Claude Codeには、claude.ai のサブスク(Pro・Maxなど)でログインする方法と、APIキーで使う方法があります。
2026年10月17日追記:無料枠・サブスク・月次API特典を分ける
Claude Codeを始める際は、無料のClaudeチャットを使えることと、Codeの利用資格を分けて確認します。
Pro・Maxで使う場合は契約の利用枠、APIキーで使う場合はAPI側の条件を確認してください。
過去のキャンペーンや試用クレジットを、恒久的な無料枠として扱わないようにします。
Maxの月次APIクレジットは、通常の対話型Claude Codeセッションの利用料には充当できません。
APIキーで起動すれば必ず特典でまかなえる、という仕組みではありません。
対象のAPI特典を使い切った後は、購入済み残高や自動チャージがあればそちらで利用が続くため、Console側の残高と自動チャージ設定も確認してください。
特典の受け取り先組織と、対象となる処理の条件を確認する必要があります。
自分で実行するAgent SDKやclaude -pについては、連携したConsole組織のAPIキーで対象となる利用を行う場合の条件が別途案内されています。
一方、IDE拡張やデスクトップ、GitHub Actionなどからの実行は同じ扱いではありません。
単にコマンドの見た目だけで判断せず、公式の月次クレジット説明を確認してください。
ログインを変更する前後で、認証方法と使用量の画面を確認します。
サブスクの残量、購入したAPI残高、月次API特典を別々に把握すると、意図しない請求先への切り替わりを見つけやすくなります。
サブスクならプランの使用量の枠から使い、APIキーなら使った分だけ従量課金されます。
- 今の方法の確認:claude auth status(対話中なら /status)
- サブスクで使う:/login で claude.ai のアカウントにログイン
- 注意:環境変数 ANTHROPIC_API_KEY があると、サブスクより優先されることがある
- サブスクに戻す:APIキーなど優先される認証元を確認し、切り替え後に /status を確認
2026年10月23日に公式の認証仕様と月次APIクレジット条件を照合しました。実行結果は9月29日のv2.1.284、画像は10月17日の記録です。今回はログイン・認証変更・課金を伴う実行をしていません。
2026年10月17日に、Claude Code 2.1.289 の表示と claude.ai の設定画面を確かめ直し、画像を追加しました。
ログインの方法と課金先
| 方法 | 課金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| claude.ai のサブスク(Pro・Max) | プランの利用枠。追加利用を有効にした場合の料金は別 | 個人 |
| Claude for Teams・Enterprise | 組織のプラン | 会社・チーム |
| Claude Console(APIキー) | 使った分だけ従量課金 | API料金で管理したい組織 |
| Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry | 各クラウドの料金 | クラウドで契約している組織 |
初回起動でログインを求められたら、ブラウザーで利用するアカウントを選びます。
承認済みのAPIキーや以前のログインがある場合などは、この画面を省略することがあります。
ブラウザーが開かないときは、ターミナルで c を押すとログイン用のURLがコピーされます。
あなたはどっち?利用環境に合わせたログイン方法の判定フロー
どの方法でログインするかは、契約と使い方から選びます。
- 個人で、Pro・Maxのサブスクを持っている:/login で claude.ai のアカウントにログインし、プラン枠と追加利用の設定を確認します。
- 会社・チームでClaude for TeamsかEnterpriseを使っている:組織のプランでログインします。
- API料金で管理したい組織:Claude Console(APIキー)を使います。使った分だけ従量課金されます。
- クラウドで契約している組織:Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundryを使い、各クラウドの料金で課金されます。
- CIやスクリプトなど、ブラウザーでログインできない:claude setup-token で作ったトークンを、環境変数 CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN に入れて使います。Pro・Max・Team・Enterpriseのプランが必要です。
サブスクのつもりなのにAPIキーで課金されるのを避けたいときは、環境変数 ANTHROPIC_API_KEY が残っていないかを確認してください。
今どの方法で使っているかを確かめる
ターミナルで次のコマンドを実行します。
claude auth status当方の環境で実行した結果です(メールアドレスや組織名などは伏せています)。
{
"loggedIn": true,
"authMethod": "claude.ai",
"apiProvider": "firstParty",
"email": "(伏せ字)",
"orgId": "(伏せ字)",
"orgName": "(伏せ字)",
"subscriptionType": "max"
}authMethodやsubscriptionTypeは認証状態の手掛かりです。APIキーなどが併存する場合は/statusの使用中・未使用の認証元も確認し、実際の請求先は使用量・請求画面で照合してください。
人が読みやすい形で見たいときは claude auth status --text です。
2026年10月17日に Claude Code 2.1.289 で実行したところ、ログインが切れていた当方の環境では、次のように表示されました。

claude auth status --text の表示。組織名とメールアドレスは隠しています。1行目が Login: Expired — log in again、最後の行が Not logged in. Run claude auth login to authenticate. です。
ログインが切れていても、組織名とメールアドレスは表示されました(画像では隠しています)。
同じ状態で JSON の表示(claude auth status)を見ると、"loggedIn": false、"authMethod": "none" になっていました。
上に載せた "loggedIn": true の結果は2026年9月29日の記録で、今回はログインし直していないため、ログイン中の表示は撮っていません。
対話中なら /status で、ログインの方法やアカウントを確かめられます。
claude.aiの設定で、契約中のプランを見る
サブスクで使うときは、claude.ai の設定で、どのプランを契約しているかも確かめておきます。
ブラウザーで https://claude.ai/settings/usage を開くと、設定の[使用量]タブが開き、上に「ご利用状況」とプラン名が出ます。

当方の環境では「ご利用状況 Max (20x)」と表示されました。
画像は幅の狭い画面で撮ったもので、タブの右側が切れています(広い画面では全部のタブが並びます)。
プラン名の下には、セッションと週ごとの使用量が並びます。
使用量の行の読み方は、Claude Codeのセッションの上限の記事で紹介しています。
複数のログインがあるときの優先順位
以下は主にローカルCLIの優先順位です。Cloud gatewayへのログインはこの一覧より優先されます。クラウドセッションはサブスク認証を使うため、同じ環境変数の規則をそのまま当てはめられません。
- クラウドの指定(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK など)
- 環境変数 ANTHROPIC_AUTH_TOKEN
- 環境変数 ANTHROPIC_API_KEY
- 設定の apiKeyHelper(キーを返すスクリプト)
- 環境変数 CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN(claude setup-token で作ったもの)
- 指定したAnthropicプロファイル・フェデレーション認証(未指定のuser_oauthプロファイルは /login より後)
- /login でログインしたサブスク
プロファイルの種類や明示指定で順序が変わるため、サブスクが常に最後とは限りません。デスクトップもCLIと同じ認証元をすべて使うわけではありません。
つまり環境変数に APIキーが入っていると、サブスクより先にそちらが使われることがあります。
ANTHROPIC_API_KEYがあるとどうなるか
公式ドキュメントでは、次のように説明されています。
- 対話モード:最初に一度だけ、そのキーを使うかどうかを聞かれ、答えは記録される
- claude -p:上位の認証元が選ばれていなければ、APIキーを対話で確認せず使う
- 対話モードの選択は/configの「Use custom API key」で変更する(ANTHROPIC_API_KEYが環境にある間だけ表示)
古い組織や止めたキーが入っていると、サブスクがあっても認証に失敗することがあります。
ダミーのキーで試した結果
本物ではない文字列を ANTHROPIC_API_KEY に入れて、claude auth status を実行しました。
"loggedIn": true,
"authMethod": "claude.ai",
"apiProvider": "firstParty",
"apiKeySource": "ANTHROPIC_API_KEY",
"subscriptionType": "max"apiKeySource という行が増え、環境変数のキーを見つけたことが分かります。
同じ状態で claude -p を実行したところ、今回の環境ではエラーにならず、そのまま返事が返ってきました。
この実行では認証元と請求記録の照合ができていません。応答が返っただけでは、ダミーキーが認証されたとも、どの枠で課金されたとも判断できません。
APIキーが原因の場合は、次のコマンドで現在のシェルから外せます。ほかの認証元が残る場合もあるため、再起動後の/statusまで確認します。
# Git Bash など
unset ANTHROPIC_API_KEY
# PowerShell
Remove-Item Env:ANTHROPIC_API_KEY -ErrorAction SilentlyContinueこの操作だけでは永続設定は消えません。不要なキーがWindowsの環境変数、シェル設定やsettings.jsonのenvに登録されている場合は、その設定元を確認し、新しいターミナルで再確認してください。
ログイン情報の保存場所
| OS | 保存場所 |
|---|---|
| Windows | %USERPROFILE%\.claude\.credentials.json |
| macOS | キーチェーン(書き込めないときは ~/.claude/.credentials.json) |
| Linux | ~/.claude/.credentials.json |
このファイルは /login と /logout で管理されるので、手で直す必要はありません。
CLAUDE_CONFIG_DIRを設定している場合は、.credentials.jsonの保存先もそのディレクトリへ変わります。
ConsoleログインにはAPIキーを作らずOAuthプロファイルを保存する方式もあり、Console認証が常にこのファイルに収まるわけではありません。
ほかの人に渡したり、Gitに入れたりしないでください。
アカウントを切り替える・分ける
別のアカウントに切り替えるときは、対話中に /logout してから /login します。
ターミナルからなら claude auth logout と claude auth login です。
CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENが設定されている場合、/loginで現在のセッションを切り替えても、新しいセッションでは環境変数のトークンが再び使われます。
そのトークンを使わない運用へ戻す場合は、シェル設定やsettings.jsonのenvなど設定元も確認し、新しいセッションの/statusで再照合してください。
claude auth login --claudeai # サブスクでログイン(初期値)
claude auth login --console # Claude Console(API料金)でログイン使えるオプションは、claude auth login --help で確かめられます。

claude auth --help・claude auth status --help・claude auth login --help の出力から、必要な行だけを抜き出した表示。2.1.289 では、--claudeai が「Use Claude subscription (default)」、--console が「Use Anthropic Console (API usage billing)」と説明されています。
サブスクで入るか、API料金で入るかを、ログインするときのオプションで分けられます。
ほかに、ログイン画面にメールアドレスを入れておく --email と、SSOでログインする --sso もありますが、この記事では試していません。
claude auth status --help を見ると、表示の形は --json(初期値)と --text の2つです。
今回表示したのはヘルプだけで、claude auth login と claude auth logout そのものは実行していません。
claude.aiの仕事用・個人用を分けるにはCLAUDE_CONFIG_DIRを使えます。次のalias例はBash/Zsh用で、PowerShellの構文ではありません。
alias claude-work='CLAUDE_CONFIG_DIR=~/.claude-work claude'設定・会話履歴・claude.ai認証などは分離されます。ただし、APIキーを作らないConsoleログインのプロファイルは別の場所に保存され、この変数だけでは分離できません。
画面の無い環境で使う(setup-token)
CIやスクリプトなど、ブラウザーでログインできない環境では、claude setup-token で1年間使えるトークンを作れます。
作ったトークンは CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN という環境変数に入れて使います。
このトークンは対象のPro・Max・Team・Enterpriseの利用枠でモデルを呼び出します。Remote Controlの接続やclaude.aiコネクター取得には使えず、--bareでも読み込まれません。
生成コマンドはトークンを保存しません。表示後はCIのシークレットなどに保管し、チャットや共有ログへ貼らないでください。生成時のブラウザー認証は必要です。
ログインの期限が切れたとき
期限が3日以内に迫ると、起動時に「Your login expires in 3 days」と表示されます。
切れたあとは「Login expired · Please run /login」と出るので、/login でログインし直します。
画面の無い claude -p では、「OAuth session expired and could not be refreshed」と出て止まることがあります。
保存されたclaude.aiログインの期限切れが原因なら、ターミナルで/loginを実行して更新し、その後/statusを確認します。
組織が指定するログイン方式や別の認証元が原因の場合は、再ログインだけでは解消しないため、エラーと使用中の認証元を照合してください。
エラーの詳しい直し方は、OAuth session expired の原因と対処法で紹介しています。
よくある質問:Claude Codeのログインで迷ったときのチェックリスト
今、サブスクとAPIキーのどちらで使っているか確かめるには?
ターミナルで claude auth status を実行します(対話中なら /status)。
authMethodやsubscriptionTypeは認証状態の手掛かりです。APIキーなどが併存する場合は/statusの使用中・未使用の認証元も確認し、実際の請求先は使用量・請求画面で照合してください。
サブスクに入っているのにAPIキーで課金されるのはなぜですか?
環境変数 ANTHROPIC_API_KEY があると、サブスクより先にそちらが使われることがあるためです。
上位の認証元や管理設定で使用先が変わります。APIキー1つを消せば必ずサブスクへ戻るとは限りません。
意図しない認証元の設定を変更した後、/statusで使用中の認証方法を確認してください。キーの値をチャットやログへ貼る必要はありません。
仕事用と個人用のアカウントを同時に使えますか?
環境変数 CLAUDE_CONFIG_DIR で、アカウントごとに設定フォルダーを分けます。
設定・会話履歴・claude.ai認証などは分離されます。ただし、APIキーを作らないConsoleログインのプロファイルは別の場所に保存され、この変数だけでは分離できません。
別のアカウントに切り替えるには?
対話中に /logout してから /login します。
ターミナルからなら claude auth logout と claude auth login です。
ブラウザーが開かないときは?
ターミナルで c を押すと、ログイン用のURLがコピーされます。
ログインの期限が切れたときは?
「Login expired · Please run /login」と出たら、/login でログインし直します。
画面の無いclaude -pで期限切れが出た場合は、使用中の認証元を確認し、保存されたclaude.aiログインが原因なら対話中の/loginで更新します。
まとめ
- サブスクはプランの枠、APIキーは従量課金
- 今の方法は claude auth status か /status で確かめる
- ANTHROPIC_API_KEY があると、サブスクより優先されることがある
- 意図しないAPIキーなどを外し、/statusと使用量画面で課金先を確認する
- アカウントを分けるなら CLAUDE_CONFIG_DIR、CIなら setup-token
参考:Claude Code公式ドキュメント「Authentication」(2026年10月23日に再確認)。
2026年10月17日には、Claude Code 2.1.289 で claude auth status --text と claude auth のヘルプを表示し、claude.ai の設定の[使用量]タブでプランの表示を確かめました。
ログインのやり直し、APIキーを入れた状態での起動、claude -p の実行はしていません。
