ChatGPTのスケジュールタスクのように、決めた間隔で同じ指示を繰り返す仕組みは、Claude Codeにもあります。
用途によって、/loop、デスクトップのローカル定期タスク、クラウドの定期タスクを使い分けます。クラウド機能の旧称が「ルーティン」で、現在もURLなどにこの名称が残っています。
それぞれの違いと使い方を、Claude Codeの公式ドキュメントで整理しました。
- 開いているセッションの中で繰り返すなら /loop
- パソコンの中のファイルを使って毎日動かすなら、デスクトップアプリの定期タスク
- パソコンを閉じていても動かすなら、クラウドのルーティン(/schedule)
- /loop の繰り返しは、作ってから7日で自動的に終わる
定期実行の実機での再現は含まず、公式ページの記載(2026年10月23日に再照合)に基づきます。
仕様や上限は変わることがあるので、最新は公式ページで確かめてください。
3つの方法の違い
| /loop | デスクトップの定期タスク | クラウドのルーティン | |
|---|---|---|---|
| 動く場所 | 自分のパソコン | 自分のパソコン | Anthropicのクラウド |
| パソコンの電源 | 必要 | 必要 | 不要 |
| セッションを開いておく | 必要 | 不要 | 不要 |
| 再起動のあと | --resume で戻る(例外あり) | 残る | 残る |
| 手元のファイル | 使える | 使える | 使えない(毎回リポジトリを複製) |
| 最短の間隔 | 1分 | Claudeへの依頼は1分、フォームは1時間 | 1時間 |
ChatGPTの「会話の中で繰り返すタスク」にいちばん近いのは、/loop です。
今の会話の流れを引き継いだまま、同じ指示を繰り返します。
/loop:開いているセッションで繰り返す
/loop は、セッションを開いているあいだ、指示を繰り返し実行するコマンドです。
間隔と指示は、どちらも省略できます。
| 書き方 | 例 | 動き |
|---|---|---|
| 間隔と指示 | /loop 5m check the deploy | 決めた間隔で繰り返す |
| 指示だけ | /loop check the deploy | 毎回、Claudeが次までの間隔を決める |
| 何も付けない | /loop | 組み込みの保守用の指示か、loop.md の内容を実行する |
間隔の単位は、s(秒)、m(分)、h(時間)、d(日)です。
秒は、分に切り上げられます。
7m や 90m のように区切りの悪い間隔は、近い間隔に丸められ、何にしたかが表示されます。
間隔は、先頭に 30m のように書いても、文の終わりに every 2 hours のように書いてもかまいません。
/loop 5m デプロイが終わったか確認して、結果を教えてClaude自身が呼び出せるスキルなら、/loop 20m /review-pr 1234のように繰り返せます。disable-model-invocation: trueのスキルや組み込みの/modelなどは、そのまま自動実行されるわけではありません。
間隔をClaudeに任せる
間隔を書かないと、Claudeが毎回、次までの待ち時間を1分から1時間のあいだで決めます。
ビルドの途中なら短く、何も動きがなければ長く待つ、という動きです。
決めた待ち時間と理由は、毎回の終わりに表示されます。
作業が終わったと判断すれば、Claudeが自分で繰り返しを止めることもあります。
loop.md で、いつもの指示を決めておく
指示を省略した/loopの既定の指示は、loop.mdで差し替えられます。明示した指示があればそちらを使います。ファイルがなければ会話の未完作業、現在のPRの対応、保守作業などを行うため、単なる待機コマンドではありません。
| 置き場所 | 効く範囲 |
|---|---|
| .claude/loop.md | そのプロジェクト。両方あるときはこちらが優先 |
| ~/.claude/loop.md | 自分のすべてのプロジェクト |
書き方に決まりはなく、/loop に続けて打つ指示と同じように書きます。
書き換えると、次の回から反映されます。
25,000バイトを超えた部分は切り捨てられます。
一度だけのリマインド
一度だけ実行したいときは、/loop を使わず、ふつうの文で頼みます。
remind me at 3pm to push the release branch
in 45 minutes, check whether the integration tests passedClaudeが実行の時刻を決めて登録し、実行が済むとタスクは自動で消えます。
一覧と取り消し
登録したタスクは、「予定しているタスクは?」「デプロイ確認のタスクを取り消して」のように頼めば、一覧や取り消しができます。
| ツール | 役割 |
|---|---|
| CronCreate | 新しいタスクを登録する。5項目のcron式、指示、繰り返すかどうかを受け取る |
| CronList | 登録済みのタスクを、ID・予定・指示つきで一覧にする |
| CronDelete | IDを指定してタスクを取り消す |
1つのセッションに登録できるタスクは、50個までです。
間隔をClaudeに任せた/loopは、待機中にEscを押すと止まります。固定間隔のループはEscやCtrl+Cだけでは取り消せないため、Claudeに対象のタスクの取消しを頼み、一覧で確認してください。
/loop の制限
- タスクが動くのは、Claude Codeが起動していて、手が空いているときだけ
- 応答の途中に予定の時刻が来たら、終わってから実行される
- セッションのプロセスが終了すると止まる。バックグラウンドへ移したセッションはターミナルを閉じても継続できる
- 処理中に来た予定は手が空いてから1回だけ実行。セッション再開では停止中の回を取り戻さず、次の予定から動く
- 繰り返しのタスクは、作ってから7日で最後に1回実行し、自動で消える
- 間隔をClaudeに任せた /loop は、
--resumeで戻しても再開されない
時刻はパソコンのタイムゾーンで解釈されます。
定期タスクには原則、次回までの間隔の半分を上限とし、最大30分の遅延が加わります。例外の5分間隔は、公式資料では前回から4分45秒後です。応答中の待機は別に発生するため、最大30分で必ず始まる保証ではありません。
0分・30分を避けると前倒しを避けられるのは一度だけのタスクです。定期タスクを9時3分に変えても遅延は加わります。厳密な時刻での実行を保証する仕組みではありません。
定期実行を使わないなら、環境変数 CLAUDE_CODE_DISABLE_CRON=1 で止められます。
デスクトップアプリの定期タスク
Claude Codeのデスクトップアプリでは、決めた時間に新しいセッションを自動で始める定期タスクが作れます。
手動のセッションは不要ですが、デスクトップアプリを起動し、パソコンをスリープさせずにおく必要があります。
ローカル定期タスクは既定で、未コミットの変更を含む作業フォルダーの現在の状態を使います。
Gitリポジトリで実行ごとの変更を分けたい場合は、作成後のEdit画面でWorktreeを選びます。
- デスクトップアプリの Code タブを開く
- サイドバー(またはMoreメニュー)の Scheduled を開く
- New taskを押し、選択肢が出たらSet up manuallyを選ぶ。Only on this computerをオンにする(通常はAdvanced settings内)
- 名前、指示、ローカルフォルダ、予定、権限モードを設定してCreateを押す。Only on this computerが最上部にある画面では先にオンにし、切り替わったフォームで説明などを入力する
通常の作成画面ではHourly・Daily・Weekdays・Weeklyを選べます。Manual(手動)やCustomは作成後の編集画面などで設定します。フォームのCustomは1時間未満の間隔を受け付けません。
15分ごとのような細かい間隔は、セッションの中で頼めば設定できます。
実行履歴はタスク詳細のHistoryから開けます。サイドバーのScheduledグループはレイアウトや表示設定によって出ないことがあります。実行が権限確認で止まっていないか、履歴だけでなくセッションも確認してください。
スリープ中の回は飛ばされ、復帰時に過去7日以内の取りこぼしがあれば直近の1回だけ実行されます。通常の開始にも数分の遅延があります。
指示は通常~/.claude/scheduled-tasks/タスク名/SKILL.mdに保存されます。CLAUDE_CONFIG_DIRを指定していれば保存先が変わります。予定や有効状態はこのファイルではなく、編集画面などで変更します。
デスクトップアプリは、1.1.5368 より前の版では定期タスクを使えません。
クラウドのルーティン(/schedule)
ルーティンは、Anthropicのクラウドで動く定期タスクで、パソコンを閉じていても実行されます。
現在はリサーチプレビューで、Pro、Max、Team、Enterpriseのプランで使えます。
CLIでは、/schedule のあとに内容を書いて作ります。
/schedule daily PR review at 9am
/schedule tomorrow at 9am, summarize yesterday's merged PRsWebのclaude.ai/code/routinesや、デスクトップアプリのScheduledからも作れます。組織の設定やロールによって利用できない場合があります。
| きっかけ | 内容 |
|---|---|
| スケジュール | 毎時・毎日・平日・毎週、または指定した日時に1回 |
| API | 専用のURLにPOSTすると実行される |
| GitHub | プルリクエストやリリースの動きで実行される |
最短の間隔は1時間で、それより短いcron式は受け付けられません。
毎回、選んだGitHubのリポジトリを複製してから作業するので、手元のファイルは使えません。
新しいクラウドセッションは通常auto modeで始まりますが、askルールや繰り返す拒否などで承認待ちになることがあります。auto modeを使えない環境や既存プロジェクトのスレッドでは扱いも異なります。指示は単独で分かるように書き、実行ログで完了を確かめてください。
一覧は /schedule list、変更は /schedule update、すぐ実行するなら /schedule run です。
GitHub接続が切れていると実行がスキップされ、72時間以内に再接続すれば自動で再開します。
72時間を過ぎるとタスク自体がオフになるため、再接続後にタスクもオンへ戻してください。
/schedule を使うには、claude.aiのアカウントでログインしている必要があります。
APIキーでログインしていると、/schedule は表示されません。
関連記事:Claude CodeのGitHub Actions
よくある質問:Claude Codeで定期的にタスクを繰り返すとき
/loop、デスクトップの定期タスク、クラウドのルーティンは、どう使い分けますか?
開いているセッションの中で繰り返すなら /loop、パソコンの中のファイルを使って毎日動かすなら、デスクトップアプリの定期タスク、パソコンを閉じていても動かすなら、クラウドのルーティン(/schedule)です。
/loop はパソコンの電源とセッションを開いておくことが必要で、デスクトップの定期タスクは電源が必要ですがセッションは不要、ルーティンは電源もセッションも不要です。
繰り返しの間隔は、どこまで短くできますか?
/loopは最短1分です。デスクトップはClaudeへ頼む場合に最短1分、フォームでは1時間が下限です。クラウドの定期スケジュールは最短1時間です。
ルーティンでは、1時間より短いcron式は受け付けられません。
/loop の間隔を書かないと、どうなりますか?
Claudeが毎回、次までの待ち時間を1分から1時間のあいだで決めます。
決めた待ち時間と理由は、毎回の終わりに表示されます。
待っているあいだに Esc を押すと止まります。
loop.md では、何を決められますか?
何も付けずに /loop を実行したときの指示を差し替えられます。
.claude/loop.md はそのプロジェクトに効き、~/.claude/loop.md は自分のすべてのプロジェクトに効きます。
両方あるときは、プロジェクト側が優先されます。
書き換えると次の回から反映され、25,000バイトを超えた部分は切り捨てられます。
/loop の繰り返しは、いつまで続きますか?
繰り返しのタスクは、作ってから7日で最後に1回実行され、自動で消えます。
セッションのプロセスが終了すると止まります。バックグラウンドへ移した場合は、ターミナルを閉じるだけでは停止しません。
間隔をClaudeに任せた /loop は、--resume で戻しても再開されません。
実行時刻にずれはありますか?
時刻はパソコンのタイムゾーンで解釈されます。
定期タスクには原則、次回までの間隔の半分を上限とし、最大30分の遅延が加わります。例外の5分間隔は、公式資料では前回から4分45秒後です。応答中の待機は別に発生するため、最大30分で必ず始まる保証ではありません。
0分・30分を避けると前倒しを避けられるのは一度だけのタスクです。定期タスクを9時3分に変えても遅延は加わります。厳密な時刻での実行を保証する仕組みではありません。
応答の途中に予定の時刻が来たら、終わってから実行されます。
デスクトップアプリの定期タスクは、パソコンが眠っているとどうなりますか?
スリープ中の回は飛ばされ、復帰時に過去7日以内の取りこぼしがあれば直近の1回だけ実行されます。
指示は通常~/.claude/scheduled-tasks/タスク名/SKILL.mdに保存されます。CLAUDE_CONFIG_DIRを指定していれば保存先が変わります。予定や有効状態はこのファイルではなく、編集画面などで変更します。
ルーティン(/schedule)を使うときの注意点は?
現在はリサーチプレビューで、Pro、Max、Team、Enterpriseのプランで使えます。
毎回、選んだGitHubのリポジトリを複製してから作業するので、手元のファイルは使えません。
通常は自動判断で進みますが、承認待ちになる場合もあります。緑の実行ステータスだけでは作業の成功を示さないため、ログと成果物を確認してください。実行は契約の利用枠を消費します。
/schedule は、claude.aiのアカウントでログインしている必要があり、APIキーでログインしていると表示されません。
2026年10月23日に/loopの公式仕様、デスクトップの定期タスク、クラウドの定期タスクを照合しました。作成・停止・再開・権限待ち・実行時刻の実機再現と画面確認はしていません。
