Claude Codeで「消したい」と思ったときの方法を、消す対象ごとにまとめました。
消す場所が複数に分かれており、一箇所だけ消してもデータが残る場合があります。
たとえばデスクトップアプリ上でセッションを削除しても、入力したプロンプトの履歴はパソコン内に残ります。
対象ごとの削除方法の早見表は以下のとおりです。
| 消したいもの | どこで消すか |
|---|---|
| 1つの会話・セッション | アプリの「⋮」→ 削除 |
| そのプロジェクトの記録をまるごと | claude project purge |
| 入力したプロンプトの履歴 | history.jsonl を消す |
| メモリー | 設定 → 機能、または CLAUDE.md |
| データ全部(書き出してから) | 設定 → プライバシー |
| アカウント | 設定 → アカウント(先に解約) |
| アプリ本体 | アンインストール+設定ファイルの削除 |
削除は取り消せません。
実行する前に、消去される内容を確認してください。
1. 会話・セッションを消す

右上の「⋮」を開くと、最下部に「削除」があります。
その1つ上が「アーカイブ」です。
| 一覧から消える | あとで戻せる | |
|---|---|---|
| アーカイブ | ○ | ○ |
| 削除 | ○ | × |
再利用の可能性がある場合はアーカイブを選択してください。
アーカイブしたチャットは、設定の「アーカイブ済みチャット」から復元できます。
「削除」は赤字で表示されます。
取り消せない操作であることを示しています。
ターミナルの場合
/clear は履歴を消すコマンドではありません。
画面上のコンテキスト表示をリセットするだけで、過去の記録は保持されます。
完全に消去したい場合は、次の手順を使用してください。
2. プロジェクトの記録をまるごと消す
claude project purge という専用のコマンドがあります。
プロジェクトの関連データを一括消去する際に適しています。
事前に削除対象を確認するには以下のオプションを実行します。
claude project purge ~/work/my-repo --dry-run--dry-run を付けると、消去を実行せずに削除予定の項目一覧のみを出力します。
削除対象となる主な項目は以下の4つです。
- 該当プロジェクトの会話履歴と自動生成されたメモリー
- セッションごとの作業ファイル・デバッグログ・チェックポイントのスナップショット
history.jsonlのうち、該当プロジェクトで入力された行~/.claude.jsonのうち該当プロジェクトの項目(信頼設定・履歴・MCPサーバー)
内容を確認した上で、オプションを外して本実行を行います。
claude project purge ~/work/my-repo実行計画の表示後、1回確認プロンプトが表示されます。
警告として「この操作は取り消せません」と表示されます。
パスを省略した場合は、対象プロジェクトの一覧から選択できます。
| オプション | 何をするか |
|---|---|
--dry-run | 削除を実行せずに対象の確認のみを行う |
--yes | 確認プロンプトを省略する(スクリプト向け) |
--all | 全プロジェクトが対象。history.jsonl はファイルごと丸ごと削除される |
-i | 1項目ずつ確認しながら削除する |
--all は他の指定と挙動が異なります。
該当する行のみを抽出して削除するのではなく、履歴ファイル自体が削除されます。
なお shell-snapshots/ と backups/ は対象外です。
プロジェクト固有のデータではないため、本コマンドでは削除されません。
3. 自動的に期限切れで削除されるもの
Claude Codeは、古いセッション記録を自動でクリーンアップします。
保持期間は cleanupPeriodDays という設定項目で管理され、既定値は30日です。
最小値は1日で、0 を設定するとエラーになります。
自動クリーンアップの主な対象は以下のとおりです。
場所(~/.claude/ 配下) | 中身 |
|---|---|
projects/<project>/<session>.jsonl | 会話の全記録(メッセージ・ツール呼び出し・実行結果) |
file-history/<session>/ | ロールバック用の退避ファイル(直近100セッション分) |
plans/ | プランモードで作成した計画ファイル |
debug/ | デバッグログ |
paste-cache/ / image-cache/ | ペーストされた大規模テキストやキャッシュ画像 |
自動削除に関する注意点が2点あります。
1点目:自動メモリーは自動クリーンアップの対象外です。
projects/<project>/memory/ は、ディレクトリが空の状態で保持期間を過ぎた場合にのみ削除されます。
2点目:デスクトップアプリおよびCoworkの記録は、自動では削除されません。
これらに保持期限を設定する場合は desktopSessionCleanupPeriodDays を設定します。
既定の30日設定で消えると想定していると、ディスク上に残り続けます。
4. 手動で消すまで残り続けるもの
見落とされやすい永続データです。
| ファイル | 中身 |
|---|---|
~/.claude/history.jsonl | 入力した全プロンプト(実行日時およびプロジェクトパスを含む) |
~/.claude/stats-cache.json | トークン消費量と利用料金の集計データ |
history.jsonl は、↑キーによる入力補完や Ctrl + R のコマンド履歴検索に使用されています。
自動削除の対象外です。
消去したい場合は、claude project purge でプロジェクト単位で削除するか、ファイル自体を手動削除します。
端末画面を他者に共有・配信する予定がある場合は、事前に内容を確認してください。
5. メモリーを消す

設定の「機能」にメモリーの設定項目があります。
過去のチャット内容を検索・参照する機能のオン/オフを切り替えられます。
蓄積された記録データそのものを消去したい場合は、対象に応じて手順が分かれます。
| メモリーの種類 | 消し方 |
|---|---|
CLAUDE.md | 対象ファイルを開いて内容を書き換えるかファイルを削除する |
| 自動メモリー | projects/<project>/memory/ を削除、または claude project purge |
| ローカルメモリー | 設定 → パーソナライズ →「ローカルメモリーを削除」を実行する |
自動メモリーはcleanupPeriodDaysによる自動消去の対象外です。
不要になった場合は手動で削除する必要があります。
6. データをまとめて管理・エクスポートする

設定の「プライバシー」を開きます。
- データをエクスポート:自身のアカウントデータを一括ダウンロードする
- 共有チャット/共有アーティファクト:公開・共有したコンテンツの管理
- アップロードされたファイル:送信済みファイルの確認・管理
- AIモデルの改善にご協力ください:学習データ提供の有効/無効設定
アカウントやチャットを削除する前に、必要に応じてエクスポートを実行してください。
過去に共有したアーティファクトの公開停止もこの画面から行えます。
7. アカウントを消す

設定の「アカウント」に削除項目があります。
ただし、事前にサブスクリプションの解約手続きが必要です。
有効な契約が残っている場合、「アカウントを削除するには、まずサブスクリプションをキャンセルしてください」と表示されます。
モバイルアプリ経由(App Store / Google Play)で登録している場合は、各アプリストア側で解約手続きを行います。
同一画面にある「すべてのデバイスからログアウト」は、アカウント自体を残したまま全端末の認証セッションを切断する機能です。
端末の売却や譲渡時には、こちらの操作で対応できます。
8. アンインストールする
導入時のインストール方式によってアンインストール手順が異なります。
公式インストーラーで入れた場合
Windows(PowerShell)
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.local\bin\claude.exe" -Force
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.local\share\claude" -Recurse -ForceMac・Linux・WSL
rm -f ~/.local/bin/claude
rm -rf ~/.local/share/claudeパッケージ管理から入れた場合
| 導入方式 | 削除コマンド |
|---|---|
| Homebrew | brew uninstall --cask claude-code |
| WinGet | winget uninstall Anthropic.ClaudeCode |
| npm | npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code |
| apt | sudo apt remove claude-code |
| dnf | sudo dnf remove claude-code |
| apk | apk del claude-code |
アンインストール後に claude コマンドが起動する場合は、別の方式で重複導入されている可能性があります。
過去のインストーラーによるエイリアスやバイナリが残っている可能性もあります。
設定ファイルも消す
本体バイナリを削除しても、設定やセッション履歴は保持されます。
完全消去を行う場合は、設定ディレクトリも削除します。
# Mac・Linux・WSL
rm -rf ~/.claude
rm ~/.claude.json
# プロジェクトの中で
rm -rf .claude
rm -f .mcp.json設定ファイル削除時の重要な注意点があります。
VS Code拡張・JetBrainsプラグイン・デスクトップアプリも ~/.claude/ を参照しています。
関連製品が残っていると、次回起動時にディレクトリが自動再生成されます。
完全に消去したい場合は、先に各種拡張機能や関連アプリをアンインストールしてください。
ディレクトリを削除すると、全体設定・ツール認可情報・MCP設定・会話ログがすべて消去されます。
削除を避けるべきファイル
shell-snapshots/:プロジェクト単位の管理外のため、purge実行後も保持されるbackups/:過去の設定バックアップ(最大5世代で自動ローテーション)CLAUDE.md:削除すると、プロジェクトごとの前提指示が失われる
一方、キャッシュディレクトリは削除しても問題ありません。
以降の新規セッション実行には影響しません。
処理の中断・一時停止・課金停止の操作手順は以下の記事を参照してください。

この記事で紹介しているコードは、GitHubのMOTOKI-LLC/cg-method-codeにもまとめています。
Claude Codeのデスクトップアプリの記事は、ほかにもあります。


まとめ
- 単一セッションは「⋮」→ 削除(復元が必要ならアーカイブ)
- プロジェクト単位で消去するなら
claude project purge。実行前に--dry-runで影響範囲を確認する /clearは画面クリアのみで履歴は削除されない- セッション履歴は既定の30日で自動削除される
- デスクトップアプリのログと自動メモリーは自動削除の対象外
history.jsonlに過去の入力プロンプトがすべて蓄積される- バイナリをアンインストールしても
~/.claudeは残る。関連拡張機能が残っていると次回起動時に再生成される
この記事は2026年9月13日時点で確認しました。
公式ドキュメントの解説は以下より確認できます。
削除を誤った場合のリカバリ手順は、こちらにまとめています。

デスクトップアプリの各種設定解説はこちらを参照してください。

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