今までanimImport/animExportでしかアニメーションの流用をやったことがなかったのですが、HumanIKの特徴の一つであるリターゲットを試してみました。
目次
HumanIKへモーションデータを流用する方法(リターゲット)のやり方
- まず適当なHumanIKのデータを用意(Character1)。こちらに別のデータのモーションを流用します。
- HumanIKメニューにmayaのモーションの入ったサンプルデータがありますのでこちらを使います。
Import Samples> Import Animation Example
- HumanIKのCharacterを「Character1」にして、Source「Dummy_Fight」に、これだけでモーションのりターゲットが完了します。
ネットで見つけたモーションデータを流用する方法
データの入手
Perfumeのダンスのモーションデータをダウンロードします。
Perfume Global Lab
このサイトでは、Perfumeがこれまでに行ってきたライヴ、ミュージックビデオ、Website、モバイルアプリなど様々なプロジェクトの概要を紹介します。
- aachan.bvh
- kashiyuka.bvh
- nocchi.bvh
こちらデータの形式がBVHですので、プラグインなり、Blenderなり、motion builderなり使ってどうにかmayaへコンバートします。
※ 今回は昔、プラグインでコンバートしたデータがあったので使用しています。
現在プラグイン(BVH File Import Export for Maya)はmaya2012までしか対応していないようです。
おすすめはBlenderというフリーの3DCG作成ソフトを使いBVHをインポートしてから、FBX形式でエクスポートしてmayaで読み込むと良いと思います。
データをHumanIKに定義する
- コンバートしたPerfumeのモーションデータの骨を選択してHumanIKに定義していきます。
定義が済んだら、適応したいHumanIKのデータへインポートして、SourceにPerfumeのHumanIKを選べばモーションがリターゲットされます。