OpenAIのCodex CLIは、ターミナルからコードの確認や編集を指示できるツールです。
インストール方法は4通りあり、どれを選ぶべきか迷いやすい点があります。
結論として、公式インストーラを使う方法が最も手順が少なく、更新も同じコマンドで実行できます。
この記事では、OS別のインストール手順、初回ログイン、設定ファイルの配置場所を解説します。
4つの入れ方と選び方
| 方法 | 対象 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 公式インストーラ | macOS / Linux / Windows | 迷ったらこれ |
| npm | Node.js がある環境 | すでにnpmで道具を管理している人 |
| Homebrew | macOS | brewでまとめたい人 |
| ソースからビルド | 開発者向け | 中身を触りたい人 |
ソースコードからのビルドにはRustの環境が必要です。
通常の利用であれば選ぶ必要はありません。
macOS・Linux に入れる
curl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh更新も同じコマンドです。
専用の更新コマンドを覚える必要がなく、管理の手間を省けます。
Homebrew を使う場合
brew install --cask codex更新は brew upgrade --cask codex です。
Windows に入れる
PowerShellを開き、次のコマンドを実行します。
powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://chatgpt.com/codex/install.ps1 | iex"こちらも更新は同じコマンドです。
ExecutionPolicy が入っている理由
Windowsは既定の設定で、インターネットなどから取得したスクリプトの実行を制限します。
コマンドの先頭にある -ExecutionPolicy ByPass は、この1回の実行だけその制限を解除する指定です。
システム全体の設定を変更するわけではないため、事後の設定戻しは不要です。
このオプションを省略すると、環境によってはスクリプトの実行がブロックされます。
npm で入れる
npm install -g @openai/codex更新時も同じコマンドで最新版に上書きされます。
すでにNode.jsを導入している環境であれば、最も手軽に導入できます。
ログインして最初のタスクを投げる
作業対象のディレクトリに移動し、codex と入力します。
cd path/to/project
codex初回起動時に認証方法を選択するプロンプトが表示されるため、ChatGPTアカウントでのサインインを選択するのが確実です。
APIキーによる認証も可能ですが、一部利用できない機能があります。
対話モードに入ったら、実行したい指示を直接入力します。
このプロジェクトについて教えて日本語のプロンプトをそのまま送信して問題ありません。
設定ファイルの場所
設定は TOML 形式のファイルに記述します。
| 場所 | 効く範囲 |
|---|---|
~/.codex/config.toml | 自分の既定値 |
.codex/config.toml | そのプロジェクトだけ |
~/.codex/名前.config.toml | プロファイル。--profile 名前 で選ぶ |
/etc/codex/config.toml | システム全体(Unix系) |
プロジェクト直下に配置した設定ファイルは、ユーザー既定の設定より優先して適用されます。
ただしプロジェクトの設定は、そのプロジェクトを信頼するまで読み込まれません。
新規に取得したリポジトリで設定が反映されない場合は、まず信頼設定の状態を確認してください。
最初に書いておくとよい設定
# ~/.codex/config.toml
approval_policy = "on-request"
sandbox_mode = "workspace-write"作業ディレクトリ内の変更は許可し、ディレクトリ外へのアクセス時のみ確認を求める設定例です。
この2つの設定項目の詳細はCodexのサンドボックスと承認設定で詳しく解説しています。
覚えておくと早いコマンド
| コマンド | できること |
|---|---|
codex resume | 前回の続きから再開する |
codex exec | 対話せずに1回だけ動かす。スクリプトやCI向け |
codex --search | その回だけWeb検索を許す |
codex --image | エラー画面などの画像を渡す |
codex mcp | 外部ツールの接続(MCP)を足す |
/status | いまの作業対象フォルダを確認する |
/permissions | 編集・実行をどこまで任せるかを変える |
デスクトップアプリのインストール手順は、以下の記事で解説しています。

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まとめ
- 迷ったら公式インストーラ。macOS・Linuxは
curl、Windowsは PowerShell - 更新はインストールと同じコマンド(Homebrewだけ
upgrade) - Windowsの
-ExecutionPolicy ByPassはその1回だけの指定。消さない - 設定は
~/.codex/config.toml。プロジェクト側は信頼するまで読まれない - 作業の前後でコミットを作っておくと戻せる
この記事は2026年9月9日時点の公式ドキュメントにもとづいています。
コマンド仕様や設定項目の最新情報は、公式ドキュメントもあわせてご確認ください。
