自作した演奏会映像をDVDStylerでまとめ、メニュー付きDVDにした作業記録です。
現在も公式ガイドで案内される基本の流れは、新規プロジェクトの設定、動画の追加、メニュー編集、書き出しです。
画像とエラー事例は当時の環境のため、利用中の版に読み替えてください。
当時の素材準備:WinX DVD Ripper Platinumの配布版
当時は、自作の演奏会DVDを配布版のWinX DVD Ripper Platinumで取り込みました。
元の動画ファイルが残っていれば、リッピングせずDVDStylerへ直接追加できます。
実際に試したところ、DVDの読み込みが高速で、無料の範囲でも十分に対応できました。
当時利用したのはキャンペーン配布版です。
現在も無料配布されているとは限らず、通常の試用版とも条件が異なります。
ただし、配布版はバージョンアップに対応していません。
https://www.winxdvd.com/giveaway/japanese.htm
[参考]検証したほかのDVDリッピングソフト
複数のソフトを検証したため、結果を備忘録としてまとめます。
- Free DVD Video Converter DVDの読み込み(リッピング)を試したのですが、あまりに遅すぎて(2時間映像が4時間近く…)断念しました。
- VDFab 代わりにDVDFabという有料ソフトの体験版を試したのですが、かなり早く(2時間映像が1時間でリッピングできた)出来たのですが、左上にがっつりウォーターマークが入ってしまいます。
DVDStylerでオーサリングする方法
無料ソフト「DVDStyler」を使ったオーサリング手順を解説します。
DVDStylerのダウンロードとインストール
https://www.dvdstyler.org/ja/
DVDStylerの基本設定
- DVDを新規作成
- ディスクラベルを記入
- 日本向けの再生環境ならNTSCを選び、DVD容量と映像の縦横比も素材・再生機器に合わせる
DVDStylerのメニュー用テンプレート設定
- メニュータイトル(Caption)を記入
- テンプレートを選択
- チャプター選択(Chapter selection)にチェックしてOK
DVDStylerのプロパティ設定
テンプレート画面が表示されたら、上部メニューの「DVD」から「>オプション」を選択します。
プロパティ画面が表示されます。
- jumppadを作成にチェック
当時はVMGMメニューからチャプターへの移動で次のエラーが出て、jumppadの設定で対処しました。
すべてのDVDで必須という意味ではなく、使用するメニュー構造に応じて確認します。
不適切な操作です: jumping from VMGM menu to チャプター is not allowed
DVDStylerのメニュー文字化けを修正する方法
メニューの文字が文字化けしている場合は、該当箇所をダブルクリックしてプロパティを開き、フォント設定で日本語対応フォントを指定します。
DVDStylerの動画インポートとチャプター分け
- 動画をドラッグ&ドロップで入れます。動画の命名は半角英数を推奨
- 自動で読み取ってチャプター分けされます
- 手動でチャプターを指定した時は、動画サムネイルをダブルクリックして編集します
自動でメニューが作成されない場合
動画のサムネイルを右クリックし、「追加」>「Chapter menu」を選択するとチャプターメニューが生成されます。
DVDStylerでライティング(DVD書き出し)する方法
ツールバーの書き込みアイコンから出力します。
最初はISOイメージを作成し、メニュー・チャプター・音声を確認してからディスクへ書き込むと、失敗したメディアを減らせます。
処理中にエラーが発生した場合は、ログ画面に赤文字で表示されます。
書き込み完了後は、DVDプレーヤーやテレビ出力でアスペクト比の歪みや音声の途切れがないか確認します。
書き出しエラーが発生した場合の対処法
data-unlink>:-( unable to umount E:: ANZXªÛ³êܵ½B mkisofs: Broken pipe. cannot fwrite 32768*1
事前検証では正常に書き出せたものの、本番用動画の書き出し時にエラーが発生しました。
DVDStylerではISOイメージファイルの作成にとどめ、別のライティングソフト「BurnAware Free」でディスクへ書き込むことで回避できました。
BurnAware Free(無料)でライティング(DVD書き出し)する方法
当時の環境ではIsoBurnで正常に書き込めなかったため、BurnAware Freeを使用しました。
現在の操作では「Burn ISO」で作成済みISOを選択し、書き込み先ドライブを確認します。
ISOファイルをデータディスクにそのままコピーする操作とは異なります。
BurnAware Freeのダウンロードとインストール
https://www.gigafree.net/media/writing/burnawarefreeedition.html
以上の手順で、複数の動画をまとめたDVDが完成します。
動画の変換とエンコードは、ほかにも書いています。



まとめ
無料のオーサリングソフト「DVDStyler」を使い、複数の演奏会映像をチャプター分けしてメニュー付きDVDを作成しました。
過去にPremiere ProやEncore CS6で作成した経験はありましたが、現在の環境構築の難易度を考慮し、今回は無料ソフトのみで作成しました。
フリーソフトの組み合わせでは設定や相性によるエラーが起こりやすく、試行錯誤で複数枚のメディアを消費しました。
書き込み前のISO確認に加え、完成した1枚を実際に使うDVDプレーヤーで確認してから必要枚数を作成してください。
以前はEncore CS6も使いましたが、現在この手順を始めるためにEncoreの導入を前提にする必要はありません。
ここではDVDStylerとISO書き込みの手順で完結させます。
DVDStylerでメニューなしDVDを作成する手順は、下記の記事で解説しています。
そのほかの関連記事は、動画編集の使い方まとめにまとめています。

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動画編集に関する解説は、まとめ記事をご覧ください。

