid.vrmとしてファイルを出力します。
Unityで作成したキャラクターを操作してみる
※Unityの基本的な導入・プロジェクト作成手順は割愛します。
UniVRM-xxx.unitypackageのパッケージをインポート
ダウンロードしたUniVRMのunitypackageをUnityプロジェクトへインポートします。
今回はUniVRM-0.44_67a6.unitypackageを使用
.vrmを変換
プロジェクトのAssetsフォルダー内へ、エクスポートしたVRoid.vrmをドラッグ&ドロップして配置します。
ファイルを配置すると、UniVRMによって自動的にアセット変換処理が行われます。

変換が完了するとPrefabが生成されます。
あわせてブレンドシェイプ、マテリアル、メッシュ、テクスチャの各フォルダーも自動生成されます。
スタンダードアセットの「Characters」と「Cameras」を付けて、自作キャラを操作
Standard Assetsのコンポーネントを適用することで、キーボード操作でキャラクターを歩行・ジャンプさせることができます。

カメラ位置を調整する際は、対象カメラを選択してCtrl+Shift+Fを押すとシーンビューの視線方向へカメラを即座に配置できます。

設定完了後、矢印キーで移動、スペースキーでジャンプできるようになります。
VTuberの始め方や配信環境の構築手順は、以下のまとめ記事でも解説しています。

VRoidや3Dモデルの記事は、ほかにもあります。




キャラの作成方法とUnityで操作する方法まとめ
操作性に一部慣れが必要な点はあるものの、直感的な髪型編集をはじめ手軽に3Dキャラクターを制作できる優れたツールです。
作成したキャラクターモデルの利用規約や権利関係が明快な点も大きなメリットです。
さらにステージギミックを配置してゲーム形式に拡張することも可能です。
操作するだけじゃつまらないので、ゴールも設定してみました。
#VRoid #Unity pic.twitter.com/Iiesx562vI
— すいみん@CGメソッド (@cg_method) 2018年10月20日
