Claude Codeで次のエラーが出て止まることがあります。
API Error: Request rejected (429) · this may be a temporary capacity issue. If it persists, check https://status.claude.com.429は、短い時間に送った要求が多すぎて、一時的に断られたという意味です。
多くの場合は、少し待てば直ります。
- まず:数分待ってからやり直す(Claude Code自身も最大10回まで自動でやり直す)
- 続くとき:status.claude.com で障害が出ていないかを見る
- APIキーで使っているとき:キーの上限(1分あたりの要求数・トークン数)を見直す
- サブスクのつもりなのに出るとき:環境変数に APIキーが残っていないかを見る
この記事は、2026年9月29日時点の Claude Code 公式ドキュメント(エラーの説明)にもとづいています。
429を意図して起こすことはせず、実機での再現は含みません。
429とプランの利用上限は別のもの
429と似たものに、プランの使用量の上限があります。
こちらは429ではなく、次のようなメッセージで出ます。
You've hit your session limit · resets 3:45pm
You've hit your weekly limit · resets Mon 12:00am
You've hit your Opus limit · resets 3:45pm| 429(Request rejected) | プランの利用上限 | |
|---|---|---|
| 意味 | 短い時間の要求が多すぎる | プランの使用量を使い切った |
| 主に出る人 | APIキー・クラウド経由で使う人 | Pro・Maxなどのサブスクの人 |
| 直り方 | 少し待つとたいてい直る | 表示されたリセットの時刻まで待つ |
| 確認するところ | Claude Consoleの上限の画面 | 対話中の /usage |
「You’ve hit your session limit」が出た場合の対処は、Claude Codeの「You’ve hit your session limit」の対処法で紹介しています。
429が出る原因
- APIキーのランク(Tier)ごとに決まった、1分あたりの要求数とトークン数を超えた
- Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry で、プロジェクトの上限を超えた
- 会社のゲートウェイ(ANTHROPIC_BASE_URL の先)で決めた上限を超えた
- Anthropic側の一時的な混雑
サブエージェントを並べて動かしたり、スクリプトから続けて呼んだりすると、1分あたりの上限に届きやすくなります。
Claude Codeは自動でやり直している
一時的な429は、Claude Codeが待つ時間を少しずつ延ばしながら、初期値で最大10回まで自動でやり直します。
やり直している間は、画面に次のように出ます。
Retrying in 2s · attempt 2/10この表示が出ている間は、何もしなくても待てば続きます。
v2.1.199より前は、サブスクの人が受けた429の一部はやり直しの対象外でした。
古い版を使っているなら、claude update で更新してください。
やり直しの回数を変える
| 環境変数 | 働き |
|---|---|
| CLAUDE_CODE_MAX_RETRIES | やり直す回数(初期値10、上限15) |
| CLAUDE_CODE_RETRY_WATCHDOG=1 | 429と529を回数に関係なくやり直し続ける(放っておいて動かすとき向け) |
| API_TIMEOUT_MS | 1回の要求を待つ時間(初期値は10分) |
使った金額の上限に届いたときの429は、待っても直らないので、やり直しの対象になりません。
429が続くときの対処
1. どのログインで使っているかを確かめる
対話中に /status を実行し、どのアカウントやキーで使っているかを見ます。
サブスクで使っているつもりでも、環境変数 ANTHROPIC_API_KEY が残っていると、APIキーの上限で動いていることがあります。
確かめ方と消し方は、Claude Codeのログイン方法の違いで紹介しています。
2. APIキーの上限を見る
APIキーで使っている場合は、Claude Consoleの請求の画面で、今のランクと上限を確かめます。
ランクは、使った金額などに応じて上がっていく仕組みです。
3. 同時に動かす数を減らす
- 並べて動かしているサブエージェントを減らす
- ツールを同時に使う数を CLAUDE_CODE_MAX_TOOL_USE_CONCURRENCY=2 のように下げる
- スクリプトから大量に動かすときは、/model で軽いモデルに切り替える
4. 障害が出ていないかを見る
設定に問題がないのに続くときは、status.claude.com で障害の情報を確かめます。
混雑で出る529(Overloaded)の対処は、Claude Codeの「API Error: 500」「529 Overloaded」の対処法で紹介しています。
まとめ
- 429は「短い時間に要求が多すぎる」という一時的な断り
- プランの利用上限(You’ve hit your session limit)とは別のもの
- Claude Codeが最大10回まで自動でやり直すので、まずは待つ
- 続くときは /status でログインを確かめ、同時に動かす数を減らす
参考:Claude Code公式ドキュメント「Errors」(2026年9月29日に確認)。
