わんコメは、配信のコメントを、OBSの画面に表示したり、読み上げたりするソフトです。
コメントを取得する接続設定、OBSに送る書き出し設定、音声の読み上げ設定を順に確認します。
- 対応OSは、WindowsとmacOS。基本は無料で、PRO機能もある
- 配信のURLを入れて、「書き出し」と「接続」の両方をオンにする
- OBSには、テンプレートのボタンをドラッグして入れる
- OBSへのドラッグができない場合は、OBSとわんコメの実行権限の違いを確認する
公式資料の確認日:2026年10月5日。
本記事は公式資料に基づく案内で、インストール、ログイン、実配信のコメント取得、OBS表示、音声出力の実機検証は含みません。
導入前にOSと配信利用条件を確認する
公式ダウンロードではWindows 64bitとmacOS 64bitが案内され、確認時の最新版表示は9.1.2です。
最低OSバージョンや手元のPCでの動作までは確認していないため、OS名だけで対応を判断せず、ダウンロード時の案内も確認してください。
Windowsは公式配布のインストーラー、macOSはpkgファイルを使う手順が導入ガイドに掲載されています。
OBSに表示する場合は、わんコメに加えてOBSと、利用する配信サイトの対応URLを準備します。
基本機能は無料ですが、無料版では概要欄などにわんコメを利用していると分かるクレジット表記が必要です。
FANBOX支援者は任意で、入力欄がない場合や文字数制限が厳しい場合には例外があります。
公式利用規約では個人・法人の利用、広告費が発生する配信や事務所所属の配信者による利用を認めています。
ただし、コメントやユーザー名などの権利、配信サイトの規約、連携する音声や素材の利用条件は別に確認してください。
コメントを取得できることは、外部サービスへの送信・保存・転載の許諾を意味しません。
コメントを取得する
わんコメの視聴URLの欄に、配信のURLを貼ります。
YouTubeやニコニコ生放送などでは、対応するチャンネルURLやユーザーページURLから配信に自動接続する使い方もあります。
「書き出し」と「接続」の、両方をオンにします。
「接続」は配信サイトからの取得、「書き出し」は取得したコメントをOBSなどの表示へ送るための設定です。
書き出しがオフだと、配信画面にコメントが出ません。
まずは配信中に投稿されたコメントが、わんコメ下部に表示されるかを確認します。
限定配信やサイトごとのログイン条件は異なるため、すべての配信をログインなしで取得できるとは限りません。
OBSに表示する
- わんコメのメニュー「・・・」から、テンプレートを開く
- 「ここをドラッグしてOBSに入れる」を、OBSにドラッグ&ドロップする
- コメントテスターから送信して、表示を確認する
公式FAQでは、ドラッグできない原因としてOBSとわんコメの実行権限の不一致を挙げています。
両方を通常起動しているかをまず確認し、管理者権限を必須条件とは考えないでください。
サイズは、ブラウザソースの幅と高さで変えます。
コメントテスターは配信していなくても表示経路を確認できる機能です。
テストコメントが映っても、配信サイトへの接続や実際の視聴者コメントの取得まで成功した証拠にはなりません。
読み上げ
配信の行にある「読み上げ」のスイッチを、オンにします。
| エンジン | 条件 |
|---|---|
| 内蔵 | そのまま使える |
| SAPI5 | Windowsのみ |
| VOICEVOX | 0.20.0以降で、エンジンを起動しておく |
| 棒読みちゃん | Ver 0.1.11.0 β21以降。ローカルHTTPサーバーを有効にする |
既定のエンジンは、読み上げ設定で決めます。
配信ごとに、枠のオプションで上書きもできます。
VOICEVOXは連携を有効にするだけでなく、使用する読み上げエンジンとして選ばれていることも確認します。
連携先の接続テストと、配信枠の「読み上げ」スイッチを分けて確認すると、音が出ない場所を絞れます。
PCで読み上げが聞こえることと、その音がOBSの配信音声に入ることも別の確認です。
出典:読み上げの有効化、VOICEVOX連携、棒読みちゃん連携。
対応サイトの目安
公式の対応サイトの一覧には、評価が付いています。
- YouTube:A(9.1からJewelにも対応)
- ニコニコ生放送:A
- Twitch:A
- ツイキャス:B
- TikTok Live:△(動作しない可能性があり、サポート対象外)
そのほか、KICK・ふわっち・SHOWROOM・bilibili・Mirrativは対応○・ランクC、ミクチャは対応○でもランクDでサポート停止と案内されています。
A〜Dはサポートの手厚さを示す区分で、手元の環境での動作保証や画質の評価ではありません。
出典:公式の対応サイト一覧(ページ記載の更新日2026年5月14日、参照日2026年10月5日)。
関連記事:VTube StudioをOBSに映す
表示されないときは取得とOBSを分けて調べる
| 症状 | 先に確認する場所 |
|---|---|
| わんコメにもコメントが出ない | 対応URL、接続スイッチ、配信の状態、限定配信・ログイン条件 |
| わんコメには出るがOBSに出ない | 書き出しスイッチ、追加したテンプレート、コメントテスターでの表示 |
| テスターは映るが配信コメントは出ない | 配信サイトから取得できているかをわんコメ側で確認 |
| 文字は出るが読み上げない | 配信枠の読み上げスイッチ、選択エンジン、連携先の起動と音量 |
この表は公式の取得・表示・読み上げ手順をもとに整理した確認順で、実環境の復旧を確認した結果ではありません。
まとめ
- URLを入れて、書き出しと接続を両方オンにする
- OBSには、テンプレートのドラッグで入れる
- 管理者権限は、OBSとわんコメでそろえる
- 読み上げは、VOICEVOXなど複数のエンジンと連携できる
参考:各節に記載したわんコメ公式資料(2026年10月5日確認)。
