Meta Questの境界線を設定し直すには、右コントローラーのMetaボタンを押し、[クイックコントロール]→[設定]→[環境設定]→[境界線]→[境界線を調整]の順に選びます。
向きがずれているだけなら正面のリセット、床が高すぎる・低すぎるなら床の高さの設定、境界線の認識がおかしいなら境界線の履歴のクリアで直します。
- 静止モード:座ったまま・立ったままで使い、自分を中心に1m×1mの境界ができる
- 歩行モード:コントローラーで床に境界線を描き、2m×2m以上の空いた場所が推奨されている
- 向きのずれ:コントローラーを正面に向けてMetaボタンを長押しする
- 床の高さ:[境界線]の[床の高さを設定]で調整する
- 境界線の履歴をクリアすると、境界線を描き直す必要がある
この記事は、Meta Questヘルプセンターの日本語版の記事(2026年10月18日に確認)にもとづいています。
ヘッドセットの実機での再現は含まず、メニューの名前はヘルプの記載どおりです。
境界線の2つのモード
境界線は、プレイエリアの端に近づきすぎたときに仮想の壁を表示する、Meta Questの安全機能です。
| モード | 使う場面 | 境界の大きさ |
|---|---|---|
| 静止モード | 座ったまま、またはその場に立ったまま使う | 自分を中心に1m×1m(初期値) |
| 歩行モード | プレイエリアの中を歩き回りながら使う | コントローラーで描く(障害物のない2m×2m以上を推奨) |
歩行モードで大きく体を動かすアプリを使う場合は、実際に腕や体を動かしても物に当たらない広さを空けてから境界線を描きます。
境界線を設定し直す
境界線のモードを変えたり、描き直したりするには、次の手順で進みます(Meta Questヘルプ:Meta Questの境界線を設定する)。
- 右コントローラーのMetaボタン(またはOculusボタン)を押して、ナビゲーターを表示する
- [クイックコントロール]を選ぶ
- [設定]を選び、[環境設定]を選ぶ
- [境界線]を選び、[境界線を調整]を選ぶ
- 歩行モードの境界線を描くか、静止モードの境界線を調整する
アプリの中で歩行モードに切り替える
静止モードの境界線の中ではアプリを遊べない場合、ヘルプでは、アプリの中から次の手順で歩行モードに切り替えてプレイエリアを広げるよう案内しています。
- 右コントローラーのMetaボタン(またはOculusボタン)を押して、ナビゲーターを表示する
- [クイックコントロール]を選ぶ
- [境界線]を選び、[歩行モードに切り替え]を選ぶ
- 歩行モードの境界線を描く
設定を変えたいアプリの中から操作しなかった場合や、パススルーをオンにしている場合は、境界線の設定は変わらないと説明されています。
境界線のおすすめを使う
Meta Questには、周りの空いた場所をもとにデバイスが境界線をおすすめする機能があり、受け入れる前に編集できます。
おすすめはアプリを起動するたびに表示され、いつでも自分で描き直したり、静止モードの境界線を使ったりできます(Meta Questヘルプ:Meta Questでの境界線のおすすめとアシスト機能を利用したスペースの設定)。
境界線がずれるときの直し方
境界線や画面がずれて見えるときは、ずれ方によって直す場所が違います。
| ずれ方 | 直す場所 |
|---|---|
| 正面の向きがずれている | 正面をリセットする |
| 床が高すぎる・低すぎる | [境界線]の[床の高さを設定] |
| 境界線の位置や形がおかしい | 境界線を描き直す、または境界線の履歴をクリアする |
| トラッキングが失われたと表示される | 部屋の明るさを確かめ、境界線の履歴をクリアする |
正面の向きがずれている
コントローラーをまっすぐ前に向けて、正面がリセットされるまでMetaボタン(またはOculusボタン)を長押しします。
メニューから行う場合は、ナビゲーターの[クイックコントロール]で[正面をリセット]を選びます。
ヘルプでは、ヘッドセットの位置の問題が直らない場合は、ヘッドセットの電源を切って入れ直してから、もう一度試すよう案内しています(Meta Questヘルプ:Meta Questで正面をリセットする)。
床が高すぎる・低すぎる
[設定]→[環境設定]→[境界線]の中にある[床の高さを設定]で、境界線の床の高さを調整します。
ヘルプでは、境界線が自動で作られるたびに床の高さが設定されると説明されています。
トラッキングが失われたと表示される
6DoF(位置を含む)トラッキングが働かない環境では、トラッキングが失われたことを知らせるエラーが表示されます。
ヘルプでは、境界線も6DoFトラッキングを必要とする機能の1つとされています。
- ヘッドセットを外し、部屋の明るさが変わっていないかを確かめ、暗ければ照明を足すか明るい部屋に移る
- 境界線の設定から、境界線の履歴をクリアする
- [クイックコントロール]→[設定]→[動きのトラッキング]で、[ヘッドセットのトラッキング]をオンに戻す
ヘルプでは、照明は明るく均一であることが必要で、目安は来客があるときのリビングルームと同じくらいの明るさとされています(Meta Questヘルプ:Meta Questヘッドセットのトラッキングのしくみについて)。
トラッキングをオフにして3DoFで使う場合は、けがや破損を防ぐため、その場に立ったまま、または座ったままで使うよう案内されています。
境界線の設定と履歴を確かめる
[クイックコントロール]→[設定]→[環境設定]→[境界線]では、以前の境界線を消したり、新しい境界線を作ったりできます。
| 項目 | 働き |
|---|---|
| 床の高さを設定 | 境界線の床の高さを調整する |
| 歩行モードの境界線の色 | 境界線の色を変える |
| 静止モードの境界線のサイズ | 周りの空き具合に合わせて大きさを変える |
| 移動可能範囲 | 斜め下を向いたときに、プレイスペースの中の自分の位置が分かるようにする |
| 歩行モードの境界線の感度 | 境界線の警告が出る感度を変える |
| 境界線の履歴をクリア | 境界線アンカーをすべて消す |
境界線の履歴をクリアすると消えるもの
境界線のヘルプでは、境界線の履歴をクリアすると、現在のアカウントのデバイスとクラウドから境界線アンカーがすべて消え、シーン・トラッキング・マップは消えないと説明されています。
トラッキングのヘルプでは、同じヘッドセットで複数のプロフィールを使っている場合、使っているプロフィールだけでなくどのプロフィールでも境界線の履歴が消えると書かれています。
クリアした後は、境界線を描き直す必要があります。
家族などとヘッドセットを共有している場合は、ほかの人の境界線も描き直しになる前提で行います。
シーンの履歴と物理的空間履歴
境界線とは別に、スペースの設定で記録したシーンの履歴と、物理的空間履歴も消せます。
- シーンの履歴:ナビゲーターの[ライブラリ]→[設定]→[環境設定]→[スペース設定]で、[スペースを管理]の横の[クリア]
- 物理的空間履歴:ナビゲーターの[ライブラリ]→[設定]→[プライバシーと安全]→[デバイスのアクセス許可]で、[物理的空間履歴をクリア]の横の[クリア]
境界線の設定が保存されるしくみ
ヘルプでは、境界線は設定の手間を減らすように作られていて、VRの体験に入ると静止モードの境界線が自動で作られると説明されています。
- VRホーム:初期設定は静止モードの境界線
- VRアプリ:初めて没入型のアプリに入ると、静止モードか歩行モードの境界線を作るよう求められる
- 歩行モードに変えると、その設定はVRホーム用とVRアプリ用に分けて保存される
ホームでは静止モードのまま、アプリでは歩行モードになるといった違いは、この保存のしかたによるものです。
設定し直した後に確かめること
- 境界線の内側に、家具や壁、ほかの人やペットが入っていない
- 床の高さが実際の床と合っていて、手を床に近づけても違和感がない
- 境界線に近づくと、仮想の壁が表示される
- アプリの中で、静止モードと歩行モードのどちらになっているか
コントローラーの動きが追従しない場合は、Meta Questのコントローラーが認識されないときの対処法のトラッキングの節も確かめてください。
Quest 2の初期設定の中での境界線の設定は、Quest 2の使い方で説明しています。
