「この項目は見つかりませんでした」と表示されたら、削除対象がまだ存在するか、名前と親フォルダーを照合します。
圧縮後削除や、対象を照合していないdelコマンドへ進む前に行う切り分けです。
表示が古いのか実在する項目なのかを分ける
エクスプローラーでF5を押し、親フォルダーを開き直します。
検索結果やクイックアクセスに残る表示と、元の場所に存在するファイルを区別してください。
| 見え方 | 確認 | 次の判断 |
|---|---|---|
| 一覧から消えた | 元の親フォルダーを開き直す | 古い表示だけなら削除コマンドを追加しない |
| 同じ名前が複数見える | 拡張子と親フォルダーを照合 | 似た名前の別ファイルを選ばない |
| PowerShellでも存在する | 名前の文字と属性を確認 | バックアップと使用中のアプリを確認 |
| アクセスが拒否される | 所有者や保存先を確認 | 権限の一括変更や強制削除へ進まない |
LiteralPathで名前を読み取り専用で照合する
練習ZIPの例では、角かっこを含むreport[1].txt、日本語と空白を含む資料 A.txt、先頭に点がある名前を読み取りました。
実行後も元ファイルの内容と件数は同じでした。
次のコードのFolderは、確認する親フォルダーです。
LiteralPathは角かっこなどをワイルドカードとして解釈せず、Forceは隠し属性の項目も列挙するために指定しています。
param([Parameter(Mandatory=$true)][string]$Folder)
$ErrorActionPreference = 'Stop'
if (-not (Test-Path -LiteralPath $Folder -PathType Container)) {
throw 'Folder does not exist; nothing was changed.'
}
Get-ChildItem -LiteralPath $Folder -Force | ForEach-Object {
[pscustomobject]@{
Name = $_.Name
NameLength = $_.Name.Length
NameCharacters = (($_.Name.ToCharArray() | ForEach-Object {
'U+{0:X4}' -f [int]$_
}) -join ' ')
IsDirectory = $_.PSIsContainer
Attributes = [string]$_.Attributes
}
}
スクリプトファイルが実行できる環境では、.\Inspect-Entries.ps1 -Folder 'C:\cgm-file-practice\names'のように親フォルダーを指定します。
このPCではファイル実行が無効だったため、実行ポリシーを変更せず、同じコードを& { コード全体 } -Folder '確認する親フォルダー'というPowerShell入力として検証しました。
NameCharactersのU+005BとU+005Dは角かっこ、U+0020は半角空白です。
このコードのNameLengthとToCharArrayはUTF-16のコード単位を扱います。
一部の絵文字などは2単位に分かれ、表示上の1文字と数が一致しません。
U+形式の出力も、その場合は完全なコードポイントの一覧ではありません。
見た目が似た名前でも、拡張子・長さ・文字を比べることで別の項目を区別できます。
削除を行う前の確認と中止条件
残っているファイルを消す判断は、元の場所と内容を特定し、必要なコピーを確保してから行います。
圧縮が成功したことだけで「安全に元を削除できる」とは判断できません。
本稿の読み取りではファイルを移動・削除しないので、戻す設定はありません。
予想と違う項目が出る、保存先が共有・同期中、または権限エラーが出る場合は処理を止め、名前とエラーを控えます。
2026年10月3日の記録で実機確認した範囲は、練習ファイルの列挙と原本保持です。
2026年10月24日は全文・公式資料と配布ZIPのコード一致を再確認し、列挙や障害の再現試験は再実行していません。
「この項目は見つかりませんでした」の障害そのものや、削除の成功は再現していません。
パラメーターはGet-ChildItem公式資料、長いパスや名前の規則はWindowsのファイル名資料を参照してください。
最終確認:2026年10月3日。
表示と実際のファイルを照合する手順
表示されたメッセージと状況から順に当てはめると、削除に進んでよいかを判断できます。
2026年10月3日の記事の確認内容にもとづく目安です。
実機で確認したのは、練習ファイルの列挙と原本の保持までで、「この項目は見つかりませんでした」の障害そのものや、削除の成功は再現していません。
- まず、エクスプローラーでF5を押し、親フォルダーを開き直す。検索結果やクイックアクセスに残る表示と、元の場所に存在するファイルを区別する。
- 一覧から消えたなら、古い表示だけかもしれない。その場合は、削除のコマンドを追加しない。
- 同じ名前が複数見えるなら、拡張子と親フォルダーを照合し、似た名前の別ファイルを選ばない。
- PowerShellでも存在するなら、LiteralPathで、名前を読み取り専用で照合する。LiteralPathは、角かっこなどをワイルドカードとして解釈せず、Forceは、隠し属性の項目も列挙するために指定する。
- アクセスが拒否されるなら、所有者や保存先を確認する。権限の一括変更や、強制削除へ進まない。
- 予想と違う項目が出る、保存先が共有・同期中、または、権限エラーが出る場合は、処理を止めて、名前とエラーを控える。
圧縮が成功したことだけで、安全に元を削除できるとは判断できません。
必要なコピーを確保してから、削除を判断してください。
WinRARの試用条件について
旧記事にあった、試用期間終了後も通知を閉じれば使い続けられるという説明は、利用許諾とは区別する必要があります。
現行の利用条件として参照せず、今回の読み取り専用の切り分けではWinRARを使いません。
WinRARの公式利用規約では、無償試用は最大40日で、その後の継続利用にはライセンス購入が必要です。
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| やりたいこと | 最初に読む記事 |
|---|---|
| SSDが一覧に出ない | 接続の4段階を確認 |
| ZIPを展開する | 出力先と同名ファイルを確認 |
| 共有パスを渡す | UNCとSMBの文字列変換 |
| フォルダーをまとめる | CFUと設定の戻し方 |
ファイル操作の関連記事と旧コードの区別
関連記事やGitHubの旧コードは、本稿の練習ZIPと異なる場合があります。
今回の確認には本稿のZIPと入力例を使ってください。






よくある質問:「この項目は見つかりませんでした」で迷ったときのチェックリスト
「この項目は見つかりませんでした」と出たら、どうしますか?
削除対象がまだ存在するか、名前と親フォルダーを照合します。
エクスプローラーでF5を押し、親フォルダーを開き直して、検索結果やクイックアクセスに残る表示と、元の場所に存在するファイルを区別します。
すぐに削除のコマンドを使ってもよいですか?
使わないでください。
圧縮後の削除や、対象を照合していないdelコマンドへ進む前に、名前と親フォルダーを照合します。
古い表示だけなら、削除のコマンドを追加しません。
角かっこを含む名前は、どう扱いますか?
LiteralPathを使うと、角かっこなどを、ワイルドカードとして解釈しません。
記事の練習では、report[1].txt、日本語と空白を含む資料 A.txt、先頭に点がある名前を、読み取りました。
アクセスが拒否されたときは?
所有者や保存先を確認します。
権限の一括変更や、強制削除へは進みません。
このコードは、ファイルを削除しますか?
しません。
記事の読み取りでは、ファイルを移動・削除しないので、戻す設定はありません。
実行後も、元のファイルの内容と件数は同じでした。
どんなときに、処理を止めますか?
予想と違う項目が出るとき、保存先が共有・同期中のとき、または、権限エラーが出るときは、処理を止めて、名前とエラーを控えます。
