PDFの結合や分割、圧縮は、無料のツールでもできます。
ただし、ファイルをどこに送るかは、ツールによって違います。
- PDF24 Creator:Windows専用。ファイルはPC内に残り、アップロードされない
- PDF24 オンライン:ファイルはEUのデータセンターで処理され、1時間以内に自動削除
- Acrobat オンライン:Adobeのクラウドにアップロードされる
- Acrobatは、サインインなしだと、無料の処理は1回まで
両ツールの実機での再現は含まず、公式ページの記載(2026年9月30日に確認)に基づきます。
仕様や数値は変わることがあるので、最新は公式ページで確かめてください。
PDF24 Creator
PDF24 Creatorは、Windowsにインストールして使うソフトです。
- 結合、分割、圧縮
- ページの追加、削除、抽出、回転、並べ替え
- PDFプリンター、OCR
公式は、個人でも法人でも無料で、使用の制限はないと説明しています。
また、ファイルはPC内に残り、インターネットにアップロードされない(オフラインで動く)とも書かれています。
PDF24 オンライン
Web版は、ブラウザだけで使えます。
- ファイルの転送は暗号化される
- 処理サーバーは、EU内のデータセンター
- ファイルは、処理後1時間以内に自動で削除される
ファイルサイズや枚数の上限は、FAQに記載がなく、この記事では確認できていません。
Acrobat オンライン
Adobeの公式FAQには、次のことが書かれています。
- ファイルは、Adobeのクラウドにアップロードされる
- サインインしなければ、ダウンロードのあと、まもなくサーバーから削除される
- サインインなしだと、ほとんどのツールで、無料の処理は1回、ダウンロードも1回
- サインインすると、プレミアムツールが30日に1回、無料で使える
| 項目 | 上限(英語FAQの記載) |
|---|---|
| PDFのサイズ | 100MB以下(圧縮は2GB以下) |
| 結合 | 最大100ファイル、合計1,500ページ、各500ページ |
| 分割 | 1GB、1,500ページまで。最大19ファイルに分ける |
使い分けの目安
- 機密の書類:ファイルを送りたくない場合は、PDF24 Creator
- インストールしたくない、1回だけ使う:オンライン版
- Acrobatの書式に合わせたい:Acrobat オンライン
PDF24 Creatorのインストーラーに、広告や別のソフトが付いてくるかは、公式の記述を確認できていません。
関連記事:PDFの白塗りは読み取れることがある
結合・分割後のページを確かめる練習
練習用PDF・PNG・検証スクリプトをダウンロード(ZIP)。
2026年10月2日に作った架空の文字と模様で、個人情報や実務の資料は含みません。
source.pdfはA・B・Cの3ページです。
実務の文書をアップロードする前に、使用する画面でこの練習用PDFを操作し、元ファイルを残して別名で保存します。
| 操作 | 確認する出力 |
|---|---|
| ページをC・A・Bへ並べ替える | 3ページで、PUBLIC-CONTENT-C、A、Bの順 |
| Bだけを取り出す | 1ページで、PUBLIC-CONTENT-Bが残る |
| AとBだけを結合する | 2ページでA・Bの順。重複や白紙ページがない |
| 圧縮する | 処理前後のページ数、文字、画像、サイズを比べる |
同梱のreordered.pdfとpage-b.pdfは、pypdf 6.10.0で並べ替えと取り出しを実行し、ページ数と抽出文字を確認した参照用の出力です。
PDF24やAcrobatオンラインで生成した結果ではなく、両サービスの画面操作は今回未検証です。
圧縮率は内容によって変わるため、小さくなったことだけで成功と扱いません。
小さな文字や画像を拡大し、必要なしおり・リンク・入力欄が引き続き使えるかも確認します。
電子署名、暗号化、入力フォームを含むPDFはこの練習の対象外です。
ページが欠ける、順番が違う、文字や画像が崩れる場合は出力を採用せず、保持した元から操作をやり直します。
出力に元の添付やメタデータが残る場合もあるため、外部提出では本文以外の情報の確認方法も確認してください。
まとめ
- アップロードしないのは、PDF24 Creatorだけ
- オンライン版は、どちらもサーバーに送られる
- Acrobatは、サインインなしなら無料は1回まで
参考:PDF24公式FAQ、Adobe公式ヘルプ(2026年9月30日確認)。
