VSeeFace は、VRM のアバターを Web カメラなどで動かす、無料の Windows 用のソフトです。
- 入手先は公式サイト vseeface.icu など3か所だけ。最新は v1.13.38c5
- 読み込めるのは VRM0(0.x)だけ。VRM 1.0 は「NotVrm0Exception」のエラーになる
- OBS には「ゲームキャプチャ」で「透過を許可」にして取り込む(Spout2 も使える)
- iPhone で追うなら iFacialMocap か Waidayo
この記事は、VSeeFace の公式サイト(2026年9月29日に確認)にもとづいています。
当方ではソフトを入れて試しておらず、画面の名前は公式の英語の表記です。
入手と動作環境
公式の配布場所は、vseeface.icu、作者の Discord の #vseeface-updates、GitHub のリリース一覧の3か所だけです。
v1.13.38c4 は Unity の脆弱性の対策、c5 は入力の検証の問題の修正を含むので、更新がすすめられています。
動作環境は Windows 8 以降の64bit と DirectX に対応した GPU で、Mac には対応していません。
署名が無いため警告が出たら、ファイルのプロパティで「ブロックの解除」をするか、「詳細情報」→「実行」を選びます。
無料で、配信を含めて商用にも使えますが、プログラムの改変は禁止されています。
自動更新は無いので、新しい版は展開して置きかえ、前の版も残しておくよう案内されています。
VRMを読み込む
VRoid Studio などでは、VRM0 の形式で書き出します。
VRM 1.0 を読み込むと「NotVrm0Exception」というエラーが出ます。
アバターの一覧はファイルの場所を覚えているだけなので、元のファイルを動かしたり名前を変えたりすると一覧から消えます。
カメラ・マイク・追跡の質は、起動したときの画面で選びます。
表情を設定する
| 方式 | 内容 |
|---|---|
| ホットキー | Expression settings で、VRM の表情をキーに割り当てる |
| 簡易の自動検出 | Fun・Angry・Surprised の3つ。有効にするだけで動く |
| 実験的な自動検出 | Fun・Angry・Joy・Sorrow・Surprised。自分の顔を記録して「Calibrate」で覚えさせる |
実験的な方式では、平常(Neutral)の顔を必ず登録し、覚えさせた結果の数値は 0.95〜0.98 を目安にします。
口パク(リップシンク)
起動の画面でマイクを選びます(あとから General settings でも変えられます)。
口の動きは、VRM の A・I・U・E・O の表情を使い、あごの骨には対応していません。
- ステレオの機器では、声が左のチャンネルに無いと検出されない
- Windows の出力の機器を変えると止まることがある。マイクを選び直すと戻る
- 192kHz のマイクで失敗し、48kHz に下げて直った例がある
iPhoneで顔を追う
iFacialMocap
- モデルに52個の ARKit の表情(ブレンドシェイプ)を入れておく(VRoid のモデルは HANA Tool で足せる)
- iPhone とパソコンを同じネットワークにつなぐ
- iFacialMocap に出る iPhone の IP アドレスを、General settings の iFacialMocap receiver に入れる
つながらないときは、Windows のファイアウォール、iPhone の「ローカルネットワーク」の許可、管理者として実行を確かめます。
Waidayo
VMC protocol receiver を有効にし、ポートを 39539 から 39540 に変え、Waidayo の「Send Motion IP Address」にパソコンの IP を入れます。
パソコンの IP は、VMC protocol receiver の「Show LAN IP」で確かめられます。
OBSで背景を透過して取り込む
- OBS で「ゲームキャプチャ」のソースを足し、VSeeFace のウィンドウを選ぶ
- 「透過を許可」(Allow transparency)にチェックを入れる
- VSeeFace の右下の小さな「※」を押して、画面の UI を消す(スペースキーで ※ 自体も隠せる)
クロマキー(緑の背景)には対応していません。
ウィンドウの名前に版の番号が入るので、更新したあとはゲームキャプチャの対象を選び直します。
| 取り込み方 | 特徴 |
|---|---|
| ゲームキャプチャ | いちばん基本。透過を許可にする |
| Spout2(v1.13.37b 以降) | UI が映らず、仮想カメラより軽い。OBS に Spout2 のプラグインが要る |
| 仮想カメラ | 1280×720 だけ。透過させるには透明な PNG を背景にし、OBS 側を ARGB にする |
OBS の取り込みの基本は、OBSのウィンドウキャプチャで紹介しています。
まとめ
- 入手は公式サイトなど3か所から。最新は v1.13.38c5
- VRM は VRM0 で書き出す
- 口パクは A・I・U・E・O の表情を使う
- OBS はゲームキャプチャで透過を許可、※ で UI を消す
参考:VSeeFace 公式サイト(2026年9月29日に確認)。
