Claude Codeの会話は、ターミナルを閉じても消えません。
プロジェクトごとに保存されていて、後から開き直せます。
保存・再開・名前付け・分岐・切り替えの操作方法をまとめました。
主な操作の早見表です。
| やりたいこと | コマンド |
|---|---|
| 直前の続きから | claude --continue |
| 一覧から選んで再開 | claude --resume |
| 名前を指定して再開 | claude --resume 名前 |
| 作業中に別の会話へ移る | /resume |
| 名前を付ける | /rename 名前 |
| 枝分かれさせる | /branch 名前 |
| まっさらにする | /clear(記録は残る) |
| 書き出す | /export |
保存は自動です
作業している間、常に自動で保存され続けています。
手動で押す保存ボタンはありません。
保存先は ~/.claude/projects/<プロジェクト>/<セッションID>.jsonl です。
プロジェクトのフォルダごとに保存先が分かれています。
フォルダ名は、作業ディレクトリのパスをもとに自動生成されます。
/clear を実行しても、以前の会話は残っています。
画面上は消えたように見えるだけで、後から開き直せます。
セッション履歴の保持期間は既定で30日です。
手動での削除手順はこちらにまとめています。

再開する
claude --continue # 直前の会話を開く
claude --resume # 一覧から選ぶ
claude --resume 名前 # 名前を指定して開く作業中に別の会話へ切り替えたいときは、セッション内で実行します。
/resumeプルリクエストを指定して探すこともできます。
claude --from-pr 123指定したプルリクエストに紐づく会話だけが一覧に表示されます。
どのフォルダからでも開ける
claude --resume セッションID は、カレントディレクトリに関係なく実行できます。
まず現在のプロジェクト内を検索し、見つからなければ他のプロジェクトも検索します。
どのディレクトリで開始したか忘れた場合でも再開できます。
一覧に表示されないセッション
claude -pや Agent SDK で作成したセッション/loopで開始したセッション
これらは一覧には表示されませんが、IDを直接指定すれば開けます。
通常の一覧画面には表示されません。
再開時に引き継がれる設定・情報
| 引き継がれるもの | 補足 |
|---|---|
| 会話の全履歴 | ツールの呼び出し履歴と実行結果も含みます。 |
| 使用していたモデル | モデルが廃止されている場合や、再開時に別途指定した場合は除きます。 |
| エージェントの指定 | --agent で開始した場合に引き継がれます。 |
| 権限モード | 再開方法によって挙動が異なります(後述)。 |
| 進行中のゴール | 試行回数とタイマーはリセットされます。 |
| 有効期限内のスケジュールタスク | バックグラウンドの実行処理は復元されません。 |
引き継がれない設定もあります。
起動時にコマンドライン引数で渡した一時的な設定は、再開時にも再度指定する必要があります。
--mcp-config--settings--plugin-dir--fallback-model--add-dirで追加したディレクトリ
settings.json に記述されている設定は自動で再読み込みされるため、再指定は不要です。
権限モードは再開時に初期化される場合がある
意図しない権限で動作するリスクがあるため注意が必要です。
| 終了時のモード | 再開後のモード |
|---|---|
| 権限をバイパス | 引き継がれない。新規セッションと同じ通常モードで開始します。 |
| プラン | 引き継がれない(ターミナルから再開した場合) |
| 自動 | 復元される(条件を満たしている場合) |
| 手動 | 復元される |
権限バイパスは安全面を考慮し、意図的に引き継がれない設計になっています。
安全側に倒した仕様になっています。
一覧から選択して再開した場合は、どの権限モードも引き継がれません。
新規セッションと同じ初期モードで起動します。
セッションに名前を付ける
並行して複数の作業を進める場合は、セッションに名前を付けておくのがおすすめです。
一覧から判別しやすくなり、セッション名で直接指定して再開できるようになります。
| 実行タイミング | 実行方法 |
|---|---|
| セッション起動時 | claude -n auth-refactor |
| セッション作業中 | /rename auth-refactor |
| セッション一覧画面 | Ctrl + R |
| プラン承認時 | 計画内容をもとに自動付与される |
| デスクトップアプリ | メニューの「名前を変更」から設定 |
明示的に名前を付けない場合は、最初の入力プロンプトから自動でタイトルが生成されます。
この自動生成されたタイトルでも再開指定が可能です。
同じ名前がすでに存在する場合、後から付けた側にランダムな接尾辞が付与されます。
auth-refactor-graceful-unicorn のように、2単語の識別子が末尾に付加されます。
元の名前は、先に作成されたセッションが維持します。
セッション一覧画面の操作方法
/resume または claude --resume で一覧画面を開きます。
| キー | 操作内容 |
|---|---|
↑ / ↓ | セッションの選択 |
Space | プレビュー表示 |
Ctrl + R | 名前の変更 |
Ctrl + A | 端末内の全プロジェクトのセッションを表示 |
Ctrl + W | 該当リポジトリの全ワークツリーを表示 |
Ctrl + B | 現在のGitブランチのセッションのみ表示 |
/ または文字列入力 | セッションの絞り込み検索 |
Esc | 一覧画面を閉じる |
Ctrl + A を把握しておくと重宝します。
別のプロジェクトで開始したセッションも横断して検索できます。
検索欄にプルリクエストのURLを貼り付けると、該当PRに関連する会話を絞り込めます。
GitHub・GitLab・BitbucketのURLに対応しています。
一覧の各行には、最終更新日時・Gitブランチ・ファイルサイズが表示されます。
セッションを分岐(ブランチ)させる
元の会話履歴を保持したまま、別のアプローチや実装案を試せます。
/branch try-streaming-approachブランチ名を省略した場合は、最初の指示内容から自動で名前が付きます。
コマンドライン引数からも分岐セッションを起動できます。
claude --continue --fork-session
デスクトップアプリでは「⋮」メニュー内の「フォーク」から実行できます。
| 分岐後の状態 | |
|---|---|
| 会話の履歴 | 分岐した時点までの全履歴が複製される |
| 「このセッションで許可」した権限設定 | 引き継がれる(--fork-session で別プロセスとして起動した場合は引き継がれない) |
| 実行中のバックグラウンド処理 | そのまま稼働を継続する。標準出力は分岐先セッションに表示される |
| Remote Controlの接続 | 分岐先のセッションへ移行する |
分岐元の会話は変更されずそのまま残ります。
/resume 元の名前 で元の会話セッションに切り替えられます。
会話の特定のポイントまで戻したい場合は、分岐ではなく巻き戻し機能を使用します。

長時間の会話を再開したときの選択肢
ProまたはMaxプランにおいて、以下の条件を両方満たす場合に選択画面が表示されます。
- 前回の操作から1時間以上経過している
- 会話のトークン数が10万トークンを超えている
| 選択肢 | 再開後の挙動 |
|---|---|
| 要約から再開 | 過去の履歴を要約に圧縮して再開する。以降のトークン消費量を抑えられるが、要約に含まれなかった細部の情報は失われます。 |
| そのまま再開 | 全履歴をそのまま読み込んで再開する。過去の詳細な文脈を維持できるが、毎ターンのトークン消費量が大きくなります。 |
| 今後は聞かない | 次回以降、常に「そのまま再開」を選択する |
どちらを選択した場合でも、再開直後の1回目のプロンプトでは全文の文脈が読み直されます。
トークン消費量に差が現れるのは2回目以降のやり取りです。
過去の細かいやり取りが不要であれば、要約から再開することで利用制限に達しにくくなります。
トークンや利用制限の詳細はこちらで解説しています。

セッションの整理・エクスポート
| コマンド | 機能と動作 |
|---|---|
/clear | コンテキストをクリアして初期化する。過去の会話履歴はファイルに保存されている |
/compact 指示 | 会話履歴を要約に圧縮する。重点的に残す内容の指定も可能 |
/context | 現在のコンテキスト消費内訳を確認する |
/export | 会話履歴を外部ファイルへ書き出す(クリップボードへのコピーまたはファイル保存) |
/export は、会話ログを人が読みやすい形式で出力できます。
作業ログを保存したい場合や、チームに共有したい場合に役立ちます。
/clear の引数に名前を指定すると、クリアする直前のセッションにその名前を保存できます。
/clear release-prepアプリ版とターミナル版で履歴は独立しています

環境間でのセッション共有について、特に誤解されやすいポイントです。
| 環境 | 履歴の扱い |
|---|---|
| ターミナル | プロジェクトごとにローカル保存され独立 |
| デスクトップアプリ | 独自のセッション履歴を保持 |
| ブラウザ版 | 独自のセッション履歴を保持 |
| VS Code拡張機能 | 独自のセッション履歴を保持 |
ターミナルで実行した会話は、デスクトップアプリや拡張機能の一覧には表示されません。
共通設定や CLAUDE.md の指示は共有されますが、会話セッション自体は共有されません。
セッションをアプリ版へ引き継ぎたい場合は、ターミナルで以下のコマンドを実行します。
/desktopデスクトップアプリとターミナルの機能差はこちらにまとめています。

起動しない場合や動作が重いときの対処法はこちらです。

セッション操作を含む各種コマンドの一覧はこちらをご覧ください。

モバイル端末から操作中に接続が切れた場合の復帰手順はこちらをご覧ください。

Claude Codeのデスクトップアプリの記事は、ほかにもあります。


まとめ
- 保存は自動で行われ、
/clearを実行しても履歴は残る claude --continueで直前のセッションをすぐ再開できるCtrl + Aで全プロジェクトの会話を横断検索できる- 複数の作業を並行するなら名前を付けて管理する
- 権限バイパスやプランモードは再開時に引き継がれない
- トークン数の多い会話は、要約から再開することで制限を回避しやすい
- アプリ版・ターミナル版・各拡張機能で履歴は個別に管理される
この記事は2026年9月13日時点の仕様に基づいて確認しました。
公式ドキュメントの解説はこちらです。
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