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Antigravityデスクトップアプリの機能|英語表記と日本語訳

GoogleのAIエディタAntigravityのデスクトップアプリの画面構成と設定項目を、機能ごとに解説します。

画面のUI表示はすべて英語です。

各項目の日本語訳と役割を整理しましたので、実際の画面と照らし合わせながら確認してください。

この記事は2026年9月12日、Windows版 2.12.2 で確認しました。

目次

先に結論|このデスクトップアプリは日本語化できません

「Antigravity 日本語化」で検索して来られた方は、まずこの節をご確認ください。

Antigravityには2つのアプリ形態があります。

中身日本語化
Antigravity 2.0
(この記事のアプリ)
自律型エージェントを動かすデスクトップアプリ不可
Antigravity IDEVS Codeベースの開発環境可能
2026年9月12日時点

Web上で紹介されている日本語化手順は、すべてIDE版を対象とした内容です。

IDE版はVS Codeをベースとしているため、日本語言語パック(拡張機能)を導入して日本語化できます。

一方、本記事で扱うデスクトップアプリ版はVS Codeベースではありません。

実際に以下の4箇所を確認しましたが、言語変更の設定項目は存在しませんでした。

  • 設定の全6画面(General / Application / Appearance / Models / Customizations / Browser)に言語設定なし
  • 上部メニューバーの4項目(Antigravity / File / View / Window)に言語設定なし
  • コマンドパレットで language を検索しても「No results found」と表示
  • アプリパッケージ本体(app.asar)内にも日本語UI文字列のリソースが存在しない
コマンドパレットで検索しても該当結果が表示されない様子。
コマンドパレットで language を探しても出てこない

なお、インストール先フォルダには locales/ja.pak というファイルが存在します。

ただし、これは基盤となっているChromium由来のファイルです。

右クリックメニューなどのブラウザエンジン層にのみ適用され、アプリ独自のUI表示は日本語化されません。

このファイルがあるからといって、アプリ全体が日本語対応しているわけではありません。

UIを日本語化して作業したい場合は、画面右上の「Install IDE」からIDE版を導入してご利用ください。

基本画面の構成

左側にナビゲーションメニュー、中央にプロンプト入力欄が並ぶ基本画面。
左にメニュー、中央に入力欄。表示はすべて英語

画面左側にナビゲーションメニュー、中央にプロンプト入力欄が配置された構成となっています。

画面左側に配置されたナビゲーションメニューの一覧。
New Conversation / Conversation History / Scheduled Tasks
英語表記日本語訳機能・役割
New Conversation新しい会話新規セッションを開始し、エージェントへ指示を出す
Conversation History会話履歴過去のやり取りを検索・再開する
Scheduled Tasksスケジュールタスク指定した日時にタスクを自動実行する
Projectsプロジェクト作業対象となるフォルダを登録・管理する
Conversations進行中の会話現在実行・保持されているセッションの一覧を表示する

本アプリにおける「Conversation」は、一般的なAIチャットツールのセッション(チャット)に相当します。

画面右上にある Install IDE は、VS Codeベースの統合開発環境をインストールするためのボタンです。

モデルの選択

モデル選択メニューは、入力欄のモデル名をクリックするか、ショートカットキー Ctrl + / で表示できます。

複数の外部モデルが選択肢として並ぶモデル選択メニュー。
GeminiだけでなくClaudeとGPTも選べる

GeminiだけでなくClaudeやGPTなどの外部モデルも選択可能です。

モデル名ステータス表示
Gemini 3.8 FlashHigh / Fast
Gemini 3.7 FlashMedium / Fast
Gemini 3.6 FlashMedium / Fast
Gemini 3.1 ProLow
Claude Sonnet 4.6Thinking
Claude Opus 4.6Thinking
GPT-OSS 120BMedium
2026年9月12日・Antigravity Starter Quota での表示

High / Medium / Low の表記は、現時点で利用可能な利用枠(クォータ)の残量を表しています。

Fast は応答速度が速い軽量モデルに表示されます。

メニュー最下部の View Usage(利用状況の確認)をクリックすると、各モデルの残量確認画面へ遷移します。

各モデルの利用枠の残量が表示された確認画面。
モデルごとに週次の残量が出る

利用枠の残量はモデルファミリーごとに独立して管理されています。

検証時点では Gemini の残量が0%、Claude と GPT は100%残っていました。

そのため、Geminiの利用枠を使い切った場合でも、ClaudeやGPTに切り替えれば作業を継続できます。

利用枠は週単位でリセットされます。

Enable AI Credit Overages(クレジット超過利用の許可)を有効にすると、無料枠を超えた分を有償クレジットで従量課金消費できます。

設定|General(一般設定)

画面左下の Settings から設定画面を開きます。

メッセージ送信方式などの権限まわりを設定する一般設定画面。
権限まわりはここ
英語表記日本語訳設定内容と挙動
Queued Messages追加メッセージの送信方式エージェント実行中の追加指示をキューに積む(Queue)か即時送信するか(Send Immediately)を指定
Security Presetセキュリティプリセットエージェントに許可する操作権限の範囲を一括設定
Tool Permissionsツール権限設定ファイル編集・ターミナル実行・MCPツールの個別利用許可
Artifact Review Policy成果物の確認ポリシー生成ドキュメントやコードの適用時にユーザー確認を必須とするかを指定
Network Access Rulesネットワークアクセス規則エージェントが外部通信や取得を行えるURLやドメインの制限

セキュリティ事故を防ぐため、Security Preset の設定内容は必ず最初に確認してください。

初期状態では Full Machine(マシン全体へのアクセス許可)が設定されていました。

また、個別の会話設定では Turbo Mode という確認を省略して高速実行する選択肢も用意されていました。

共有PCや本番リポジトリで作業する場合は、意図しない変更を防ぐため権限範囲を事前に見直してください。

設定|Application(アプリケーション設定)

スリープ防止などの項目が並ぶアプリケーション設定画面。
Remote Controlはここで有効にする
英語表記日本語訳設定内容と挙動
Prevent Sleepスリープ防止タスク実行中にPCがスリープ状態に入るのを防止する
Keep In Menu Barメニューバー常駐ウィンドウを閉じてもバックグラウンドで処理を継続する
Enable Remote Controlリモート操作の有効化別端末やスマートフォンから実行状態の確認・操作を行う
Device Nameデバイス名リモート接続時に識別するための端末識別名
Notification Settings通知設定OS側の通知許可設定画面を開く

Remote Control を有効にすると、連携用のQRコードが表示されます。

スマートフォンでこのQRコードを読み取ることで、外出先からエージェントの進捗状況を確認できます。

Prevent Sleep は、時間のかかる長時間の自動バッチ処理を走らせる際に有効化しておくと安心です。

設定|Appearance(外観設定)

思考ログの詳細表示や個別の色指定ができる外観設定画面。
色は個別に指定できる
英語表記日本語訳設定内容と挙動
Verbose Agent Chat思考ログの詳細表示エージェントの思考プロセスやツールの呼び出し詳細を展開して表示・記録する
Conversation Widthチャット表示幅Default(標準)/ Narrow(狭い)/ Wide(広い)から選択
Themeテーマ切り替えシステム連動(System)・ライト(Light)・ダーク(Dark)から選択
Preset / Background / Foreground / Accentカスタム配色設定背景色・文字色・アクセント色をカラーコードで個別に指定

カラーコードを指定することで、UI配色を細かくカスタマイズできます。

確認時の初期設定では背景が #101010、文字が #CCCCCC、アクセントが #007ACC に設定されていました。

複数のウィンドウやプロジェクトを並行して開く場合、アクセントカラーを変えておくと取り違え防止に役立ちます。

設定|Customizations(拡張機能設定)

スキル機能と外部サーバーを管理する拡張機能設定画面。
Skills と MCP はここ

Skills(スキル機能)と MCP(Model Context Protocol)サーバーを管理する設定画面です。

初期状態では、標準で以下の5つのスキルが登録されていました。

  • agy-customizations:スキルやMCPを含むカスタマイズ機能全体の設計解説
  • antigravity-guide:Antigravity自体の操作方法や仕様に関する総合ガイド
  • generative_ui:会話画面内にUIコンポーネントや図表を動的に描画する機能
  • migrate-workflows:既存のワークフロー設定を新しいフォーマットに移行する手順
  • permissioned-github:GitHubリポジトリ操作時のアクセス権限と運用ルール

generative_ui が有効になっていることで、回答内に図やインタラクティブなUIを生成させることができます。

画面上部の Token Usage(トークン消費状況)には、コンテキスト上限に達した際に長大なカスタム定義が自動でトリミングされる旨が記載されています。

外部MCPサーバーを追加する場合は、右上の Add MCP ボタンから登録を行います。

初期インストール時点では外部MCPサーバーは登録されていません。

会話履歴とスケジュールタスクの管理

過去のセッションを検索・再開できる会話履歴画面。
Conversation History

Conversation History(会話履歴)画面では、キーワード入力により過去のセッションを検索して再開できます。

特定のプロジェクトに紐付かずに作成された会話には、一覧上に Outside of Project のバッジが表示されます。

指定時刻や間隔で実行する処理を登録・管理するスケジュールタスク画面。
Scheduled Tasks

Scheduled Tasks(スケジュールタスク)は、指定した時刻や間隔でエージェントに自律タスクを実行させる機能です。

新しいタスクを登録する際は、右上の + New ボタンをクリックします。

タスクが未登録の状態では No scheduled tasks configured.(設定済みのタスクはありません)と表示されます。

コマンドパレットと主要ショートカットキー

Ctrl + Shift + P を押すと、アプリ全体のコマンドパレットが表示されます。

ショートカットキーで呼び出したアプリ全体のコマンドパレット。
Ctrl + Shift + P で出る

常設メニューには配置されていない各種便利機能も、コマンドパレットから直接呼び出せます。

英語表記日本語訳ショートカット
Toggle Project Selectorプロジェクト選択画面の切り替えCtrl + ;
Toggle Model Selectorモデル選択メニューの切り替えCtrl + /
Toggle Voice Recording音声入力の開始・停止Ctrl + M
Open Keyboard Shortcutsショートカット一覧の表示Ctrl + ?
Collapse All Foldersすべてのフォルダツリーを折りたたむ—
Download Diagnostics診断ログのダウンロード—

Download Diagnostics は、不具合発生時にトラブルシューティング用の診断情報を書き出す機能です。

設定内の Shortcuts 項目で、登録されているすべてのショートカットキーを確認できます。

登録されているショートカットキーの一覧を確認できる設定画面。
設定の Shortcuts にまとまっている
英語表記日本語訳ショートカット
Open Conversation Picker会話の切り替えピッカーを開くCtrl + K
Open File Searchファイル検索を開くCtrl + P
Focus Input入力欄にフォーカスするCtrl + I
New Conversation新しい会話を開始するCtrl + Shift + O
Scheduled Tasksスケジュールタスク画面を開くCtrl + U
Select Previous / Next Conversation前後の会話に移動するAlt + ↑ / Alt + ↓
Open Settings設定画面を開くCtrl + ,
Find in Pane表示中のパネル内をテキスト検索Ctrl + F
Add to Chat/Quote選択範囲を会話入力欄へ引用Ctrl + L
Toggle Sidebarサイドバーの表示・非表示切り替えCtrl + B
Toggle Auxiliary Pane補助パネルの表示・非表示切り替えCtrl + Alt + B
Toggle Terminal内蔵ターミナルの表示・非表示切り替えCtrl + J

Ctrl + L の Add to Chat/Quote は、エディタ上で選択したコードやテキストを会話欄に素早く引用できる機能です。

手動でコピー&ペーストする手間を省略できます。

初めてAntigravityを利用する方向けの導入・基本手順は、こちらの記事で解説しています。

アプリ内で利用できるスラッシュコマンドの一覧は、こちらの記事にまとめています。

CodexとAntigravityの記事は、ほかにもあります。

まとめ

  • デスクトップアプリ版は現状日本語化に対応していない。日本語UIで利用したい場合はIDE版を導入する
  • locales/ja.pak があってもアプリ全体の日本語対応ではない。Chromiumエンジン層の内部ファイルに過ぎない点に注意
  • Geminiに加えてClaudeやGPTモデルも併用可能。Geminiの枠を消費した後でも別系統のモデルに切り替えて作業継続できる
  • 利用可能枠はモデルファミリーごとに個別管理されている(View Usage から残量を確認可能)
  • 安全のため Security Preset を最初に確認・調整する。初期状態は Full Machine に設定されているため要注意
  • コマンドパレット(Ctrl + Shift + P)を活用すれば、メニュー外の隠れた機能も素早く呼び出せる

本記事は2026年9月12日時点のWindows版 2.12.2 に基づいて動作確認を行いました。

アップデート頻度が高いツールの特性上、今後の更新によって項目の配置やデフォルト設定が変更される可能性があります。

Antigravityと他の自律型コーディングエージェントとの機能比較は、こちらの記事をご覧ください。

その他各種の生成AIツールに関する解説記事は、まとめページからご覧いただけます。

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