ローカルLLMや画像生成用のPCは、動かすモデルとソフトを決めてから構成を比べてください。
しかしAI用途のPC選びは、ゲーミングPCや一般的な普段使い向けPCとは重視すべきスペックが大きく異なります。
この記事では、ローカルAIや生成AIの実行に適したミニPCおよびノートPCを、メモリ帯域・搭載メモリ・NPU・過去の掲載価格の基準で比較できるデータベースとしてまとめました。
ソートや絞り込みを活用し、用途や予算に合わせた機種選びに役立ててください。
はじめての方へ:PC選びの全体的な手順を確認したい方向けに、AIパソコン選びガイドを用意しました。
購入要否の判断から導入後の運用手順まで段階的に確認できます。
PC購入を迷っている方へ:ChatGPTやClaudeなどのクラウドサービスのみを利用する場合は、現在のPCでサービスとブラウザが安定して動くなら、AI専用機への買い替えは不要です。
専用PCが必要かどうかの判断基準はAIを始めるのにPCは買うべき?で確認できます。
用途別おすすめ機種
- ローカルLLMのコストパフォーマンス重視:GMKtec EVO-X2 64GB(256GB/sのメモリ帯域と64GBメモリにより32B級の量子化モデルを検討する構成)
- 予算を抑えてAI環境を導入:Apple Mac mini M4(帯域120GB/sのユニファイドメモリを搭載。中古価格とメモリ容量を確認し、8B級の量子化モデルから検討)
- 画像生成・動画生成を中心に利用:ASUS TUF Gaming A16(RTX 5070搭載、Stable Diffusion系ツール向けのCUDA環境に対応)
- 70B以上の大型モデルを運用:GMKtec EVO-X2 128GB / MINISFORUM MS-S1 MAX(gpt-oss-120bクラスのモデル実行も視野)
ローカルAI向けPC選びで重視すべき4つのスペック
以下の4点を確認することで、比較表の数値を適切に判断できます。
① メモリ容量:動作可能なモデルサイズの上限
ローカルLLMではモデルの重みと作業用メモリを確保します。
GPUへの全量配置だけでなく、CPUメモリとの分割も可能ですが、転送が速度を制限する場合があります。
4bit量子化(Q4)モデルの場合、必要なメモリ量の目安はおおよそ「パラメータ数を10億単位で表した数 × 約0.6GB」+KVキャッシュなどの作業領域+OS・アプリの使用分となります。
重みだけなら8Bで約5〜6GB、32Bで約20GB、70Bで約40GB強が概算です。
量子化方式やモデル構造で変わるため、配布ファイルの実容量と実行時の必要量を確認してください。
そのため、16GBメモリでは8Bクラス、64GBでは32Bクラス、128GBあれば70Bクラスのモデルが動作対象に入ります。
AMD Ryzen AI MaxシリーズやApple Siliconは、CPUとGPUがメモリ領域を共有するユニファイドメモリ構成を採用しています。
GPUで使えるメモリを比較すると、ユニファイドメモリ64GBの構成はVRAM 8GBのdGPUより大きなモデルを載せる候補になります。
dGPU搭載PCでもCPUメモリへ分割できるため、PC全体で実行できるモデルの上限は、VRAMだけでなくシステムメモリとランタイムの条件で確認します。
② メモリ帯域:テキストの生成速度
LLMの生成速度(トークン/秒)は、演算性能だけでなくメモリ帯域幅に大きく依存します。
Denseモデルの1トークンずつの生成では「帯域 ÷ 重み容量」が粗い見積もりになります。
ただし実効帯域、演算、KVキャッシュ、MoE、バッチ処理などを省略した値で、実測速度や全モデル共通の上限ではありません。
一般的なDDR5デュアルチャネル(約80〜90GB/s)とRyzen AI Max+ 395(256GB/s)では、同一モデル実行時の生成速度に大きな差が生じます。
そのため比較表にはメモリ帯域の項目を掲載しています。
③ GPUとCUDA:ツールの対応環境とVRAMを確認する
画像・動画生成ツールでは、NVIDIA GPU(CUDA環境)への対応が充実しているものがあります。
GeForce RTXは候補ですが、CUDAは一律の必須条件ではありません。
ComfyUIの対応環境にはApple SiliconやAMD向けの構成もあります。
使うモデル・拡張機能・OSの対応を先に確認してください。
この比較表で扱うRTX 5070 Laptop搭載構成はVRAM 8GBですが、NVIDIA公式の現行仕様には12GB版もあるため、GPU名だけで容量を判断せず販売型番の仕様を確認してください。
画像生成にはRTX搭載機、大規模なLLMにはユニファイドメモリ搭載機を充てるなど、用途に応じた使い分けが必要です。
④ NPU:用途と対応の確認
NPU(TOPS表記)はWindowsのCopilot+機能や一部の推論処理オフロードに利用されますが、ローカルLLMの実行ではGPU・CPUの演算性能とメモリ帯域が主たる要素となります。
そのため、NPUの数値のみを基準にPCを選定することは推奨しません。
40TOPS以上のNPUはCopilot+ PCの要件の一つです。
対応プロセッサ、メモリ、ストレージ、OSなどの条件もあるため、TOPSだけで適合を判断しないでください。
4つのスペックを用途に置き換える
①〜④はスペック側から見た判断基準です。
実際に機種を絞るときは、先に「動かすもの」を決めてから必要な容量と対応を確認すると、次のデータベースで見る列が決まります。
下の表は用途ごとの確認項目をまとめたものです。
クラウドのサービスだけで足りるなら買い替えは不要なので、AIを始めるのにPCは買うべきかを先に読んでください。
| やりたいこと | 見る構成カテゴリ | 購入前に確認すること |
|---|---|---|
| 大きめのLLMをローカルで動かす | 大容量メモリ小型PC | モデル・量子化・コンテキスト長/OS とGPUに割り当てられる実使用メモリ/使うランタイムの対応/購入時構成で容量が固定されるか |
| macOS で手軽に試す・省スペースで置く | ユニファイドメモリ小型PC | Metal 等のランタイム対応/購入時に選ぶメモリ容量/増設できない点/SSD容量とモデルファイルの置き場所 |
| 画像生成・動画生成を中心に使う | 独立GPU搭載デスクトップ | ツールのGPU対応/VRAM容量/電源容量と補助電源/ケース寸法・スロット厚・冷却/拡張余地と保証 |
| 持ち運びながら使う | 独立GPU搭載ノートPC | 可搬性が本当に必要か/Laptop GPU の VRAM と電力設定/連続負荷時の冷却・動作音・重量/電源アダプタ |
比較表の行を見るときは、本文の構成とショップ側の販売構成(メモリ/SSD/GPU/整備済み品かどうか/保証)が一致しているかを、メーカー公式の仕様で確認してから購入ページへ進んでください。
同じ製品名でも構成違いが並びます。
本体以外に足りなくなるものはローカルAI用PCの周辺機器、画像生成に寄せる場合は画像生成AI向けデスクトップPCの選び方を参照してください。
購入前に販売構成を照合する4手順
- モデル名・量子化形式・会話の長さ、使うソフトとOSを決める。
- ソフトの公式要件で対応GPUを確認し、必要なメモリと保存容量を調べる。
- 比較表で候補を絞り、販売型番のメモリ・SSD・GPUをメーカー仕様と照合する。
- 見積書に構成・税込総額・保証・返品条件がそろっているか確認する。
比較表と販売構成が一致しない場合は、その行の性能目安を購入候補へ当てはめないでください。
ComfyUIの公式要件もOSとGPUで対応が分かれるため、容量だけでは選べません。
構成ごとの注意点と避け方
| 構成 | つまずく点 | 購入前の確認・対処 |
|---|---|---|
| メモリ固定の小型PC・Mac | 後から容量を増やせない | 必要容量が決まるまで購入を保留し、販売構成の容量を確認する |
| 独立GPU搭載ノート | 本体メモリとVRAMを混同しやすい | 両方の容量を分けて確認し、同じGPU名でも販売型番を照合する |
| 小型PC・ノート | 連続負荷時の騒音や速度が仕様表だけでは分からない | 実測条件と返品条件を調べ、未確認なら静音性や持続速度を前提に選ばない |
| デスクトップ | 増設パーツが電源やケースに合わない | 電源・端子・寸法・冷却・保証対象を販売元へ確認する |
導入後に容量不足のエラーが出たら、モデルの必要量とエラー全文を控えて公式の対処を確認してください。
小さいモデルや短い会話条件で試す余地もありますが、動作を確認する前に追加購入を決めないようにしましょう。
各機の排熱・騒音・生成速度は今回実測しておらず、上の表は購入前に確認する項目です。
スペック比較データベース(ソート・絞り込み対応)
用途・予算・フォームファクタの条件で絞り込みができ、各項目(NPU・メモリ・メモリ帯域・過去の掲載価格)をクリックすることで並び替えが可能です。
ミニPC・ノートPC・デスクトップの計17機種を掲載しています。
※ 表内の製品名を選択すると、各機種の詳細解説および取扱情報へ移動します。
17件を表示中
| 製品名 | CPU / SoC | GPU(VRAM) | NPU (TOPS) |
メモリ | メモリ帯域 (GB/s) |
過去の掲載価格 | AI用途の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| GMKtec EVO-X2(64GB)ミニPC | Ryzen AI Max+ 395 16C/32T | Radeon 8060S (40CU・メモリ共有) | 50 | 64GB LPDDR5X-8000 | 256 | 319,999円 | 32B級の量子化モデル候補 |
| GMKtec EVO-X2(128GB)ミニPC | Ryzen AI Max+ 395 16C/32T | Radeon 8060S (40CU・メモリ共有) | 50 | 128GB LPDDR5X-8000 | 256 | 583,999円 | 70B級・gpt-oss-120bも |
| MINISFORUM MS-S1 MAXミニPC | Ryzen AI Max+ 395 16C/32T | Radeon 8060S (40CU・メモリ共有) | 50 | 128GB LPDDR5X-8000 | 256 | 659,799円 | 70B級+拡張性 |
| MINISFORUM AI X1 ProミニPC | Ryzen AI 9 HX 370 12C/24T | Radeon 890M | 50 | 32GB DDR5 | 89.6(理論) | 189,599円 | 〜14B級 |
| GEEKOM A9 MAXミニPC | Ryzen AI 9 HX 370 12C/24T | Radeon 890M | 50 | 32GB DDR5 | 89.6(理論) | 209,900円 | 〜14B級 |
| Beelink SER8ミニPC | Ryzen 7 8845HS 8C/16T | Radeon 780M | 16 | 32GB DDR5-5600 | 89.6(理論) | 146,900円 | 〜8B級+クラウド併用 |
| GMKtec M6 UltraミニPC | Ryzen 5 7640HS 6C/12T | Radeon 760M | 10 | 16GB DDR5 | 76.8(理論) | 73,599円 | クラウドAI中心 |
| Apple Mac mini(M6)ミニPC | Apple M6 12コアCPU | 12コアGPU (メモリ共有) | 非公表 | 16〜32GB ユニファイド | 153〜170 | 149,800円〜 | 〜8B級(16GB時) |
| Apple Mac mini(M4・中古)ミニPC | Apple M4 10コアCPU | 10コアGPU (メモリ共有) | 38 | 16〜32GB ユニファイド | 120 | 中古 9万円台〜 | 〜8B級(16GB時) |
| MacBook Air M5 13インチノートPC | Apple M5 10コアCPU | 8〜10コアGPU (メモリ共有) | 非公表 | 16GB ユニファイド | 153 | 販売構成で確認 | 〜8B級 |
| ASUS TUF Gaming A16ノートPC | Ryzen 7 260 +RTX 5070 | RTX 5070 Laptop (VRAM 8GB) | 16 | 32GB+VRAM 8GB | 384(VRAM) | 409,800円 | 8B級の量子化モデル候補(CUDA) |
| Lenovo LOQ 17IRX10ノートPC | Core i7-14700HX +RTX 5070 | RTX 5070 Laptop (VRAM 8GB) | - | 32GB+VRAM 8GB | 384(VRAM) | 359,800円 | 8B級の量子化モデル候補(CUDA) |
| ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB (Ryzen 5 5500 / 16GB)デスクトップ | Ryzen 5 5500 6C/12T | RTX 5060 Ti (VRAM 16GB) | - | 16GB+VRAM 16GB | 448(VRAM) | 252,000円 | 画像生成向けVRAM 16GB |
| ゲーミングPC RTX 5060 Ti 16GB (Ryzen 7 5700X / 32GB)デスクトップ | Ryzen 7 5700X 8C/16T | RTX 5060 Ti (VRAM 16GB) | - | 32GB+VRAM 16GB | 448(VRAM) | 284,000円 | 画像生成向け・モデル条件を確認 |
| RTX 5070 Ti搭載構成例 (RTX 5070 Ti / 7800X3D)デスクトップ | Ryzen 7 7800X3D 8C/16T | RTX 5070 Ti (VRAM 16GB) | - | 32GB+VRAM 16GB | 896(VRAM) | 価格変動 | 画像・動画生成の検討候補 |
| GALLERIA XDR7A-R57T-GDデスクトップ | Ryzen 7 9800X3D 8C/16T | RTX 5070 Ti (VRAM 16GB) | - | 32GB+VRAM 16GB | 896(VRAM) | 545,080円 | 国内BTO・サポート重視 |
| NEWLEAGUE RTX 5090機デスクトップ | Ryzen 7 9800X3D 8C/16T | RTX 5090 (VRAM 32GB) | - | 32GB+VRAM 32GB | 1792(VRAM) | 1,199,800円 | 32B級の量子化モデル候補 |
価格・性能目安の条件は表の下で確認してください。
※金額は2026年9月上旬の掲載記録です。
現在の見積価格ではなく、当時の販売構成・税込総額との再照合も済んでいません。
価格不明の行は価格フィルターの対象外です。
Mac mini M4の中古価格も過去の目安です。
メモリ帯域はGB/sの理論値で、DDR5は2枚のデュアルチャネル構成を前提とします。
SER8の89.6GB/sは5600MT/s×16byte、M6 Ultraの76.8GB/sは4800MT/s×16byteです。
1枚構成や設定で変わります。
RTX機はVRAM帯域で、システムメモリとは別です。
NPU非公表・非搭載は0相当として並びます。
「AI用途の目安」は構成を比較するための候補で、動作・速度の保証や本記事での実測結果ではありません。
見出しクリックでソート、上のボタンで絞り込みできます。
ミニPC:ローカルAI向けおすすめ8機種
GMKtec EVO-X2(Ryzen AI Max+ 395 / 64GB)|ローカルLLM向け高コスパ構成
Ryzen AI Max+ 395とLPDDR5X-8000(256GB/s)を搭載し、ローカルLLMの実行に適したモデルです。
メーカーFAQでは64GB構成のGFX割当は初期32GB・最大48GBです。
32B級Q4モデルの候補になりますが、ランタイム対応、KVキャッシュ、OS用メモリも確認してください。
独立GPUを搭載しないミニPCでは、この帯域幅を持つ構成は限られます。
GMKtec EVO-X2(Ryzen AI Max+ 395 / 128GB)|70Bクラス対応構成
同一筐体を採用した128GBメモリ搭載モデルです。
70B級Q4やgpt-oss-120bなどの量子化モデルを検討する構成です。
メーカーFAQでは128GB構成のGFX割当は初期64GB・最大96GBです。
モデルの形式とランタイム、コンテキスト長で必要量は変わります。
オンボードのユニファイドメモリは購入後の増設ができないため、大型モデルの実行を前提とする場合は導入時に128GB構成を選択する必要があります。
MINISFORUM MS-S1 MAX(Ryzen AI Max+ 395 / 128GB)|拡張性重視モデル
主要スペックはEVO-X2 128GBと同等ですが、10GbE対応ネットワークやPCIe拡張スロットなど、ワークステーション向けの設計が特徴です。
複数台でのクラスタ構成やNAS連携など、システムの拡張を前提とする用途に適しています。
MINISFORUM AI X1 Pro(Ryzen AI 9 HX 370 / 32GB)|ミドルレンジ標準構成
Radeon 890MとNPUを搭載し、32GB構成なら14B級の量子化モデルを比較する候補です。
CPU実行かGPU利用かによって設定と速度が変わります。
クラウドAIとローカル環境を併用したい場合の候補です。
購入時の価格と構成を確認してください。
GEEKOM A9 MAX(Ryzen AI 9 HX 370 / 32GB)|保証期間重視モデル
AI X1 Proと同様にRyzen AI 9 HX 370を搭載しています。
ここで比較するのはHX 370搭載構成です。
同名の別世代と混同せず、販売店、保証期間、国内修理の受付条件を確認してください。
複数画面を使う場合は、端子ごとの解像度・リフレッシュレートと同時出力条件を確認してください。
8Kで4画面を同時駆動できるという意味ではありません。
Beelink SER8(Ryzen 7 8845HS / 32GB)|32GBメモリの導入候補
前世代のRyzen 7 8845HSを搭載していますが、32GBメモリは8B級の量子化モデルを試す候補になります。
Ollama等の対応を確認して選んでください。
メーカーはSER8のチップセットドライバー互換性の注意を案内しているため、導入前に使用機のBIOSと公式サポート情報を確認します。
GMKtec M6 Ultra(Ryzen 5 7640HS / 16GB)|クラウドAI中心の小型構成
クラウドAI用端末や小規模モデルの検証を検討する構成です。
ChatGPTやClaudeなどのクラウドAI用端末として検討できます。
7B級の量子化モデルも試す場合は、空きメモリとランタイムの対応を確認してください。
サブ機や共用端末としての導入にも対応します。
Apple Mac mini(M6 / M4)|ユニファイドメモリ環境での導入
Apple Siliconのユニファイドメモリは、同価格帯の一般的なWindowsミニPCに比べメモリ帯域が広い特徴があります。
MLXやOllamaの実行環境が整備されており、セットアップをスムーズに進めやすい点も利点です。
M6搭載Mac miniは2026年9月22日に発売されました。
メモリ帯域は16GBモデルで153GB/s、24GB・32GBモデルで170GB/sとなり、M4の120GB/sから最大41.7%向上しています。
ただし販売価格は149,800円からとなり、M4の発売時価格(94,800円から)と比べて価格設定が高くなっています。
導入コストを抑えたい場合はM4の中古品も選択肢に入ります。
中古価格だけでなくメモリ・SSD容量、状態、保証を比較してください。
具体的な選定方法は10万円以下で買えるAI向けPCで解説しています。
2026年10月27日に確認したApple公式仕様には、M6とM5 Proの構成が掲載されています。
より大きなメモリ構成が必要なら、購入時に選ぶ容量と対応ランタイムを確認してM5 Proも比較してください。
ノートPC:ローカルAI向けおすすめ3機種
MacBook Air M5(13インチ)|持ち運ぶmacOS環境の候補
2026年10月27日に確認したMacBook Airの公式仕様はM5搭載モデルです。
使うランタイムの対応と、モデル・量子化・コンテキスト長に応じたメモリ容量を購入前に確認してください。
購入後のメモリ増設はできません。
同じ13インチでもメモリ・SSD構成や新品・整備済み品の条件が異なります。
検索結果の販売構成と保証を確認して選んでください。
ASUS TUF Gaming A16(RTX 5070 / 32GB)|画像生成・LLM共用構成
CUDA対応のGeForce RTX 5070を搭載した16インチ型ノートPCです。
画像生成の候補ですが、動画生成やLoRA学習まで行う場合は必要VRAMと対応ワークフローを個別に確認してください。
VRAMが8GBのためLLMの実行は8Bクラスまでが目安となりますが、生成速度の優劣はモデル、GPU電力設定、冷却、ランタイムによって変わります。
Lenovo LOQ 17IRX10(RTX 5070 / 32GB)|17インチ据え置き向け高コスパ構成
17.3インチの大型ディスプレイとRTX 5070を搭載し、据え置き利用を検討するモデルです。
TUFとの価格差は販売構成と購入時点で比較してください。
自宅やオフィスでの据え置き運用が中心で、必要に応じて移動させる使い方に適しています。
デスクトップPC:画像生成AI向け5機種
持ち運びが不要なら、デスクトップPCも比較対象になります。
同等の予算でノートPCに比べ大容量のVRAMを確保でき、購入後のパーツ交換・増設にも対応します。
画像生成AIを主目的とする場合は、デスクトップ構成を基準に検討してください。
RTX 5060 Ti 16GB搭載PC(Ryzen 5 5500 / 16GB)|VRAM 16GBの構成例
VRAM 16GBを備えた構成例です。
製品の型番と販売者が特定できる見積書で、GPU、電源、冷却、保証を確認してください。
最安値を保証するものではありません。
CPUとシステムメモリのスペックは控えめですが、GPUだけでなくシステムメモリ不足やCPUへの転送も速度に影響します。
RTX 5060 Ti 16GB搭載PC(Ryzen 7 5700X / 32GB)|汎用バランス構成
システムメモリ32GBと8コアCPUを搭載し、ComfyUIの複雑なワークフローや動画編集の並行作業にも適した構成です。
デスクトップ環境の選定で迷った際の標準的な選択肢となります。
RTX 5070 Ti / Ryzen 7 7800X3D搭載デスクトップ|販売構成を確認
VRAM 16GBを搭載し、メモリ帯域はRTX 5060 Tiの約2倍となります。
GPU部品がGIGABYTE製であってもPC全体のメーカー保証とは限りません。
完成品の製造元・型番・販売店の保証範囲を確認してください。
帯域が2倍でも生成速度が2倍になるとは限りません。
GALLERIA XDR7A-R57T-GD(RTX 5070 Ti / 9800X3D)|国内BTO・サポート対応構成
ドスパラによる国内サポートが付属します。
パーツ選定やトラブルシューティングを自身で行うことに不安がある場合、サポート体制が整った構成が適しています。
NEWLEAGUE RTX 5090搭載機(VRAM 32GB)|ハイエンド構成
VRAM 32GBを備え、32B級の量子化LLMや画像・動画生成を検討する構成です。
モデルと処理条件によっては容量不足になり、学習や高速処理を一律に保証するものではありません。
販売者と電源・冷却・保証を確認してください。
商用利用など高い処理速度を求める環境向けのハイエンドモデルです。
デスクトップPCの詳細な選定基準については、画像生成AI向けデスクトップPCの選び方を参照してください。
よくある質問
Q. メモリは購入後に増設できますか?
Ryzen AI Maxシリーズ(EVO-X2、MS-S1 MAXなど)やApple Siliconはオンボード直付けのため、増設はできません。
そのため、購入時のメモリ容量が上限となります。
HX 370搭載機やSER8などDDR5 SO-DIMMスロットを備える製品では、対応する最大容量・枚数・速度を確認して増設します。
同じ速度・チャネル構成のまま容量だけを増やしても理論帯域は増えませんが、1枚から2枚のデュアルチャネル構成へ変える場合などは帯域も変わります。
Q. PC本体以外に必要な周辺機器はありますか?
導入時に不足しやすいのはストレージ容量です。
保存するモデルのファイル容量を合計し、OSや作業ファイルを置いた後の空き容量と比べてください。
優先度の高い周辺機器についてはローカルAI用PCの周辺機器【優先度順】で解説しています。
Q. CPUやGPU単体の性能比較を確認したい場合は?
AI性能で選ぶCPU・GPU比較表を参照することで、メモリ帯域・最大メモリ容量・VRAM容量の基準から横並びで比較できます。
ローカルAI用のPC選びは、ほかにも書いています。

まとめ:選定時は「メモリ帯域 × メモリ容量」を基準に判断する
ローカルAI向けPCを選ぶ際は、CPUの一般的なベンチマークスコアよりも「メモリ帯域 × 搭載メモリ容量」を確認することが適切です。
- ローカルLLMを主目的とする場合 → GMKtec EVO-X2(動作対象のモデルサイズに応じて64GBまたは128GBを選択)
- 中古も含めて価格を比較する場合 → Mac mini M4
- 画像生成・動画生成を主目的とする場合 → RTX 5070搭載ノートPCまたはデスクトップPC
比較表は掲載した構成の選定資料です。
市場の全製品を網羅するものでも、価格を自動更新するものでもありません。
仕様の参照先:Mac mini、MacBook Air、EVO-X2のGFXメモリFAQ。
記事内のリンクにはアフィリエイトリンクを含みます。
仕様の参照先:AI X1 Pro、MS-S1 MAX、A9 MAX、SER8、M6 Ultra。
2026年10月23日に上記の主要仕様を再照合しました。
各機のAI実測性能、国内販売構成、現在価格、保証条件の全項目は確認していません。
価格は変動するため、購入前に各販売ページで最新の情報をご確認ください。
記事内のリンクにはアフィリエイトリンクを含みます。
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画像生成AI用PCの購入前チェック項目
画像生成向けの構成を決定する前に、使用するモデル・生成解像度・追加処理の条件を整理し、必要な実行環境とVRAM容量を確認します。
詳細な確認手順は、運営メディア「デザノマ」の画像生成AI用PCの購入前チェックで確認できます。
