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Codex・Antigravity・Claude Codeの機能を比較|2026年9月時点

主要なAIコーディングエージェント3製品の機能を比較しました。

OpenAIのCodex、GoogleのAntigravity、AnthropicのClaude Codeを取り上げます。

共通機能の比較表を示したあと、各製品の独自機能と選定基準を解説します。

主な要点は次のとおりです。

  • 基本機能の多くは共通。MCP、サブエージェント、フック、定期実行、ブラウザ操作はいずれも対応
  • 主な違いは動作環境。Antigravityはローカル実行が前提で、クラウド実行やGitHub・Slack連携には非対応
  • Antigravityは統合開発環境(IDE)本体。ほかの2製品は既存エディタの拡張機能やCLIとして導入
  • 無料利用枠がないのはClaude Codeのみ

本記事は2026年9月12日時点の各社公式ドキュメントに基づいて確認した内容です。

目次

各製品の概要

スクロールできます
提供元製品の位置づけ
CodexOpenAIChatGPTに統合されたコーディングエージェント
AntigravityGoogleエージェント連携を前提に設計された専用IDE
Claude CodeAnthropicターミナルを起点に各種ツールと連携するエージェント

この形態の違いが機能や利用形態の差につながります。

3製品共通の機能

まず、3製品すべてで利用できる機能です。

スクロールできます
CodexAntigravityClaude Code
ターミナルで動くCLI○○○
専用のデスクトップアプリ○○○
Windows対応○○○
MCPによる外部ツール連携○○○
サブエージェント呼び出し○○○
フック(処理前後のスクリプト自動実行)○○○
コマンド実行前の承認・サンドボックス○○○
スケジュール・定期実行機能○○○
ブラウザの自動操作○○○
複数エージェントの同時並行稼働○○○
モバイル端末からのリモート操作○○○
エージェント開発用SDK○○○
2026年9月12日時点

基本機能は横並びです。

開発支援の主要な基本機能については、いずれの製品でも対応しています。

フックのイベント名(PreToolUseやSessionStartなど)も類似した体系が採用されています。

製品ごとに差がある機能

ツール選定の基準となる相違点は次のとおりです。

スクロールできます
CodexAntigravityClaude Code
独立したIDEとして動作×○×
VS Code拡張機能○×○
JetBrains IDE拡張機能××○
クラウド実行(ローカルPC停止中も継続)○×○
GitHubプルリクエストの自動レビュー○×○
Slackからの指示受付○×○
無料利用枠(Freeプラン等)○○×
サードパーティ製LLMの利用○○×
実装計画やウォークスルーの成果物生成×○×
ブラウザ操作ログの録画保存×○×
2026年9月12日時点

表中の「×」は、公式ドキュメントに該当機能の記載がないことを示します。

なおAntigravityでは、実機環境(Antigravity Starter Quota)においてClaude Sonnet 4.6、Claude Opus 4.6、GPT-OSS 120Bの選択が確認できました。

実行基盤の違い(クラウド実行の可否)

もっとも大きな選定の分かれ目は実行環境の仕様です。

CodexとClaude Codeは、手元のPCを閉じた状態でもクラウド側でタスクをバックグラウンド実行できます。

一方、Antigravityはローカルマシン上で処理が実行されます。

モバイル端末等から接続するRemote Control機能もありますが、これは起動中のローカル環境を遠隔操作する仕組みです。

そのため、ローカルマシンが停止すると処理も中断します。

初期費用と無料枠の有無

Codexは、ChatGPTの無料プラン(Free)の枠内で利用可能です。

Antigravityも、Google AIの無料利用枠から開始できます。

Claude Codeのみ完全有料制となっています。

Proプラン(月額20ドル)以上のサブスクリプション契約、またはAPIキーによる従量課金設定が必要です。

利用可能なモデルの選択肢

Codexは、Chat Completions APIまたはResponses APIと互換性がある他社モデルを指定可能です。

Antigravityも、Geminiに加えてClaudeやGPT系モデルを選択できます。

Claude Codeで使用できるモデルはClaudeシリーズに限定されます。

Amazon BedrockやGoogle Cloud経由での実行にも対応していますが、稼働するモデルはClaudeです。

各製品の主な独自機能

Codex|ChatGPTのサブスクリプションを活用可能

Codexの利点は、ChatGPTの利用基盤と統合されている点です。

既存のChatGPTアカウントがあれば、追加費用なしで利用できます。

無料プランのほか、Go(月額8ドル)、Plus(月額20ドル)、Pro(月額100ドルから)の各プランに対応しています。

スキルやプラグインの設定管理もChatGPT本体と共有されます。

また、クラウド基盤でのタスク並列処理にも強みがあります。

GitHubのPull Request、GitLabのMerge Request、LinearのIssue、Slackチャンネルなど各種ツールと連携可能です。

外部サービスから直接タスクを指示できます。

リポジトリ単位で依存関係やセットアップ手順を事前定義でき、処理完了時にはコード差分と要約レポートが出力されます。

利用可能なモデルには、GPT-6 astraやGPT-5.6(sol/terra/luna)などがあります。

Antigravity|開発プロセスを成果物(Artifact)として可視化

Antigravityの特徴は、Artifactと呼ばれる成果物管理の設計思想にあります。

エージェントが実行した作業内容を、人間が確認・追跡できる文書として自動出力します。

  • 実装計画:修正方針を事前にドキュメント化し、人間のレビュー・承認を経てから実装を開始
  • ウォークスルー:実装完了後に、コード変更点と動作確認の手順を提示
  • ブラウザ録画:ブラウザ操作による検証過程を動画ログとして記録

「自律動作した結果、どのような変更が行われたか分からない」という事態を防ぐ設計です。

作業管理機能としてAgent Managerを備えています。

起動画面で稼働中の複数エージェントのステータスを一覧で把握できます。

Git worktreeを活用し、エージェントごとに独立した作業ツリーで並行作業を進められます。

ブラウザ操作は専用のサブエージェントが担当します。

/browserを実行することで、要素のクリック、スクロール、フォーム入力、コンソールエラーの取得などを自動で行います。

さらに、標準で音声入力インターフェースが統合されています。

音声入力時に、言い淀みや重複表現が自動的に推敲・整形されて指示文に入力されます。

標準対応モデルには、Gemini 3.1 ProやGemini 3.8 Flashなどがあります。

Claude Code|環境をまたいだセッション継続とUNIX親和性

Claude Codeの強みは、対応プラットフォームの広さとセッションの柔軟性です。

ターミナル、VS Code、JetBrains IDE、デスクトップアプリ、Webブラウザ、モバイル環境に対応しています。

作業セッションを別の環境へシームレスに引き継ぐことができます。

たとえば、ブラウザで開始した長時間タスクを途中でターミナルに引き継ぐことが可能です。

ターミナルでの作業中に差分をGUIで確認したくなった場合、そのままデスクトップアプリに切り替えられます。

各種設定やCLAUDE.md、MCP構成はすべての環境で共通して反映されます。

また、標準的なUNIXコマンドラインツールとして扱える点も特徴です。

パイプ処理による入出力連携や、CI/CDパイプラインへの組み込みが容易です。

tail -200 app.log | claude -p "おかしな挙動があればSlackに流して"

Telegram、Discord、iMessage、カスタムWebhook経由でセッションにタスクを投入するインターフェースも用意されています。

クラウド上のスケジュール実行に対応しており、ローカルPCの電源がオフでも定期タスクが処理されます。

対応モデルは、Claude Opus 5、Claude Sonnet 5、Claude Haiku 4.5などです。

用途に応じた選び方

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開発要件・利用状況推奨製品
すでにChatGPTを有料契約しているCodex
まずは無料で導入したいCodex または Antigravity
作業計画や変更履歴をドキュメントとして残したいAntigravity
エディタ環境を専用IDEに移行できるAntigravity
JetBrains系IDEを主に使用しているClaude Code
ターミナル中心のCLIワークフローを好むClaude Code
PCを閉じた状態や外出先から作業を継続したいClaude Code または Codex
CI/CDや自動化スクリプトに組み込みたいClaude Code または Codex
状況に応じて利用するモデルを切り替えたいCodex

いずれの製品も無料枠または月額20ドル前後から試用可能です。

機能比較表を参考にしつつ、実際のプロジェクトで小さなタスクを実行して操作感を比較することをおすすめします。

Codexデスクトップアプリの詳細機能は、次の記事で解説しています。

Codexデスクトップアプリの全21画面の設定項目は、次の記事にまとめています。

Antigravityデスクトップアプリの構成と機能は、次の記事で解説しています。

Claude Codeデスクトップアプリの機能と使い方は、次の記事にまとめています。

3製品のデスクトップアプリのインストール手順は、次の記事をご参照ください。

Antigravityの基本的な使い方は、次の記事にまとめています。

まとめ

  • MCP・サブエージェント・フック・定期実行・ブラウザ操作は3製品とも対応
  • Antigravityはローカル実行前提でクラウド実行やGitHub・Slack連携には非対応。タスクはローカル環境上で稼働
  • Antigravityは専用IDEとして提供。CodexとClaude CodeはVS Code等の拡張機能としても利用可能
  • JetBrains向け公式拡張機能があるのはClaude Codeのみ
  • 無料枠がなく初期費用が発生するのはClaude Codeのみ(月額20ドル以上のプランまたはAPI従量課金が必要)
  • CodexとAntigravityは他社モデルも選択可能。Claude CodeはClaudeモデルに限定
  • Antigravityは実装計画・ウォークスルー・ブラウザ録画を成果物(Artifact)として保持

本記事の情報は2026年9月12日時点の各社公式ドキュメントに基づきます。

仕様や価格設定は更新される場合があるため、導入時には最新の公式ドキュメントもあわせてご確認ください。

各社のAPI利用料金の比較は、次の記事にまとめています。

生成AI関連記事の一覧は、まとめページからご覧いただけます。

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