Claude Codeは、デスクトップアプリでもターミナルでも使えます。
どちらを使うべきか、何が違うのかをまとめました。
先に結論です。
- 設定・
CLAUDE.md・MCPは共通。どちらで設定しても両方に反映されます。 - 画面で確認しながら進めるならデスクトップアプリ
- スクリプトやCIに組み込むならターミナル
- 併用できる。同じプロジェクトで同時に動かしても問題ありません。
まず、何種類あるのか
Claude Codeが動く環境は、大きく6つあります。
| 動く場所 | 中身 |
|---|---|
| ターミナル | コマンドで使う。いちばん機能が多い |
| デスクトップアプリ | 画面で使う。この記事の主役 |
| VS Code | 拡張機能として入れる |
| JetBrains | プラグインとして入れる |
| ブラウザ | claude.ai/code |
| スマートフォン | Claudeアプリ |
どれも同じ仕組みが動いています。
違うのは、見た目と、できることの範囲です。
「Claudeアプリ」と「Claude Code」は同じアプリ
ここで混乱する人が多い部分です。
デスクトップアプリには2つの面があります。
左上のアイコンで、Claude(チャット)とCodeを行き来します。
別々のアプリを入れる必要はありません。
1つのアプリの中で切り替わります。
チャット側との違いは、こちらにまとめています。

設定は共通です
ここがいちばん大事な点です。
どちらで設定しても、同じ設定ファイルを参照します。
| 設定 | 置き場所 | 共通か |
|---|---|---|
CLAUDE.md | プロジェクトの直下 | 共通 |
| MCPサーバー | ~/.claude.json / .mcp.json | 共通 |
| 設定(権限・許可ツール) | ~/.claude/settings.json | 共通 |
| スキル・フック | ~/.claude/skills/ | 共通 |
| 使えるモデル | 画面の選択/環境変数 | 同じ |
ターミナルで書いた CLAUDE.md は、そのままデスクトップアプリでも反映されます。
MCPを片方で設定すれば、もう片方でも使えます。
「アプリ用に設定をやり直す」必要はありません。
例外が1つあります。
チャット側だけは claude_desktop_config.json も読みます。
ターミナルはこのファイルを読みません。
デスクトップアプリにしかないもの

| できること | 内容 |
|---|---|
| 並列セッション | 1つのウィンドウでタブを切り替えながら同時に動かす |
| 差分を目で見てレビュー | コメントを付けてからプルリクエストを作る |
| ブラウザのパネル | 作っているサイトをその場で確認する |
| スケジュールされたタスク | 決まった時刻に動かす(ターミナルはcron等で代用) |
| ワークツリーで分ける | 同じプロジェクトの並行作業を分離する |
| クラウドセッション | アプリを閉じても動き続ける |
| SSH先で動かす | 画面は手元、実行は別マシン |
| コンピュータ操作 | 画面を操作させる(MacとWindows) |
| スマホから投げる | Dispatch経由で受け取る |
| 通知 | 終わったら知らせる |
「動いているものを見ながら進めたい」ならデスクトップです。
差分・ブラウザ・ターミナルを並べて配置できます。

ターミナルはアプリの中でも開けます。
コマンドを打ちたくなっても、別のアプリに移る必要はありません。
ターミナルにしかないもの
| できること | 内容 |
|---|---|
--print | 対話せずに結果だけ返す。スクリプト向け |
--output-format | 決まった形で出力する |
| cron・CIに組み込む | 自動で走らせる |
| Agent SDK | 自作のプログラムから呼ぶ |
dontAsk モード | 許可済みのツールだけ使い、確認を出さない |
--allowedTools | そのセッションだけツールを絞る |
/permissions | 対話パネルで権限を編集する |
| Bedrock・Vertex・Foundry | そのまま繋げる(アプリはゲートウェイが要る) |
| インライン補完 | 入力中に候補を出す |
自動化するならターミナル一択です。
tail -200 app.log | claude -p "おかしな挙動があれば教えて"こうした自動化の使い方は、デスクトップアプリではできません。

権限モードは、画面からも選べます。
ただし dontAsk だけはターミナル専用です。
どちらを選ぶか
| こういう場合 | 向いているもの |
|---|---|
| 画面で差分を見ながら進めたい | デスクトップアプリ |
| 同時に何本も走らせたい | デスクトップアプリ |
| 作っているサイトを確認したい | デスクトップアプリ |
| 決まった時刻に動かしたい | デスクトップアプリ |
| スクリプトやCIに組み込みたい | ターミナル |
| パイプで繋ぎたい | ターミナル |
| Bedrockなどクラウド経由で使いたい | ターミナル |
| APIキーだけで使いたい | ターミナル |
最後の行が見落とされがちです。
デスクトップアプリは、有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)が必要です。
APIキーでの従量課金では使えません。
ターミナルはAPIキーでも動きます。
行き来する
片方を選んだら終わり、ではありません。
途中で作業を引き継げます。
/desktopターミナルでこう打つと、いまのセッションがデスクトップアプリで開きます。
ターミナル側は終了します。
MacとWindows(x64)で利用でき、有料プランの契約が必要です。
逆向きは、アプリのセッションのメニューから行えます。
同時に使ってもいい
同じプロジェクトで、ターミナルとアプリを同時に動かせます。
会話の記録はそれぞれ別に残ります。
設定と CLAUDE.md は共通です。
ワークツリーを使えば、変更もセッションごとに分けられます。
対応している環境
| ターミナル | デスクトップアプリ | |
|---|---|---|
| macOS | ○ | ○(コンピュータ操作も可) |
| Windows x64 | ○ | ○(コンピュータ操作も可) |
| Windows ARM64 | ○ | ○(コンピュータ操作は不可) |
| Linux | ○ | ベータ(コンピュータ操作は不可) |
| WSL 2 | ○ | ○ |
Linuxでアプリを使う場合はベータ版です。
安定して使いたいなら、現状はターミナルが無難です。
セッションの保存と再開のしかたはこちらです。

アプリで使えるコマンド・使えないコマンドは、こちらにまとめています。

スマホから操作していて切れたときの直し方は、こちらにまとめています。

Claude Codeのデスクトップアプリの記事は、ほかにもあります。


まとめ
- 設定・
CLAUDE.md・MCPは共通。やり直す必要はない - 「Claudeアプリ」と「Claude Code」は同じアプリの2つの面
- 画面で見ながら進めるならデスクトップ。差分・ブラウザ・並列セッション
- 自動化するならターミナル。
--print・CI・Agent SDK - デスクトップアプリは有料プランが必要。APIキーでは使えない
/desktopで移せる。同時に使ってもいい
この記事は2026年9月13日時点で確認しました。
公式の説明はこちらです。
デスクトップアプリの機能は、こちらにまとめています。

止め方・中断のしかたはこちらです。

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