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Premiere Proで音量を揃える方法|自動一致と調整後の確認

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Premiere Proでカットごとの声の大きさを揃えるには、エッセンシャルサウンドの「自動一致」を使います。会話のクリップをまとめて選び、種類を「会話」に設定して実行します。

ただし、自動一致はクリップ間のラウドネスを合わせる処理です。一つの録音の中で声が大きく変わる場合や、BGMが声を覆う場合には、別の調整が必要です。

目次

音量のばらつきに合わせて調整方法を選ぶ

困っていること最初に使う調整処理後に確認すること
カットが変わるたびに声が大きく、または小さくなる会話クリップの自動一致カットの前後を続けて聞き、声の聞こえ方を比較
一つのクリップ内で大声と小声が混在する会話のダイナミック調整、必要な部分の個別調整小声が聞こえるか、抑揚が不自然になっていないか
声だけなら聞こえるが、BGMを重ねると聞き取れないBGMの音量調整やダッキング会話中と会話のない部分の音楽の切り替わり
音量を上げると雑音も目立つ音量調整とノイズ対策を分けて確認ノイズ低減後に声が変質していないか

エッセンシャルサウンドで自動一致を実行する

以下の画像は、筆者が2018年に記録した操作画面です。手順の説明は2026年10月3日にAdobe公式の自動一致の手順と照合しました。新しい版でのパネル配置や処理結果の実測は、まだ確認していません。

STEP
音声を選択

シーケンス上で、音量を揃えたい会話の音声クリップを選択します。BGMや効果音は混ぜず、音声の種類ごとに処理します。

シーケンス上で音量を均一に揃えたい音声クリップを選択する操作画面。
STEP
エッセンシャルサウンドから会話を選択

「ウィンドウ」から「エッセンシャルサウンド」を開きます。会話のクリップが「会話」に分類されていることを確認し、必要なら手動で選択します。

エッセンシャルサウンドパネルを開き、タギングで会話を選択する画面。
STEP
自動一致ボタン

音量を調整する項目を開き、「自動一致」をクリックします。旧画面では「ラウドネス」、2026年1月更新の公式ヘルプでは「音量」と案内されています。

エッセンシャルサウンドのラウドネス項目内にある自動一致ボタンをクリックする画面。

各クリップのラウドネスが共通の基準に調整されます。現在の公式ヘルプでは、処理結果のLUFS値をボタンの下で確認する手順が示されています。LUFSは音の大きさを表す指標で、瞬間的なピーク値とは異なります。

2018年の検証で自動一致を適用した後の画面。

自動一致の後に確認すること

  1. 会話だけを再生し、各カットのつなぎ目で声の大きさを比較する。
  2. 「ウィンドウ」から「オーディオメーター」を開き、再生中のレベルを確認する。赤い表示が出る部分はレベルを見直す。
  3. BGMや効果音を戻し、複数の音が重なる部分でも声が聞き取れるか確認する。
  4. 短い範囲を書き出して再生し、音割れ、雑音、カット間の不自然な音量変化がないか確認する。

メーターの確認方法はAdobe公式の音量レベルの監視を参照しています。自動一致の結果だけで納品する動画全体の音量が決まるわけではないため、書き出し前に会話・音楽・効果音を合わせて確認します。納品先にラウドネスの指定がある場合は、その指定に従って最終出力を確認してください。

一つのクリップ内で声の大きさが変わる場合

クリップ内の大声と小声の差を調整するには、会話の「明瞭度」にある「ダイナミック」を使います。自動一致がクリップ間の基準を揃えるのに対し、ダイナミックはクリップ内の音量変化を調整する機能です。

公式ヘルプでは、ダイナミックを有効にしてスライダーで調整する手順が示されています。録音ごとに声の強弱や雑音が異なるため、固定の数値を全素材へ当てはめず、再生して調整前後を比べます。設定の説明は会話の明瞭度の改善で確認できます。

BGMが声を覆う場合

声とBGMはそれぞれの役割に合わせて調整します。BGMを「ミュージック」、声を「会話」に分類し、BGM側のダッキングを使うと、会話に合わせて音楽を下げるキーフレームを作成できます。

感度、下げる量、フェードの設定は会話の間隔に合わせて確認します。「キーフレームを生成」を再実行すると、手動編集したキーフレームが置き換わるため、再生成前に必要な調整を保存します。操作の条件はAdobe公式の自動ダッキングを参照してください。

音量を上げるとノイズも目立つ場合

録音に含まれる雑音は、音量を上げると一緒に目立つことがあります。自動一致だけで雑音の除去まで完了したと判断せず、エッセンシャルサウンドの修復項目などを使い、声を聞きながら調整します。ノイズ対策後も音量を再確認します。

エッセンシャルサウンドの種類と調整項目はAdobe公式のパネル概要にまとまっています。波形を細かく編集する必要がある場合は、Adobe Auditionとの連携も選択肢です。

クリップを選択して右クリックし、「Adobe Audition でクリップを編集」を選択します。

ノイズ除去や周波数調整など、より細かな波形編集を行いたい場合はAdobe Auditionとの連携を活用します。

関連する音声のトラブルと編集手順

音量は揃っていても映像とのタイミングがずれる場合は、Premiere Proの音ズレを切り分ける手順を確認してください。その他の編集操作は動画編集の使い方まとめから探せます。

動画編集用ヘッドホンの選び方

編集後はメーターの数値確認だけでなく、ヘッドホンやスピーカーで実際の再生音を聞いて確認します。

正確な音量バランスやノイズの確認に適した機材を探している場合は、以下の記事を参考にしてください。

詳細は動画編集用ヘッドホンの選び方をご覧ください。

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学習を続けたい方や、作業環境を整えたい方は、目的に合うガイドをご覧ください。

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