Photoshopの新機能を、作業の種類ごとに仕分けました。
対象は2025年10月(バージョン27.0)から2026年8月(27.10)までのリリースです。
バージョン番号と時期は、Adobe公式の「Photoshopデスクトップ版の新機能」ページに記載のものです。
この期間で追加された機能は、生成AI関連と非破壊編集の調整レイヤーに集中しています。
生成AI・画像生成
最も更新が多い領域です。
特徴は、Adobe以外のAIモデルを選べるようになった点にあります。
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| プロンプトで編集 | 2026年8月(27.10) | 自然言語で編集内容を指示できる |
| マスクで生成編集の範囲を指定 | 2026年8月(27.10) | AIに編集を適用する領域を正確に指示できる |
| マークアップでAI編集をガイド | 2026年8月(27.10) | 画像上に書き込んで生成と編集の方向を示せる |
| AIアシストエディター(Beta) | 2026年8月(27.10) | PhotoshopからFireflyのツールを直接使える |
| 画像を生成でのAIモデル選択 | 2026年6月(27.8) | Fireflyとパートナーのモデルを選べる |
| Gemini 3.1(Nano Banana 2) | 2026年4月(27.6) | 生成塗りつぶしで選べるパートナーモデルが増えた |
| Firefly Image 5での生成塗りつぶし | 2026年4月(27.6) | 自然言語の指示で編集内容を記述できる |
| 複数の参照画像 | 2026年4月(27.6) | 構成やスタイルを複数枚で指定できる |
| テキストプロンプトから画像を生成 | 2026年4月(27.6) | Photoshop内で画像を作りカンバスに追加できる |
| オンデバイスの生成AIモデル | 2026年5月(27.7) | 生成処理をクラウドかローカルかで選べる |
| 参照画像による一貫性 | 2026年1月(27.3) | 生成塗りつぶしでオブジェクトを一致させやすくなった |
| パートナーAIモデルの追加 | 2025年12月(27.2)/2025年10月(27.0) | 用途に合わせてモデルを選べる |
レタッチ・不要物の削除
削除まわりは3回にわたって手が入っています。
「探して消す」方向に進んでいます。
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| 削除ツールのコンテキストタスクバー | 2026年7月(27.9.1) | 不要な要素を検索やブラシ設定にタスクバーから触れる |
| 不要な部分の検出と削除 | 2026年4月(27.6) | 一般的に不要な部分を自動検出し、適用前に確認できる |
| 反射の削除 | 2026年4月(27.6) | ガラス越しの写真から反射を除去。反射と画像を別レイヤーに分けられる |
| 削除ツールの更新 | 2026年1月(27.3) | 不要なオブジェクトや人物を素早く消せる |
| 生成アップスケール(Topaz Labs) | 2025年10月(27.0) | ディテールを保ったまま高解像度化する |
| 「調和」 | 2025年10月(27.0) | ライティング・カラー・シャドウを合わせて合成をなじませる |
| 被写体を選択・背景を削除の改善 | 2025年10月(27.0) | 処理デバイスを選べるようになり精度が上がった |
調整レイヤー(非破壊編集)
この1年で調整レイヤーが4種類増えました。
これまでフィルターやCamera Rawで行っていた処理が、レイヤーとしてやり直せる形になっています。
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| ライト | 2026年8月(27.10) | 露光量・コントラスト・ハイライト・シャドウを非破壊で調整 |
| 明瞭度・かすみの除去 | 2026年1月(27.3) | 中間調のコントラストとかすみを非破壊で調整 |
| 粒子 | 2026年1月(27.3) | 粒状感を非破壊で追加・調整 |
| カラーと自然な彩度 | 2025年10月(27.0) | 色温度・色合い・自然な彩度・彩度を非破壊で調整 |
テキスト・シェイプ
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| シェイプとパスのダイナミックテキスト | 2026年8月(27.10) | シェイプの大きさを変えるとテキストが自動で収まる |
| ダイナミックテキスト | 2026年4月(27.6) | 円や半円などのシェイプ内でテキストを自動調整 |
| グラデーションツールの強化 | 2026年4月(27.6) | 色・方向・トランジションを適用後にも調整できる |
ファイル管理・レイヤー整理
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| ファイル形式リストのカスタマイズ | 2026年8月(27.10) | 保存ダイアログに出す形式を絞れる |
| クラウドファイルの検索 | 2026年7月(27.9.1) | キーワードでファイルや生成アセットを探せる |
| レイヤーパネルの整理 | 2026年4月(27.6) | 空レイヤーの削除と、内容に基づく自動リネーム |
| アクションパネルの刷新 | 2026年4月(27.6) | カテゴリ表示とホバーでの効果プレビュー |
| コンテキストタスクバーの改善 | 2026年4月(27.6) | 選択内容に応じた操作が出る |
| 共有プロジェクト | 2025年10月(27.0) | ファイルをプロジェクトにまとめて共同編集できる |
カンバス操作
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| カンバス上での回転・チルト | 2026年4月(27.6) | ピクセルレイヤーを回転させて遠近を変えられる。適用前にプレビューできる |
Firefly・外部連携
PhotoshopとFirefly、Adobe Stockの行き来が短くなりました。
| 機能 | リリース | 内容 |
|---|---|---|
| Adobe Stockアセットの参照と読み込み | 2026年8月(27.10)/2025年10月(27.0) | Photoshopから直接探して読み込める |
| 複数レイヤーをFireflyボードへ送信 | 2026年7月(27.9.1) | 選択したレイヤーをまとめて送れる |
| Fireflyボードの利用 | 2026年5月(27.7)/3月(27.5) | PSDやクラウドドキュメントをボードで扱える |
| Photoshopアセットで動画生成 | 2025年10月(27.0) | アセットをFireflyに送って動画を作れる |
| Adobe Expressテンプレート | 2025年10月(27.0) | ホーム画面からテンプレートを選べる |
どこから触るか
生成AIの項目が多いですが、日常の作業時間に効くのは調整レイヤーの4つです。
明瞭度・かすみの除去・粒子・ライト・カラーが非破壊になったことで、やり直しが効くようになりました。
写真を扱う場合は、2026年4月の反射の削除が該当します。
ガラス越しの撮影で従来は手作業だった部分です。
なお生成AI関連の機能は、モデルの選択肢が短い間隔で入れ替わっています。
ここに書いた選択肢も変わる可能性があります。
個別の使い方はPhotoshopの使い方まとめにあります。
この記事は2026年9月8日に、Adobe公式「Adobe Photoshop デスクトップ版の新機能」ページ(最終更新2026年8月28日)の記載で確認して書いています。

