2019年にWindows版CLIP STUDIO PAINTを使い始めた際の、ショートカットの個人設定例です。すべてがPhotoshopの標準キーと一致するわけではありません。
普段からPhotoshopの操作に慣れているため、できる限り近いキー配置に変更して環境を整えました。

変更前の割り当てを控え、一項目ずつ設定します。以下はWindowsキー表記です。macOSや異なるキーボード配列では、OS側の予約キーや入力できる組み合わせも確認してください。
ショートカット設定
Windowsでは「ファイル > ショートカットキー設定」、またはCtrl+Shift+Alt+Kで開きます。macOS/タブレットは「CLIP STUDIO PAINT」メニューから開きます。公式の設定手順も参照してください。
ショートカットのバックアップ方法
次の場所は旧環境で参照したShortcutフォルダーです。現行環境の共通パスではありません。公式サポートは、Windows版1.10.13以降のユーザーデータの場所としてAppData配下を案内しており、旧版から移動していない場合はDocuments配下に残ることがあります。
%userprofile%\Documents\CELSYS\CLIPStudioPaintVer1_5_0\Shortcut公式のWindows設定バックアップ手順に従い、アプリをすべて終了して実際のCELSYSフォルダーをコピーします。1.10.13以降の標準的な親フォルダーは%APPDATA%\CELSYSUserDataです。default.khcだけの差し替えで版・OSを問わず復元できるとは限りません。復元先の設定も退避してから作業し、異なるOSへの移行は公式のクラウド手順を確認します。
Photoshopと同じショートカットにする方法
「設定領域」を選び、対象コマンドの「ショートカットを編集」でキーを入力し、Enterで確定してOKを押します。同じキーが別機能に割り当てられている場合は、変更前の機能を確認してから入れ替えてください。以下は筆者の割り当て例です。
キーの入力を間違えた場合は、確定する前にEscを押すと入力を取り消せます。
確定済みの一項目だけを戻したい場合は、その行の「ショートカットを編集」で変更前に控えたキーを設定し直します。
「初期化」はショートカットキー設定を初期状態へ戻す操作なので、ほかのカスタム設定を残したい場合は使わないでください。
2026年10月29日に公式の設定説明を確認した補足で、現行版でのキー入力と復元は実機検証していません。
メインメニュー
塗りの削除
[編集]>[消去]:Delete
トーンカーブ
[編集]>[色調補正]>[トーンカーブ]:Ctrl+M
レベル補正
[編集]>[色調補正]>[レベル補正]:Ctrl+L
レイヤーを削除
[レイヤー]>[レイヤーの削除]:Ctrl+Delete
これは筆者独自の設定です。クリスタの初期設定ではCtrl+Deleteは「消去」にも使われるため、その割り当てを確認して変更します。変更後はレイヤー全体が削除されるので、テスト用レイヤーで動作を確かめてください。
レイヤーの複製
[レイヤー]>[レイヤーの複製]:Ctrl+J
定規表示のON/OFF
[レイヤー]>[定規・コマ枠]>[定規を表示]:Ctrl+Alt+;(独自設定。Photoshopのガイド表示と同一機能ではありません)
レイヤー名の変更
[レイヤー]>[レイヤー設定]>[レイヤー名の変更]:F2(独自設定。クリスタの初期設定では「切り取り」にもF2があるため重複を確認)
グループ化
[レイヤー]>[フォルダを作成してレイヤーを挿入]:Ctrl+G
レイヤー統合
[レイヤー]>[選択中のレイヤーを結合]:Ctrl+E(変更例。クリスタの初期設定のCtrl+Eは「下のレイヤーと結合」なので、処理対象の違いに注意)
参照レイヤーに設定
[レイヤー]>[参照レイヤーに設定]:Shift+G
こちらはPhotoshop再現ではなく独自のカスタム設定ですが、使用頻度が高いため割り当てています。
全体表示
[表示]>[全体表示]:Ctrl+Num0(当時のテンキーでの設定例。公式の初期設定はCtrl+0)
ツール
ペン
ペン:B
投げ縄選択
[選択範囲]>[投げ縄選択]:L
レイヤー移動
[レイヤー移動]>[レイヤー移動]:V
削除したショートカット
- ツール>エアブラシ B
- ツール>デコレーション B
- ツール>筆 G
- ツール>グラデーション G
クリッピングのショートカットも確認する
クリッピングはPhotoshopにもある機能です。アプリ間で近い操作を使う項目として確認します。
クリッピング
クリスタの「レイヤー > レイヤー設定 > 下のレイヤーでクリッピング」は、公式の初期設定でCtrl+Alt+Gです。すでにこの設定なら変更は不要です。
PhotoshopにもCtrl+Alt+Gがあり、レイヤー間の境界をAlt+クリックする操作も使えます。Adobe公式のクリッピング説明を参照してください。
感想
一通りの設定を行うことで、Photoshopと近い感覚で快適に作画できました。
一度に全項目を変えず、よく使う機能から確認すると誤操作を見つけやすくなります。現行ソフトでの実機操作とバックアップ復元は今回再検証していません。


クリスタ公式の初期ショートカット一覧と照合し、独自設定と初期値を区別してください。前述の削除したB/Gの割り当ても筆者の好みで、同じ変更は必須ではありません。
VTuberの始め方や配信環境の構築手順は、まとめ記事から確認できます。

CLIP STUDIOの記事は、ほかにもあります。




よくある質問:クリスタをPhotoshopと同じショートカットにする
設定画面はどう開きますか?
Windowsはファイルメニューの「ショートカットキー設定」、macOS/タブレットはCLIP STUDIO PAINTメニューから開きます。Windowsの初期キーはCtrl+Shift+Alt+Kです。
default.khcだけをコピーすれば復元できますか?
版・OSを問わず使える方法とは言えません。実際のユーザーデータ保存先を確認し、アプリを終了して公式手順でバックアップします。復元先の既存設定も退避してください。
この記事のキーはPhotoshop標準ですか?
Photoshopに近づけた個人設定で、独自のものも含みます。F2、Ctrl+Delete、定規表示のCtrl+Alt+;などは完全な再現ではありません。
競合に注意するキーは?
クリスタ初期設定のF2は切り取り、Ctrl+Deleteは消去、Ctrl+Eは下のレイヤーと結合です。本文の設定へ変えると処理が変わるため、現在の割り当てを控えて確認します。
クリッピングはクリスタ専用ですか?
Photoshopにもあります。クリスタの初期設定のCtrl+Alt+Gを使えるなら追加変更は不要です。
BやGの割り当ては削除すべきですか?
本文は筆者が外した項目の記録です。自分が使うエアブラシやグラデーションなどのキーを失わないよう、必要な変更だけ行ってください。
対象環境は?
2019年のWindows版での個人設定例です。現在の公式説明は照合しましたが、現行版の実機操作・復元試験やmacOS/キーボード配列別の検証は行っていません。
