After Effects本体ではなく、Adobe Media Encoderの監視フォルダー機能を利用してレンダリングします。
この記事は2017年当時に、Media Encoderの監視フォルダーへ.aepを配置して自動処理した記録です。
使用中のバージョンで.aepが認識されるか、小さなプロジェクトのコピーで先に確認してください。
専用フォルダーで1件の検出と停止を確かめる練習
2026年10月3日に公開資料と設定の意味を確認しました。
以下は読者が試せる練習手順で、今回の更新ではAfter Effects・Media Encoder本体の操作や出力結果を再確認していません。
現行のAdobe資料では、監視フォルダーの映像・音声をプリセットに従って変換する基本手順が案内されています。
まず短い動画のコピーで試し、.aepの認識は別の試験として確認します。
既存の監視フォルダー・キュー・自動エンコードの状態を記録し、本番処理のない練習環境で試します。
練習専用の入力先と出力先を新しく作り、原本の動画と.aepは監視対象の外に保存します。
監視フォルダーパネルへ練習用の入力先を追加し、プリセットと出力先を1つずつ設定します。
複数の出力設定があると1件の入力から複数の出力が作られます。
自動エンコードは他の監視先にも影響するため、開始前に既存の対象を確認します。
動画のコピーを1件だけ置き、キューの入力と出力先を確認して処理します。
完了後は出力ファイルを再生し、映像・長さ・音声が元素材と対応するかを確認します。
| 入力・状態 | 確認する結果 | 切り分け |
|---|---|---|
| 動画コピー1件・出力設定1つ | 入力と出力がそれぞれ1件か確認 | 検出と変換の基礎試験 |
| .aepのコピー | 対象コンポジションがキューに出るか確認 | 使用バージョンでの認識は別途試験 |
| 認識なし、またはFailed | 状態表示とログを確認 | 参照素材・プラグイン・バージョン互換性を調べる |
動画変換に成功しても、.aepの監視とDynamic Linkが確認できたことにはなりません。
.aepが認識されない場合は「ファイル」→「After Effectsコンポジションを追加」で対象を指定する方法へ切り替えます。
停止するときは新しい入力を置く前に自動エンコードを止め、実行中の練習項目と残ったキューを確認します。
練習用の監視登録を外し、既存登録を保ったうえで記録した初期設定へ戻します。
本番項目が残った状態で自動エンコードを戻して再開しないでください。
原本や出力ファイルを削除する必要はありません。
基本手順はAdobeの映像・音声のエンコードに基づきます。
下記の.aep最上位コンポジションと画像は2017年当時の記録です。
2017年の.aep監視フォルダー設定の記録
.aepデータ側の準備と注意点
レンダリング対象のコンポジションは、プロジェクトパネルの最上位階層に配置しておきます。
※当時の環境では最上位階層のコンポジションが書き出し対象となったため、レンダリングしたくないコンポジションはフォルダーにまとめて格納してください。

この画像は、2017年当時に最上位の「3.フィルター」コンポジションだけを対象にした記録です。
監視フォルダーの設定手順
- 作業中の素材フォルダーとは別に、監視専用のフォルダーを用意します。設定後、素材を参照できる.aepのコピーを配置します
- Adobe Media Encoderを起動し、After Effectsとのバージョン互換性も確認します
- 「監視フォルダー」パネルで監視対象フォルダーのパスとレンダリング設定(プリセットなど)を指定します

- メニューの「キュー」から「監視フォルダーを自動エンコード」にチェックを入れます

Media Encoderを起動した状態で、対応ファイルが検出されるとキューに追加されます。
認識されない場合は、aepの最上位コンポジションと参照素材、使用プラグインを確認します。
当時の標準設定では以下のフォルダーが作られました。
出力先を変更している場合は、監視フォルダーの設定に表示されたパスを確認します。
- ソース:処理が完了した元の.aepファイルが移動して保存されます。
- 出力:書き出された完成動画ファイルが保存されます。
After Effectsに関するほかの便利なTipsや操作手順は、以下の記事でも詳しく解説しています。

レンダリングや書き出しを速くする方法は、ほかにも書いています。




まとめ
- 対応する環境では、監視専用フォルダーを使って繰り返し処理を自動化できる
- 当時の.aep運用では対象を最上位に置き、現行環境では認識範囲を練習用コピーで確認する
- Adobe Media Encoder側でバックグラウンド処理されるため、別の作業を並行して進められる
- 現行環境では、少量のテストで検出・出力・保存先を確認する
参考リンク:https://www.wgn.co.jp/store/blog/item-1442.html
.aepが認識されない場合は、Media Encoderの「ファイル」→「After Effectsコンポジションを追加」で目的のコンポジションを選ぶ方法もあります。
After Effectsから動画を書き出し、その動画を監視フォルダーで変換する運用も可能です。
After Effects本体にも監視フォルダーモードがありますが、ここで扱うMedia Encoderの監視フォルダーとは別機能です。
今回の更新ではアプリ本体でのレンダリングは再実行していません。
