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【2026年】AI向けPC比較データベース|ミニPC・ノート・デスクトップを用途と予算で選ぶ

「ローカルでLLMを動かしたい」「画像生成AIを自宅のマシンで回したい」——そんな相談が増えています。
しかしAI用途のPC選びは、ゲーミングPCとも普段使いのPCとも見るべきスペックがまったく違います

この記事では、ローカルAI・生成AI用途に向くミニPCとノートPCを、メモリ帯域・搭載メモリ・NPU・実売価格で横並び比較できるデータベース形式でまとめました。
ソート・絞り込みができるので、予算や用途に合わせて探せます。

はじめての方へ:PC選びの流れを順番に追えるAIパソコン選びガイドをご用意しました。
買うべきかの判断から購入後の使い方まで、必要な記事をたどれます。

まだPCを買うか決めていない方へ:ChatGPTやClaudeを使うだけなら、PCの買い替えは不要です。
自分が買うべき側かどうかはAIを始めるのにPCは買うべき?で30秒で判定できます。

目次

まず結論:用途別おすすめはこの4台

  • ローカルLLMの本命(コスパ):GMKtec EVO-X2 64GB —— 256GB/sの帯域と64GBメモリで32Bクラスまで快適
  • 予算を抑えてAI入門:Apple Mac mini M4 —— 10万円前後でユニファイドメモリ120GB/s。
    8Bクラスなら十分実用
  • 画像生成・動画生成もやる:ASUS TUF Gaming A16(RTX 5070)—— Stable Diffusion系はCUDA一択
  • 70Bクラスまで全部載せ:GMKtec EVO-X2 128GB / MINISFORUM MS-S1 MAX —— gpt-oss-120bクラスも視野

ローカルAI向けPC選びで見るべき4つのスペック

先にこの4点だけ押さえておくと、比較表の見え方が変わります。

① メモリ容量 = 動かせるモデルサイズの上限

ローカルLLMは、モデル全体をメモリに載せて動かします。
4bit量子化(Q4)の場合、必要メモリはおおよそ「パラメータ数 × 0.6GB」+コンテキスト分
8Bモデルで約5〜6GB、32Bで約20GB、70Bで約40GB強が目安です。
つまり16GBメモリなら8Bクラス、64GBなら32Bクラス、128GBあれば70Bクラスが射程に入ります。

重要なのは、AMD Ryzen AI Max系やApple SiliconはCPUとGPUがメモリを共有(ユニファイドメモリ)する点。
VRAM 8GBのゲーミングPCより、ユニファイド64GBのミニPCの方が大きなモデルを動かせます。

② メモリ帯域 = 文章の生成速度

LLMの生成速度(トークン/秒)は、計算力よりもメモリ帯域でほぼ決まります
ざっくり「帯域 ÷ モデルのファイルサイズ」が理論上限。
普通のDDR5デュアルチャネル(約80〜90GB/s)とRyzen AI Max+ 395の256GB/sでは、同じモデルでも体感が3倍近く変わります。
比較表に帯域の列を入れているのはこのためです。

③ GPUとCUDA = 画像生成・動画生成をするなら

Stable DiffusionやComfyUI、動画生成系のツールは、事実上NVIDIA GPU(CUDA)前提のエコシステムです。
この用途が入るならRTX搭載機を選んでください。
ただしノート用RTX 5070はVRAM 8GBなので、LLM用途では8Bクラスまでが快適圏。
「画像生成はRTX、大きいLLMはユニファイドメモリ機」と役割分担するのが現実解です。

④ NPU = 現状は「将来への保険」

NPU(TOPS表記)はWindowsのCopilot+機能や一部の推論オフロードに使われますが、現時点のローカルLLM実行はGPU・CPU+メモリ帯域が主役です。
NPUの数字だけで選ぶのはおすすめしません。
Copilot+ PCの要件(40TOPS以上)を満たすかどうか、程度の見方でOKです。

スペック比較データベース(ソート・絞り込み対応)

用途・予算・形状の3軸で絞り込みでき、見出し(NPU・メモリ・メモリ帯域・実売価格)をクリックするとソートできます。
ミニPC・ノートPC・デスクトップの計17機種を掲載しています。

※ 表の製品名を選ぶと、その機種の解説と購入先に移動します。

■ 用途で選ぶ
■ 予算で選ぶ
■ 形状で選ぶ

17件を表示中

製品名CPU / SoCGPU(VRAM) NPU
(TOPS)
メモリ メモリ帯域
(GB/s)
実売価格 AI用途の目安
GMKtec EVO-X2(64GB)ミニPCRyzen AI Max+ 395
16C/32T
Radeon 8060S
(40CU・メモリ共有)
5064GB LPDDR5X-8000256319,999円〜32B級が快適
GMKtec EVO-X2(128GB)ミニPCRyzen AI Max+ 395
16C/32T
Radeon 8060S
(40CU・メモリ共有)
50128GB LPDDR5X-8000256583,999円70B級・gpt-oss-120bも
MINISFORUM MS-S1 MAXミニPCRyzen AI Max+ 395
16C/32T
Radeon 8060S
(40CU・メモリ共有)
50128GB LPDDR5X-8000256659,799円70B級+拡張性
MINISFORUM AI X1 ProミニPCRyzen AI 9 HX 370
12C/24T
Radeon 890M5032GB DDR5約90189,599円〜14B級
GEEKOM A9 MAXミニPCRyzen AI 9 HX 370
12C/24T
Radeon 890M5032GB DDR5約90209,900円〜14B級
Beelink SER8ミニPCRyzen 7 8845HS
8C/16T
Radeon 780M1632GB DDR5-5600約83146,900円〜8B級+クラウド併用
GMKtec M6 UltraミニPCRyzen 5 7640HS
6C/12T
Radeon 760M1016GB DDR5約8373,599円クラウドAI中心
Apple Mac mini(M6)ミニPCApple M6
12コアCPU
12コアGPU
(メモリ共有)
デュアル
16コアNE
16〜32GB ユニファイド153〜170149,800円〜〜8B級(16GB時)
Apple Mac mini(M4・中古)ミニPCApple M4
10コアCPU
10コアGPU
(メモリ共有)
3816〜32GB ユニファイド120中古 9万円台〜〜8B級(16GB時)
MacBook Air M4 13インチノートPCApple M4
10コアCPU
8〜10コアGPU
(メモリ共有)
3816GB ユニファイド120172,980円〜8B級
ASUS TUF Gaming A16ノートPCRyzen 7 260
+RTX 5070
RTX 5070 Laptop
(VRAM 8GB)
1632GB+VRAM 8GB448(VRAM)409,800円8B級を高速生成(CUDA)
Lenovo LOQ 17IRX10ノートPCCore i7-14700HX
+RTX 5070
RTX 5070 Laptop
(VRAM 8GB)
32GB+VRAM 8GB448(VRAM)359,800円8B級を高速生成(CUDA)
ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB
(Ryzen 5 5500 / 16GB)デスクトップ
Ryzen 5 5500
6C/12T
RTX 5060 Ti
(VRAM 16GB)
16GB+VRAM 16GB448(VRAM)252,000円画像生成の最安16GB
ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB
(Ryzen 7 5700X / 32GB)デスクトップ
Ryzen 7 5700X
8C/16T
RTX 5060 Ti
(VRAM 16GB)
32GB+VRAM 16GB448(VRAM)284,000円FLUX.1も実用
GIGABYTE デスクトップ
(RTX 5070 Ti / 7800X3D)デスクトップ
Ryzen 7 7800X3D
8C/16T
RTX 5070 Ti
(VRAM 16GB)
32GB+VRAM 16GB896(VRAM)価格変動画像・動画生成が快適
GALLERIA XDR7A-R57T-GDデスクトップRyzen 7 9800X3D
8C/16T
RTX 5070 Ti
(VRAM 16GB)
32GB+VRAM 16GB896(VRAM)545,080円国内BTO・サポート重視
NEWLEAGUE RTX 5090機デスクトップRyzen 7 9800X3D
8C/16T
RTX 5090
(VRAM 32GB)
32GB+VRAM 32GB1792(VRAM)1,199,800円32B級もVRAMで高速

※価格は2026年9月3日時点の実売価格(変動します)。Mac mini M4は終売のため中古相場の目安です。メモリ帯域は公称値ベースの目安で、RTX機はVRAM帯域を記載しています。「AI用途の目安」は4bit量子化モデルを実用速度で動かせるおおよその範囲です。見出しクリックでソート、上のボタンで絞り込みできます。

ミニPC編:ローカルAIおすすめ8機種

GMKtec EVO-X2(Ryzen AI Max+ 395 / 64GB)|ローカルLLMのコスパ本命

Ryzen AI Max+ 395とLPDDR5X-8000(256GB/s)を積んだ、いま最もコスパよくローカルLLMを回せる一台。
64GBのユニファイドメモリのうち大半をGPUに割り当てられるため、Qwen・Gemmaの32BクラスがQ4で快適に動きます。
dGPUなしでこの帯域は他にありません。

GMKtec EVO-X2(Ryzen AI Max+ 395 / 128GB)|70Bクラスまで視野

同じ筐体のメモリ128GB版。
70B Q4やMoE系の大型モデル(gpt-oss-120bなど)を1台で試したいならこちら。
ユニファイドメモリは後から増設できないので、大きいモデルを動かす予定があるなら最初から128GBを選ぶのが鉄則です。

MINISFORUM MS-S1 MAX(Ryzen AI Max+ 395 / 128GB)|拡張性重視のワークステーション

スペックはEVO-X2 128GBと同系ですが、10GbE級のネットワークやPCIe拡張などワークステーション的な作りが特徴。
複数台でクラスタを組む、NASと組み合わせるなど、環境ごと育てたい人向けです。

MINISFORUM AI X1 Pro(Ryzen AI 9 HX 370 / 32GB)|ミドル帯の定番

Radeon 890M+NPU 50TOPSで、14BクラスのLLMまでを日常的に使うのにちょうどいいバランス。
20万円を切る価格で、クラウドAIメイン+ときどきローカルという使い方に収まりが良い一台です。

GEEKOM A9 MAX(Ryzen AI 9 HX 370 / 32GB)|保証重視ならこちら

AI X1 Proと同じHX 370搭載。
金属筐体と長期保証が売りで、スペックが同格なら販売サポートで選ぶのもあり。
8K4画面出力対応でモニタを増やしたい人にも向きます。

Beelink SER8(Ryzen 7 8845HS / 32GB)|15万円以下の現実解

一世代前の8845HSですが、32GBメモリで8BクラスのローカルLLMは問題なく動きます。
「まずはOllamaで試したい、でも予算は15万円まで」という入り口に最適です。

GMKtec M6 Ultra(Ryzen 5 7640HS / 16GB)|クラウドAI中心の省スペース機

7万円台のエントリー機。
ローカルで大きなモデルを回す用途には向きませんが、ChatGPTやClaudeなどクラウドAI+軽い7Bモデルのお試しなら十分。
サブ機・リビング用にも。

Apple Mac mini(M6 / M4)|ユニファイドメモリで入門する

Apple Siliconのユニファイドメモリは、同価格帯のWindowsミニPCより帯域が広いのが特長です。

MLXとOllamaの環境も成熟していて、環境構築でつまずきにくいのも利点です。

2026年9月22日に新モデルのM6が発売されます。

メモリ帯域は16GBモデルで153GB/s、24GB・32GBモデルで170GB/sと、M4の120GB/sから最大41.7%向上しました。

ただし価格は149,800円からと、M4の94,800円から大きく上がっています。

予算を抑えたい場合はM4の中古が狙い目です。

世代交代で出物が増える時期なので、9万円台から探せます。

選び方は10万円以下で買えるAI向けPCにまとめました。

ノートPC編:ローカルAIおすすめ3機種

MacBook Air M4(16GB)|持ち歩けるローカルAI入門機

ファンレスでも8BクラスのLLMが実用速度で動くのはApple Siliconならでは。
外出先でもオフラインでAIが使える環境が20万円以下で手に入ります。
リンクはAmazonの整備済み品(Apple認定)で、新品より2〜3万円安く狙えます。

ASUS TUF Gaming A16(RTX 5070 / 32GB)|画像生成もLLMも1台で

CUDA対応のRTX 5070を積んだ16インチ機。
Stable Diffusion系の画像生成、動画生成、LoRA学習までこなせます。
VRAMは8GBなのでLLMは8Bクラスまでが快適圏ですが、生成速度はユニファイドメモリ機を大きく上回ります。

Lenovo LOQ 17IRX10(RTX 5070 / 32GB)|大画面・据え置き型の高コスパ

17.3インチの大画面でRTX 5070搭載、しかもTUFより約5万円安い据え置き向きの選択肢。
自宅の作業机が主戦場で、たまに持ち運べれば良い人はこちらの方が満足度が高いはずです。

デスクトップ編:画像生成AI向け5機種

持ち運ばないなら、デスクトップが最もコスパが良い選択肢です。
同じ予算でノートPCよりVRAMが倍になり、あとからパーツを足せます。
画像生成AIが目的ならここから選んでください。

ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB(Ryzen 5 5500 / 16GB)|最安でVRAM 16GB

画像生成の実用ライン、VRAM 16GBを最も安く確保できる構成。
CPUとメモリは控えめですが、生成速度を決めるのはGPUなのでこの用途では成立します。

ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB(Ryzen 7 5700X / 32GB)|バランス重視

メインメモリ32GB・8コアCPUで全体のバランスが良く、ComfyUIの重いワークフローや動画編集の並行作業にも余裕があります。
デスクトップで迷ったらこれ。

GIGABYTE デスクトップ(RTX 5070 Ti / Ryzen 7 7800X3D)|メーカー製の安心感

VRAM 16GBで帯域は5060 Tiの倍。
生成速度を重視しつつ、メーカー製の保証を求める人向けです。

GALLERIA XDR7A-R57T-GD(RTX 5070 Ti / 9800X3D)|国内BTO・サポート重視

ドスパラの国内サポート付き。
自作やトラブル対応に不安がある人は、この安心感に価値があります。

NEWLEAGUE RTX 5090機(VRAM 32GB)|最上位

VRAM 32GBは動画生成・LoRA学習に加え、32BクラスのLLMもGPUだけで高速に回せる領域。
仕事で回収できる人向けの投資枠です。

デスクトップの選び方をもっと詳しく知りたい方は画像生成AI向けデスクトップPCの選び方をどうぞ。

よくある質問

Q. メモリは後から増設できますか?

Ryzen AI Max系(EVO-X2、MS-S1 MAX)とApple Siliconは基板直付けのため増設不可です。
購入時の容量が上限になります。
HX 370搭載機やSER8などDDR5 SO-DIMM採用機は増設できるものが多いですが、帯域は変わりません。

Q. クラウドAI(ChatGPT・Claude)しか使わない場合は?

ブラウザが動けば何でも良いので、M6 UltraやMac mini M4で十分です。
浮いた予算をサブスク代に回す方が体験は向上します。

Q. MacとWindows、ローカルAIにはどちらが良い?

LLM中心ならMac(MLXが優秀・省電力)、画像生成や最新ツールをいち早く試したいならWindows+NVIDIAが有利です。
両方やるなら「LLMはユニファイドメモリのミニPC、画像生成はRTXノート」の2台体制も現実的です。

Q. 本体以外に何を買えばいい?

最初に足りなくなるのはストレージです。
モデル1個で数十GBあるため2TB以上を推奨します。
詳しくはローカルAI用PCの周辺機器【優先度順】にまとめました。

Q. CPUやGPU単体の性能を比べたい

AI性能で選ぶCPU・GPU比較表で、メモリ帯域・最大メモリ・VRAM容量から横並び比較できます。

まとめ:迷ったら「帯域×メモリ」で選ぶ

ローカルAI用のPC選びは、CPUのベンチマークよりも「メモリ帯域 × 搭載メモリ量」を見るのが近道です。

  • とにかくローカルLLM → GMKtec EVO-X2(64GBか128GBかは動かしたいモデル次第)
  • 10万円前後で入門 → Mac mini M4
  • 画像生成・動画生成 → RTX 5070搭載ノート

本記事のデータベースは、新機種の発売や価格変動に合わせて随時更新していきます。

※本記事の価格は2026年9月2日時点のAmazon.co.jp掲載価格です。
記事内のリンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

※本記事に掲載した価格・仕様は2026年9月3日時点の調査に基づきます。
最終調査日:2026年9月3日。
価格は変動するため、購入前に販売ページで最新の情報をご確認ください。
記事内のリンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

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AI向けパソコンの、いまのおすすめ

用途別に定番を3台だけ挙げます。
そもそも買うべきか迷っている方はクラウドで足りる人・ローカルPCが必要な人の分かれ目から読んでみてください。

① ローカルLLMを本格的に動かす

メモリ帯域256GB/s・64GBのユニファイドメモリで、32Bクラスのモデルが快適に動きます。
ローカルAIを主目的にするなら、いま最もコスパの良い一台です。

② 手頃にAIを試してみる

ユニファイドメモリの広い帯域で、8Bクラスのモデルが実用速度で動きます。
合わなければ普段使いのPCとして使えるので、最もリスクの小さい入口です。

③ 画像生成AIをローカルで回す

画像生成の実用ラインであるVRAM 16GBを、デスクトップで確保できる構成です。
同じ予算のノートPCと比べてVRAMが倍になります。

▶ 16機種を用途・予算・形状で絞り込める比較データベースを見る

選び方をもっと詳しく

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