Windowsでフォルダーの容量を調べたいときは、フォルダーを右クリックして「プロパティ」を開きます。ドライブ全体の何に容量を使っているのか知りたい場合は、「設定」→「システム」→「ストレージ」を先に確認すると、大きい分類から調べられます。
容量不足を解消するために、名前の分からない大きなフォルダーをすぐ削除する必要はありません。まず場所と用途を特定し、個人ファイル・アプリ・システムのどれなのかを分けると、安全に整理しやすくなります。
一つのフォルダーはプロパティで調べる
- エクスプローラーで調べたいフォルダーを表示します。
- フォルダーを右クリックし、「プロパティ」を選びます。
- 「全般」にある「サイズ」と「ディスク上のサイズ」を確認します。
- 計算が続いている場合は、数値の更新が落ち着くまで待ちます。
大量の小さなファイルがあるフォルダーでは、集計に時間がかかる場合があります。ネットワーク上の保存先やアクセス権が足りない場所では、集計に制約が出ることもあります。途中の数字を最終結果としてメモしないようにしてください。
エクスプローラーの詳細表示で「サイズ」列が空白でも、フォルダーが空とは限りません。ファイルとフォルダーでは表示の扱いが異なるため、フォルダー単位の確認にはプロパティを使います。
ドライブ全体はストレージ設定で確認する
Windows 11の「設定」→「システム」→「ストレージ」を開くと、アプリや一時ファイルなど、使用領域の分類を確認できます。別のドライブを調べる場合は、ストレージの詳細設定から使用状況を確認します。表示名や項目はWindowsの更新状態によって異なる場合があります。
操作できる項目はMicrosoft公式のストレージ設定ガイドにまとめられています。まず全体の分類を見てから個別フォルダーへ進むと、容量が小さい場所ばかり調べる手間を減らせます。
| 知りたいこと | 使う場所 |
|---|---|
| ドライブの空き容量 | エクスプローラーの「PC」やストレージ設定 |
| アプリなど分類別の使用量 | Windowsのストレージ設定 |
| 特定フォルダーの合計 | フォルダーのプロパティ |
| その中の大きいファイル | ファイル一覧のサイズ列 |
「サイズ」と「ディスク上のサイズ」の違い
「サイズ」はファイルのデータ量を、「ディスク上のサイズ」は保存時にディスク上で使う領域を示します。ファイルの保存単位、圧縮、クラウド同期の状態などによって、数字が一致しないことがあります。
たとえば小さなファイルが多数あるフォルダーでは、保存単位の都合でディスク上のサイズが大きくなることがあります。一方で、クラウドに置かれた内容を一覧だけ表示している場合などは、見えているファイルの合計とPC上の使用量が大きく異なることがあります。
数字が違うから故障していると判断せず、どの保存先を調べているか確認します。特にOneDrive配下では、ローカルに保存済みかオンラインのみかを状態表示で確認しましょう。
大きなフォルダーは上から順番に絞り込む
まずドキュメント、ダウンロード、ビデオなど、自分のファイルがある場所を確認します。大きいフォルダーが見つかったら、その中の案件別・年月別のフォルダーを調べます。一度に深い階層へ進むより、階層ごとに比較すると対象を見失いにくくなります。
仮にビデオが180GB、ドキュメントが12GB、ダウンロードが8GBなら、最初の調査先はビデオが合理的です。さらに「進行中の案件140GB」と「納品済み40GB」に分かれていれば、整理や別媒体への保管を検討できるのはどちらか判断しやすくなります。
動画編集では元動画、プロキシ、キャッシュ、書き出した納品ファイルが混在しがちです。同じ映像に見えても用途が異なるため、更新日だけで不要と決めず、どのアプリや案件が参照しているかを確認します。
容量の大きさだけで削除しない
WindowsやProgram Filesなどのシステム・アプリ用フォルダーを、エクスプローラーから丸ごと削除するのは避けます。不要なアプリは設定のアンインストール、一時ファイルはWindowsや各アプリの管理画面から整理するのが基本です。
個人ファイルを別ドライブへ移す場合も、コピー先で開けることを確認してから元の扱いを決めます。唯一の保存先を外付けドライブへ変えただけではバックアップにはならないため、重要な制作データは別の保存先にもコピーを残してください。
OneDrive内の「削除」は、PCだけから外す操作と同じではありません。ローカルの容量を空けたいときは、同期の状態と目的を先に整理します。違いはPC・作業ツールの記事一覧からOneDriveの容量管理の記事も確認してください。
整理後も空き容量が変わらないとき
別のドライブを見ていないか、ごみ箱へ移しただけでないか、表示の更新が終わっているかを確認します。バックグラウンドでアプリが新しいキャッシュを作っている場合もあるため、同じ条件で整理前後の数値を比べます。
調査の記録は「場所・用途・容量・次の対応」の4項目で十分です。削除を急ぐより、何に容量を使っているか分かる状態を作ることで、次に空き容量が減ったときも原因を追いやすくなります。
