VB-CABLE は、パソコンの中に「仮想のオーディオケーブル」を1本作る、VB-Audio の無料(寄付制)のドライバーです。
ボイスチェンジャーで変えた声を、OBS や Discord にマイクとして渡すときによく使われます。
- 「CABLE Input」(スピーカーとして見える)に入れた音が、「CABLE Output」(マイクとして見える)から出てくる
- 入れ方:zip を展開し、VBCABLE_Setup_x64.exe を管理者として実行 → 再起動
- 入れた直後に音が出なくなったら、Windows の「サウンド」で既定の機器を戻す
- 考え方:ボイチェンの出力を CABLE Input に、OBS・Discord のマイクを CABLE Output に
この記事は、VB-Audio の公式サイトと VB-CABLE のマニュアル(2024年10月版、2026年9月29日に確認)にもとづいています。
当方ではドライバーを入れておらず、画面の再現は含みません。
仕組み
| 名前 | Windows での見え方 | 役割 |
|---|---|---|
| CABLE Input | 再生の機器(スピーカー) | ここに音を出す |
| CABLE Output | 録音の機器(マイク) | ここから音を取る |
公式の説明では、再生する側のアプリと録音する側のアプリの2つをつなぐ道具とされています。
寄付制(ドネーションウェア)で、金額は自分の用途と予算で決められます。
2本目・3本目のケーブルが欲しいときは、「VB-CABLE A+B」「C+D」があります。
入れ方
Windows 用の最新のパッケージは「VBCABLE_Driver_Pack45.zip」(2024年10月、Windows XP〜11、Arm64 にも対応)です。
- zip の中身を全部、パソコンのフォルダーに展開する(zip の中から直接は実行できない)
- 64bit なら「VBCABLE_Setup_x64.exe」を右クリックし、管理者として実行する
- 画面の案内に従って入れる
- パソコンを再起動する
すでに入っている状態で同じセットアップを実行すると、アンインストールを案内されます(外したあとも再起動します)。
入れた直後に音が出ないとき
Windows 10 以降では、最後に入れたオーディオのドライバーが、自動で既定の機器になることがあります。
CABLE Input が既定の再生の機器になると、パソコンの音が全部そこに流れて、何も聞こえなくなります。
Windows の「サウンド」の画面の「再生」「録音」のタブで、既定の機器をふだんのスピーカーとマイクに戻します。
ボイチェンの声をOBS・Discordに送る考え方
- ボイスチェンジャーの出力先(スピーカー)を「CABLE Input」にする
- OBS の音声入力キャプチャのデバイスを「CABLE Output」にする
- Discord の入力デバイスを「CABLE Output」にする
この組み合わせは、VB-CABLE の「CABLE Input に送った音が CABLE Output で録れる」という仕組みからの組み立てで、VB-Audio の公式ページにこの手順そのものは載っていません。
自分の変えた声を自分で聞く方法の公式の手順も見つかりませんでした。
マイクと BGM とボイチェンを1つにまとめたいときは、Voicemeeterの使い方のほうが向いています。
サンプリングレート
初期の形式は、Windows 10/11 版がステレオの 48kHz です。
中では決まったサンプリングレート(Internal SR、初期値 48000Hz)で動き、入力と出力の側でレートが違っても自動で変換されます。
Internal SR を変えて保存するには、コントロールパネルを管理者として実行します。
192kHz のような高いレートでは、初期のバッファ(7168 サンプル)が足りないことがあると書かれています。
ボイスチェンジャーの選び方は、バ美肉ボイスチェンジャーまとめで紹介しています。
まとめ
- CABLE Input に出した音が CABLE Output から取れる
- zip を展開して管理者で実行し、終わったら再起動
- 入れた直後に無音なら、既定の再生・録音の機器を戻す
- ボイチェンの出力を CABLE Input、OBS・Discord のマイクを CABLE Output に
参考:VB-Audio「VB-CABLE Virtual Audio Device」、VB-CABLE のマニュアル(2024年10月版、2026年9月29日に確認)。
