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Claude Codeのクラウドセッションとは|設定方法・料金・試用クレジット

Claude Codeのクラウドセッションは、自分のPCではなくAnthropicのクラウド上の仮想マシンでClaude Codeを動かす仕組みです。

PCを閉じても作業は続き、終わったらスマホやブラウザーから結果を確かめられます。

2026年9月24日(日本時間)に研究プレビューを終え、正式に提供が始まりました。

  • 使えるプラン:Pro・Max・Team、Enterpriseの一部の席
  • 料金:プランの使用量の枠から使い、仮想マシンの別料金はない
  • 試用クレジット:既存のPro加入者に100ドル分、Max加入者に250ドル分。期限は2026年11月5日16:59(日本時間)
  • 必要なもの:GitHubのリポジトリ

試用クレジットの条件は、当方のMaxプランのアカウントに表示された案内で確かめています。

それ以外は、2026年9月24日時点の公式ドキュメントの記載にもとづいています。

目次

クラウドセッションとは|ローカル・リモートコントロールとの違い

クラウドセッションでは、GitHubのリポジトリを仮想マシンに複製し、その中でClaudeがコードを直してテストを動かします。

区切りまで進むと、Claudeは作業用のブランチをGitHubに送ります。

こちらは差分を見て、行ごとにコメントを付けたり、プルリクエストを作ったりします。

クラウドセッションローカルローカル+リモートコントロール
動く場所クラウドの仮想マシン自分のPC自分のPC
始める場所claude.ai/code・スマホアプリ・デスクトップアプリ(Cloud)・claude –cloudターミナル・IDE・デスクトップアプリ(Local)ターミナル・VS Code・デスクトップアプリ
手元の設定使わない(リポジトリだけ)使う使う
GitHub必要不要不要
PCを閉じたあと動き続ける止まるPCでセッションが開いている間だけ
Claude Code公式ドキュメントの比較表をもとに作成

向いているのは、いくつもの作業を並べて進めるときや、手元にないリポジトリを触るとき、細かく指示しなくてよい作業を任せるときです。

手元の設定やツールが要る作業は、ローカルで動かすほうが合います。

手元のPCで動かしたままスマホから操作する方法は、リモートコントロールの記事にまとめています。

クラウドセッションの料金|プランで変わるのは使える量

クラウドセッションは、Claudeのほかの利用と同じ使用量の枠を使います。

公式ドキュメントには、仮想マシンの計算資源に別料金はかからないと書かれています。

並列にいくつも動かすと、そのぶん枠を多く使います。

プラン月額(米ドル)クラウドセッション使える量試用クレジット
Free0使えない--
Pro20(年払いは月17)使える基準100ドル
Max 5x100使えるProの5倍250ドル
Max 20x200使えるProの20倍250ドル
Team標準席25・プレミアム席125(年払いは20・100)使える席の種類による対象外
Enterprise営業に問い合わせプレミアム席かChat+Claude Code席契約による対象外
2026年9月24日時点。月額はClaudeの料金ページ、倍率はMaxプランのヘルプ、試用クレジットは当方の画面と告知による

使える量の倍率は、5時間ごとの枠がProの何倍かを示します。

Pro・Max 5x・Max 20xでは、設定の「使用量」から使用量クレジットを有効にすると、枠を超えた分をAPIの標準料金で払って続けられます。

月ごとの上限額を決めておけるので、使いすぎが心配なら上限を先に設定します。

使用量の枠そのものはClaudeの利用制限まとめで説明しています。

試用クレジットの条件|Pro 100ドル・Max 250ドル

正式提供に合わせて、既存のPro・Maxの加入者には、クラウドセッション専用の試用クレジットが1回だけ付きます。

当方のMaxプランのアカウントでは、claude.aiを開いたときに次の案内が表示されました。

クラウドセッション用のクレジット250ドルが贈られたことを知らせるClaudeの案内。期限は11月5日16:59 JST、ProjectsとRoutinesは対象外と書かれている。

案内に書かれていた条件は、次のとおりです。

  • 対象は、既存のPro・Maxの加入者だけ
  • 期限は、2026年11月5日16:59(日本時間)
  • 受け取ったあとは、クラウドセッションを始めると自動で使われる
  • 使い切るか期限が過ぎると、プランの通常の利用量に戻る
  • ProjectsとRoutinesは対象外

クレジットの受け取り方

受け取るには、claude.aiの設定から「使用状況」を開き、「クレジットを請求」を押します。

Pro・Maxでは、このボタンがプランの使用制限の表示のすぐ上に出ます。

英語の表示では、Usageの画面にClaim creditのボタンとして出ます。

当方のアカウントでは、claude.aiを開いたときに出た案内から進むと、残りの額の画面に切り替わりました。

残りの額の画面は、次のように表示されました。

クラウドセッションクレジットの残額が「$250中$250が残っています」と表示され、GitHubが接続済みになっている画面。

この画面では「$250中$250が残っています」と、残りの額が表示されていました。

当方のMax 5xのアカウントでは、額は250ドルでした。

Max 20xの額は、当方では確かめていません。

クラウドセッションの始め方

ブラウザーから始める

  1. claude.ai/code を開き、claude.aiのアカウントでログインする
  2. 案内に従ってGitHubとつなぐ(GitHubの認可画面で承認する)
  3. 非公開のリポジトリを使うなら、そのアカウントか組織にClaudeのGitHubアプリを入れる
  4. Pro・Maxでは「Default」という名前の環境が自動で作られる
  5. 入力欄の下でリポジトリとブランチを選び、権限モードを選んで、やってほしいことを送る

新しく作るプロジェクトなら、先にGitHubで空のリポジトリを作っておきます。

Team・Enterpriseでは、組織のOwnerが管理画面でGitHubのコネクタを有効にするまで、GitHubのログイン手順が進みません。

ターミナルから始める

GitHub CLI(gh)を使っているなら、Claude Codeの中で次のコマンドを打ってつなぐこともできます。

/web-setup

このコマンドは、gh auth token の値を確認のうえでAnthropicに送り、クラウドセッションのGitHub接続に使います。

この方法でつなぐと、ghのトークンで見られるリポジトリは、GitHubアプリを入れなくても使えます。

つないだあとは、ターミナルから次のようにクラウドへ仕事を出せます。

claude --cloud "src/auth/login.ts の認証の不具合を直して"

仮想マシンが複製するのは、手元の作業中の状態ではなく、GitHub上の今のブランチです。

手元にしかないコミットは、先にpushしておきます。

デスクトップアプリとスマホから始める

デスクトップアプリでは、セッションを始めるときにLocalではなくCloudを選びます。

スマホでは、ClaudeアプリのCodeタブから始めます。

クラウド環境の設定|ネット接続・環境変数・セットアップスクリプト

クラウド環境とは、ネット接続・環境変数・セットアップスクリプトをまとめて保存した設定のことです。

claude.ai/codeでは、入力欄の上にある雲のアイコン(環境の名前が出ている所)から、作る・直す・しまうができます。

環境の編集画面を開く

デスクトップアプリでは、入力欄の下にある「ローカル」のボタンから「クラウド」を選ぶと、環境の一覧と「クラウド環境を追加」が出ます。

一覧の環境の名前にマウスを乗せると、右端に歯車のアイコンが出て、押すと編集画面が開きます。

デスクトップアプリの「クラウド環境を編集」の画面。名前、ネットワークアクセス(Full)、環境変数、API認証情報、セットアップスクリプトの欄と、左下のアーカイブのボタンが並ぶ。

編集画面に並ぶ項目は、次のとおりです。

項目中身
名前環境の一覧に出る名前
ネットワークアクセスNone・Trusted・Full・Customから選ぶ
環境変数.envの形式で書く。この環境を使う人全員に見えるので、秘密の値は入れない
API認証情報キーをClaudeに見せずにAPIを呼ばせる。保存した値はあとから表示できない(Pro・Max)
セットアップスクリプト新しいセッションの開始時、Claude Codeが起動する前に動くBashのスクリプト
アーカイブ(左下)使わない環境をしまう
当方のデスクトップアプリの画面(2026年9月24日)による

画面の上に書かれているとおり、環境への変更はこれから始める新しいセッションに効き、動いているセッションには効きません。

画面の例ではネットワークアクセスをFullにしていますが、必要なサイトだけに絞りたいならCustomを選びます。

同じ環境は、ブラウザー・ターミナル・スマホ・デスクトップアプリのどこから始めても使われます。

ネット接続は4段階

画面の表示画面の説明外へつながる先(公式ドキュメント)
なし最大限のセキュリティを実現するため、インターネットアクセスをブロックします。つながらない
Trusted(おすすめ・初期値)検証済みのソースからパッケージをダウンロードします。許可リストのサイトだけ(パッケージの配布元・GitHub・クラウドのSDKなど)
Full最大限の柔軟性を実現する無制限のインターネットアクセスです。どこでも
カスタム許可するドメインのリストを作成します。自分で書いた許可リスト(初期の許可リストを含めることもできる)
画面の説明は当方のデスクトップアプリの表示、つながる先はClaude Code公式ドキュメント「Configure cloud environments」による

デスクトップアプリの編集画面では、次のように選びます。

クラウド環境の編集画面のネットワークアクセスの選択肢。なし、Trusted(おすすめ)、Full、カスタムの4つと、それぞれの説明が並ぶ。

画面でもTrustedに「おすすめ」の印が付いています。

Fullにすると仮想マシンからどのサイトにもつながるので、必要な先が決まっているならカスタムで絞るほうが安全です。

どの段階でも、GitHubへの接続と、Claude Code自身がAnthropicのAPIに送る通信は通ります。

環境変数とAPIキー

環境変数は、.envと同じ「KEY=値」の形で1行に1つ書きます。

環境変数の値は、その環境を使う人なら誰でも読めます。

変えた値は、そのあとに始めたセッションから効きます。

Pro・Maxでは、APIキーを「API credentials」として登録すると、Claudeにも実行するコマンドにもキーを見せずに、指定したサイトへの通信にだけ付けてくれます。

Team・Enterpriseでは、この機能はまだ使えません。

セットアップスクリプト

セットアップスクリプトは、セッションの開始時にClaude Codeが起動する前に動くBashのスクリプトです。

Ubuntu 24.04の上で、root権限で動きます。

#!/bin/bash
apt update && apt install -y shellcheck

終了コードが0以外だと、セッションが始まりません。

止まってほしくないコマンドには、後ろに || true を付けます。

全体を5分ほどで終わらせる必要があります。

一度動いた結果は保存され、次のセッションからはスクリプトを飛ばして始まります。

保存した結果は、スクリプトか許可するサイトを変えたときと、約7日たったときに作り直されます。

npm install のように、クラウドでも手元でも毎回やりたい準備は、リポジトリの設定ファイルに書くSessionStartフックのほうが合います。

最初から入っているものと、仮想マシンの大きさ

種類入っているもの
PythonPython 3(pip・poetry・uv・pytest・ruff など)
Node.js20・21・22(npm・yarn・pnpm など)
そのほかの言語Ruby 3.1〜3.3・PHP 8.3・Java 21・Go・Rust・C/C++
Dockerdocker・docker compose
データベースPostgreSQL 16・Redis 7.0
道具git・gh・jq・ripgrep・tmux・vim など
Claude Code公式ドキュメント「Installed tools」をもとに作成

仮想マシンは、目安で4 vCPU・メモリ16GB・ディスク30GBです。

これを大きく超えるメモリを使う作業は、途中で止められることがあります。

クラウドセッションの使い方

権限モードは3つ

クラウドセッションで選べる権限モードは、Auto、Accept edits、Planの3つです。

毎回確認するManualと、確認をすべて飛ばすBypassは、クラウドでは選べません。

込み入った作業は、手元のPlanモードで進め方を決めて、その計画をリポジトリに置いてからクラウドに任せる方法が、公式ドキュメントで紹介されています。

権限モードの中身は権限設定の記事にまとめています。

差分を見てプルリクエストを作る

画面の「+42 -18」のような表示を押すと、差分の画面が開きます。

行を選んでコメントを書くと、次に送るメッセージと一緒にClaudeへ届きます。

差分がよければ、差分の画面の上にある「Create PR」でプルリクエストを作ります。

ClaudeのGitHubアプリを入れたリポジトリでは、CIの失敗やレビューのコメントにClaudeが自動で対応する「Auto-fix」も使えます。

手元のターミナルに取り込む

クラウドのセッションは、次のコマンドで手元のターミナルに会話ごと取り込めます。

claude --teleport

取り込むには、同じリポジトリの中で、未コミットの変更がない状態にしておきます。

取り込んだあとの作業は手元だけに残り、クラウド側のセッションには反映されません。

逆に、ターミナルで始めたセッションをクラウドへ送ることは、CLIからはできません。

デスクトップアプリでは、「Continue in」のメニューから手元のセッションをクラウドへ送れます。

動いているセッションに外から指示を足す

動いているクラウドのセッションには、ログインしたPCなら、どのPCからでも1通だけメッセージを送れます。

claude -p "テストも追加して" --cloud セッションID

セッションIDは、claude.ai/code のセッション一覧で確かめられます。

終わったセッションの片付け

終わったセッションは、サイドバーでアーカイブすると一覧から隠れます。

削除すると、セッションとそのデータは元に戻せません。

クラウドセッションでつまずきやすいところ

非公開のリポジトリが一覧に出ない

ブラウザーからGitHubにつないだ場合、非公開のリポジトリはClaudeのGitHubアプリを入れたものしか出ません。

/web-setup でつないだ場合は、ghのトークンで見られるリポジトリがすべて使えます。

セッションが始まらない

セットアップスクリプトが0以外で終わっているか、5分ほどの時間内に終わっていないことが多いです。

公式ドキュメントは、スクリプトの先頭に set -x を書いて、どのコマンドで止まったかを見る方法を挙げています。

Session creation failed と出るときは、仮想マシンを割り当てられなかった状態で、1分ほど待ってからやり直します。

タブを閉じても止まらない

これは仕様で、ブラウザーのタブを閉じても、セッションは今の作業が終わるまで動き続けます。

しばらく放置したら環境が消えた

クラウドセッションは、しばらく操作がないと止まり、仮想マシンが回収されます。

claude.ai/codeからセッションを開き直すと、会話の履歴はそのままで新しい仮想マシンが用意されます。

このときに出る表示は「このセッションの環境は削除されました」の記事で説明しています。

–cloud や –teleport が使えない

APIキーでログインしている場合は使えないので、/login でclaude.aiのアカウントに入り直します。

Amazon BedrockやGoogle CloudなどのAPI経由で使っている場合も、クラウドセッションは使えません。

実際に使ってみた|約1日で試用クレジット221ドル

当方では、KUMITATE(WordPressのテーマとプラグイン)の開発セッションを、デスクトップアプリからクラウドへ移して使いました。

移してから翌日までの約1日で、試用クレジット250ドルのうち221ドルを使い、残りは29ドルになりました。

Claudeの使用量の画面。Max 5xで今週の使用量が100%に達し、クラウドセッションクレジットは250ドル中29ドルが残っている。

このセッションの記録から数えた使用量は、次のとおりです。

内訳本体の会話サブエージェント(27個)合計
応答の回数631回1,879回2,510回
読み直した量(キャッシュ読み)2.17億3.12億5.29億トークン
新しく読み込んだ量(キャッシュ作成)217万783万1,000万トークン
書いた量(出力)48万8万56万トークン
当方のクラウドセッションの記録から集計(2026年9月25日)

この量をAPIの料金で換算させたところ、使ったクレジットとおおむね合いました。

このセッションでは、プラグインのバージョンを0.12から0.16まで進め、テストを約2,900項目、ブロックを20種類以上作っています。

クレジットが早く減った理由

いちばん多かったのは、会話の読み直し(キャッシュ読み)で、全体の半分以上を占めていました。

Claudeは返事のたびにそれまでの会話と資料を読み直すので、会話が長いほど1回の返事で読む量が増えます。

このセッションでは、1回の返事ごとに平均で約34万トークンを読み直していました。

サブエージェントを5〜6個ずつ同時に動かしたことも、減りを早めました。

クレジットを長持ちさせるには

  • 大きな区切りごとに新しいセッションを始める(引き継ぎはCLAUDE.mdと記録のファイルに書いておく)
  • 同時に動かすサブエージェントを2〜3個に絞る
  • 小さな確認や質問は、新しい短いセッションで聞く

長い会話を1本のセッションで続けるほど、同じ作業でもクレジットの減りは早くなります。

クラウドセッションのよくある疑問

週の利用制限とは別に使える?

試用クレジットがない状態では、別の枠はありません。

公式ドキュメントには、クラウドセッションはアカウントのほかのClaudeとClaude Codeの利用と、レート制限を共有すると書かれています。

5時間ごとの制限も週の制限も、手元で使うClaude Codeと同じ枠から減ります。

試用クレジットがある間は、クラウドセッションにクレジットが自動で使われます。

案内には、クレジットを使い切るか期限が過ぎたあとに、プランの通常の利用量が適用されると書かれていました。

この書き方からは、クレジットが残っている間はプランの枠ではなくクレジットから使われると読めます。

ただし、1回の作業でクレジットがどれだけ減るかは、案内にも公式ドキュメントにも書かれていません。

残りの額は、設定の「使用状況」で確かめられます。

当方では、クラウドで作業している間に、週の制限が90%から100%になりました。

ただ、同じ期間に手元のClaude Codeも使っていたので、クラウドの分が週の制限に入ったかどうかは切り分けられていません。

手元で始めたセッションをクラウドへ移せる?

デスクトップアプリで始めたローカルセッションなら、クラウドへ移せます。

セッションの右下にあるVS Codeのアイコンから「Continue in」を開き、「Claude Code on the Web」を選びます。

サイドバーのセッションを右クリックし、「次で開く」の中の「次で続ける」にある「クラウド」からも送れます(当方のデスクトップアプリの画面で確認)。

デスクトップアプリがブランチをpushし、会話の要約を作って、その内容を引き継いだ新しいクラウドセッションを作ります。

元のローカルセッションは、アーカイブするか残すかを選べます。

未コミットの変更がない状態でないと送れず、SSHのセッションからは送れません。

当方でも、デスクトップアプリのローカルセッションをクラウドへ移してみました。

移す操作をすると、確認の画面で「ブランチをプッシュ中」「要約を生成中」「クラウドセッションを作成中」の3段階が順に進みます。

デスクトップアプリで「このセッションをクラウドに移動しますか?」と表示され、ブランチをプッシュ中・要約を生成中・クラウドセッションを作成中の3段階が並ぶ画面。

移したあとは、スマホのClaudeアプリのCodeタブに、雲のアイコンが付いたセッションとして出てきました。

スマホのClaudeアプリのCodeタブで、KUMITATE(クラウド)というセッションが雲のアイコン付きで表示されている画面。ブランチはmain-vkvjyw。

セッション名には「(クラウド)」が付き、ブランチは元の名前に続けた新しいブランチ(当方では main-vkvjyw)になっていました。

このあとは、PCを閉じてもスマホから続けられます。

ターミナル(CLI)で始めたセッションは、今のところクラウドへ送れません。

逆向きの、クラウドのセッションを手元に取り込む操作は、claude –teleport でできます。

手元で作ったツールや設定は引き継がれる?

引き継がれるのは、GitHubに送ったリポジトリの中身だけです。

クラウドセッションはリポジトリを新しく複製して始まるので、手元のPCにだけある設定やツールは使えません。

ものクラウドで使えるか
リポジトリにコミットしたCLAUDE.md使える
リポジトリの.claude/skills・agents・commands・rules使える
リポジトリの.claude/settings.jsonのフックと権限使える(リポジトリ1つのセッション)
リポジトリの.mcp.jsonのMCPサーバー使える(リポジトリ1つのセッション)
claude.aiで有効にしたスキルとプラグイン使える
手元の~/.claude(個人のCLAUDE.md・スキル・コマンド)使えない
claude mcp add で手元に入れたMCPサーバー使えない
手元の設定だけで有効にしたプラグイン使えない
コミットしていないファイル(.envなど)使えない
ブラウザーでログインする認証(AWS SSOなど)使えない
Claude Code公式ドキュメント「Configure cloud environments」の表をもとに作成

自分の設定をクラウドでも使いたいときは、リポジトリの.claudeフォルダーに入れてコミットします。

MCPサーバーは、claude mcp add –scope project で入れると、リポジトリの.mcp.jsonに書かれてクラウドでも使えます。

APIキーは、Pro・Maxなら環境の「API credentials」に登録します。

手元のPCの認証ファイルや、Windowsでしか動かないスクリプトに頼る作業は、クラウドには移せません。

そうした作業は手元で動かし、外から操作したいときはリモートコントロールを使うほうが合います。

Defaultの環境が2つある・名前を変えたい

ブラウザーでの最初の設定と、ターミナルの /web-setup などの両方を通ると、Defaultという名前の環境が2つできることがあります。

名前は、環境の編集画面のいちばん上の「名前」で変えられます。

使わない方は、編集画面の左下にある「アーカイブ」でしまえます。

しまう前に、2つの中身(ネットワークアクセス・環境変数・セットアップスクリプト)を見比べて、設定を足した方を残します。

KUMITATE開発のように、用途が分かる名前にしておくと、選ぶときに迷いません。

PCを閉じても止まらない?

止まりません。

ブラウザーのタブやアプリを閉じても、PCの電源を切っても、クラウドセッションは今の作業が終わるまで動き続けます。

作業が終わったあと、しばらく操作がないと仮想マシンは回収されますが、会話の履歴は残ります。

GitHubにないリポジトリでも使える?

ターミナルから claude –cloud を使うと、GitHubにないリポジトリでも、手元のリポジトリをまとめてアップロードして使えます。

コミットが1つ以上あり、大きさが100MB未満である必要があります。

GitLabなどGitHub以外のリポジトリには、結果を送り返せません。

無料プランで使える?

使えません。

使えるのは、Pro・Max・Teamの各プランと、Enterpriseのプレミアム席かChat+Claude Code席です。

ChatGPTのCodexクラウドとの違い

ChatGPTにも、同じようにクラウドで動くCodexクラウドがあります。

ネット接続の初期値や秘密の値の扱いの違いは、Claude CodeのクラウドセッションとCodexクラウドの違いで比べています。

出典

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