Surfaceを無線のサブモニターとして使うには、受信側Surfaceと送信側PCが無線投影に対応している必要があります。
受信アプリを起動した後、送信側で接続し、最後に画面の複製・拡張を選びます。
受信側Surfaceと送信側PCで確認する条件
| 担当する機器・操作 | 必要なもの | 確認する場所 |
|---|---|---|
| 受信側Surface | Wi-Fi・無線投影対応と受信アプリ | 設定の「このPCへのプロジェクション」 |
| 送信側PC | Miracast対応の無線投影 | Win+Kの接続先一覧 |
| 表示モード | 接続後に複製または拡張を選ぶ | Win+P |
両PCのWi-Fiをオンにし、受信側は電源へ接続して準備します。
USB-CやMini DisplayPortの形状だけでは映像入力の可否を判定できず、機種の仕様表で入力機能の有無を確認してください。
旧記事のMini DisplayPort接続失敗は、当時使用したSurfaceの体験として後半に残しています。
Windows 11の受信アプリを準備する
Surfaceで「設定」→「システム」→「このPCへのプロジェクション」を開きます。
ワイヤレスディスプレイのオプション機能を追加する案内があれば「オプション機能」から「機能を表示」へ進み、「ワイヤレスディスプレイ」を選んでインストールします。
追加が完了したらプロジェクション設定へ戻り、接続の許可・確認方法と電源接続時の検出設定を確認します。
変更前の値を記録し、手元の練習PCからの接続を確認できる条件で設定します。
Windows 11の22H2以降は検索から「ワイヤレスディスプレイ」アプリを起動して待機させます。
以前のWindowsでは「接続」アプリを使う案内となり、Windowsの世代によってアプリ名が異なります。
送信側で接続し、画面を拡張する
送信側PCでWin+Kを押し、手元のSurfaceを選びます。
Surface側に接続確認が出たら機器名を照合して許可し、接続後に送信側でWin+Pを押して「拡張」を選びます。
練習用のウィンドウをSurface側へ動かして操作できれば、単に両画面を複製した状態と区別できます。
接続先が見つからない場合は受信アプリの起動、双方のWi-Fi、検出と許可の設定、機器の対応とドライバーを順に確認します。
無線アダプターや受信アプリが見つかっても、それだけでMiracast接続が成立した結果にはなりません。
対応していないという表示が出た場合は、それ以上レジストリや同期設定で解決しようとせず、その機種の公式案内を確認します。
切断・元に戻す方法と読取り確認
送信側のWin+Kから接続を切断し、必要ならWin+Pで元の表示モードへ戻します。
受信アプリを閉じ、プロジェクションの許可・確認・検出設定を変更前の値に戻します。
追加したオプション機能を今後使わない場合は、他の用途で使っていないことを確認してから設定画面で削除する方法もあります。
$ErrorActionPreference = 'Stop'
$version = Get-ItemProperty -LiteralPath 'HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion'
$adapters = @(Get-NetAdapter -Physical | Where-Object { $_.PhysicalMediaType -eq 'Native 802.11' })
[pscustomobject]@{
DisplayVersion = $version.DisplayVersion
Build = $version.CurrentBuild
WirelessPhysicalAdapterCount = $adapters.Count
WirelessDisplayAppPackageCount = @(Get-AppxPackage -Name 'Microsoft.PPIProjection').Count
MiracastSupportProven = $false
TwoPCConnectionTested = $false
OptionalFeatureInstalledByScript = $false
} | ConvertTo-Json
WirelessPhysicalAdapterCountとWirelessDisplayAppPackageCountはこのコードで見つかった件数です。
受信のオプション機能を追加したり、相手へ接続したりしません。
MiracastSupportProvenとTwoPCConnectionTestedは未検証を示すfalseで、このコードから対応可否や接続成功を判断しないでください。
読取り用コードは 練習ZIP にUTF-8 BOM付きで収録しています。
標準権限のWindows PowerShellへコードを貼り付けて使えます。
ファイル実行が組織のポリシー等で止まる場合は、その環境の管理者に確認し、実行ポリシーを変更して進めないでください。
最終確認日:2026年10月3日。
手順は公式資料と照合し、読取り用PowerShellの同じコードをWindows PowerShell 5.1で実行しています。
現在の環境では設定画面の変更・復元を実機操作できていないため、画面操作の完了は未確認です。
MicrosoftのPCへの投影手順 で受信側と送信側、アプリ名、表示モードを確認しています。
旧記事のSurfaceでの体験記録
次の段落は筆者の当時の目的とケーブル接続の体験です。
今回の環境で2台の接続を再現した記録ではありません。
Surface Proをサブディスプレイ化する目的
今回の作業環境における画面構成は次のとおりです。
- 1画面目:メイン作業
- 2画面目:参考資料の表示
- 3画面目:BGMや動画などの再生
このように役割を分担して作業スペースを拡張しました。
モニターアームと専用ディスプレイを増設する選択肢もありますが、設置場所の確保や導入コストがかかります。
そこで、使用頻度が低くなっていたノートPCをそのまま活用することにしました。
独立したPCとして並べて使う方法もありますが、ペンタブレットを持ったまま同一のデスクトップ環境でシームレスに操作したいため、サブディスプレイ化を選びました。
Surface Proを有線でサブディスプレイ化(失敗)
Mini DisplayPort – HDMI変換ケーブルを用意してデスクトップPCと接続したところ、外部ディスプレイとして認識されませんでした。
Surface Pro側のMini DisplayPort端子は映像「出力」専用であり、外部からの映像信号を受け取る「入力」には対応していません。
そのため、ケーブルを直接繋いでもSurfaceを外部モニターとして使うことはできません。
この端子は、Surfaceの画面をテレビや外部ディスプレイに出力する用途で使用します。
Surfaceをサブモニターとして再利用する方法と、専用の据え置きモニターを有線接続する方法を比較したい場合は、端子規格や画面サイズを確認してください。
運営メディア「デザノマ」の作業用モニターの選び方で確認できます。
関連記事・旧画面の参考資料
関連する記事は対象のWindows版と機器条件を確認して参照してください。
本稿で削除した旧レジストリ操作をそのまま再適用するための資料ではありません。







