YouTubeとTwitchに配信するときの、ビットレートや設定の推奨値は、それぞれの公式に載っています。
以下は主にH.264の通常配信向けの比較です。YouTubeのAV1/H.265やTwitchのEnhanced Broadcastingでは条件が異なります。2サービスへ同時に送信するための接続手順は扱っていません。
- YouTube:CBR、キーフレーム間隔は2秒推奨、1080p60は最小6Mbps、推奨17Mbps(H.264)
- Twitchの通常H.264配信:CBR、キーフレーム間隔2秒、1080p60の推奨6000kbps
- YouTubeは、初回のライブ配信の有効化に、最大24時間かかることがある
- OBSは自動構成ウィザードで初期設定し、配信先・出力・映像の設定を確認する
2026年10月24日に公式資料を再確認しました。OBS操作、実配信、画質・遅延・回線負荷の実測は未検証です。
仕様や数値は変わることがあるので、最新は公式ページで確かめてください。
YouTubeの推奨値
YouTubeのヘルプには、エンコーダの設定が書かれています。
- プロトコルは、RTMPかRTMPS(RTMPSを推奨)
- コーデックは、H.264、H.265、AV1
- 最大60fps
- キーフレーム間隔は2秒を推奨(4秒以下なら可)
- 音声は、AACかMP3。ビットレートの制御はCBR
| 解像度とfps(H.264) | 最小 | 推奨 |
|---|---|---|
| 1080p60 | 6Mbps | 17Mbps |
| 1080p30 | 5Mbps | 14Mbps |
| 720p60 | 3Mbps | 8Mbps |
| 720p30 | 3Mbps | 8Mbps |
| 1440p60 | 8Mbps | 34Mbps |
表は映像のH.264用です。OBSの入力欄がkbpsなら1Mbps=1000kbpsとして、17Mbpsは17000kbpsと入力します。音声のステレオ推奨は44.1kHz・128kbpsで、映像とは別に帯域を使います。AV1/H.265は公式表の別列を参照してください。
YouTube側の手順
- YouTube Studioで、「作成」から「ライブ配信を開始」を選ぶ
- 「エンコーダ配信」のタブを開く
- 初回は、配信の設定を編集して、「エンコーダ配信を作成」を選ぶ
- サーバーURLとストリームキーを、エンコーダに貼る
初めてのときは、ライブ配信の有効化に最大24時間かかることがあります。
12時間未満の配信は自動アーカイブの対象です。12時間を超えると保存されない場合があるため、残したい配信はローカル録画も用意してください。
Twitchの推奨値
| 解像度とfps | 推奨ビットレート |
|---|---|
| 1080p60 | 6000kbps |
| 1080p30 | 4500kbps |
| 720p60 | 4500kbps |
| 720p30 | 3000kbps |
- ビットレートの制御はCBR、キーフレーム間隔は2秒
- 音声は、AAC-LCで、推奨は96kbps、最大は160kbps
- 最大の配信時間は、48時間
この表は通常の配信ガイドラインの推奨値であり、全方式共通の上限ではありません。2K配信の公式案内はAffiliate/PartnerとEnhanced Broadcastingを条件とし、設定の自動構成を案内しています。通常の6000kbps設定を2K配信へそのまま流用せず、利用資格・OBS版・GPU・必要帯域を確認してください。
OBSの設定
まず[ツール]→[自動構成ウィザード]で用途・機器・回線に合わせた初期設定を作ります。配信先は[設定]→[配信]で確認し、[出力]の映像ビットレートと[映像]の出力解像度・FPSを対応させてください。キーフレーム間隔などの表示項目は出力モードやエンコーダによって異なります。
回線は速度テストの最高値だけで判断せず、本番に近い映像と音声で短時間テストし、配信先の状態表示を確認します。帯域に余裕を残し、切断やドロップが出る場合はビットレート・解像度・FPSを下げて再確認してください。
配信先ごとにOBSの[プロファイル]を分けると、接続先・出力・映像設定を切り替えられます。プロファイルを作るだけで同時配信になるわけではありません。YouTubeをストリームキーで接続する場合は、前述の公式手順で発行したキーを使い、配信画面などに映さないでください。
関連記事:OBSでYouTubeライブ配信
まとめ
- どちらも、CBRとキーフレーム間隔2秒が基本
- YouTubeは、解像度とfpsで推奨が細かく決まっている
- Twitchの通常H.264配信は、1080p60で6000kbpsを推奨
- 回線の速度に合わせて、下げて試す
参考:YouTubeのライブ推奨値/エンコーダ配信/アーカイブ、Twitch通常配信ガイドライン、OBSの初期設定/プロファイル。
よくある質問:OBSでYouTubeとTwitchに配信
YouTubeとTwitchで、ビットレート制御とキーフレーム間隔はどう設定しますか?
記事が確認した公式の記載では、どちらもビットレートの制御はCBR、キーフレーム間隔は2秒です。YouTubeはキーフレーム間隔2秒を推奨で、4秒以下なら可とされています。
YouTubeの推奨ビットレートはいくつですか?
2026年10月24日に確認したYouTubeヘルプ(H.264)では、1080p60は最小6Mbps・推奨17Mbps、1080p30は5Mbps・14Mbps、720p60と720p30は3Mbps・8Mbps、1440p60は8Mbps・34Mbpsです。ほかの解像度は公式で確認してください。
Twitchの推奨ビットレートはいくつですか?
2026年10月24日に確認したTwitchの配信ガイドラインでは、1080p60は6000kbps、1080p30と720p60は4500kbps、720p30は3000kbpsです。この表は通常の配信ガイドラインの推奨値であり、全方式共通の上限ではありません。2K配信の公式案内はAffiliate/PartnerとEnhanced Broadcastingを条件とし、設定の自動構成を案内しています。通常の6000kbps設定を2K配信へそのまま流用せず、利用資格・OBS版・GPU・必要帯域を確認してください。
音声の設定はどうしますか?
YouTubeは、音声がAACかMP3で、ステレオなら44.1kHzで128kbpsが目安です。TwitchはAAC-LCで、推奨は96kbps、最大は160kbpsです。
YouTubeで初めて配信するときの注意はありますか?
初めてのときは、ライブ配信の有効化に最大24時間かかることがあります。YouTube Studioで「作成」から「ライブ配信を開始」を選び、「エンコーダ配信」のタブを開いて、初回は配信の設定を編集して「エンコーダ配信を作成」を選びます。サーバーURLとストリームキーをエンコーダに貼ります。
回線が不安なときはどうしますか?
配信先の推奨値を満たせるか、音声や他の通信も含めた上り帯域を確認します。自動構成ウィザードを使い、本番に近い条件で試して、配信先の警告やドロップを確認してください。
OBSでの操作手順や同時配信の手順は載っていますか?
本記事は配信先ごとの推奨値と初期設定を扱います。同時配信の設定・規約確認や実配信テストは含みません。各配信先を別のプロファイルに保存しても、それだけでは同時配信できません。
