Photoshopでメモリ不足のエラーが出たら、RAMの割り当てと、仮想記憶ディスクの空き容量を分けて確認します。
「メモリ(RAM)が足りません」と「仮想記憶ディスクの空き容量がありません」では、最初に確認する設定が異なります。
この記事は2026年10月8日にWindows版Photoshop 2026で設定画面を撮影したもので、エラーの再現や設定変更による復旧テストは行っていません。
エラー文と発生した操作を記録する
最初にエラーの文面、画像のピクセル数・ビット数、発生した操作を記録すると、設定変更後に同じ条件で比較できます。
| 表示・症状 | 最初の確認箇所 |
|---|---|
| メモリ(RAM)が足りない | 環境設定のパフォーマンス/ほかのアプリのメモリ使用 |
| 仮想記憶ディスクの空き容量がない | 環境設定の仮想記憶ディスク/選択したドライブの空き |
| エラーは出ず、動作が重い | 処理内容と設定の全体を確認する関連記事 |
単に動作が重い場合の診断は、Photoshopが重いときの設定と診断も参考にしてください。
保存できる状態なら作業内容を退避する
保存できる場合は別名のPSDで作業内容を残し、元画像を保持してから再起動や設定変更へ進みます。
保存にも失敗する場合は無理にアプリを終了せず、不要なほかのアプリを閉じるか、選択したディスクの空きを増やして保存を試します。
ファイルを整理するときは、バックアップ済みで不要と判断できるものだけを対象にします。
RAM不足ではパフォーマンス設定を確認する
- Windowsでは「編集」→「環境設定」→「パフォーマンス」を開きます。
- 「使用可能なRAM」「推奨範囲」「Photoshopで使用する容量」を確認します。
- 変更する場合は推奨範囲とほかのアプリの使用量を見て、小さく調整します。
- 設定変更後は作業を保存してPhotoshopを再起動し、同じ操作で確認します。

Photoshop 2026の実画面(2026年10月8日撮影)。
このPCの画面には使用可能なRAMが11594MB、推奨範囲が6376〜8347MB、使用する容量が8115MB(70%)と表示されました。
これらは撮影したPCの値で、ほかのPCに同じMB数を入力する目安ではありません。
Adobeは初期割り当てを70%とし、5%ずつの調整と再起動を案内し、85%以上の割り当てを避けるよう説明しています。
参考:Adobe公式:Photoshopのパフォーマンス環境設定。
今回は数値を変更せずにキャンセルしたため、割り当てを増やせば今回のPCでエラーが直るという検証結果はありません。
仮想記憶ディスク不足では選択先と空きを確認する
仮想記憶ディスクはPhotoshopの一時作業に使うストレージで、RAMの割り当て率を増やす設定とは別です。
- 「編集」→「環境設定」→「仮想記憶ディスク」を開きます。
- チェックが付いているドライブと、表示された空き容量を確認します。
- 必要なら不要なファイルを整理するか、使用できる別のドライブを検討します。
- 選択先を変えた場合は保存してPhotoshopを再起動し、再度確認します。

Photoshop 2026の実画面(2026年10月8日撮影)。
撮影時はCドライブのみが選択され、空き容量は671.72GBでした。
この値は撮影時点の表示で、必要容量やエラーが起きる境界を測定した数値ではありません。
参考:Adobe公式:仮想記憶ディスクの空き容量不足の対処。
同じ操作で再確認し、改善しない場合は情報をそろえる
設定を一度にいくつも変えず、ひとつ変更したら同じ画像・同じ操作でエラーが出るか確認します。
画像のサイズを小さくした複製で比較する場合は、原本のピクセル数やレイヤーを上書きしないようにします。
- エラーの全文と発生した操作
- Photoshopのバージョン
- 画像サイズ・ビット数・レイヤー数
- RAM割り当てと仮想記憶ディスクの選択先・空き容量
- 変更した設定と再確認の結果
設定を調整しても再発する場合は、この情報を添えてAdobeのサポートへ確認すると、症状を具体的に伝えられます。
