Amazon11/12まで!スマイルSale開催中!セール会場へ

OBSでノイズを除去する方法|RNNoise・Speex・ノイズゲートの使い分け

OBSでノイズを除去する方法

OBSの配信・録画でマイクの雑音を減らすなら、まず既定のRNNoiseを録音で比較します。

抑制の強さを調整したい場合はSpeexも候補です。

声が消える場合は、抑制を一度無効にして原因を切り分けてください。

PCファンのような一定の音、キーボードの打鍵音、部屋の反響では、対処しやすさが異なります。

まず何を減らしたいのかを決めてから設定しましょう。

マイク音が全く入らない場合は、先にOBSで音が出ないときの入力・録音トラックの確認へ進んでください。

目次

フィルターの前に、マイクの距離と入力音量を確認する

マイクが口から遠いと、声を大きくするために入力ゲイン(入力音量)を上げがちです。

すると周囲の音も大きく拾いやすくなります。

マイクの推奨する向きと距離に合わせ、声と雑音の差を作ることが先です。

PCや空調との位置関係、机の振動、ケーブルの接触も確認します。

音割れしている場合は入力レベルを下げてください。

歪んで取り込まれた音を、ノイズ抑制だけで元へ戻せるとは限りません。

まずフィルターなしで10秒程度録音し、無音時・普通の声・小声の違いを聞きます。

この音を比較用に残しておくと、処理で何が変わったか判断できます。

スポンサーリンク

マイクへノイズ抑制を追加する

  1. 音声ミキサーで、使用しているマイクのソースを確認する。
  2. そのソースのフィルター画面を開く。
  3. 音声フィルターへ「ノイズ抑制」を追加する。
  4. 方式を選び、短い録音で声と雑音を比較する。
  5. フィルターの有効・無効を切り替え、必要な効果があるか確認する。

ゲーム音やBGMのソースへ間違って追加しないようにしましょう。

フィルターは対象のソースへかかります。

複数のマイクを使う場合は、それぞれの音に合わせて確認します。

RNNoise・Speex・NVIDIA Noise Removalの違い

方式特徴確認したい点
RNNoiseOBSの既定方式で、Speexより高品質とされるSpeexよりCPU負荷が高いため、ゲーム起動中も比較する
Speex抑制レベルを調整できる抑制を強めすぎると声が歪む場合がある
NVIDIA Noise Removal対応環境と追加のSDKが必要GPUなどの対応条件、追加ソフトの導入状態

方式の仕様はOBS公式のノイズ抑制フィルター解説で確認できます。

NVIDIAの方式は、どのPCでも選べるものではありません。

項目がない場合に、先に不要なソフトをいくつも追加するのは避け、利用条件を確認します。

Speexは数値を下げるほど抑制が強まり、0 dBでは抑制しません。

公式解説の既定値は-30 dBですが、どのマイクにも合う推奨値ではありません。

声が欠ける場合は元の値を控え、0 dBに近づけて録音を比較してください。

RNNoiseにはSpeexの抑制レベル調整をそのまま当てはめられません。

NVIDIA方式は、公式のAudio Effects SDK配布ページでGPU・OS・ドライバーの要件を照合します。

対応するSDKの再頒布パッケージが必要で、NVIDIA製GPUというだけでは利用条件を満たすとは限りません。

話していない時間を静かにするならノイズゲート

ノイズゲートは、一定の音量に達したときだけ音を通す処理です。

話していない間の雑音を切る用途に向きますが、話している最中に混ざる雑音を分離するものではありません。

開くしきい値を高くしすぎると、小さい声や話し始めが出なくなります。

閉じるしきい値や保持時間・解除時間の設定によって、語尾が不自然に切れる場合もあります。

設定の考え方はOBS公式のノイズゲート説明を参考にしてください。

閉じるしきい値は背景雑音より少し上、開くしきい値は声より少し下を目安にします。

小声が通らない場合は開くしきい値を下げ、録音で話し始めを確かめてください。

雑音と小声の音量が近い場合は、先にマイクの位置や入力音量を見直します。

声が途切れる・ロボットのようになる場合

  • ノイズ抑制を一度無効にする。声が戻るなら、Speexの抑制を弱めるか、方式を変えて比較する。
  • 抑制を無効にしても声が欠けるなら、ゲートなど他のフィルターを一つずつ無効にして比較する。
  • 小声や語尾を含む音で、強すぎる設定になっていないか確認する。
  • OBSのフィルターを無効にしても改善しないなら、マイク本体・OS・別アプリのノイズ処理を確認する。
  • ゲームを起動した状態でも、負荷による途切れがないか確認する。

マイク側の処理、OSやメーカーアプリの処理、OBSの処理が重なると、どこで音が変わっているのか分かりにくくなります。

設定を記録したうえで、一段ずつ有効にして比較してください。

フィルターごとの役割を混ぜない

コンプレッサーは音量差を調整するための処理、リミッターは出力レベルを抑えるための処理です。

雑音を小さくしたい目的で、すべてのフィルターをまとめて追加しないようにします。

エキスパンダーは、小さい音を一定の比率で下げる方法です。

急に無音になるゲートが不自然に感じる場合の選択肢になります。

フィルターの役割はOBS公式のFilters Guideで一覧できます。

最初はノイズ抑制だけを比較し、必要な場合にゲートやエキスパンダーを加えると、音が悪くなった原因を追いやすくなります。

音量差や無音時の雑音も調整する場合は、OBSのマイクフィルターの役割と設定手順を参照してください。

本番と同じ条件でテスト録音する

無音、普通の会話、小声、笑い声、キーボード操作を含めて短く録音します。

配信中にゲームを動かすなら、ゲームも起動した状態で確かめます。

確認するのは雑音の量だけではありません。

言葉の始まりと終わりが残るか、声が急に遠くならないか、聞き疲れする加工になっていないかも確認します。

効果が小さい場合は、処理をさらに強くする前に、マイクの位置と部屋の音へ戻って調整しましょう。

スポンサーリンク

ノイズ抑制がいらない場合と設定を終える基準

フィルターなしで声が聞き取りやすく、背景音も気にならないなら、無理に抑制を追加する必要はありません。

設定を終える目安は、雑音が減ることに加えて、小声・話し始め・語尾が残ることです。

本番と同じゲームやアプリを動かした録音でも、この状態が保たれるか確認してください。

比較前の設定値を残しておけば、声が不自然になったときに戻せます。

2026年10月24日に公式資料を確認し、配布ページのOBS Studio 32.2.2を参照しました。

公式解説はWindows・macOS・Linuxを対象としますが、本記事の更新では各OSの実機操作と録音比較は行っていません。

NVIDIA方式も公式要件の照合にとどまり、導入や除去性能は未検証です。

次に学ぶ・作業環境を選ぶ

学習を続けたい方や、作業環境を整えたい方は、目的に合うガイドをご覧ください。

VTuberのおすすめ書籍

配信PCの選び方

配信機材の優先度

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

須澤 元貴のアバター 須澤 元貴 代表社員

MOTOKI合同会社 代表社員。
アニメ・映像業界とゲーム業界で、2D・UI・3D・アニメーション制作、映像編集、ツール制作に携わってきました。
現在はWordPressを中心にWebサイトの制作とカスタマイズを手がけています。
著書に『Unity デザイナーズ・バイブル』『Unityゲーム プログラミング・バイブル 2nd Generation』(ボーンデジタル)。
岡山県出身、埼玉県在住。

目次