Claude Codeのデスクトップアプリで使えるコマンドをまとめました。
主要なスラッシュコマンドやスキルを使えますが、対応はアプリの版・ローカル/クラウド・組織設定によって異なります。
ターミナルの対話画面を前提とするコマンドには非対応や別動作があります。CLIのコマンド一覧を、そのままDesktopの全対応表とは扱えません。
権限モードやモデルはアプリのUIでも変更できます。ただしCLIのすべての設定・機能に同じUIがあるわけではありません。
コマンドの入力方法

入力欄で「/」を入力すると、候補が表示されます。
そのままインクリメンタル検索で絞り込んで選択できます。

「+」メニューの「スラッシュコマンド」からも探せます。
コマンド名を覚えていなくても一覧から選択可能です。
コマンドとして認識されるのは、メッセージの先頭に入力した場合のみです。
文の途中に記述した場合は、通常の文字列として扱われます。
コマンド名のあとに記述した文字列は、そのコマンドへの引数として渡されます。
コマンドのほかに、デスクトップアプリにはキーボードショートカットの一覧があります。
2026年10月13日に、Claudeデスクトップ(Code画面、日本語表示)で撮影した画面です。

「一般」の先頭には、「セッションを検索または開始」が Ctrl+K、「検索」が Ctrl+Shift+K、「サイドバーの表示/非表示」が Ctrl+B、「キーボードショートカット」が Ctrl+/、「設定」が Ctrl+, と表示されていました。
「新規セッション」は Ctrl+N、「タブ、ペイン、またはセッションを閉じる」は Ctrl+W でした。
この一覧は、スラッシュコマンドとは別のものです。
デスクトップアプリで動作が異なるコマンド
以下は主な違いです。コマンドが使えない場合は、Codeタブの入力候補・実行時の説明と公式対応条件を確認します。
| コマンド | 動作の違い・制限 | アプリでの代替手段 |
|---|---|---|
/permissions | ターミナルの対話パネルを開く仕様のため | 入力欄左下の権限モード、または設定ファイル |
/config / /settings | 現行Desktopの/configはSettings → Claude Codeを開く | 画面の設定、または対応する設定ファイル |
/hooks | 端末の対話パネルを前提とするため | 設定ファイルを直接編集 |
/heapdump | ターミナル専用 | — |
/insights | クラウドセッションでは非対応 | — |
/desktop | 逆方向の連携コマンド | ターミナル側で実行する |
権限モードは入力欄のUIで切り替えます。個別のallow/denyルールなどは、対応する設定ファイルを確認してください。
表示されない機能については、セッション種別と管理者ポリシーも確認します。
/desktop は「ターミナルの作業をアプリへ引き継ぐ」コマンドです。
デスクトップアプリ内で実行するコマンドではありません。
デスクトップアプリとターミナルの機能差は、こちらで解説しています。

場面別によく使うコマンド
作業開始時
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/init | プロジェクト構成を解析して CLAUDE.md を生成する |
/memory | CLAUDE.md と自動メモリを編集する |
/add-dir <パス> | 作業対象のディレクトリを追加する |
/mcp | MCPサーバーの接続を管理する |
/plan | 実行前に計画を立案させる |
作業進行中
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/model | モデルを切り替える |
/effort | 思考レベルを設定。ultracodeはワークフローの切替で、思考レベルとは別 |
| 拡張思考の設定 | /thinkingを現行の対応コマンドとは扱わず、下記のDesktop設定手順を確認 |
/fast | 対応モデルの高速モードを切替。追加料金・利用資格を確認 |
/context | コンテキストウィンドウの消費状況を確認する |
/compact 指示 | コンテキスト履歴を要約して圧縮する |
/btw 質問 | 会話履歴を圧迫せずに別の質問をする |
/subtask 指示 | 並行タスクをサブエージェントに割り当てる |
/tasks | バックグラウンドで実行中のタスクを確認する |
2026年10月27日の公式コマンド一覧には/thinkingが掲載されていません。
Desktopで拡張思考を無効にする場合は、公式の拡張思考設定に従い、保存したローカル環境またはローカル環境エディターでMAX_THINKING_TOKENSを0に設定します。
ただしOpus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5・Fableモデルは常に拡張思考を使用するため、この方法では無効化できません。
Opus 5ではセッション開始前にエフォートをhigh以下にし、既に高いレベルで開始していた場合は新しいセッションを開きます。
/btw は見落とされがちな便利コマンドです。
本会話の履歴に追加せず質問できます。ただしモデルへの問い合わせなので、利用枠まで消費しないという意味ではありません。
仕上げ・レビュー時
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/diff | ワーキングツリーの変更差分を確認する |
/code-review | 差分やPRをレビューさせる(--fix で修正まで実行) |
/security-review | 差分のセキュリティ検証を実施する |
/simplify | コードの可読性を整理・リファクタリングさせる |
/verify | アプリをビルド・起動して変更結果を確認するスキル |
セッション・会話管理
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/clear 名前 | 空の会話を開始。名前は前の会話に付く。前の会話の再開は履歴保存設定に依存 |
/resume | 過去のセッションを再開する |
/branch 名前 | セッションを分岐させる |
/fork | バックグラウンドセッションとして複製する |
/rewind | 会話や追跡対象ファイルをチェックポイントへ戻す。外部操作の取消ではない |
/export ファイル名 | 会話履歴をファイルにエクスポートする |
/copy | 直前の応答メッセージをクリップボードにコピーする |
チェックポイントへの巻き戻しやフォークの手順は、こちらで詳しく解説しています。

セッションの管理方法はこちらをご覧ください。

状態確認・トラブルシューティング
| コマンド | 機能 |
|---|---|
/status | 現在のセッション状態を表示する |
/usage | セッション費用、プラン利用上限、活動統計を表示。/costも別名 |
/doctor | 環境や設定を診断し、提案を確認してから修正するスキル |
/debug 症状 | デバッグログを有効化して原因を調査する |
/help | 使用可能なコマンド一覧を表示する |
/feedback | フィードバックや不具合報告を送信する |
セッションの管理は、コマンドのほかにショートカットでも操作できます。
上の一覧の続きを撮影した画面です。

「セッションをピン留め / ピン留め解除」は Ctrl+Alt+P、「セッション名を変更」は Ctrl+Alt+R、「セッションをアーカイブ」は Ctrl+Alt+A、「セッションをフォーク」は Ctrl+Alt+O と表示されていました。
「トランスクリプト表示」は Ctrl+O、「Claudeの応答を停止」は Esc、「セッションを以前のメッセージまで巻き戻す」は「Esc の後に Esc」でした。
上の表の /branch・/fork・/rewind と、同じ動作かどうかは確かめていません。
/goal はデスクトップアプリでも動作します
CLI専用と誤解されやすいコマンドです。
デスクトップアプリ、Remote Control、非対話モード(claude -p)のいずれの環境でも動作します。
入力欄に直接入力して実行できます。
/goal test/auth のテストが全部通り、lintも通ること指定した終了条件を満たすまで、追加の指示を出さなくても自律的に試行を継続します。
各ターンの終了時に軽量モデルが条件達成の成否を判定します。
代表的な終了理由は以下です。このほか、利用上限や進行停滞などで目標を残したまま一時停止することもあります。
- 指定した終了条件を達成したと判定された場合
- 終了条件が達成不可能と判定された場合
- ユーザーによる手動介入が必要なエラーが発生した場合
途中で中断する場合は /goal clear を実行します。
引数なしで /goal を実行すると、現在の進行状態(終了条件・経過時間・ターン数・消費トークン)を確認できます。
実行できない場合は設定によるフックの制限を確認します
Desktopでも利用できますが、版・権限・組織設定・利用上限などの条件が適用されます。
終了判定は、内部的にはセッション限定のStopフックとして動作しています。
そのため、フックの実行が無効化されている環境では動作しません。
| 制限条件 | 詳細 |
|---|---|
| ワークスペースが信頼されていない | 設定ファイル内のフックと同様の信頼ルールが適用される |
disableAllHooks が true | 設定の優先順位が適用された後の値に基づいて無効化される |
allowManagedHooksOnly が管理者設定で有効化されている | 組織ポリシー設定によって管理外フックが制限されている |
いずれの場合も、実行時にコマンドから理由が出力されます。
理由が表示されない場合も、接続・セッション状態・アプリの版を確認します。フックだけが停止原因とは限りません。
終了条件の指定方法
判定用モデル自体はコマンドを実行しません。
セッションの出力内容のみに基づいて成否を判定します。
そのため「Claudeの出力テキストから検証可能な内容」を条件に指定してください。
- 測定可能な完了状態:テスト結果・終了コード・生成ファイル数など
- 判定基準の提示方法:「
npm testの終了コードが0になる」など - 変更を禁止する対象:「既存のテストファイルは変更しない」など
終了条件にターン数や時間を含めて、作業量の目安を指定することもできます。
「または最大20ターンで終了」という条件は、会話内の記録をモデルが評価します。強制的な回数カウンターではないため、厳密な停止上限とは扱わないでください。
終了条件は最大4,000文字まで記述できます。
/goalは権限モードを変更しません。Autoを使う場合も、管理者設定や操作ごとの確認は残ることがあります。作業範囲に合う権限を選びます。
Manualでは、設定で許可済みでない操作に確認が入ります。すべてのツール実行で必ず止まるわけではありません。
ワークフローの実行にも対応しています
利用できる環境ではultracodeなどのワークフローも使えます。利用可能な機能・承認画面は版や設定によって変わります。
承認プロンプトはカード形式で表示されます。
ワークフロー名、フェーズ一覧、トークン消費に関する注意書きが表示され、Once / Always / Deny のいずれかを選択する形式です。
進捗状況は「バックグラウンドタスク」のサイドペインで確認できます。
タスク実行中にコマンドを送信した場合の挙動
実行中に送ったコマンドが待機するかはコマンドと版によって異なります。現行の/effortや/fastには実行中に設定を変更できる動作もあるため、状態確認以外はすべて待機するとは限りません。
以下は旧版の分類です。最新の挙動は実行時の表示を確認してください。
| 即時実行されるコマンド | 順番待ちになるコマンド |
|---|---|
/status / /tasks / /usage | 上記以外の一般的なコマンド |
確認コマンドでも、入力候補や表示結果を確かめて操作してください。
タスクの実行自体を中断したい場合は、コマンドではなく停止ボタンなどのUI操作を使用します。

ショートカット一覧の「コンポーザー」の欄です。
入力欄の操作が並んでいました。

「モードメニューを開く」は Ctrl+Shift+M、「モデルメニューを開く」は Ctrl+Shift+I、「エフォートセレクターを開く」は Ctrl+Shift+E、「高速モードの切り替え」は Ctrl+Alt+F と表示されていました。
上の表の /model・/effort・/fast と、設定する対象が同じ項目です。
「キューに追加して後で送信(Claude の作業中)」と「送信して新しいセッションのページにとどまる」には、どちらも Ctrl+Enter と表示されていました。
この記録は旧版のキュー操作です。現在のコマンド処理全般の待機条件を示したものではありません。
キューに追加する操作と、コマンドの順番待ちが同じ仕組みかどうかは、確かめていません。
カスタムコマンドを自作する手順
自作のカスタムコマンドは「スキル」機能を利用して定義します。
.claude/skills/の下にスキル名のフォルダを作り、その中へSKILL.mdを保存します。たとえば次のパスです。
.claude/skills/my-command/SKILL.mdファイル内に実行させたい指示を書きます。引数を明示的に参照するには$ARGUMENTSを使えます。旧形式の.claude/commands/my-command.mdもサポートされています。
# 記事の下書きを作る
渡された題材で記事の下書きを作る。
見出しを3つ立て、それぞれに要点を箇条書きで置くこと。配置が完了すると /my-command として呼び出せるようになります。
セッション開始時に存在しなかった.claude/skills/を新設した場合は、/reload-skillsを実行して読み込みます。
その新設ディレクトリは変更監視の対象になっていないため、同じセッション内で後から編集したときも再読み込みしてください。
入力欄で/my-commandを選び、小さな題材で呼び出して指示どおりの下書きが返るか確認します。
引数の渡し方
コマンド名のあとに記述したテキストが、そのままプロンプトの引数として渡されます。
/batch src/ をJavaScriptからTypeScriptに移す複数スキルの連結は、公式資料ではターミナルの対話プロンプト向けに説明されています。Desktopでも同じ条件で動くと一律には扱わず、まず1つずつ呼び出してください。
/skill-a /skill-b やりたいことターミナルでは最大6つの対象スキルを先頭に並べられます。これは処理結果を順に渡すパイプラインの保証ではありません。
連結後の末尾の引数は、展開された各スキルに共通で渡されます。fork実行のスキルなどでは展開が止まります。SDKやclaude -pでは最初のスキルだけが読み込まれ、残りは引数として扱われます。
デスクトップアプリの全体機能については、こちらで解説しています。

Codexのコマンド一覧はこちらをご覧ください。

Antigravityのコマンド一覧はこちらをご覧ください。

Remote Controlの接続が切断された場合の復旧手順は、こちらにまとめています。

Claude Codeのデスクトップアプリの記事は、ほかにもあります。

まとめ
- Desktopでも主要コマンドを使えるが、版・環境・設定による差がある
- 非対応なのは
/permissionsなど端末の対話UIを前提とするもの。一部は画面の設定や設定ファイルで代替できる /goalはデスクトップアプリでも動作する。フック設定に加え、利用上限やエラーによる停止にも注意する/btwで本会話に追加せず質問できる。利用枠の消費は別/status/tasks/usageなどの動作は、実行中の状態と版に応じて確認する- カスタムコマンドは
.claude/skills/に配置するだけで作成可能。保存先はスキル名フォルダ内のSKILL.md。複数連結の公式説明はターミナル向け
画面記録は2026年9月14日と10月13日のものです。10月23日に公式資料を照合しましたが、現行版の全コマンドは実機再検証していません。
公式資料はコマンド一覧、Desktopの機能差、スキルの定義と引数、goalの動作条件を参照してください。
生成AI関連記事の一覧は、まとめページからご覧いただけます。

よくある質問:Claude Codeデスクトップアプリのコマンド
Claude Codeのデスクトップアプリでも、スラッシュコマンドは使えますか?
主要なコマンドやスキルを使えますが、版・セッション種別・組織設定による違いがあります。
ターミナルの対話画面を前提とするコマンドには非対応や別動作があります。CLIのコマンド一覧を、そのままDesktopの全対応表とは扱えません。
入力欄で「/」を入力すると候補が表示され、インクリメンタル検索で絞り込んで選べます。
「+」メニューの「スラッシュコマンド」からも探せます。
コマンドは、どこに書けば認識されますか?
コマンドとして認識されるのは、メッセージの先頭に入力した場合のみです。
文の途中に書くと、通常の文字列として扱われます。
コマンド名のあとに書いた文字列は、そのコマンドへの引数として渡されます。
デスクトップアプリで動作が異なるコマンドは、何ですか?
/permissionsのような端末の対話パネル専用コマンドは非対応です。一方、現行Desktopの/configはSettings → Claude Codeを開きます。旧版の非対応表をそのまま使わないでください。
代わりに、入力欄左下の権限モード(または設定ファイル)、アカウントメニューの「設定」、設定ファイルの直接編集を使います。
/heapdump はターミナル専用、/insights はクラウドセッションでは非対応、/desktop は「ターミナルの作業をアプリへ引き継ぐ」逆方向のコマンドなので、ターミナル側で実行します。
場面ごとに、よく使うコマンドは何ですか?
作業開始時は /init(CLAUDE.md を生成)、/memory、/add-dir、/mcp、/plan です。
作業進行中は /model、/effort、/fast、/context、/compact、/btw、/subtask、/tasks です。
仕上げ・レビュー時は /diff、/code-review(--fix で修正まで実行)、/security-review、/simplify、/verify です。
状態確認には/status、/usage(/costも別名)、/doctor、/debug、/helpなどがあります。/usageは費用だけでなくプラン上限や活動統計も表示します。
/btw とは、何ですか?
会話履歴を圧迫せずに、別の質問をするコマンドです。
本会話の履歴に追加せず質問できます。ただしモデルへの問い合わせなので、利用枠まで消費しないという意味ではありません。
見落とされがちな便利コマンドとされています。
/goal は、デスクトップアプリでも動きますか?
デスクトップアプリ、Remote Control、非対話モード(claude -p)のいずれでも動作します。
指定した終了条件を満たすまで、追加の指示を出さなくても自律的に試行を継続し、各ターンの終了時に軽量モデルが条件達成の成否を判定します。
達成・達成不可能の判定や修復が必要なエラーで目標が解除されます。利用上限などでは目標を残して停止することもあるため、表示された状態を確認してください。
途中で中断するときは /goal clear、引数なしで /goal を実行すると、進行状態(終了条件・経過時間・ターン数・消費トークン)を確認できます。
/goal が動かないときは、何を確認しますか? 終了条件はどう書きますか?
終了判定は、内部的にはセッション限定のStopフックとして動作しているため、フックの実行が無効な環境では動きません。
ワークスペースが信頼されていない、disableAllHooks が true、管理者設定で allowManagedHooksOnly が有効、といった場合が該当し、実行時にコマンドから理由が出力されます。
終了条件は最大4,000文字で、テスト結果など出力から判定できる内容にします。「20ターンで終了」などの条件もモデルが記録から判定するため、厳密な強制上限ではありません。
/goal自体は権限モードを変えません。必要な範囲の権限を選び、確認待ちや上限停止にも対応してください。
タスク実行中にコマンドを送ると、どうなりますか? 自作コマンドの作り方は?
実行中に送ったコマンドが待機するかはコマンドと版によって異なります。現行の/effortや/fastには実行中に設定を変更できる動作もあるため、状態確認以外はすべて待機するとは限りません。
タスク自体を中断したいときは、コマンドではなく停止ボタンなどのUI操作を使います。
自作スキルは.claude/skills/my-command/SKILL.mdへ保存すると/my-commandとして呼べます。旧形式は.claude/commands/my-command.mdです。
引数を渡して1つずつ実行できます。最大6つのスキル連結はターミナル向けの仕様であり、末尾の引数を各スキルへ共通で渡します。Desktopでの同一動作は未検証です。
掲載した実機画像は旧版の記録です。現行版の全UI・全コマンドの再検証は未実施です。
最新は公式ドキュメントで確認してください。
