Amazon10/19まで!プライム感謝祭開催中!セール会場へ

OBSで配信と録画を同時に行う設定方法|画質・音声トラック・負荷を確認

OBSで配信と録画を同時に行う設定方法

OBSで配信と録画を同時に行うには、[配信開始]と[録画開始]の両方を押します。

特別な機能を入れる必要はありませんが、録画の画質を配信と同じにするか分けるかで、パソコンの負荷が変わります。

  • 負荷を増やしたくないなら、録画品質を[配信と同じ]にする
  • 録画を高画質で残したいなら、録画用に別のエンコーダを使う(その分だけ負荷が増える)
  • 音声を分けて編集したいなら、出力モードを[詳細]にしてトラックを分ける
  • 録画フォーマットはMKVにして、編集前にMP4へ再多重化する

この記事は、OBS Studioの公式ナレッジベース(2026年10月18日に確認)の記載に基づきます。

画面の項目名は、OBS Studio 32.2.2に含まれる日本語の表示用ファイルで確かめました。

実機での配信と録画の再現は含まないため、負荷の大きさはお使いのパソコンで確かめてください。

目次

配信と録画を同時に始める手順

  1. [ファイル]メニューの[設定]を開き、[出力]で録画ファイルのパス、録画フォーマット、録画品質を決める
  2. メイン画面の[コントロール]で[配信開始]を押す
  3. 続けて[録画開始]を押す

毎回押し忘れないようにしたい場合は、設定の[一般]にある[配信時に自動的に録画する]を使います。

同じ場所に[配信が停止しても録画を継続する]もあり、配信を切った後も録画を続けたいときに使えます。

録画品質の選び方と負荷

出力モードが[基本]の場合、録画の画質は[録画品質]で選びます。

録画品質公式の説明注意点
配信と同じ配信用のエンコーダの設定をそのまま使い、配信と同じ画質で録画する録画の一時停止ができない
高品質、ファイルサイズ中高画質で、ファイルサイズは中くらい配信とは別にエンコードするため負荷が増える
超高品質、ファイルサイズ大さらに高画質だが、ファイルが大きいエンコーダによっては、古い機種や性能の低い機種で負荷が出る
無損失品質、ファイルサイズ特大劣化のない画質1分あたりおよそ7GB。CPUでエンコードする
出典:OBS公式ナレッジベース「Recording Encoder Presets Guide」「Standard Recording Output Guide」

公式ナレッジベースでは、[配信と同じ]以外を選ぶと、パソコンの資源を余分に使うと書かれています。

OBSの画面にも、配信と違う品質をソフトウェアエンコーダで録画すると、さらにCPUを使うという警告が出ます。

配信が重いと感じているときは、まず[配信と同じ]で録ってみるのが無難です。

詳細モードで録画のエンコーダを分ける

出力モードを[詳細]にすると、[配信]と[録画]のタブに分かれ、録画側の設定を細かく決められます。

録画タブの映像エンコーダで[(配信エンコーダを使用)]を選ぶと、基本モードの[配信と同じ]と同じ扱いになります。

別のエンコーダを選ぶと、ビットレート、画質のプリセット、キーフレーム間隔を録画用に設定でき、解像度を変えて録ることもできます。

その代わり、配信用と録画用の2つのエンコーダが同時に動くため、負荷が増えます。

エンコーダ公式ナレッジベースの推奨値(録画用)
x264(CPU)レート制御はCRF、値は15〜23、CPUプリセットはveryfastかsuperfast
NVENC(NVIDIA)レート制御はCQP、値は15〜23、プリセットはQuality、プロファイルはhigh、最大Bフレームは2
QuickSync(Intel)プロファイルはhigh、レート制御はCQPかICQ、値は15〜23
出典:OBS公式ナレッジベース「Advanced Recording Guide And Multi Track Audio」

どの方式も、値が小さいほど画質が上がってファイルが大きくなり、値が大きいほど画質が下がってファイルが小さくなります。

公式ナレッジベースでは、CPUで動くx264よりも、GPUに組み込まれたハードウェアエンコーダのほうが、一般に性能面ですすめられています。

NVIDIAのGPUならNVENC、AMDならAMF、それ以外のIntel内蔵GPUならQuickSyncが候補です。

音声トラックを分けて録画する

配信には1つのトラックの音声が使われますが、録画は最大6つのトラックに分けて残せます。

マイクとゲーム音を別々に録っておくと、後から編集ソフトで音量を個別に直せます。

公式ナレッジベースでは、次のような分け方が例として紹介されています。

トラック入れる音
トラック 1すべての音(配信の既定のトラック)
トラック 2通話(Discordなど)だけ
トラック 3ゲームの音だけ
トラック 4マイクだけ

どの音をどのトラックに入れるかは、[オーディオの詳細プロパティ]で決めます。

録画タブでは、録画に含めるトラックにチェックを入れます。

複数トラックに対応しない録画フォーマットもあるため、公式ではMKVで録ることがすすめられています。

トラックの分け方とテストの手順は、OBSの音声を分ける方法で詳しく解説しています。

録画フォーマットはMKVにする

公式ナレッジベースでは、録画フォーマットにMKVがすすめられています。

録画が正常に止まらなかった場合でも、MKVならファイル全体が壊れないためです。

編集ソフトやSNSのためにMP4が必要な場合は、[ファイル]メニューの[録画の再多重化]でMP4に変換できます。

設定の[詳細設定]で、録画を止めたときに自動で再多重化するようにもできます。

同時に行うと重いときの確認

エンコードが追いつかないと、OBSに「エンコードが高負荷です!」という警告が出ます。

OBSの[統計]では、エンコードラグによりスキップされたフレームと、レンダリングラグにより逃したフレームの数を確かめられます。

設定の[一般]で[起動時に統計ダイアログを開く]にしておくと、毎回すぐに確かめられます。

公式ナレッジベースで紹介されている対処は、次のとおりです。

  • 録画品質を[配信と同じ]にして、エンコーダを1つにする
  • 設定の[映像]で、出力 (スケーリング) 解像度を下げる
  • フレームレートを60から30に下げる
  • ゲームのフレームレートをモニターのリフレッシュレートに合わせて制限する
  • ゲームの画質設定を下げる
  • GPUを使うほかのソフトを閉じる
  • Windowsでは、OBSを管理者として実行する
  • ブラウザソースやフィルターを減らし、シーンを軽くする

VTuberの配信では、モデルを動かすソフトもGPUを使うため、ゲームと合わせて3つの処理が重なります。

パソコンの選び方は、VTuber配信PCの選び方で解説しています。

まとめ

  • 配信と録画は、[配信開始]と[録画開始]を両方押せば同時にできる
  • 負荷を抑えるなら録画品質は[配信と同じ]
  • 高画質で残すなら録画用のエンコーダを分けるが、その分だけ重くなる
  • 音声を分けるなら詳細モードでトラックを分け、MKVで録る
  • 重いときは統計で、エンコードとレンダリングのどちらが遅れているかを見る

YouTubeで配信する設定は、OBSでYouTube配信する方法をご覧ください。

配信せずに録画だけ行う場合は、OBSでPC画面を無料録画する方法で解説しています。

参考:OBS公式ナレッジベース(Standard Recording Output Guide、Recording Encoder Presets Guide、Advanced Recording Guide And Multi Track Audio、Hardware Encoding、Encoding Performance Troubleshooting)。

OBS公式ナレッジベースは作成中のため、公式の求めに従ってリンクは載せていません。

次に学ぶ・作業環境を選ぶ

学習を続けたい方や、作業環境を整えたい方は、目的に合うガイドをご覧ください。

VTuberのおすすめ書籍

配信PCの選び方

配信機材の優先度

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次