Notionの教育プランは、対象校の学生・教職員が条件を満たすと無料で使える制度です。
個人向けは学校メールをメインアドレスに登録し、メンバー1名のワークスペースで申請します。
学校メール1件につき1ワークスペースへの適用は1回限りです。
有料プランへ変更すると教育資格が終了するため、変更前に条件を確認してください。
この記事では申請手順と、適用されない場合・卒業後の対応を説明します。
| ひとことで | 大学・大学院の学生と教職員は、条件を満たせば教育プランが無料 |
|---|---|
| 公式名称 | Education Plan(教育プラン)。アカデミックプランと呼ばれることもあります |
| 必要なもの | 学校発行のメールアドレス(ac.jpなど) |
| 対象外 | 小・中・高校(大学・大学院などが対象) |
| 申請前の確認 | 対象校・メールアドレス・ワークスペース条件を確認して申請します |
| 卒業後 | 年1回の確認が通らなくなるとフリープランへ移行します。作成したデータは保持されます |
手順をすぐに確認したい方は申請方法をご覧ください。
Notion学割プラスプランとは
Notion学割プラスプランは、認定された高等教育機関の学生および教職員向けに提供されている特別プランです。
教育プランに含まれる機能を追加料金なしで利用できます。
通常のプラスプランとすべての条件が同じとは限りません。
公式教育プランの適用条件では、学校メール1件につき1ワークスペースで1回のみ適用でき、EducationからPlus・Business・Enterpriseへ変更するとそのワークスペースの教育資格が終了すると明記されています(2026年10月24日確認)。
年次の在籍再検証と、新規適用をやり直すことは別です。
元のワークスペースを削除しても、同じ学校メールで特典を取り直すことはできません。
通常のNotionプラン構成
| プラン | 月額料金 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| フリープラン | 無料 | 個人利用ならブロック数無制限 |
| プラスプラン | 契約画面で確認 | 無制限のファイルアップロード、30日間のページ履歴 |
| ビジネスプラン | 契約画面で確認 | 90日間のページ履歴、高度な管理機能 |
| エンタープライズ | 要問合せ | 監査ログなどの管理機能 |
学割プラスプランを適用すると、このうち「プラスプラン」相当の機能が無料で使えます。
学割プラスプランで使える主な機能
学割プラスプランで利用できる主要なメリットを紹介します。
1. ファイルアップロード容量の拡張
フリープランでは1ファイルにつき5MBまでのアップロード制限がありますが、学割プラスプランでは上限が緩和され、大容量ファイルもアップロード可能です。
アップロード数が無制限でも、1ファイルあたりの上限はあります。
大きな動画や資料はアップロード前にサイズを確認してください。
2. 30日間のページ履歴保存
ページの変更履歴が過去30日間保存されます(フリープランは7日間)。
保存期間内の履歴が残っていれば、過去の版へ復元できます。
3. 最大100人までのゲスト招待
ワークスペース内の特定ページに、最大100人までゲストを招待できます。
ゼミや研究室、グループワークでの共同編集に活用できます。
4. ブロック数の無制限利用
ページやコンテンツブロックを上限なく作成できます。
授業ノートや課題の進捗管理、文献リストなどを一元管理できます。
5. ページのWeb公開機能
Notionで作成したページをWebサイトとして一般公開できます。
基本のWeb公開はフリープランでも使えるため、教育プランだけの特典ではありません。
ポートフォリオの公開や、サークル・プロジェクトの紹介ページ作成にも活用できます。
本記事は2026年10月24日に学生・教育機関向けNotionの公式ヘルプを照合しました。
Web版・デスクトップ版の公式手順を基にしており、教育アカウントでの申請や画面操作は未検証です。
学割プラスプランの対象者と利用条件
対象となる方
- 認定された高等教育機関(大学・大学院・短大・高等専門学校など)の学生
- 認定された高等教育機関の教職員
対象外となる方
- 小・中・高校生(フリープランは利用可能)
- WHED(World Higher Education Database)に未登録の教育機関に所属する学生・教職員
重要な適用条件
学割適用の可否は、所属する教育機関が世界高等教育データベース(WHED)に登録されているかによって判定されます。
メールアドレスがac.jpで終わるだけで、教育プランの対象と判断しないでください。
また、学校から付与されたメールアドレスを、Notionアカウントのメインアドレスとして登録しておく必要があります。
- 教育機関のメールアドレスが必須
- 学校が発行するメールアドレス(例:〜@xxx.ac.jp)の登録が必要です
- 学生証や在学証明書などの書類による認証は受け付けていません
- WHED認定の教育機関であること
- 所属校が対象に含まれているかはWHED公式サイトで検索可能です
- 対象条件を満たしているのに認識されない場合はNotionサポートへ相談してください。未登録校への適用が保証されるわけではありません
- 個人利用が前提(ワークスペースのメンバーは1名)
- ワークスペースの「メンバー」は本人の1名のみ設定可能です
- 他ユーザーとの共同作業は「ゲスト招待」(最大100人)を利用します
個人向けと学生団体向けの選び方
学割プランは、使う人数と立場で、次のように選びます。
- 自分1人のワークスペースで使う学生・教職員:個人向けの学割プランです。学校のメールを、Notionアカウントのメインメールアドレスにしておきます。
- 学校公認のボランティア学生団体で複数メンバーと使いたい:学生団体向けの学割プランです。所属する教育機関に承認された団体が申請し、審査があります。1団体につき1件のみ承認されます。
- すでに個人で有料プランを契約している:学割プランへ切り替える前に、契約の扱いを確認します。
- 学校のメールを検証できなくなった:ワークスペース(すべてのコンテンツを含む)はフリープランに移行します。お手続きは不要です。
無料の学割プランを継続するには、年に1回、学校のメールアドレスで学生ステータスを検証する必要があります。
学割プラスプランの申請手順
新規にNotionアカウントを作成する場合
- Notion公式サイトを開きます
- 学校発行のメールアドレスを入力してサインアップします
- 初期設定の完了後、設定画面のプラン管理から学割を有効化します
既存のNotionアカウントを利用する場合
手順1:メールアドレスの変更(必要な場合)
個人用メールアドレス(Gmailなど)で登録している場合は、事前に学校発行のメールアドレスへ変更します。
- 左側サイドバーの「設定」をクリックします
- アカウントのメール設定で学校のアドレスへ変更し、確認コードなど画面の案内に沿って認証します
手順2:学割プランへの切り替え
- 対象ワークスペースに切り替え、サイドバーの「設定」を開きます
- 「プランをアップグレード」を選択します
- 「フリーの学割プランを入手」を選択します
- 学校がシステムで認識されると教育プランが適用されるため、対象ワークスペースの現在のプランを確認します
※申請手続きはPCのWebブラウザまたはデスクトップアプリから行ってください(モバイルアプリからは申請できません)。
プランが変わらない場合は、申請したワークスペースとメインメールアドレスを確認してください。
メールの変更手順は公式のアカウント設定、ボタンがない場合は公式の申請トラブル対処を参照できます。
すでに個人で有料プランを契約している場合
- 初めて教育プランを適用する場合は、契約と適用資格を確認してからフリープランへのダウングレード手続きを行います
- フリープランへの切替日と料金の扱いを請求画面で確認し、切替後に教育プランを申請します。過去に教育プランを適用したワークスペースでは、有料プランからFreeへ戻しても教育プランへ再適用できないと公式に案内されています。
Notion AIの学生向け提供状況
Notion AIの公式案内は、教育プランの案内とは別に確認してください。
Notion AIの継続利用はBusiness・Enterpriseが対象で、Free・Plusには試用の回答枠があります。
教育プランが無料で使えることと、AIを継続的に無料利用できることは別です。
学割だけでAIが使い放題になるとは案内されていません。
過去の割引情報だけで現在の契約条件を判断せず、アカウントに表示される提供条件を確認してください。
AIを継続して使う場合の確認事項
Business・Enterpriseでは、一部のAI機能に利用枠やクレジットの設定があります。
教育プランへクレジットを追加すればすべてのAI機能が使える、という意味ではありません。
課金前に、必要な機能が対象プランで提供されるか確認してください。
必要な料金は使用する機能と利用量で変わるため、学習用途だから追加費用がかからないとは断定できません。
学生団体向けプラン(サークル・研究室向け)
個人の作業スペースではなく、学校公認のボランティア学生団体でNotionを共有する場合は、学生団体向けプランを申請できます。
研究室というだけで対象になるとは限りません。
学生団体向けプランの特徴
- 同一組織のメンバーを複数人ワークスペースに追加可能
- チームでのプラスプラン相当機能を無料で利用可能
- 団体のページ共有や共同編集に利用できる
学生団体向けプランの申請条件
- WHED認定教育機関に属する公式・公認の学生団体であること
- 教育機関から活動が認められている団体であること
- 参加する全メンバーが同一の学校ドメインのメールアドレスを使用していること
学生団体の申請はNotion公式ヘルプ内の学生団体向け申し込みリンクより受け付けています。
卒業後のアカウントとデータの扱い
学生・教職員向けの学割プラスプランは、学校発行のメールアドレスが有効で認証を継続できる期間中、継続して利用できます。
在学状況の確認手続きは年1回実施されます。
卒業に伴い学校のメールアドレスが失効・利用不可になると、年次確認を通過できなくなります。
認証が失効した場合の動作
該当のワークスペースは自動的にフリープランへ移行します。
これまで作成したページやデータが削除されることはありません。
プラスプラン特典であるアップロード容量の緩和、30日間の履歴保存、100人までのゲスト招待枠がフリープラン水準に戻ります。
移行後もそのまま無料プランで閲覧・編集を継続でき、必要に応じて個人で有料プランを再契約することも可能です。
進学や転学で学校メールが変わる場合は、変更前にNotionへ継続条件を確認してください。
卒業が近づいた段階で、個人用メールアドレスへの変更やバックアップの作成を検討しておくと安心です。

学割申請がうまくいかない場合のトラブルシューティング
学割が適用されない場合の主な原因と対処法をまとめます。
よくある原因と解決策
1. 「学割プランを入手」ボタンが表示されない
- 有料プランから初めて教育プランへ切り替える場合はFreeへの変更が必要です。ただし過去に教育プランを利用したワークスペースでは再適用できないため、先に履歴と資格を確認します
- 個人向けはメンバー1名が条件です。共同作業中のメンバーをそのまま削除せず、対象ページのアクセス権やデータの所有を確認してから、利用形態を管理者・参加者と調整してください
2. 教育機関の認証エラーが出る
- 所属教育機関がWHEDデータベースに未登録の可能性があります
- Notion公式サポート(team@makenotion.com)へ所属校の情報を添えて直接相談してください
3. 申請後すぐに承認されない
- 学校が認識されれば自動適用と案内されていますが、個別確認や学生団体の審査の完了日数は保証されていません
- 日数が経過しても反映されない場合は公式サポートへ連絡してください
学生生活におけるNotionの活用例
学割プラスプランを活用した代表的なユースケースを紹介します。
大学生におすすめの活用方法
- 講義ノート・授業資料の管理
- 講義科目ごとにデータベースを構築
- 配布されたレジュメやPDF資料をまとめて保存
- 課題・レポートの進捗管理
- 提出締切をカレンダーやボードビューで可視化
- 各レポートのステータスや参考文献を一元管理
- 就職活動の選考管理
- 企業ごとの情報や選考フェーズをデータベース化
- エントリーシート(ES)の文面推敲や面接日時の記録
- サークル・ゼミの共同作業
- ゲスト招待機能を活用した共同執筆や議事録共有
- イベントの企画書やタイムラインの共同編集
作業効率を高める関連ツールについては、こちらのまとめ記事もあわせてご覧ください。

作成したワークスペースが見当たらない場合の確認手順はこちらです。

仕事で使うWebサービスの記事は、ほかにもあります。




まとめ
Notionの学割プラスプランは、対象となる教育機関の学生・教職員が、所定の条件を満たして利用できる無料の制度です。
学割プラスプランの要点:
- 条件を満たす個人向け教育プランは無料
- 大容量ファイルのアップロードと30日間の履歴保存に対応
- 最大100人までのゲスト招待が可能
- Notion AIの利用条件は最新の公式仕様に準拠
学校の認定状況、メールアドレス、メンバー数を確認して申請してください。
日々の講義ノート整理や研究・就活の管理に、ぜひ学割プラスプランを活用してみてください。
参考リンク
