Claude Codeのデスクトップアプリで使えるコマンドをまとめました。
結論から言うと、ほぼすべて使えます。
使えないのは、ターミナルの対話パネルを開くコマンドだけです。
該当する操作も、デスクトップアプリの画面上から同等の設定が可能です。
コマンドの入力方法

入力欄で「/」を入力すると、候補が表示されます。
そのままインクリメンタル検索で絞り込んで選択できます。

「+」メニューの「スラッシュコマンド」からも探せます。
コマンド名を覚えていなくても一覧から選択可能です。
コマンドとして認識されるのは、メッセージの先頭に入力した場合のみです。
文の途中に記述した場合は、通常の文字列として扱われます。
コマンド名のあとに記述した文字列は、そのコマンドへの引数として渡されます。
デスクトップアプリで使えないコマンド
該当するコマンドは少数です。
| コマンド | 使えない理由 | アプリでの代替手段 |
|---|---|---|
/permissions | ターミナルの対話パネルを開く仕様のため | 入力欄左下の権限モード、または設定ファイル |
/config / /settings | 同上 | アカウントメニューの「設定」 |
/hooks | 同上 | 設定ファイルを直接編集 |
/heapdump | ターミナル専用 | — |
/insights | クラウドセッションでは非対応 | — |
/desktop | 逆方向の連携コマンド | ターミナル側で実行する |
権限設定は、アプリでは画面上から直接切り替えられます。
コマンドを実行しなくても支障はありません。
/desktop は「ターミナルの作業をアプリへ引き継ぐ」コマンドです。
デスクトップアプリ内で実行するコマンドではありません。
デスクトップアプリとターミナルの機能差は、こちらで解説しています。

場面別によく使うコマンド
作業開始時
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/init | プロジェクト構成を解析して CLAUDE.md を生成する |
/memory | CLAUDE.md と自動メモリを編集する |
/add-dir <パス> | 作業対象のディレクトリを追加する |
/mcp | MCPサーバーの接続を管理する |
/plan | 実行前に計画を立案させる |
作業進行中
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/model | モデルを切り替える |
/effort | 思考レベルを変更する(low〜xhigh・max・ultracode・auto) |
/thinking | 拡張思考のオン・オフを切り替える |
/fast | 高速モードのオン・オフを切り替える |
/context | コンテキストウィンドウの消費状況を確認する |
/compact 指示 | コンテキスト履歴を要約して圧縮する |
/btw 質問 | 会話履歴を圧迫せずに別の質問をする |
/subtask 指示 | 並行タスクをサブエージェントに割り当てる |
/tasks | バックグラウンドで実行中のタスクを確認する |
/btw は見落とされがちな便利コマンドです。
本筋の作業ログを消費せずに一時的な確認を行いたい場合に活用できます。
仕上げ・レビュー時
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/diff | ワーキングツリーの変更差分を確認する |
/code-review | 差分やPRをレビューさせる(--fix で修正まで実行) |
/security-review | 差分のセキュリティ検証を実施する |
/simplify | コードの可読性を整理・リファクタリングさせる |
/verify | 検証やテストを実行する |
セッション・会話管理
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/clear 名前 | 新しいセッションを開始する(現在のセッションは保存される) |
/resume | 過去のセッションを再開する |
/branch 名前 | セッションを分岐させる |
/fork | バックグラウンドセッションとして複製する |
/rewind | チェックポイントまでロールバックする |
/export ファイル名 | 会話履歴をファイルにエクスポートする |
/copy | 直前の応答メッセージをクリップボードにコピーする |
チェックポイントへの巻き戻しやフォークの手順は、こちらで詳しく解説しています。

セッションの管理方法はこちらをご覧ください。

状態確認・トラブルシューティング
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/status | 現在のセッション状態を表示する |
/usage | 消費トークン数とコストを表示する(/cost も同様) |
/doctor | 環境設定を診断し、自動修復可能な項目を修正する |
/debug 症状 | デバッグログを有効化して原因を調査する |
/help | 使用可能なコマンド一覧を表示する |
/feedback | フィードバックや不具合報告を送信する |
/goal はデスクトップアプリでも動作します
CLI専用と誤解されやすいコマンドです。
デスクトップアプリ、Remote Control、非対話モード(claude -p)のいずれの環境でも動作します。
入力欄に直接入力して実行できます。
/goal test/auth のテストが全部通り、lintも通ること指定した終了条件を満たすまで、追加の指示を出さなくても自律的に試行を継続します。
各ターンの終了時に軽量モデルが条件達成の成否を判定します。
実行が停止するのは次の3つのケースです。
- 指定した終了条件を達成したと判定された場合
- 終了条件が達成不可能と判定された場合
- ユーザーによる手動介入が必要なエラーが発生した場合
途中で中断する場合は /goal clear を実行します。
引数なしで /goal を実行すると、現在の進行状態(終了条件・経過時間・ターン数・消費トークン)を確認できます。
実行できない場合は設定によるフックの制限を確認します
アプリ側の機能自体が制限されているわけではありません。
終了判定は、内部的にはセッション限定のStopフックとして動作しています。
そのため、フックの実行が無効化されている環境では動作しません。
| 制限条件 | 詳細 |
|---|---|
| ワークスペースが信頼されていない | 設定ファイル内のフックと同様の信頼ルールが適用される |
disableAllHooks が true | 設定の優先順位が適用された後の値に基づいて無効化される |
allowManagedHooksOnly が管理者設定で有効化されている | 組織ポリシー設定によって管理外フックが制限されている |
いずれの場合も、実行時にコマンドから理由が出力されます。
原因が分からず無反応のまま停止することはありません。
終了条件の指定方法
判定用モデル自体はコマンドを実行しません。
セッションの出力内容のみに基づいて成否を判定します。
そのため「Claudeの出力テキストから検証可能な内容」を条件に指定してください。
- 測定可能な完了状態:テスト結果・終了コード・生成ファイル数など
- 判定基準の提示方法:「
npm testの終了コードが0になる」など - 変更を禁止する対象:「既存のテストファイルは変更しない」など
最大ターン数を指定して停止させることも可能です。
「または最大20ターンで終了」のように併記しておけば、上限に達した時点で安全に停止します。
終了条件は最大4,000文字まで記述できます。
自律的に進行させたい場合は、権限モードを自動承認に設定してから実行してください。
手動承認のままだと、ツール実行のたびに確認待ちで停止します。
ワークフローの実行にも対応しています
ultracode などの定義済みワークフローも、デスクトップアプリ上でそのまま動作します。
承認プロンプトはカード形式で表示されます。
ワークフロー名、フェーズ一覧、トークン消費に関する注意書きが表示され、Once / Always / Deny のいずれかを選択する形式です。
進捗状況は「バックグラウンドタスク」のサイドペインで確認できます。
タスク実行中にコマンドを送信した場合の挙動
多くのコマンドは、現在のターンが完了するまでキューで順番待ちになります。
一部の確認コマンドは即時実行されます。
| 即時実行されるコマンド | 順番待ちになるコマンド |
|---|---|
/status / /tasks / /usage | 上記以外の一般的なコマンド |
状態参照のみを行うコマンドは、進行中の処理を中断させずに実行できます。
タスクの実行自体を中断したい場合は、コマンドではなく停止ボタンなどのUI操作を使用します。

カスタムコマンドを自作する手順
自作のカスタムコマンドは「スキル」機能を利用して定義します。
.claude/skills/ に定義ファイルを配置するだけで利用可能です。
.claude/skills/my-command.mdファイル内には、実行させたい指示内容をプロンプトとして記述します。
# 記事の下書きを作る
渡された題材で記事の下書きを作る。
見出しを3つ立て、それぞれに要点を箇条書きで置くこと。配置が完了すると /my-command として呼び出せるようになります。
引数の渡し方
コマンド名のあとに記述したテキストが、そのままプロンプトの引数として渡されます。
/batch src/ をJavaScriptからTypeScriptに移す複数のスキルを連続してパイプライン実行することもできます。
/skill-a /skill-b やりたいこと一度に連結できるスキルは最大6つまでです。
各スキル名の直後に記述したテキストが、それぞれの引数として渡されます。
デスクトップアプリの全体機能については、こちらで解説しています。

Codexのコマンド一覧はこちらをご覧ください。

Antigravityのコマンド一覧はこちらをご覧ください。

Remote Controlの接続が切断された場合の復旧手順は、こちらにまとめています。

Claude Codeのデスクトップアプリの記事は、ほかにもあります。

まとめ
- デスクトップアプリでも主要なコマンドは網羅的に動作する
- 非対応なのは
/permissionsなど端末の対話UIを前提とするもの。画面上のUI操作で同等の設定が可能 /goalはデスクトップアプリでも動作する。実行制限は設定によってフックが無効化されている場合に限られる/btwで会話コンテキストを消費せずに割り込み質問が可能/status/tasks/usageはタスク実行中も即時応答する- カスタムコマンドは
.claude/skills/に配置するだけで作成可能。最大6つまで連結して実行できる
この記事は2026年9月14日時点の仕様に基づいて確認しました。
公式のコマンド一覧ドキュメントはこちらをご覧ください。
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